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第55回 有馬記念特集 2010年12月26日(日)15時25分発走 中山競馬場 芝2500m

有馬記念とは

1年の掉尾を飾るドリームレース

 1955年まで暮れの中山競馬場の名物レースは中山大障害のみだった。そこで翌56年、当時の日本中央競馬会理事長・有馬頼寧氏が「中山にも日本ダービーに匹敵する大レースを」と提案。プロ野球のオールスター同様、ファン投票による出走馬の選定を行うという画期的な大レースが創設された。それが第1回「中山グランプリ(中山競馬場芝2600mで実施)」である。

 ところが、翌57年1月9日に提唱者の有馬頼寧氏が急逝してしまう。そこで同氏の功績を称えるため、第2回以降の名称を「有馬記念(グランプリ)」に変更した。グランプリはレースの副題で、このレースを制した馬はグランプリホースと呼ばれる。66年からは現在の芝2500mで実施。84年のグレード制導入ではG1に格付けされた。07年から国際競走に指定され、外国馬は6頭まで出走可能となった。中央競馬の1年間を締めくくる総決算として、競馬ファンならずとも注目するビッグレースである。

繰り広げられた熱戦は数知れず

有馬記念写真

 ドリームレースにふさわしく、創設当初からファンを魅了する熱戦が繰り広げられてきた。「消えた」と実況されたシンザンが大外から追い込んで勝った65年。テンポイントとトウショウボーイが一騎打ちを演じた76・77年。グリーングラスが有終の美を飾った79年。皇帝シンボリルドルフが圧勝した84・85年。ファンの涙を誘ったオグリキャップ引退レースの勝利は90年。1年ぶり出走トウカイテイオー奇跡の復活は93年。武豊騎手の手が上がったが、勝ったのはグラスワンダー99年。ディープインパクトまさかの敗戦と圧勝劇は05・06年。そして37年ぶり牝馬の優勝ダイワスカーレットが08年。幾多の名勝負が有馬記念に凝縮している。

今年はオグリキャップメモリアルデー

 有馬記念の歴史の中でも特に多く語り継がれいているのは、おそらく第35回の有馬記念だろう。オグリキャップが劇的な復活で引退レースを飾り、中山競馬場に「オグリコール」が起こった年である。今年、オグリキャップが死去したことに伴い、同馬への追悼と感謝をこめて、有馬記念当日は「オグリキャップメモリアルデー」となる。当日は、中山競馬場の最終レース「ハッピーエンドプレミアム」を「オグリキャップメモリアル」として実施するほか、オグリキャップのメモリアル馬券発売、ターフビジョンでの第35回有馬記念の放映など、様々なイベントが実施される。

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