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第146回 天皇賞(秋)特集 2012年10月28日(日)15時40分発走 東京競馬場 芝2000m

【カレンブラックヒル】史上初の偉業をかけて

カレンブラックヒル写真
毎日王冠を制し5連勝となったカレンブラックヒル

春は無傷の4連勝でNHKマイルCを制覇し、この秋は毎日王冠から始動。エイシンフラッシュやストロングリターンら古馬の強豪が揃う注目の一戦を1番人気で迎えると、その期待に応えて連勝記録を伸ばした。シルポートとグランプリボスがレースを引っ張り、離れた先団からの競馬となったが、残り150mから一気に抜け切った。1ハロン延長の1800mという一つの課題もクリア。「テンよし、中よし、終いよし」という格言がふさわしい安定したレースっぷりが強みだ。父ダイワメジャーは06年にこのレースを制覇。また、もし本馬が勝てば、無敗での天皇賞(秋)制覇となり史上初の偉業となる。


【フェノーメノ】勝算がある堂々の挑戦

フェノーメノ写真
得意の東京コースでG1制覇を狙うフェノーメノ

秋初戦のセントライト記念を1番人気に応えて完勝。先週の菊花賞で2着と好走したスカイディグニティを退けての勝利であり、仮に本馬が菊花賞に出走していればゴールドシップにより迫っていた可能性がある。その可能性がありながらも天皇賞(秋)へぶつけてきたのは勝算があるからに他ならない。前走右回りで勝利したとはいえ、ベストは3勝をマークしている東京コース。2着に敗れた日本ダービーも勝ちに等しい内容だった。また、毎日王冠ではカレンブラックヒル、富士Sではクラレントが古馬を一蹴。3歳世代の強さが日に日に増しており、ここも3歳馬が主役となりそうな流れだ。クラシック制覇は逃したが、ここでビッグタイトルを手に入れたい。


【トーセンジョーダン】昨年はレコードで優勝

昨年のこのレースでは1分56秒1のレコードで優勝し、G1初制覇。速いペースに引っ張られての時計だったが、次走JCでもブエナビスタの2着と好走しており、その実力は本物であることを証明した。前走天皇賞(春)はオルフェーヴルら実績馬が苦しむ波乱の展開となったが、しぶとく2着を確保。スローペースよりも淀みがない流れに強く、レースがハイレベルになった時に本領を発揮するタイプだ。競馬場や距離もあまり問わない。ただ、今年は予定していた札幌記念を右前の裂蹄で回避した経緯がある。昨年と比べると順調さを欠く点がどうかだ。

【ルーラーシップ】母子制覇に挑む

前走宝塚記念は中団追走から勝負どころで外を回りながらじんわりと前へ進出。最後の直線は馬場が悪い内側を避けて、大外から追い出しにかかった。しかし、最後は内からオルフェーヴルに差し込まれて2着に終わった。残念な結果だったが相手の強さが一枚上であることは事実。これまで国内のG1ではいい成績が残せなかったこともあり、惜敗といえど価値あるレースだったといえるだろう。ぶっつけ本番となったのは当初からの予定。東京コースはダービー5着以来だが、プリンシパルS圧勝の内容から間違いなく合うはず。エアグルーヴとの母子制覇にも挑む。

【エイシンフラッシュ】条件不向きで勝ち負けまでは

今年の宝塚記念では4番人気に支持されて、離された6着に敗退。巻き返しを期した前走毎日王冠だったが、中団の外から末脚を伸ばすも0.6秒差の9着に終わった。自身は上がり3ハロン33秒8という速い脚を使っており、力を全く出していないようには見えない。ただ、スローペースの上がり勝負を好むタイプであるため、ペースが速くて全体の時計も速い前走のようなレースはどうしても厳しい。距離の1800mも若干不足しているように感じる。レコード決着となった昨年のこのレースは休み明けで6着。今年は1回使われている分上積みはあるかもしれないが、勝ち負けまではどうか。

【ダークシャドウ】G1奪取は東京がふさわしい

春は海外遠征に行き、帰国初戦となったのが前走札幌記念。結果はフミノイマージンに直線外から豪快に差し切られて2着に沈んだが、決して悲観する内容ではなかった。平均ペースを前々で進み、4コーナーでは先頭というこれまでになかったレースっぷり。これまでは広いコースで末脚を生かす競馬が多かったので、成長している姿を見せたと言ってもいいだろう。昨年は毎日王冠快勝をステップとし、天皇賞(秋)では僅差の2着。G1奪取があるとすれば、やはり4勝をマークしている東京コースが最もふさわしい。リベンジを果たしたい。

【トランスワープ】サマー2000シリーズ制覇

7歳馬ながら今年に入って4勝をマークして本格化。2走前の函館記念では重賞初制覇を飾った。しかし、フロック視されていた影響があったのかもしれない。続く新潟記念は7番人気。小倉記念優勝のエクスペディション、七夕賞優勝のアスカクリチャンらが揃い、サマー2000シリーズのチャンピオンも決する大きな一番を、大接戦の末に制したのだった。同シリーズチャンピオンの天皇賞(秋)好走は06年スウィフトカレント以降出ていない。ハンデ戦から定量戦になること、一気の相手強化もあり目下の勢いをもってしても難しい一戦であることは確かだ。

【ナカヤマナイト】良馬場では厳しく道悪希望

ナカヤマナイト写真
重馬場のオールカマーを完勝したナカヤマナイト

前走重馬場のオールカマーは手薄なメンバー構成に恵まれた印象は否めないが、休み明けでも力強い走りを見せて完勝。昨年の共同通信杯以来となる重賞2勝目を挙げた。海外や阪神へ遠征した際は、環境の変化や相手強化が要因で結果を出せていないが、関東圏のレースでは安定した成績を残している。ただ、1月のAJC杯はルーラーシップの2着と好走するが不良馬場の一戦。昨年のクラシックでは善戦止まりであり、本当の一線級を相手にし、良馬場で強い競馬をまだ見せていない。瞬発力勝負では厳しい印象で、馬場がしぶることを祈る一頭だろう。


【トゥザグローリー】昨年は休み明けで5着だが

鳴尾記念勝利で挑んだ今年の宝塚記念は12着。夏負けが影響して13着と敗れた昨年より一つしか着順を上げることができなかった。強さと脆さがハッキリと見えるタイプで、ペースが厳しいG1や道悪といったタフな競馬になると大きく崩れてしまう。この点を解消できないようでは、G1勝利にはなかなか手が届かないだろう。一方、昨年の天皇賞(秋)は5着。ハイペースの展開ながら見せ場十分の内容だった。有馬記念は2年連続で3着と好走しており、天皇賞(秋)とも相性がいい可能性はある。ただ、今年も休み明け。前年並みの走りでは頑張っても善戦止まりか。

【ジャスタウェイ】決め手鋭く侮れない

前走毎日王冠は12番人気ながら上がり3ハロン33秒0の末脚が炸裂。斤量は54キロと軽かったが、決め手を武器とする古馬勢との叩き合いから鋭く抜けてきた。日本ダービー11着は距離が敗因として、NHKマイルCでは上がり最速の脚を使いながらも0.8秒差の6着。カレンブラックヒルとの差は大きかったはずだが、前走は急接近した。勝ち鞍がある新馬戦、アーリントンCはスローペースのマイル戦であることを考えても、本馬は間違いなく成長している。あと1ハロンの距離延長がどうかだが、叩かれた上積みはありそう。侮れない。

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