JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場
第144回 天皇賞(秋)特集 2011年10月30日(日)15時40分発走 東京競馬場 芝2000m

【ブエナビスタ】一年ぶりに強さを見せる時

ブエナビスタ写真
シンボリクリスエス以来の連覇を狙うブエナビスタ

前走宝塚記念は馬体重プラス12キロ。直線外からの伸びとなり、先頭とはかなりの差。早めスパートのアーネストリーは全く捕らえ切れず、なんとか2着に上がったという競馬だった。しかし、同レースらしく強烈な持続力が問われた一戦。しかもレコードのおまけつき。ラスト3ハロンはメンバー中最速の34秒5をマークしており、悲観する内容ではない。逆に昨年のこのレースではアーネストリーを楽々と置き去りにする鮮やかな瞬発力を披露。今回、舞台条件は好転する。不運もあり丸一年勝ち鞍はないが、今回は大きなチャンス。この馬らしい強さを見せたいところだ。


【アーネストリー】瞬発力が必要な難しい舞台

アーネストリー写真
宝塚記念をレコードで制したアーネストリー

この秋はオールカマーから始動。休み明けの斤量59キロでも苦にしない堂々のレースっぷり。相手は楽だったが単勝1.4番に応える勝利を飾った。今年の宝塚記念を2分10秒1のレコードで後続を押さえ切った実力から、これぐらいの走りは当然と言えるだろう。問題は東京芝2000m。昨年は2番人気で3着。ブエナビスタからは0.5秒離された。当時よりもパワーアップしていればまた違う結果になるだろうが、本質はなかなか変わるものではない。一定のスピードを長く続けられる能力には長けているが、瞬発力・速い脚を繰り出す力はブエナビスタよりも確実に劣る。そういう意味で、今回は難しいレースになるだろう。


【ローズキングダム】中距離適性は十分

ローズキングダム写真
京都大賞典を59キロで完勝したローズキングダム

京都大賞典は菊花賞馬と天皇賞(春)優勝馬がライバルとして出走していたが、順調度が段違いで圧倒的1番人気に支持された。ペースはスローで、完全な上がりの競馬。天皇賞(秋)とは全く繋がらない流れであるものの、今年初勝利を挙げた。天皇賞(春)は引っかかって自滅し、人気を落とした宝塚記念では見せ場十分の4着と善戦。最近は2400m以上のレースが多くなっているが、今は2000m前後の距離の方がいいかもしれない。2歳時には無敗で朝日杯FSを制覇。速い流れの道中に対応しつつ、鋭い決め手を出せるタイプだ。昨年のJC以来となるG1制覇を狙う。


【ダークシャドウ】東京芝コースは5戦全勝

ダークシャドウ写真
毎日王冠を制し、一気に頂点を狙うダークシャドウ

東京芝コースは5戦全勝で負け知らず。6月のエプソムCで重賞初制覇を飾ると、前走毎日王冠も優勝。例年以上のスローペースとなった上、最後の直線入り口では馬群に包まれた後方のポジション。先行抜け出しを図ったリアルインパクトの勝ちパターンだった。しかし、上がり3ハロン32秒7の脚で一気の差し切り勝ち。安田記念勝ち馬を相手に見事な内容だった。4月の産経大阪杯では、厳しい流れでレコード決着となったところをヒルノダムールとハナ差の競馬。初のG1でも十分戦えそうだ。連覇を狙うブエナビスタとも互角の勝負ができる可能性がある。


【トーセンジョーダン】G2・3勝の実力馬

トーセンジョーダン写真
札幌記念で地力を見せたトーセンジョーダン

前走札幌記念は8枠スタートから馬なりで先団へ。最後の直線は外のレッドディザイアの猛追を押さえ、内のアクシオンを交わした。これでG2はアルゼンチン共和国杯、AJC杯に続き3勝目となった。今春は順調さを欠き、宝塚記念は9着に終わったが、昨年の有馬記念では逃げて5着。G1初挑戦で、強力メンバー相手に善戦できた。G1でも十分やれる力はあるはずだ。東京芝コースも昨年10月のアイルランドTを、上がり33秒6の瞬発力で勝利。速い脚を持っており、決して小回り専用のタイプではない。


【エイシンフラッシュ】惜敗続きも末脚堅実

今春は産経大阪杯3着後、天皇賞(春)では外から追い込んで2着、宝塚記念は経済コースを巧みに捌いて3着。惜しい競馬が続いている。ローテーションに狂いが生じて挑んだ昨年の秋に比べれば、順調に使えていることが何よりと言えるだろう。末脚は堅実。距離の2000mも不足はない。問題は休み明けだが、それほど長い休養期間ではないし、久々でも苦にしないタイプ。予定通りの調整過程ならば大きく割り引く必要はないだろう。日本ダービー以来となる勝利を目指す一戦。上位争いには食い込んでくるだろう。

【ペルーサ】昨年は強烈な決め手で2着

春は日経賞で2着もトゥザグローリーには完敗。続く天皇賞(春)は8着に終わった。同馬らに比べれば折り合いはついていたが、出入りの激しい芝3200mをこなす力はなかった。勝ち鞍はすべて芝2000m以上で、青葉賞勝ちの実績はあるが、長距離がベストのタイプではなさそう。昨年のこのレースでは勝ち馬を上回る上がり33秒6の決め手。出遅れていなければもっと際どい勝負になったはずだ。G1勝ち実績がなくてもこの走り。東京芝2000mの適性が相当高いことうかがわせる。ゲートの課題は徐々に解消されており、ここは楽しみな一戦。シンボリクリスエスなどを管理した名トレーナーでこのレースの実績もあるだけに、休み明けでも要注意だ。

【ジャガーメイル】芝2000mのG1ではやや厳しい

昨年のこのレースでは天皇賞の春秋制覇がかかっていたが、15位入線で18位に降着。内の狭いところから抜けだそうとしたが、他馬の走行を妨害してしまった。東京芝コースの実績はあったものの、やはり芝2000mではスピード不足という印象。まともに走れても上位にこれたかどうか。これがG3程度ならば地力で対応できてもおかしくないが、G1で芝2000mはやや厳しい。昨年の香港ヴァーズ以来となった前走京都大賞典は4着。上がり3ハロン33秒0は勝ち馬以上。次走に向けて十分メドはたったし、今年は一度叩いての参戦。プラス材料はあるものの、勝ち負けに加われるかは微妙。

【シルポート】どういうペースを作るべきか

今年に入り京都金杯とマイラーズCを優勝。京王杯SCでは上がり33秒8の脚で2着。安田記念は8着に終わるも、厳しいペースで逃げて0.4秒差と力強さと粘り強さがついてきた。前走毎日王冠は3番人気で8着。人気を裏切ったが、スローペースに落とし過ぎたため、レースの上がりが33秒6。この展開ではいくら主導権を握っていてもこの馬にはつらい。ある程度速い流れで引っ張り、消耗戦に持ち込むべきだった。ただ、その作戦だと1800mはこなせても、あと1ハロンの延長が厳しい。距離をこなすにはある程度溜めをきかせるべきか。そのあたりの判断が難しい。

【トゥザグローリー】春の惨敗は休養で癒えたか

2月の京都記念では後に天皇賞(春)を制するヒルノダムールらを力でねじ伏せ、続く日経賞ではペルーサ以下を軽く一蹴。天皇賞(春)では本命馬に推された。ところが引っかかってしまい13着に惨敗。距離短縮で見直しされた宝塚記念だったが、ここでも13着。全く力を発揮していないのは明らかで、天皇賞(春)から調子がおかしかったのかもしれない。特に馬体の故障はなく、陣営は夏負けの影響とのこと。これが正しければいいが、精神的なものだと厄介な話になる。ここでも力は十分通用。距離もコースも問題ない。休養の効果があれば一発があってもおかしくない。

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN