タイキシャトル|フェアリーキングプローン|アグネスデジタル
脚の怪我やゲート難などがあって調整が遅れ、3歳春にしてようやくデビューを迎えたタイキシャトル。が、その遅れを取り戻すように快進撃を続けていく。未勝利戦の4馬身差圧勝を皮切りに、500万下、菖蒲Sと3連勝。菩提樹Sでのクビ差2着を挟んで、ユニコーンSでは重賞初制覇。ダート&短距離で着実に勝ち星を重ねていったのだ。 明けて4歳となったこの年も京王杯スプリングCから始動すると、これを1馬身半差で快勝。断然の本命馬、単勝オッズ1.3倍の人気を背負って安田記念に臨むことになる。 先行争いは激化したものの、さすがに不良馬場とあって1000m通過のラップは60秒1と例年に比べて時計がかかる展開。直線でも各馬はぬかるむ芝に苦労しながらゴールを目指す。特に後方に待機していた馬は完全に末脚を封じられてあえいでいた。 この後タイキシャトルはフランスへと遠征、ジャック・ル・マロワ賞で海外G1を制し、秋にはマイルCSの2年連続制覇連覇も成し遂げる。その戦績はもちろん、常に示し続けた安定感ある走りによって、近年最強のマイラーとして記憶される1頭である。
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1番人気が8連敗中の安田記念。最後に勝った例は1998年・第48回までさかのぼらなければならない。