第17回 チャンピオンズカップ 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去８年のJRA-VANデータをもとに、
チャンピオンズカップを丸裸にしてみよう！

昨年は12番人気の牝馬サンビスタが勝利。２着に３番人気の３歳馬ノンコノユメ、３着に５番人気サウンドトゥルーが入り、波乱の決着となった。

※阪神ダート1800ｍで行われた08〜13年のＪＣダートならびに一昨年・昨年のチャンピオンズＣの過去８年を対象とする。

１）伏兵馬の好走が目立つ

過去８年の人気別成績は、１番人気馬が【3.0.2.3】。11年トランセンドら最多の３勝をあげるも、近４年は連対馬が出ていない。それでも複勝率は62.5％でトップだ。２番人気馬は【1.0.1.6】で一昨年のホッコータルマエの１勝のみで、複勝率25.0％と低い。以下、３・４・６・12番人気馬が１勝ずつ。昨年は12番人気サンビスタが勝利した。

また、２着馬は８番人気、３着馬も12番人気まで幅広く分布しており、人気薄の伏兵の激走も目立っている。馬連での万馬券は08年・昨年の２回、３連単５万円以上の配当は近２年を含む過半数の６回と中波乱が多い一戦だ。

２）ＪＢＣクラシック組が複勝率トップ

前走レース別で出走数が多いのはＪＢＣクラシック組・みやこＳ組・武蔵野Ｓ組の３レース。まず、ＪＢＣクラシック組は【2.3.4.24】で、一昨年のホッコータルマエら２勝。連対率15.2％・複勝率27.3％で、複勝率は上記３レースの中で最も高い。昨年は３着サウンドトゥルーが該当しており、09年を除いて毎年１頭は３着以内に好走している。

この組の前走着順別成績は、前走１着馬が【0.1.2.3】。勝ち星がないものの、複勝率は50％と高い。また、前走２着馬【1.1.1.4】で複勝率42.9％、前走３着馬【0.1.1.5】で同28.6％。なお、前走４着は【1.0.0.4】で一昨年ホッコータルマエが巻き返して勝利している。この組の３着以内馬９頭はすべて前走ＪＢＣクラシック４着以内だった。

３）武蔵野Ｓ組は前走１着馬に注目

みやこＳ組は【2.2.2.23】で、12年ニホンピロアワーズら２勝。連対率13.8％・複勝率20.7％で、この組の３着以内馬６頭もすべて前走で４着以内だった。

また、武蔵野Ｓ組は【2.2.0.18】。13年ベルシャザールら２勝をあげており、勝率9.1％・連対率18.2％は上位３レースでトップだ。連対した４頭のうち、昨年のノンコノユメら３頭は前走の武蔵野Ｓで勝利をおさめていた。08年１着カネヒキリ（前走９着）のみ前走からの巻き返しに成功している。

その他のレースではＪＢＣレディスクラシック組が【1.0.0.2】で昨年のサンビスタ、マイルＣＳ南部杯組が【1.0.0.4】で09年エスポワールシチーがそれぞれ勝利。勝ち馬は上記５レースから出ている。

４）前走４着以内は必須条件

前走着順別成績では、前走４着以内だった馬が過去８年の３着以内馬24頭中23頭までを占めている。なお、前走５着以下の馬は【1.0.0.41】で、巻き返したのはカネヒキリのみと苦戦傾向にある。

また、年齢別成績では出走数が最も多い５歳馬が【4.2.1.24】。一昨年のホッコータルマエら４勝で、勝率・連対率トップ。６歳馬は【2.2.3.19】で昨年のサンビスタら２勝で、複勝率トップだ。また、４歳馬は【2.1.1.22】で10年トランセンドら２勝も、近２年は３着以内馬が出ていない。なお、３歳馬は【0.2.2.15】、７歳以上の馬は【0.1.1.23】でともに勝ち馬が出ていない。

【チャンピオンズカップ過去10年】

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