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マンハッタンカフェ 勢いに乗った3歳馬[2001年]

世代交代の予兆

 3歳と古馬、それぞれの路線で激闘を繰り広げてきたスターホースたちが一堂に集結する有馬記念。そこでは、世代交代が起こることも多い。キャリアに勝る古馬か、それともフレッシュな3歳か。そんな対決構図も、グランプリの見どころである。

 2001年の第46回有馬記念にも、何かが起こる予兆はあった。

 1番人気は、前年に重賞8連勝を達成、第45回有馬記念も制したテイエムオペラオー。この年も春の天皇賞を勝利していたが、秋シーズンは、天皇賞・秋、ジャパンカップと連続の2着。絶対的な強さに翳りが見え始めていた。そのテイエムオペラオーと幾度となく好勝負を演じてきたメイショウドトウも天皇賞・秋3着、ジャパンカップ5着と珍しく連を外し、ナリタトップロードは離されてのジャパンカップ3着だ。

菊花賞を制して勇躍中山へ

マンハッタンカフェ写真

 この数年間、競馬を支え続けてきた古馬勢に往年の勢いがない。そもそもジャパンカップを勝ったのは3歳ジャングルポケットだ。そろそろ新しい時代がやってくるのではないだろうか?

 そんな予感を現実のものにしてみせたのがマンハッタンカフェである。

 春の時点ではまだ1勝馬の身だったマンハッタンカフェは、札幌で500万下を突破、 1000万下も勝利と、夏競馬の長距離戦で急上昇を示す。セントライト記念では4着と敗れたものの、上昇カーブは鈍らず、菊花賞を鮮やかに差し切り勝ち。クラシック・ウィナーの仲間入りを果たすとともに、まだまだ成長を止めずに有馬記念へと乗り込んできた。

新しい時代の始まり

 レースはマンハッタンカフェの完勝といってよかっただろう。

 逃げ粘るのはエリザベス女王杯勝ち馬トゥザヴィクトリー。これに迫るのは中山で重賞2勝の伏兵アメリカンボス。メイショウドトウやテイエムオペラオーも懸命に追いかけるが、爆発的な伸びはない。

 そこへ一気の末脚で襲い掛かってきたのがマンハッタンカフェだ。まさに3歳馬の、洋々たる未来を思わせる鮮やかなスパート。メンバー中唯一となる上がり3ハロン推定33秒台の切れ味で、並みいる古馬勢を並ぶ間もなく交わし去っていく。遂には差し切り、さらには1馬身4分の1突き放してのゴールだ。

 高らかに世代交代を告げたマンハッタンカフェに、1つの時代の終焉と、次の時代の始まりをファンは感じたのであった。

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