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第57回 有馬記念特集 2012年12月23日(日)15時25分発走 中山競馬場 芝2500m

オルフェーヴルと同配合ゴールドシップに期待

1)ただサンデーサイレンス系のためのレース

 下記をご覧の通り、この10年間は1着をヘイルトゥリーズン系が独占。中でもサンデーサイレンス(SS)とその後継種牡馬が8勝と圧倒的な成績を残している。SS系のワン・ツー・スリー・フィニッシュも3回あった。

ヘイルトゥリーズン系以外から出た勝ち馬となると2000年のテイエムオペラオーまで遡らなければならない。このときは2着メイショウドトウ、3着ダイワテキサスとノーザンダンサー系が上位を占めたが、いまでは「SS系のひとり勝ち」といえる状態だ。

父馬の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 8回 5回 8回
76頭
10.5%
17.1%
27.6%
その他のヘイルトゥリーズン系 2回 0回 0回
11頭
18.2%
18.2%
18.2%
ノーザンダンサー系 0回 2回 0回
26頭
0.0%
7.7%
7.7%
ミスタープロスペクター系 0回 1回 2回
15頭
0.0%
6.7%
20.0%
ナスルーラ系 0回 0回 0回
9回
0.0%
0.0%
0.0%
その他の系統 0回 2回 0回
7頭
0.0%
28.6%
28.6%

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)SS系から人気薄に流す

 父馬の系統別成績を少し詳しく見ていこう。まずSS系は、サンデーサイレンス自身が4勝・2着2回・3着7回と断然の数字。近4年はアグネスタキオン、ステイゴールド、ネオユニヴァースの産駒が勝っていて、まずは「SS系が◎」で間違いない。ただしダンスインザダーク産駒は13戦して3着以内なしなので、SSの後継種牡馬すべてが信頼できるというわけでもなさそう。

 SS系を人気別に見ると1〜2番人気が6勝・2着3回で、中心はここ。6番人気以下では1勝・2着なし・3着6回と、こちらはヒモ穴といった感じだ。

 その他のヘイルトゥリーズン系から出た勝ち馬は2連覇したシンボリクリスエスだけ。ウオッカが3番人気11着、スクリーンヒーローが3番人気5着、アーネストリーが5番人気10着など期待を裏切ることも多く、むしろ信頼度としてはイマイチ。

 ノーザンダンサー系はファインモーション、コスモバルク、メイショウサムソンなどが人気を裏切っているのに対し、ポップロックが6番人気2着、アドマイヤモナークが14番人気2着と、穴を狙いたくなる傾向。トゥザグローリーが14番人気3着と9番人気3着、エイシンフラッシュの7番人気2着があるミスタープロスペクター系も同様だ。

 ナスルーラ系からのラインは、ジャングルポケットが3番人気7着、トーセンジョーダンが3番人気5着など冴えずに用なし。4大血統以外から馬券に絡んだのはタップダンスシチーだけ。

 まとめれば「SS系の人気サイドを軸に、SS系/ノーザンダンサー系/ミスタープロスペクター系の人気薄へと流す」というのが定石だろう。

3)母父はナスルーラ系中心も、ノーザンダンサー系にも安定感あり

 母の父ではナスルーラからのラインを筆頭に、ほぼどれでも狙えるイメージ。ノーザンダンサー系は勝率こそ低いものの安定感あって連軸タイプといえそうだ。父ヘイルトゥリーズン系が強いぶん、母父ヘイルトゥリーズン系が成績を落とすのも仕方のないことだろう。

母父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
ナスルーラ系 4回 2回 1回 40頭
10.0%
15.0%
17.5%
ノーザンダンサー系 2回 6回 5回 49頭
4.1%
16.3%
26.5%
その他の系統 2回 1回 1回 25頭
8.0%
12.0%
16.0%
ミスタープロスペクター系 2回 0回 1回 14頭
14.3%
14.3%
21.4%
ヘイルトゥリーズン系 0回 1回 2回 16頭
0.0%
6.3%
18.8%

4)父・母父とも芝の中長距離タイプがベスト

 連対馬のうち、サンデーサイレンス産駒以外の10頭について、父と母父の現役成績を簡単にまとめてみよう。

馬名 父の主要勝ち鞍 母父 母父の主要勝ち鞍
シンボリクリスエス
KrisS.
(ダート中距離戦)
GoldMeridian
(芝中長距離戦)
タップダンスシチー
PleasantTap
ジョッキークラブ金杯
NorthernDancer
ケンタッキーダービー
ポップロック
エリシオ
凱旋門賞
サンデーサイレンス
米BCクラシック
ダイワスカーレット
アグネスタキオン
皐月賞
ノーザンテースト
フォレ賞
アドマイヤモナーク
ドリームウェル
仏愛ダービー
トニービン
凱旋門賞
ドリームジャーニー
ステイゴールド
香港ヴァーズ
メジロマックイーン
天皇賞・春
ブエナビスタ
スペシャルウィーク
ジャパンカップ
Caerleon
仏ダービー
ヴィクトワールピサ
ネオユニヴァース
皐月賞/日本ダービー
Machiavellian
(芝マイル路線)
オルフェーヴル
ステイゴールド
香港ヴァーズ
メジロマックイーン
天皇賞・春

 サンデーサイレンス全盛時代は、そのサンデーサイレンスを筆頭にダート中距離タイプが強かった。だが後継種牡馬の時代になると、父・母父とも芝の中長距離タイプという血統が急進しているようだ。

5)母の成績も重要となる

 勝ち馬は母も優秀だ。自身や子の成績が最低でも準オープンクラスでないと有馬記念勝ち馬を出すのは難しいといえる。

馬名 母の現役成績/繁殖成績
シンボリクリスエス
Tee Kay
米G3勝ち/(ピサノデイラニが準オープン勝ち)
ゼンノロブロイ
ローミンレイチェル
米G1勝ち/Darling My Darlingが米G1で2着
ハーツクライ
アイリッシュダンス
GIIIを2勝/アグネスシラヌイが準オープン勝ち
ディープインパクト
ウインドインハーヘア
独G1勝ち/ブラックタイドがGII勝ち
マツリダゴッホ
ペイパーレイン
米で6勝/近親にナリタトップロード
ダイワスカーレット
スカーレットブーケ
GIIIを4勝/ダイワメジャーがGI勝ち
ドリームジャーニー
オリエンタルアート
3勝
ヴィクトワールピサ
ホワイトウォーターアフェア
仏G2勝ち/アサクサデンエンがGI勝ち
オルフェーヴル
オリエンタルアート
3勝/ドリームジャーニーがGI勝ち

結論

 狙うのは「父がダンスインザダーク以外のSS系」×「母の父は何でもいいが、連軸ならノーザンダンサー系」という配合で、「父・母父とも芝の中長距離タイプ」「母の現役成績・繁殖成績が優秀」という馬となる。

 ゴールドシップはドリームジャーニーやオルフェーヴルと同じ父ステイゴールド×母父メジロマックイーンという配合。兄や姉は500万級だが母ポイントフラッグはGIIIで2着だからギリギリ合格ラインに達しているといえる。穴ならオーシャンブルー。父ステイゴールド×母が米G3勝ち馬×母父が伊2400mG1勝ち馬という配合だ。

 ルルーシュは母父Highest Honorが中長距離馬というよりマイラー寄りなのが気がかり。エイシンフラッシュ、トゥザグローリー、ルーラーシップは父がミスタープロスペクター系、ダークシャドウは父がダンスインザダークで割引だ。

【ゴールドシップの血統表】

ゴールドシップの血統表

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