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第11回 ジャパンカップダート特集 2010年12月5日(日)15時40分発走 阪神競馬場 ダート1800m

【シルクメビウス】豪快な末脚で今度こそ

シルクメビウス写真
東海Sを鮮やかに差し切ったシルクメビウス

昨年のこのレースでは3歳馬ながらメンバー中最速タイの上がりを使いエスポワールシチーの2着に好走。翌年のG1制覇に期待を持たせる結果を出した。今年に入り前走船橋のJBCクラシックでようやくG1に出走。結果は勝ち馬から1.8秒も離された4着。案外な結果に終わったが、この日の船橋は前が止まらない馬場で、行った行ったの展開でもあった。あまり順調に使いこめてはいないものの、2走前のブリーダーズGCではカネヒキリに4馬身差をつける豪快な差し切り勝ち。馬場や展開で不利を受けなければ、G1に手が届くところまできている。


【トランセンド】逃げて後続をねじ伏せる

トランセンド写真
みやこSを逃げ切ったトランセンド

2着に終わった2走前の日本テレビ盃の1着(フリオーソ)、3着(スマートファルコン)馬が次走JBCクラシックでワン・ツー。本馬もG1(Jpn1)で勝ち負けできるところまできていると判断すべきだろう。新設重賞となった前走みやこSでは1枠からハナを奪うと、厳しいペースに持ち込み、そのまま後続をねじ伏せた。逃げることができた近3走は力を出し切っており、現状ではこのスタイルが最も合っているといえそうだ。スタートが速いタイプなので今回も内枠を引けば、主導権を握れそう。逆に外枠でも引き、万が一逃げられなかった時が課題と言えるだろう。


【ヴァーミリアン】通算実績は図抜けているが

ヴァーミリアン写真
川崎記念でG1(Jpn1)9勝目を挙げたヴァーミリアン

今年の川崎記念でフリオーソらを下し、前人未到のG1(Jpn1)9勝目をマークした。その後は間隔があき、帝王賞では2番人気で9着。中間の調教量が不足に映ったのは確かだが、地方のJpn1では大崩れしたことがなかっただけに心配。年齢的な衰えが出てきているのかもしれない。今秋も当初はJBCクラシックを予定していたが、調整が間に合わず回避という経緯。今回ぶっつけ本番となり、不利に見える。このレースは08年に圧倒的1番人気で3着、昨年は勝負どころでもたつき2番人気で8着と阪神ダート1800mになり、いい印象がない。通算実績は図抜けているが、過度の期待をするのはどうか。


【キングスエンブレム】偉大なる兄を追う好素材

キングスエンブレム写真
馬群から鋭く抜けてシリウスSを制したキングスエンブレム

半兄は偉大なるダート王者ヴァーミリアン。デビューからしばらくは芝路線を歩んでいたが、昨年5月の上賀茂Sからダート路線に変更。1600万クラスとはいえ、初ダートながら完勝し適性の高さを見せつけた。その後の2戦は長期休養の影響もあり惨敗したが、3走前のオークランドRCTを勝利し、続くシリウスSで重賞初制覇。本調子を取り戻し、軌道に乗ってきた。前走みやこSはトランセンドを捕らえきれず2着も、強敵相手に善戦。キャリアを積めばまだ伸びる素材だ。ダート馬の中では非凡な決め手を持っており、展開が向けば上位争いに食い込める可能性はある。


【グロリアスノア】穴メーカーだが地力は侮れない

グロリアスノア写真
6番人気ながら武蔵野Sを勝利したグロリアスノア

通算5勝のうち1番人気での勝利はゼロ。今年1月の根岸Sは11番人気での優勝で、前走武蔵野S勝利時も6番人気という穴メーカーだ。もっとも、単に休み明けが嫌われて人気を落としていただけで、地力は侮れないものがある。3歳時のユニコーンSではシルクメビウスの2着。今年に入ってはフェブラリーSが5着、次走ドバイへ遠征し、ゴドルフィンマイルでは4着と善戦した。ただ、左回りの1400〜1600mに良績が集中しており、実際にこの条件がベストだろう。今回はコーナーが4回の右回り1800m。その点の対応が課題となる。


【オーロマイスター】南部杯をレコードで制すが

2走前の南部杯を1分34秒8のコースレコードで優勝。ダートグレード初勝利がJpn1制覇という快挙を成し遂げた。しかし、前走JBCクラシックは3番人気で大きく離された10着。南部杯ではエスポワールシチーを0.5秒も退けていたが、3着はグランシュヴァリエで同馬の走破時計は1分35秒6。稍重の影響で馬場が速かったことは明白で、エスポワールシチーも本調子ではなかった可能性がある。3走前のエルムSではクリールパッションの2着。4走前のブリーダーズGCは4着。右回りの中距離では、G3レベルから脱していない印象。

【アリゼオ】芝路線からの転戦

この秋は毎日王冠を制し、好スタート。前走天皇賞(秋)は14着に惨敗したが、大外枠を引いたため折り合いを含めてレースが非常にしづらかった。芝路線に見切りをつけるのはまだ早すぎる印象だが、今回こちらの舞台を選んだ。ダート未経験馬によるG1挑戦。常識的には好走は難しく、よほどの適性と力がないといきなり通用することはない。ただ、コーナー4回の右回り1800mで、急坂があるコースは魅力。シンボリクリスエス産駒はダートも十分こなしている。今年はメンバーの層が厚くないだけに、未知な面にかけてみる手はありそうだ。

【アドマイヤスバル】地味ながら上位争い可能

今年に入りかしわ記念が3着、帝王賞が4着、前走JBCクラシックが3着と、Jpn1で3度の掲示板。昨年の白山大賞典を勝って以降、勝ち鞍はないが骨っぽいメンバーを相手に好走を重ねている。2走前のエルムS5着の内容がやや不満だったが、前走の巻き返しを見ると、エルムSは急仕上げだった可能性が高い。7歳馬とはいえ、力の衰えはなく、使われて着実に良化している。昨年のこのレースは5着。2着シルクメビウスとは0.2秒差だった。地味な存在ながら、力を出し切れれば上位争いに加わることができそうだ。

【ラヴェリータ】G1での底力が課題

3月の名古屋大賞典ではアドマイヤスバル以下に完勝。6月のブリリアントSはオープン特別ながら好メンバーが揃った一戦で、実質トップハンデとなる56キロを背負いながら好位から押し切り勝ち。2走前のシリウスSも休み明けでハンデ56.5キロながらキングスエンブレムの2着と好走。牝馬ながら牡馬顔負けの走りを見せている。ただ、G1(Jpn1)に入るともろい面が。昨年のこのレースでの13着は仕方ないとして、前走JBCクラシックが8着。得意の左回りならばもう少し善戦してほしかったところ。底力を欠く印象が否めない。

【バーディバーディ】世代全体のレベルに疑問

春は兵庫チャンピオンシップ、ユニコーンSとダートグレードを連勝。次走、JRAの代表馬としてジャパンダートダービーに挑むも1番人気で6着と敗れた。その後は南部杯が5着、武蔵野Sが6着。休み明け、斤量57キロとそれぞれ敗因はあるが、成長力がひと息で古馬との壁に当たっている印象だ。同馬だけでなく今年の3歳馬は、秋にダートグレードでほとんど活躍できていない。シルクメビウスやゴールデンチケット、ワンダーアキュートらがいた昨年に比べると寂しい。世代全体のレベルの低さを感じる。今回好走を期待するのは望み薄か。

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