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レッツゴーターキン

主役不在の古馬戦線

 メジロマックイーン、カミノクレッセ、イブキマイカグラといった天皇賞(春)の上位馬は故障休養中、メジロライアンは引退、宝塚記念勝ち馬メジロパーマーは京都大賞典で惨敗……。1992年・秋の古馬中長距離路線は確固たる主役不在のまま幕を開けたと言える。

レッツゴーターキン写真 そんな中、第106回天皇賞(秋)で1番人気を背負ったのはトウカイテイオーだった。前年に皐月賞と日本ダービーの2冠を果たすなど実績は随一。天皇賞(春)では5着に敗れ、しかもレース後に骨折が判明、ぶっつけでの秋挑戦となったが、さしたる強豪のいないここでは確勝と思われたのだ。

前年の有馬記念3着以来となった毎日王冠で3着と好走、悲願のGI獲りに燃えるナイスネイチャが続き、前年のマイルチャンピオンシップ勝ち馬で毎日王冠を逃げ切った快足ダイタクヘリオスも注目を集めた。
が、レースの結果は、あまりにも意外なものとなった。

11番人気馬の伏兵が…

 メジロパーマーとダイタクヘリオスが先を争って飛ばす。トウカイテイオーも早めに好位をキープする策に出て3〜4番手。後続各馬の鞍上も遅れまいとして食い下がっていく。

1000m通過は57秒5。このペースで先行馬が粘れる道理はない。直線、懸命に叩き合う馬たちを横目に見ながら、大外を豪快に伸びていく馬がいた。レッツゴーターキンである。

前年に小倉大賞典と中京記念を連勝。この年の夏は北九州記念2着、小倉記念2着、福島民報杯1着と堅実に走っての天皇賞挑戦。中距離での実績も体調も上々のレッツゴーターキンだったわけだが、2ケタ着順に大敗することも多く、GIでは菊花賞の11着があるだけだ。この馬を中心視する人は当然少なく、11番人気での出走だった。

直線、大外一気!

 しかし、レースぶりは鮮やか。2番枠のスタートから後方に控え、向こう正面で外に持ち出し、4コーナーからスピードアップ。特に直線の坂を上りきった後、残り200mからの伸びは他を圧倒しており、同じように追い込んだ5番人気ムービースターに1馬身半の差をつける快勝で盾獲りを果たしたのである。

3着には15番人気のヤマニングローバルが入り、トウカイテイオーは7着、ナイスネイチャは4着、ダイタクヘリオスは8着と大荒れとなったレース。この年のGIではヤマニンゼファー、メジロパーマー、タケノベルベットなど人気薄の激走が目立ったが、その中でも印象深い波乱の一戦であった

 

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