JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場
天皇賞(秋)特集
レース情報へ 歴代優勝馬ピックアップへ 過去の傾向 血統分析へ コース解説 有力馬情報へ 調教情報へ レース回顧へ

再びなるか、史上に残る激戦 東京芝2000m〔Bコース〕

コース図(東京芝2000m)例年とは異なり外差しが目立つ

 今年も本競走はBコースを使用。4回東京開催は前半6日間がAコース使用で、後半2日間がBコースを使用。したがって、今週からコース替わりとなり、内ラチ沿いから3m外側に仮柵(向正面は2m外側)が設けられることになる。この状況は例年通りだが、今開催の東京芝コースは、明らかに違う様相が見て取れる。近年の傾向、これは秋開催に限らないが、とにかく最近はインコースが強かった。04年や05年は外からの差し、追い込みがほとんど利かない状況だったし、07年の優勝馬メイショウサムソンも1枠1番からのスタート。昨年はウオッカが7枠から外を回って差したが、逃げたダイワスカーレットが2着。改装後の東京芝コースは、3回開催最終週を除くほとんどで、内を通った馬が結果的に上位に来る、というレースが非常に多い印象だった。

 ところが、2週前の府中牝馬Sは極端なハイペースではなかったにも関わらず、逃げ、先行馬が全滅。差し、追い込み馬が上位を独占した。前週の富士Sも大出遅れを喫したマルカシェンクが大外から一気に追い込んで2着。重賞レースだけでなく、他のレースでも最後の直線で仕掛け遅れながらも鮮やかに差し切るケースが多々あった。それとは対照的にインコースを進んだ逃げ、先行馬がほとんど残れていない。コース替わりにより、内側の部分は保護されることになるが、今年は直線外からの伸びを警戒する必要がありそうだ。

レース写真(東京芝2000m)2コーナーまでの攻防がポイント

 スタート地点は1コーナー奥のポケット。約120m進んだところに左へ曲がる大きなカーブがある。03年のコース改修の際には、若干外に膨れていたカーブを滑らかにし、リニューアルされたものの、依然として枠順は平等とは言い難い。2コーナーまでの距離が短いため、外枠を引いた逃げ・先行馬はすんなり内へと入れない。無理に内へ行くと、内側の馬を被せることになり、審議対象になる可能性がある。差し・追い込み馬にとっても2コーナーまでの攻防は気が抜けない。スタート直後は焦る必要はないが、馬群がゴチャつきやすいコース形態なので、不利を受けないようにしなければならない。行く馬と控える馬がハッキリ主張すれば、2コーナーを過ぎて向正面へかかってからは、縦長の隊列になりやすい。特に内側に逃げ・先行馬が揃った方がレースはしやすいはずだ。

問われるスピードの持続力

 コース改修直後の本競走のペースを振り返ると、03年は2頭の逃げ馬が激しく競り合い乱ペースとなり、それを中団で構えたシンボリクリスエスが1分58秒0のレコードタイムを叩き出して優勝。一転し、04年と05年は前半1000m通過が60秒を超えるスローペース。06年は1000m通過が58秒8、07年は59秒6。そして、昨年は58秒7で通過し、最後は1分57秒2のレコード決着だった。良馬場であればいくらでも時計が出る状況だが、逃げ馬を中心にしたメンバー構成により左右される。ただ、緩いコーナーが2回で、あとは長い直線が2本。終始スピードが出るコース形態であるため、11秒台から12秒台前半のラップが長く続くのが特徴。勝ちタイムは05年以外はすべて1分58秒台以下で、スピードの持続力が問われる。

豪快な差し切りが見られるかも

 01年以前はメンバー中最速の上がりをマークした馬が勝つケースが多かったが、コース改修後はメンバー中上がり1位をマークして優勝を果たしたのは04年のゼンノロブロイしかいない。広々として長い直線のイメージとは裏腹に、最後の直線に向くまでのんびり構えていては勝負にならない。勝負どころに至るまでに速い脚を使い、いいポジションにつけるのが理想だ。ただ、今年は前述のような馬場状態。先行して押し切るには厳しい可能性が高い。馬場の中から外目を通り、豪快に差し切るシーンが見られるかもしれない。いずれにせよ、土曜日と当日の馬場傾向を必ずチェックしておきたい。

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN