G1特集 第152回 天皇賞(秋)G1特集 第152回 天皇賞(秋)

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天皇賞(秋)とは?

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東京競馬場の芝2000mで行われる秋の天皇賞。マイルや長距離などさまざまな路線から実力馬が集結する。スピードだけでは乗り切れない絶対能力の高さが問われる一戦だ。

春秋で行われる伝統の一戦

1905年に横浜の日本レースクラブが創設した「エンペラーズカップ」が前身。翌年には「帝室御賞典競走」として開催された。36年に日本競馬会が設立され、37年に春は阪神、秋は東京と年2回開催となる。同年秋季のレースが第1回の天皇賞とされ、東京競馬場の芝2600mで行われた。第3回からは5歳(旧表記)以上、芝3200mで実施。戦争による中断の後、47年春に「平和賞」の名で復活。同年秋に現在の「天皇賞」へと改称。優勝馬主には木製の天皇楯が下賜されるようになった。81年春からは勝ち抜き制(優勝馬が再度出走できない制度)が廃止された。

84年のグレード制導入ではG1に格付け。同年秋から距離が現在の2000mへ短縮。87年からは4歳馬(旧表記)も出走可能となった。95年には地方馬、00年からは外国産馬も出走可能に。05年には国際競走に指定され、外国産馬の出走頭数制限を撤廃。07年には外国馬の出走枠が最大9頭まで拡大され、08年からはセン馬も出走可能となった。

絶対能力の高さが問われる中距離決戦

中距離の頂点を決めるレースでスピードだけでなく、瞬発力や持久力を兼ね備えた絶対能力の高さが求められる一戦だ。

優勝馬にはそれぞれの時代を彩った名馬が名を連ねる。タマモクロス、スペシャルウィーク、テイエムオペラオーといった天皇賞春秋制覇を成し遂げた王者。牡馬を凌駕する実力で頂点に立ったエアグルーヴ、ウオッカ、ブエナビスタといった歴史的名牝。ダービー馬の底力を示したメイショウサムソン、エイシンフラッシュ。後に海外のG1を制したアグネスデジタル、ジャスタウェイ。

昨年はスピルバーグが女王ジェンティルドンナを破って優勝。自身初のG1タイトルを手にしている。

多士済々の実力馬が集結

今年は昨年の覇者スピルバーグをはじめ、宝塚記念を制したラブリーデイ、前哨戦の毎日王冠を逃げ切ったエイシンヒカリらが出走予定。さらに5年ぶりの牝馬戴冠を目指すショウナンパンドラ、札幌記念の勝ち馬ディサイファ、日本ダービー3着の3歳馬サトノクラウンらもスタンバイ。

違う路線や世代の実力馬が東京芝2000mに一堂に集結する。直線で抜け出すのははたしてどの馬か、好勝負必至のスタートが刻一刻と迫っている。