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第56回 有馬記念特集 2011年12月25日(日)15時25分発走 中山競馬場 芝2500m

2011年最後を飾るグランプリ 中山芝2500m〔Aコース〕

コース図(中山芝2500m)

先週の朝日杯FSがタイレコード

 5回中山開催の最終日に行われるグランプリ。同開催は8日間通じてAコースを使用。芝はイタリアンライグラスによるオーバーシード。一週目と二週目は道悪だったが、芝に目立った痛みはなく良好な馬場状態。先週の朝日杯フューチュリティSの勝ちタイムは1分33秒4(良)で、タイレコードが出た。ペースにもよるが、良馬場ならば2分31秒0前後の決着となりそう。

 スタート地点は外回りコースの3コーナー手前。4コーナーに目掛けて緩い下り坂を約192m(Aコース時)走る。正面スタンド前で最初の急坂。1〜2コーナーの中間までは上り坂。その後は内回りコースに入り、向正面の直線は平坦。3〜4コーナーはスパイラルカーブで、緩い下り坂になっている。最後の直線距離は310mと、中央4場の中では最短。ゴール前には高低差2.4mの急坂がある。

JCとは違う展開になる

レース写真(中山芝2500m)

 ジャパンカップとほぼ同じ距離で、メンバー的にも被ることが多いが、同レースとは全く異なる展開になる。前半500〜700mまでは速いペースで流れ、11秒台のラップが続くことがある。その後にペースがガクンと落ちて、ゆったりした流れになる。12秒台後半から13秒台前半の流れが400〜600mほど続き、再びペースアップ。最後の直線距離が310mと短いため、最後の直線に入るだいぶ前から隊列に動きが出る。国内最高レベルのロングスパート合戦で、ラスト1000mから平均ペースで最後まで駆け抜ける。瞬間的に速い脚も必要だが、スタミナと底力を問われる部分が大きい。ラスト1ハロンはほぼ12秒台となり、各馬お釣りを残した状態でのゴールとはならない。いわゆる消耗戦で、非常にタフな競馬になる。

内枠の先行馬が有利

 コーナーを合計6回通るので、スタミナと底力に加えて、器用さが必要になってくる。過去10年の脚質別成績は、逃げ馬が【1.2.1.7】、先行馬が【5.5.6.24】、差し馬が【3.2.2.41】、追い込み馬が【1.1.1.42】。最後の直線入り口の時点で前目のポジションを取っている必要がある。マンハッタンカフェが勝利した01年は前半がかなりのスロー。ドリームジャーニーが勝った09年は速いペースであり、水準のペースではない流れにならないと鮮やかな差し切り勝ちは決まりにくい。枠順は外枠が不利。08年は8枠2頭(ダイワスカーレットとアドマイヤモナーク)によるワン・ツーだったが、この年は14頭立てだった。馬番で換算すると15番ゲートと16番ゲートの好走は、過去10年ない。一方、1番ゲートはシンボリクリスエス(02年)、ゼンノロブロイ(04年)、ヴィクトワールピサ(10年)と3頭の優勝馬を輩出するなど、【3.2.0.5】の好成績だ。

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