第18回 チャンピオンズカップ 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去９年のJRA-VANデータをもとに、
チャンピオンズカップを丸裸にしてみよう！

昨年は６番人気のサウンドトゥルーが差し切り勝ち。２着に１番人気アウォーディー、３着には10番人気の伏兵アスカノロマンが入った。

※阪神ダート1800ｍで行われた08〜13年のＪＣダートならびに近３年のチャンピオンズＣの過去９年を対象とする。

１）伏兵馬の好走が目立つ

過去９年の人気別成績は、１番人気馬が【3.1.2.3】。11年トランセンドら最多の３勝をあげるも、チャンピオンズＣとなってからは勝ち馬が出ていない。それでも複勝率66.7％でトップだ。２番人気馬は【1.0.1.7】で14年ホッコータルマエの１勝のみで、複勝率22.2％と低い。以下、６番人気馬が昨年のサウンドトゥルーら２勝、３・４・12番人気馬が１勝ずつ。12番人気馬は一昨年にサンビスタが勝利している。

また、２着馬は８番人気、３着馬も12番人気まで幅広く分布しており、人気薄の伏兵の激走が目立っている。昨年は３着に10番人気のアスカノロマンが激走し、近３年のチャンピオンズＣでは８番人気以下の伏兵が１頭ずつ入っている。馬連での万馬券は08年・一昨年の２回だが、３連単で５万円以上の配当は近３年を含む過半数の７回と中波乱が多い一戦だ。

２）ＪＢＣクラシック組は前走３着以内馬に注目

前走レース別で出走数が多いのはＪＢＣクラシック組・みやこＳ組・武蔵野Ｓ組の３レース。まず、ＪＢＣクラシック組は【3.4.4.26】で、昨年のサウンドトゥルーら３勝をあげている。昨年は１・２着馬が該当し、連対率18.9％・複勝率29.7％は３レース中最も高い。09年を除いて毎年１頭は３着以内に好走している。

この組の前走着順別成績は、前走１着馬が【0.2.2.3】。勝ち星がないものの、複勝率は57.1％と高い。また、前走２着馬【1.1.1.4】で複勝率42.9％、前走３着馬【1.1.1.5】で同37.5％。なお、前走４着は【1.0.0.5】で14年ホッコータルマエが巻き返して勝利している。ＪＢＣクラシック組の３着以内馬11頭はすべて前走４着以内、その中でも前走３着以内馬の複勝率が高い。

３）武蔵野Ｓ組の前走１着馬に注目

みやこＳ組は【2.2.3.27】で12年ニホンピロアワーズら２勝をあげ、連対率11.8％・複勝率20.6％。この組の３着以内馬７頭のうち、昨年３着のアスカノロマン（前走14着）以外の６頭は前走４着以内に入っていた。

また、武蔵野Ｓ組は【2.2.0.23】。13年ベルシャザールら２勝をあげており、連対率・複勝率14.8％。連対した４頭のうち、一昨年のノンコノユメら３頭は前走武蔵野Ｓで勝利をおさめていた。08年１着カネヒキリ（前走９着）のみ前走からの巻き返しに成功している。

その他のレースではＪＢＣレディスクラシック組が【1.0.0.2】で一昨年のサンビスタ、マイルＣＳ南部杯組が【1.0.0.4】で09年エスポワールシチーがそれぞれ勝利。勝ち馬は上記５レースから出ている。

４）内枠の１・２枠が好成績

前走着順別成績では、前走４着以内だった馬が過去９年の３着以内馬27頭中25頭を占めている。なお、前走５着以下の馬は【1.0.1.47】で、巻き返したのは08年１着カネヒキリと昨年３着のアスカノロマンの２頭のみと苦戦傾向にある。

また、近３年のチャンピオンズＣでは１枠【0.1.1.3】で複勝率40.0％、２枠【1.2.0.3】で複勝率50.0％。内枠の１・２枠に入った馬の複勝率が高い。一方、外目の７・８枠はともに【0.0.0.6】と３着以内馬が出ていない。

【チャンピオンズカップ過去10年】

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