JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場
第57回 有馬記念特集 2012年12月23日(日)15時25分発走 中山競馬場 芝2500m

明日へとつながるグランプリ 中山芝2500m〔Aコース〕

コース図(中山芝2500m)

9日開催も有馬記念は通常通り

 中央競馬の1年を締めくくる大一番だが、今年は有馬記念の翌日も開催が予定されている。だが、同レース自体は5回中山開催の8日目に施行。この条件は変わっていない。今開催は9日間通じてAコースを使用。芝はイタリアンライグラスによるオーバーシード。開催中間は稍重で行われることもあったが、芝に目立った痛みはなく良好な馬場状態。先週の朝日杯フューチュリティSの勝ちタイムは1分33秒4(良)の時計。昨年と同じタイレコードが出た。

 スタート地点は外回りコースの3コーナー手前。4コーナーに目掛けて緩い下り坂を約192m(Aコース時)走る。正面スタンド前で最初の急坂。1〜2コーナーの中間までは上り坂。その後は内回りコースに入り、向正面の直線は平坦。3〜4コーナーはスパイラルカーブで、緩い下り坂になっている。最後の直線距離は310mと、中央4場の中では最短。ゴール前には高低差2.4mの急坂がある。

近2年は道中ペースが大きくダウン

レース写真(中山芝2500m)

 過去10年の平均勝ちタイムは2分32秒0。昨年オルフェーヴルがマークした時計は2分36秒0(良)であり、いかに遅かったかというのがわかるだろう。良馬場だったにも関わらず平均よりも4秒も遅かった理由はペースにほかならない。中間に14秒台のラップが刻まれるという異例の超スローペースだったのだ。オルフェーヴルの上がり3ハロンは33秒3という速いものだった。ヴィクトワールピサが勝った10年もペースが遅かったのだが、ここまで極端な展開ではなかった。

 通常このレースは前半500〜700mまでは速いペースで流れる。その後にペースが落ちて、ゆったりした流れになる。12秒台後半から13秒台前半の流れが400〜600mほど続き、再びペースアップ。最後の直線距離が310mと短いため、最後の直線に入るだいぶ前から隊列に動きが出る。国内最高レベルのロングスパート合戦で、ラスト1000mから平均ペースで最後まで駆け抜ける。瞬間的に速い脚も必要だが、スタミナと底力を問われる部分が大きい。ラスト1ハロンはほぼ12秒台となり、各馬お釣りを残した状態でのゴールとはならない。いわゆる消耗戦で、非常にタフな競馬になる。近2年はペースダウンするところでのダウン度合いが大きくなっている。この傾向が今年も続くかどうかというのは、一つの注目点だ。

極端なペースになると差し馬?

 コーナーを合計6回通るので、スタミナと底力に加えて、器用さが必要になってくる。過去10年の脚質別成績は、逃げ馬が【1.2.0.8】、先行馬が【5.4.6.24】、差し馬が【4.3.3.41】、追い込み馬が【0.1.1.39】。全体的には先行馬が中心。最後の直線入り口の時点で前目のポジションを取っている必要がある。ただ、ペースが遅くなればなるほど前が残るというわけではない。異例の超スローペースとなった昨年はオルフェーヴルがまくり差し。ブエナビスタら先行勢は壊滅という意外な結果に終わった。ドリームジャーニーが大外一気で勝った09年は速いペース。02年よりも前の競馬も含めて考えてみると、水準よりも大きく外れたペースになると、差し〜追い込み馬が台頭しやすくなるという印象だ。

 枠順傾向としては1枠が好調。シンボリクリスエス(02年)、ゼンノロブロイ(04年)、ヴィクトワールピサ(10年)を輩出するなど、【3.2.0.9】の好成績だ。続くのが5枠の【2.2.1.14】。8枠も【2.1.0.17】という結果だが、その内訳は08年ダイワスカーレットとアドマイヤモナークによるワン・ツー。ただし、この年は14頭立てだった。馬番で換算すると15番ゲートと16番ゲートの好走は、過去10年ないのだ。コース形態を考えると、常識的に外枠は歓迎できない。

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN