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マツリダゴッホ 屈指の中山巧者の面目躍如[2007年]

各世代を代表する強豪が集う

 メイショウサムソンは天皇賞春秋連覇を果たし、ジャパンCでも3着と気を吐いた。ジャパンC2着からの臨戦で初のGIタイトルを目指すのはポップロックだ。さらにはマイル王ダイワメジャーも参戦。3歳勢には、日本ダービー馬ウオッカ、その好敵手でGI3勝のダイワスカーレット、デビュー4連勝後の菊花賞で3着とまだ底を見せていないロックドゥカンブと素質馬が揃う。

 各世代を代表する強豪が集った2007年の第52回有馬記念。この好メンバーによる一戦を“コース適性”という武器で勝ち切ったのがマツリダゴッホだ。

 このときは9番人気に過ぎなかったマツリダゴッホ。無理もない。天皇賞(春)は11着、天皇賞(秋)は15着と、2度のGI挑戦ではいずれも大きく負けていたからだ。

「コース適性」という武器

マツリダゴッホ写真

 そんなマツリダゴッホには誇れるものがあった。中山競馬場との抜群の相性である。

 2006年・3歳春の500万下は力強く差し切ってみせた。その年の秋、セントライト記念では前の馬と接触して落馬の憂き目を見るが、冬至Sは久々の実戦、14kg増の重め残りながらハナ差2着と健闘。暮れのクリスマスCでオープン入りを果たし、年明け初戦のアメリカジョッキーCCでは5馬身差の圧勝で重賞初制覇を飾った。日経賞が3着、そして秋にはオールカマーで2つ目の重賞を手にした。

 全6勝のうち4勝が中山。2度の重賞制覇も中山。このコースでは一度も凡走することなく力を発揮してきた。マツリダゴッホにとってグランプリ・有馬記念は、高いコース適性を存分に生かせる舞台だったのである。

早め先頭から堂々の押し切り

 有馬記念のゲートが開く。2番人気ポップロックと3番人気ウオッカは7〜8番手、1番人気メイショウサムソンも後方に控えたため、ファンの視線は中団以降に注がれた。が、その前方には生き生きと走るマツリダゴッホの姿があった。

 4コーナー。ダイワスカーレットが逃げるチョウサンに並びかけ、ダイワメジャーも内からポジションを上げる。その間にいたマツリダゴッホは一瞬にしてダイワスカーレットを交わし去ると、先頭に立って脚を伸ばす。結局そのままゴールまで走り抜き、堂々の押し切り勝ちを演じてみせたのだった。

 その後も日経賞1着、オールカマー3連覇など、中山では見違えるような走りを披露し続けたマツリダゴッホ。屈指の中山巧者が、その中山で栄冠を獲得したレースだった。

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