G1特集 第61回 有馬記念G1特集 第61回 有馬記念

歴代優勝馬ピックアップ

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秋古馬三冠を独占するグランプリ制覇
2004年 ゼンノロブロイ

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3歳時はG1タイトルに手が届かなかったゼンノロブロイ。しかし、4歳秋に覚醒。天皇賞(秋)、ジャパンカップ、そしてこの有馬記念と怒涛のG1・3連勝を達成した。

勝ち運がめぐってきた4歳秋

2003年、日本ダービーはネオユニヴァースの2着、菊花賞はザッツザプレンティの4着、有馬記念がシンボリクリスエスの3着と悔しさだけが募る3歳シーズンを過ごしたゼンノロブロイ。翌04年春も、日経賞ではウインジェネラーレに逃げ切られて2着、天皇賞(春)もイングランディーレの大逃走を許して2着、宝塚記念はタップダンスシチーの4着と前を捉えられないレースを続け、秋初戦の京都大賞典もナリタセンチュリーの2着。ひたすら勝ち運から見放されていた。

ところが、そこからゼンノロブロイは積もった鬱憤を一気に晴らす快進撃を続ける。

まずは天皇賞(秋)で、僚馬ダンスインザムードを力強く差し切って悲願のビッグタイトルを手中に収める。続くジャパンカップでも鮮やかに末脚を伸ばし、2着コスモバルクに3馬身差をつける堂々の1着だ。

レコードタイムでグランプリ制覇

そうして迎えたのが第49回有馬記念。当然のように1番人気の支持を得たゼンノロブロイは、その期待に見事応えることになる。

1番ゲートからゆっくりと出たゼンノロブロイは、枠の利を得て馬群の内からスルスルと上昇。逃げるタップダンスシチーの2番手に構える。そこで溜め込んだ力を最後の第4コーナーから徐々に解き放ち、直線では能力全開。最後は逃げ粘るタップダンスシチーを2分の1馬身ねじ伏せ、2分29秒5のレコードタイムまで叩き出してみせる。

かつてどうしても届かなかったG1の勲章を、瞬く間に3つも獲得。ゼンノロブロイだけが輝いた、04年秋であった。