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第55回 有馬記念特集 2010年12月26日(日)15時25分発走 中山競馬場 芝2500m

連軸はブエナビスタ、穴で面白い古馬勢

1)ほぼヘイルトゥリーズン系の天下だが……

 まずは過去10年の系統別成績を見てみよう。ヘイルトゥリーズン系種牡馬が9勝・2着4回・3着9回と、完全に他を圧倒していることがわかる。

父馬系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
ヘイルトゥリーズン系 9 4 9 81
11.1%
16.0%
27.2%
ノーザンダンサー系 1 3 1 37
2.7%
10.8%
13.5%
ミスタープロスペクター系 0 1 0 10
0.0%
10.0%
10.0%
ナスルーラ系   0 0 0 7
0.0%
0.0%
0.0%
その他の系統   0 2 0 10
0.0%
20.0%
20.0%

 ただし、上記ヘイルトゥリーズン系のうち5勝・2着2回・3着8回はサンデーサイレンスの残した数字。いわば「サンデーサイレンスの子だけが強い」レースなのだ。エアシェイディが過去2年連続して人気薄で3着に来たのもうなずける。

 ではサンデーサイレンスの後継種牡馬たちの数字はどうかというと、2勝・2着2回・3着1回で勝率6.9%、連対率13.8%、複勝率17.2%で、依然として他の系統よりやや優位。ダンスインザダーク産駒が12戦して最高で4着と「サンデー系だから絶対」とはいえないものの、一応は主力視したい系統である。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)母の父はナスルーラ系vsノーザンダンサー系の戦い

 母の父ではナスルーラからのラインが好調。ノーザンダンサー系も安定している。父ヘイルトゥリーズン系が強いぶん、母父ヘイルトゥリーズン系が成績を落としているのも印象的だ。

母父系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
ヘイルトゥリーズン系 0 1 0 13
0.0%
7.7%
7.7%
ノーザンダンサー系 2 6 7 49
4.1%
16.3%
30.6%
ミスタープロスペクター系 1 0 1 13
7.7%
7.7%
15.4%
ナスルーラ系   5 2 1 40
12.5%
17.5%
20.0%
その他の系統   2 1 1 30
6.7%
10.0%
13.3%

3)父・母父とも芝の中長距離タイプがベスト

 連対馬のうち、サンデーサイレンス以外の産駒10頭について、父と母父の現役成績を簡単にまとめてみよう。

馬名 父の主要勝ち鞍 母父 母父の主要勝ち鞍
テイエムオペラオー オペラハウス キングジョージ BlushingGroom 仏2000ギニー
メイショウドトウ Bigstone クイーンエリザベスII世S Affirmed 米三冠
アメリカンボス Kingmambo 仏2000ギニー DixielandBand (ダート中距離戦)
シンボリクリスエス KrisS.  (ダート中距離戦) GoldMeridian (芝中長距離戦)
タップダンスシチー PleasantTap ジョッキークラブ金杯 NorthernDancer ケンタッキーダービー
ポップロック エリシオ 凱旋門賞 サンデーサイレンス 米BCクラシック
ダイワスカーレット アグネスタキオン 皐月賞 ノーザンテースト フォレ賞
アドマイヤモナーク ドリームウェル 仏愛ダービー トニービン 凱旋門賞
ドリームジャーニー ステイゴールド 香港ヴァーズ メジロマックイーン 天皇賞・春
ブエナビスタ スペシャルウィーク ジャパンカップ Caerleon 仏ダービー

 サンデーサイレンス産駒がバリバリと活躍していた時代は、そのサンデーサイレンスを筆頭にダート中距離タイプが強く、Kingmamboなどのマイラーも頑張っていた。

 だが近年は父・母父とも芝の中長距離タイプが急進しているようだ。

4)人気薄を拾うなら、やはり堅調血統から

 単勝6番人気以下で連対した穴馬の配合は、次の通り。

着順 馬名 配合
2001年 2着 アメリカンボス ミスタープロスペクター系×ノーザンダンサー系
2002年 2着 タップダンスシチー リボー系×ノーザンダンサー系
2006年 2着 ポップロック ノーザンダンサー系×サンデーサイレンス
2007年 1着 マツリダゴッホ サンデーサイレンス×ナスルーラ系
2008年 2着 アドマイヤモナーク ノーザンダンサー系×ナスルーラ系

 サンデーサイレンス、ノーザンダンサー、ナスルーラと、有馬記念でしっかりと成績を残している種牡馬の血が欲しい。

結論

 残念ながらサンデーサイレンスの直子は年々減り、数少ない現役馬であるエアシェイディやアクシオンなどは有馬記念に登録しなかった。

 ならば「父はダンスインザダーク以外のサンデー後継種牡馬」、「母の父は、勝ち切る力ならナスルーラ系、安定感ならノーザンダンサー系」、「父・母父とも芝の中長距離タイプ」という条件で素直にフルイにかけるしかない。

 連軸の筆頭は昨年も2着のブエナビスタ。ドリームジャーニーも、母父がナスルーラ系/ノーザンダンサー系ではないものの、現実に昨年勝っているのだから問題はない。

 注目の3歳勢では、サンデーサイレンスの血を引くヴィクトワールピサ、ペルーサ、ダノンシャンティはいずれも母父がマイラーで割引。ローズキングダムなどのキングカメハメハ産駒はまだ信用するわけにはいかないが、一発があるなら母父トニービンのルーラーシップか。

 それ以上に面白いのが古馬のサンデーサイレンス系中長距離馬×母父がナスルーラ系/ノーザンダンサー系中長距離馬。ジャミール、ネヴァブション、レッドディザイアは、ぜひ買い目に加えておきたい。

【ブエナビスタの血統表】

ブエナビスタの血統表

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