G1特集 第60回 有馬記念G1特集 第60回 有馬記念

調教情報

競馬予想・競馬情報トップ > G1特集 > 有馬記念 > 2015 > 調教情報

ラブリーデイ

今年10戦目、今秋4戦目と使い込まれているが、この中間も前走時とほぼ同様の調整過程で来ており、疲労残りの心配はないと見ていいだろう。ここ2週はWコースで追われ、先週は川田騎手を背に軽めの併せ馬を消化。今週は助手を背に単走で、ラスト100mから1コーナーまで手綱を動かされる時計以上の内容だった。前走時の状態は維持できている。

リアファル

前走後は約1か月の放牧でしっかり疲れを取った後、11月下旬に栗東へ帰厩。11月29日から今週までに週2本ずつ、計8本の追い切りを消化しており、調教量に不足はない。今週は助手を背に坂路でオープン馬と併せ馬。馬場の大外を回ってラスト300mから一杯に追われ、800m51.6秒の好時計をマークしてきっちり先着した。万全の仕上がりと見てよさそうだ。

ゴールドシップ

前走から中3週で先々週から3週続けてしっかりとした追い切りをこなしており、最後の大一番へ向けて意欲的な調整過程といえる。今週は内田騎手を背に坂路で僚馬と併せ、終い軽く気合をつけられた程度できっちり先着した。時計のかかる時間帯だったことを考えると800m53.2秒、ラスト200m12.5秒の時計は優秀で、今年一番の好仕上がりといえそうだ。

キタサンブラック

前走後は放牧を挟んで11月下旬に栗東へ帰厩。12月に入ってからはWコースで強め追い切りを7本も消化しており、調教量は十分だ。今週は黒岩騎手を背に、2歳の未出走馬を追走する形でスタート。4角手前で外からかかり気味に並びかけ、ラスト200m過ぎに抜け出してきっちり先着した。ただ動きはやや物足りない印象で、この一追いでどこまで変われるか。

ゴールドアクター

前走後は放牧を挟んだが、11月中には帰厩してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調と見ていい。ここ2週はWコースで僚馬と併せ、先週は宮崎騎手を背に1000m63秒台と破格の好時計をマークして大きく先着。今週は吉田隼騎手を背に軽めにとどめたが、終い追われるとスムーズに加速して併走馬をきっちり交わした。前走時の好状態を維持できている。

サウンズオブアース

前走から中3週で先々週から3週続けてきちんと追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。今週は助手を背にWコースで僚馬を大きく追走してスタート。4角のコーナーワークで内から並びかけて直線半ばでは早くも交わし、一杯に追われたラスト200mは11秒台をマークして突き放した。1000m67秒前後と全体時計も悪くなく、絶好の仕上がりといえそうだ。

ルージュバック

前走後は放牧には出さず自厩舎に残って調整され、12月に入ってから徐々に調教を強化。先々週からは3週続けて強めの追い切りをこなしており、調教量に不足はない。今週は助手を背にWコースで格下馬を追走し、直線に向いて追い出されると並ぶ間もなく交わしてそのまま突き放した。まだ絶好調とはいかないが、前走からの上積みは見込める仕上がりだ。

アドマイヤデウス

前走の5日後には馬場入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。先週は北沢騎手を背にWコースでオープン馬と併せ、ゴール過ぎまで追われるハードな内容を消化。今週は助手を背に坂路単走で追われ、ラスト300mから強めに追われてまずまずの動きを見せた。調教からは状態が掴みにくいタイプたが、前走から大きく変わった感じはない。

その他の出走馬

アルバートは石橋騎手を背にWコースで僚馬と併せ、直線に向いて追われるとしっかり反応して先着。中2週でもきっちり調教をこなせており、好状態をキープ。ラストインパクトは助手を背に、いつも通りWコースで終い重点の追い切りで、ラスト200mは鋭い伸びを見せており、前走時の好状態を維持。マリアライトは先週強めの追い切りを消化して今週は軽めにとどめたが、素軽い動きを見せており、自身の力はきっちり出せる状態だ。