G1特集 第152回 天皇賞(秋)G1特集 第152回 天皇賞(秋)

歴代優勝馬ピックアップ

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類稀な勝負根性で天皇賞春秋連覇
2007年 メイショウサムソン

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宝塚記念でアドマイヤムーンに惜しくも敗れたメイショウサムソン。4か月ぶりのレースとなった秋の天皇賞では1番人気に見事応えて、天皇賞春秋連覇を達成した。

二冠制覇も3歳秋シーズンは全敗

2006年春。皐月賞を迎えた時点で、メイショウサムソンは早くも9戦を消化していた。スプリングS勝ち馬ではあるものの、弥生賞を制したアドマイヤムーン、デビューから4連勝中のフサイチジャンク、2歳王者フサイチリシャールといった面々に比べればフレッシュさに欠けていたことは確かだ。

しかし、並み居るライバルたちを退けて第一冠を勝ち獲ったメイショウサムソンは、続く日本ダービーも勝利。クラシック二冠を成し遂げるのである。

当然のように三冠の期待を背負ったメイショウサムソンだったが、神戸新聞杯2着、菊花賞4着と涙を飲み、ジャパンCと有馬記念ではディープインパクトの後塵を拝することとなる。つまり、秋シーズンは全敗だ。

厳しいペースの中で直線突き抜ける

それでも、明けて4歳。大阪杯で復活勝利をあげ、天皇賞(春)も制して3つ目のG1タイトルを獲得。宝塚記念ではアドマイヤムーンの2着に終わったが、古馬トップクラスの地位をしっかりと確保する。

そして、07年秋初戦として迎えたのが第136回天皇賞(秋)。凱旋門賞への遠征断念、前走から4か月ぶりの実戦、稍重にもかかわらず11秒台のラップが刻まれる厳しいペース…。そんなハードな条件を、メイショウサムソンは鮮やかに克服する。好位から直線で突き抜けて、2着アグネスアークに2馬身半差の完勝ゴールだ。

史上4頭目となる天皇賞春秋連覇。どれほどタフなレースでも最後には勝ち切る、類稀なる勝負根性で打ち立てた金字塔である。