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ダイユウサク

史上に残る単勝万馬券

 スターホースの鮮やかなラストラン、あるいはハナ差の激戦など、数々のドラマの舞台となってきたグランプリ・有馬記念。いっぽうで、幾多の波乱もこのレースの歴史には刻まれている。

 有馬記念史上に残る大波乱といえば1991年、ダイユウサクが勝利した一戦である。

 この年の最初のレース・スポーツニッポン賞金杯で重賞初制覇を果たしたダイユウサクだったが、以後は連敗。しかも、2400mの京都大賞典を走った直後に1400mのスワンSに出るなど、進むべき道がまだ定まらず、適性を模索しているような馬だった。

 12月7日、マイル戦のオープン特別でようやく勝ち星をあげての有馬記念参戦。そんな馬だったから、単勝オッズ137.9倍という低評価も無理なかったといえるだろう。

最強馬の苦悩ダイユウサク写真

 このレース、衆目一致の主役はメジロマックイーンだった。3歳秋に菊花賞を制し、明けて4歳となったこの年には天皇賞(春)を勝利。中長距離路線を牽引する存在として認められていた馬である。単勝オッズは1.7倍の断然人気。焦点は、2着馬探しにあてられていた。

 だが、この秋のメジロマックイーンは、1番人気の天皇賞(秋)では進路妨害のため1位入線ながら18着に降着、同じく1番人気に推されたジャパンカップではゴールデンフェザントら海外勢の切れ味に屈しての4着と、苦杯をなめ続けていた。

 そして、この有馬記念でもメジロマックイーンは、ダイユウサクという伏兵中の伏兵に足元をすくわれることになるのだった。

大一番で生涯最高の末脚

 レースは、ツインターボが逃げ、これをプレクラスニーとダイタクヘリオスが追う展開。メジロマックイーンは中団でゆったりと追走していたが、3コーナーからジワリと進出し、4コーナーでは力任せにマクって出て行く。その姿は、実に自信あふれるものだった。

 直線でも、一歩ずつ着実に前を追い詰めていくメジロマックイーン。ところがその内に、さらに鋭く伸びる馬がいた。ダイユウサクだ。

 粘るプレクラスニーとダイタクヘリオスの間を突き抜けるようにして先頭へと飛び出すダイユウサク。最後は、なんとか2着まで上がったメジロマックイーンに1馬身4分の1差、鞍上・熊沢重文騎手が高々と腕を振り上げてゴールへと達する

 後に“アっと驚くダイユウサク”と語り継がれることになる、生涯最高の末脚を繰り出しての大番狂わせであった。

 


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