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ダート界の王者を決める一戦として、ジャパンカップダートから歴史を継承したチャンピオンズカップ。中京競馬場のダート1800mで頂点に立つのははたしてどの馬か?
ジャパンカップ(以下、JC)と並ぶダートの国際G1競走を望む声に応える形で、2000年に前身の国際招待競走「ジャパンカップダート」を創設。第1回から第8回まではJCの前日に東京競馬場・ダート2100mを舞台に開催されていた(02年は中山競馬場ダート1800mで施行。04年はJCと同日開催)。
08年の第9回からは1週繰り下げて12月の阪神開催の1週目に移行。阪神競馬場・ダート1800mに変更された。同年から「ジャパン・オータムインターナショナル」の最終戦に指定。外国馬の出走は創設時は6頭だったが、01年には8頭までに拡大された。そして、一昨年から中京競馬場・ダート1800mへと舞台を移し、「チャンピオンズカップ」と新名称に変更して施行されるようになった。
東京から阪神、そして中京へ。コースや距離は移り変わっても、歴代の優勝馬にはその時代のダート界を席巻したチャンピオンが錚々と居並ぶことに変わりはない。
芝からダートへ転向し、驚異的な強さを見せつけたクロフネ。東京・阪神の両方で優勝を成し遂げたカネヒキリ。史上初の連覇を達成したトランセンドなど歴戦の雄が勝利をおさめてきた。
初めて中京で行われた一昨年はホッコータルマエが優勝。昨年はサンビスタが牝馬で初めて頂点へと登りつめた。
先日、川崎で行われたJBCクラシックでは連勝中で勢いに乗るアウォーディーが並み居る強豪を破って優勝。今回は中央でのG1初制覇なるかが大きな見どころだ。
また一昨年の覇者ホッコータルマエ、今年の帝王賞を制したコパノリッキーの2頭も出走を予定。これらベテラン勢の逆襲なるか。他にも今年のフェブラリーSを制したモーニン、昨年の2着馬ノンコノユメの巻き返しにも注目だ。ゴールドドリームやラニといった3歳勢の上昇度も見逃せない。暮れの中京でダート界の真の頂点に立つのはどの馬か、今年も熱戦が期待できそうだ。