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有馬記念特集
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今なお影響力が強いサンデーサイレンス

1)ヘイルトゥリーズン系が圧倒的、だが……

 ヘイルトゥリーズン系種牡馬が過去10年で9勝と、他を完全に圧倒。中でもサンデーサイレンス系は6勝・2着4回と断然の成績を誇っている。

【父馬の系統】

系統 成績 勝率 連対率
サンデーサイレンス系 6勝・2着4回 9.5% 15.9%
その他のヘイルトゥリーズン系 3勝・2着0回 23.1% 23.1%
ノーザンダンサー系 1勝・2着3回 2.7% 10.8%
ミスタープロスペクター系 0勝・2着1回 0.0% 10.0%
リボー系 0勝・2着2回 0.0% 50.0%


 ただしサンデーサイレンス系といっても、サンデーサイレンス自身の産駒が5勝・2着3回と際立っていて、他はアグネスタキオン産駒ダイワスカーレットの1勝・2着1回があるだけ。3着もマーベラスサンデー産駒のシルクフェイマスのみ、ダンスインザダーク産駒は10戦して4着が最高など、サンデーサイレンス系すべてが無条件で◎とは言い切れない。

 他のヘイルトゥリーズン系の3勝はシンボリクリスエス、グラスワンダーという傑出した2頭による数字。また上記以外の血統は16頭が出走してナリタトップロードとツルマルツヨシの4着が最高だった。

 トータルすれば「サンデーサイレンスの子だけが強い」レースというのが有馬記念の実情だ。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)母の父はナスルーラ系vsノーザンダンサー系の戦い

 母の父ではナスルーラ系(ボールドルーラー系、ネヴァーベンド系、グレイソヴリン系、プリンスリーギフト系など)が5勝・2着2回と好調、次いでノーザンダンサー系という勢力図だ。

 これ以外の系統も、たまにポンと1〜2着には来るものの、一応はナスルーラ系vsノーザンダンサー系の争いと考えていいだろう。

【母の父の系統】

系統 成績 勝率 連対率
ナスルーラ系 5勝・2着2回 12.8% 17.9%
ノーザンダンサー系 3勝・2着6回 6.1% 18.4%
ミスタープロスペクター系 1勝・2着0回 7.1% 7.1%
リボー系 1勝・2着0回 25.0% 25.0%
サンデーサイレンス系 0勝・2着1回 0.0% 20.0%
※ネイティヴダンサー系 0勝・2着1回 0.0% 10.0%

※ミスタープロスペクター系は含まない。

3)欧州系×輸入牝系の配合

 連対馬16頭について、父が現役時に活躍した路線と母系の出自をまとめてみた。


馬名 種牡馬 父の活躍した路線 母の出自・現役成績 母の母の出自・現役成績
グラスワンダー Silver Hawk 欧州・芝マイル 海外・不出走 海外・4勝
スペシャルウィーク サンデーサイレンス 北米・ダ中距離 内国産・不出走 内国産・4勝
テイエムオペラオー オペラハウス 欧州・芝中長距離 輸入・不出走 海外・1勝
メイショウドトウ Bigstone 欧州・芝マイル 海外・不出走 海外・1勝
マンハッタンカフェ サンデーサイレンス 北米・ダ中距離 輸入・4勝 海外・1勝
アメリカンボス Kingmambo 欧州・芝マイル 海外・4勝 海外・0勝
シンボリクリスエス Kris S. 北米・ダマイル 海外・6勝 海外・6勝
リンカーン サンデーサイレンス 北米・ダ中距離 内国産・5勝 輸入・不出走
ゼンノロブロイ サンデーサイレンス 北米・ダ中距離 輸入・9勝 海外・不出走
タップダンスシチー Pleasant Tap 北米・ダ中距離 海外・1勝 海外・7勝
ハーツクライ サンデーサイレンス 北米・ダ中距離 内国産・9勝 輸入・不出走
ディープインパクト サンデーサイレンス 北米・ダ中距離 輸入・3勝 海外・1勝
ポップロック エリシオ 欧州・芝中長距離 内国産・3勝 輸入・1勝
マツリダゴッホ サンデーサイレンス 北米・ダ中距離 輸入・6勝 輸入・6勝
ダイワスカーレット アグネスタキオン 日本・芝中距離 内国産・6勝 輸入・0勝
アドマイヤモナーク ドリームウェル 欧州・芝中長距離 内国産・0勝 輸入・1勝


 まずは父(種牡馬)。サンデーサイレンスを除けば、かつてはマイラーが頑張っていた。だが最近では欧州系・芝の中長距離馬が好調なようだ。

 母系を見ると、母が輸入馬または海外に繋養(つまりマル外の母)という馬がほとんど。少なくとも母の母が外国生まれ(海外繋養または輸入)であることがベストだ。スペシャルウィークのみ代々日本で続く母系だが、これは数多くのGI馬を出した名牝系である。

4)人気薄を拾うなら、やはり堅調血統から

 単勝6番人気以下で連対した穴馬の配合は、次の通り。


着順
人気
馬名 配合
01年
2
13
アメリカンボス ミスタープロスペクター系×ノーザンダンサー系
02年
2
13
タップダンスシチー リボー系×ノーザンダンサー系
06年
2
6
ポップロック ノーザンダンサー系×サンデーサイレンス系
07年
1
9
マツリダゴッホ サンデーサイレンス系×ナスルーラ系
08年
2
14
アドマイヤモナーク ノーザンダンサー系×ナスルーラ系


 サンデーサイレンス、ノーザンダンサー、ナスルーラ、有馬記念でしっかりと成績を残している3頭の種牡馬のいずれかの血が欲しいところだ。

 今年の有馬記念出走予定馬では、サンデーサイレンス産駒マツリダゴッホは現実に2年前に勝っていて問題なし。同じくサンデーサイレンス産駒のエアシェイディ、アクシオンも圏内だろう。

 当落線上にいるのがブエナビスタ、アンライバルド、キャプテントゥーレといったサンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系またはナスルーラ系の配合からなる各馬。

 軽視したいのは、ダンスインザダーク産駒のスリーロールスとフォゲッタブル、母父がナスルーラ系やノーザンダンサー系ではないイコピコ、セイウンワンダー、ドリームジャーニー、マイネルキッツなどである。

【マツリダゴッホの血統表】

マツリダゴッホの血統表

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