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セレクトセール2017

高額取引馬(当歳)

イルーシヴウェーヴの2017(牡 鹿毛)

落札価格
5億8000万円
生年月日
2017年1月27日生
ディープインパクト
イルーシヴウェーヴ
母父
Elusive City
落札者
近藤 利一
販売者
ノーザンファーム

イルーシヴウェーヴの2017

 父は種牡馬界の不動のエース。父サンデーサイレンスに劣らぬ傑出した能力を持ち、2012年以降リーディングサイアーの座にある。「13年連続」という父の記録に迫ることは確実だろう。ワンランク上の瞬発力を武器とし、JRAのGT勝利数は7世代で「39」という驚異的な数字。また、海外でも仏1000ギニーをはじめG1を7勝しており、能力は優に国際レベルに達している。

 母は愛国産。仏1000ギニー(G1・芝1600m)、クインシー賞(仏G3・芝1600m)など4つの重賞を含めて、14戦6勝という成績を残した。父はミスタープロスペクターにさかのぼり、母の父レインボークエストはブラッシンググルーム系。このふたつの血を母方に持つディープインパクト産駒にはヴィルシーナ、ヴィブロス、ミッキークイーン、アンビシャスといった大物がいる。

 母の父は米国産。モルニー賞(仏G1・芝1200m)を制して、仏2歳牡馬チャンピオンに選ばれた。引退後は種牡馬となり、現在はニュージーランドに繋養されている。仕上がりの早いスピードタイプで、ニュージーランドでは多数の重賞勝ち馬を送り出している。その父イルーシヴクオリティは芝向きのスピードタイプで、芝8ハロン1分31秒63という世界レコードを持っている。

ドナブリーニの2017(牝 鹿毛)

落札価格
3億7000万円
生年月日
2017年1月27日生
ディープインパクト
ドナブリーニ
母父
Bertolini
落札者
(株)DMM.com
販売者
(有)ノーザンレーシング

ドナブリーニの2017

 父は種牡馬界の不動のエース。父サンデーサイレンスに劣らぬ傑出した能力を持ち、2012年以降リーディングサイアーの座にある。「13年連続」という父の記録に迫ることは確実だろう。ワンランク上の瞬発力を武器とし、JRAのGT勝利数は7世代で「39」という驚異的な数字。また、海外でも仏1000ギニーをはじめG1を7勝しており、能力は優に国際レベルに達している。

 母は英国産。2歳時にチェヴァリーパークS(英G1・芝6ハロン)とチェリーヒントンS(英G2・芝6ハロン)を勝ったスプリンターだった。繁殖牝馬としても成功し、ディープインパクトとの間にジェンティルドンナ(ドバイシーマクラシック、牝馬三冠、ジャパンC2回、有馬記念)、ドナウブルー(関屋記念、京都牝馬S)を産んだ。仔だけでなく孫以降の代にも影響力を及ぼしそうだ。

 母の父は米国産。イギリスで走り、重賞勝ち鞍はジュライS(英G3・芝6ハロン)のみだが、G1で2、3着が5回と、一線級相手にも堅実な成績を残した。種牡馬として成功したわけではないが、名種牡馬グリーンデザートの4分の3同血(父と2代母が同じ)という良血がモノをいい、名牝ドナブリーニの父となった。2代母コートリーディーはきわめて旺盛な活力を伝える世界的名牝。

コンテスティッドの2017(牡 青鹿毛)

落札価格
2億円
生年月日
2017年2月17日生
ディープインパクト
コンテスティッド
母父
Ghostzapper
落札者
里見 治
販売者
社台ファーム

コンテスティッドの2017

 父は種牡馬界の不動のエース。父サンデーサイレンスに劣らぬ傑出した能力を持ち、2012年以降リーディングサイアーの座にある。「13年連続」という父の記録に迫ることは確実だろう。ワンランク上の瞬発力を武器とし、JRAのGT勝利数は7世代で「39」という驚異的な数字。また、海外でも仏1000ギニーをはじめG1を7勝しており、能力は優に国際レベルに達している。

 母は米国産。北米で7戦5勝。ニューヨーク牝馬三冠のひとつエイコーンS(G1・ダ8ハロン)やテストS(G1・ダ7ハロン)など3つの重賞を制した。ミスタープロスペクター5×4、インリアリティ4×5など素軽いスピードを伝えるクロスが施されている一方で、重厚なロベルト系のアーチを母の父に持つ。ビッグレースでも底力負けしなかったのはこのあたりに秘密がありそうだ。

 母の父は米国産。通算11戦9勝で米年度代表馬に輝いた。仕上がりが遅れてクラシックには間に合わなかったものの、3歳秋に本格化し、5歳春の引退までブリーダーズCクラシック(G1・ダ10ハロン)を含めて破竹の6連勝を飾った。00年代のアメリカを代表する名馬の1頭だった。種牡馬としてはダート中距離がベスト。日本ではワイルドフラッパーが牝馬のダート重賞を3勝した。

スカイディーバの2017(牡 鹿毛)

落札価格
1億9500万円
生年月日
2017年2月9日生
ディープインパクト
スカイディーバ
母父
Sky Mesa
落札者
里見 治
販売者
(有)ノーザンレーシング

スカイディーバの2017

 父は種牡馬界の不動のエース。父サンデーサイレンスに劣らぬ傑出した能力を持ち、2012年以降リーディングサイアーの座にある。「13年連続」という父の記録に迫ることは確実だろう。ワンランク上の瞬発力を武器とし、JRAのGT勝利数は7世代で「39」という驚異的な数字。また、海外でも仏1000ギニーをはじめG1を7勝しており、能力は優に国際レベルに達している。

 母は米国産。北米でフリゼットS(米GI・ダ8ハロン)を勝つなど4戦2勝の成績を残した。その半姉にこれも繁殖牝馬として輸入されたクイックリトルミスがいる。2代母スウィフトガールは北米1戦して未勝利だが、その兄弟にピュアクラン(フラワーボウル招待S、アメリカンオークス招待S)、グレイターグッド(ケンタッキージョッキークラブSなど米重賞を3勝)がいるなど活躍馬が目白押しのファミリー。

 母の父は米国産。2歳時にホープフルS(米G1・ダ7ハロン)など重賞を2勝した。名種牡馬バーンスタインの甥、朝日チャレンジC(GV)を勝ったアルキメデスの伯父にあたる。配合構成はテイルオブザキャット(ジオポンティ、エーシントップなどの父)に似ており、種牡馬として大成功を収めたわけではないが、良血だけに母方に入って好影響を与える血だろう。

シャムロッカーの2017(牡 鹿毛)

落札価格
1億8000万円
生年月日
2017年2月7日生
ロードカナロア
シャムロッカー
母父
O'Reilly
落札者
里見 治
販売者
(有)ノーザンレーシング

シャムロッカーの2017

 父はJRAでスプリンターズS(GT)2回、高松宮記念(GT)安田記念(GT)などを制覇し、香港に遠征して香港スプリント(G1・芝1200m)を2連覇した。このレースは世界有数の芝スプリント戦で、これを5馬身差圧勝した能力は尋常ではない。今年からデビューした産駒はすでに3頭が勝ち上がる好調ぶり。スピードがあるので確実性が高く、中距離をこなす仔も出てくるはず。

 母はNZ産。豪で18戦4勝。牝馬ながらAJCダービー(豪G1・芝2400m)、VRCオーストラリアンギニー(豪G1・芝1600m)を制し、豪3歳牝馬チャンピオンに選出された。シャムロッカーの半妹ロックディーヴァはARCサンラインヴァーズ(新G3・芝2100m)の勝ち馬。19世紀からNZで続く牝系に属し、オセアニアならではの独特の血で構成されている。

 母の父はNZ産。現役時代は快速で鳴らし、NZで6戦4勝。WRCテレグラフH(G1・芝1200m)、LEVRCベイヤークラシック(G1・芝1600m)を制し、NZ年度代表馬に選出された。種牡馬としても同国のリーディングサイアーに2度輝いており、「ディープインパクト×オライリー」の組み合わせからはすでにファイナルフォーム(ラジオNIKKEI賞)が出ている。

コンドコマンドの2017(牡 鹿毛)

落札価格
1億7000万円
生年月日
2017年1月23日生
ディープインパクト
コンドコマンド
母父
Tiz Wonderful
落札者
(株)KTレーシング
販売者
ノーザンファーム

コンドコマンドの2017

 父は種牡馬界の不動のエース。父サンデーサイレンスに劣らぬ傑出した能力を持ち、2012年以降リーディングサイアーの座にある。「13年連続」という父の記録に迫ることは確実だろう。ワンランク上の瞬発力を武器とし、JRAのGT勝利数は7世代で「39」という驚異的な数字。また、海外でも仏1000ギニーをはじめG1を7勝しており、能力は優に国際レベルに達している。

 母は米国産。スピナウェイS(米G1・ダ7ハロン)など3つの重賞を含めて北米で8戦5勝の成績を残した。シアトルスルー5×3×5というクロスを持っており、いかにも先行して粘り強いタイプ。スピナウェイSを制したときは、水が浮く不良馬場のなか後続を13馬身ぶっちぎる大楽勝だった。2代母イヤーリーリポートも米G2を3勝しており活力がある。

 母の父は米国産。ケンタッキージョッキークラブS(米G2・ダ8.5ハロン)、イロクオイS(米G3・ダ8ハロン)など北米で5戦3勝の成績を残した。牡馬よりも牝馬の活躍馬が目立つ種牡馬で、2015年から韓国で供用を開始している。その父ティズナウは米年度代表馬で、ブリーダーズCクラシック(米G1・ダ10ハロン)を2勝した唯一の馬。父系はマンノウォーにさかのぼる。

バラダセールの2017(牡 鹿毛)

落札価格
1億6500万円
生年月日
2017年2月26日生
ディープインパクト
バラダセール
母父
Not For Sale
落札者
里見 治
販売者
ノーザンファーム

バラダセールの2017

 父は種牡馬界の不動のエース。父サンデーサイレンスに劣らぬ傑出した能力を持ち、2012年以降リーディングサイアーの座にある。「13年連続」という父の記録に迫ることは確実だろう。ワンランク上の瞬発力を武器とし、JRAのGT勝利数は7世代で「39」という驚異的な数字。また、海外でも仏1000ギニーをはじめG1を7勝しており、能力は優に国際レベルに達している。

 母バラダセールは亜国産。亜オークス(G1・ダ2000m)、亜1000ギニー(G1・ダ1600m)、ルイスマリアカンポス将軍賞(亜G2・ダ1600m)など、アルゼンチン、UAE、フランスで9戦5勝。バラダセールの兄弟にはルブルーズ(亜2000ギニー)、リリオペ(亜重賞2勝)などがいる。4代母ラバンブカは、バンブカ2×2という強度の牝馬クロスを持っている。

 母の父はアルゼンチン生まれのスプリンターで、ブエノスアイレス市大賞(亜G1・ダ1000m)を制覇。しかし、種牡馬としては距離の壁がなく、2000mはもちろん2400mの大レースを勝った仔もいる。スワップス4×3なのでダート向きの適性は高いが、芝でも問題なく、豊かな成長力と大レース向きの底力も特長のひとつ。クラシック向きの血統として魅力的だ。

フーハイナの2017(牡 鹿毛)

落札価格
1億6000万円
生年月日
2017年2月1日生
ハーツクライ
フーハイナ
母父
ヨハネスブルグ
落札者
(株)NICKS
販売者
社台ファーム

フーハイナの2017

 父は有馬記念(GI)、ドバイシーマクラシック(首G1・芝2400m)などを制した名馬。種牡馬としても成功し、2014年にIFHA(国際競馬統括機関連盟)から130ポンドの評価が与えられ、年間世界一の座についたジャスタウェイ(天皇賞・秋、安田記念)をはじめ、ワンアンドオンリー(日本ダービー)、ヌーヴォレコルト(オークス)などを出している。芝中長距離に強い。

 母は亜国産。エストレラスジュヴェナイルフィリーズ大賞(亜G1・芝1600m)、エンリケアセバル大賞(亜G1・芝2000m)、ポトランカス大賞(亜G1・芝1600m)など7戦4勝の成績を残した。2代母ジュスアジェンディはなじみの薄い謎めいたブラジル血統。ただ、母自身は「ストームキャット系×ヌレイエフ系」という血統で芝適性は問題なし。スピードもありそうだ。

 母の父は米国産。2歳時に愛仏英米のG1を制し、欧米双方の2歳チャンピオンに輝いた。引退後は米豪間を往復するシャトル種牡馬となり、2010年から日本で供用を開始した。最大の武器はスピードと仕上がりの早さ。日本ではホウライアキコ(デイリー杯2歳S、小倉2歳S)、ネロ(京阪杯)が重賞を勝った。アメリカではスキャットダディが後継種牡馬となって大成功を収めた。

シュガーハートの2017(牡 鹿毛)

落札価格
1億4500万円
生年月日
2017年4月5日生
ブラックタイド
シュガーハート
母父
サクラバクシンオー
落札者
(株)DMM.com
販売者
(有)ヤナガワ牧場

シュガーハートの2017

 父ブラックタイドはJRAで22戦3勝。重賞勝ちはスプリングS(GU)しかないが、希代の名馬ディープインパクトの全兄にあたる良血馬だったため種牡馬入りを果たした。ディープよりもパワー型で切れる脚も乏しいが、それゆえに先行して粘り強い産駒が多く、名馬キタサンブラックを出したことで「ディープインパクトの兄」というよりもサンデー系の重要な一分枝となった感がある。

 母は競走馬となるべくトレセンに入厩するところまで行ったものの、結局出走することなく引退した。オトメゴコロ(札幌スプリントS−5着)の娘にあたり、繁殖牝馬としては2番子のショウナンバッハがアメリカJCC(GU)で3着となって頭角を現すと、3番子のキタサンブラック(ジャパンC、天皇賞・春2回、大阪杯、菊花賞)が年度代表馬となって名牝の仲間入りを果たした。

 母の父はスプリンターズS(GT)2連覇を含めて1400m以下では無敵を誇った短距離王。種牡馬としても大成功し、十数年にわたって日本の短距離路線を牽引した。ビッグアーサー、ショウナンカンプ、シーイズトウショウ、ダッシャーゴーゴー、カノヤザクラなど多くの名スプリンターを出したほか、グランプリボスのようなマイルを守備範囲に収めるGTホースも誕生している。

キャンディネバダの2017(牡 黒鹿毛)

落札価格
1億4000万円
生年月日
2017年2月15日生
ディープインパクト
キャンディネバダ
母父
Pure Prize
落札者
里見 治
販売者
社台ファーム

キャンディネバダの2017

 父は種牡馬界の不動のエース。父サンデーサイレンスに劣らぬ傑出した能力を持ち、2012年以降リーディングサイアーの座にある。「13年連続」という父の記録に迫ることは確実だろう。ワンランク上の瞬発力を武器とし、JRAのGT勝利数は7世代で「39」という驚異的な数字。また、海外でも仏1000ギニーをはじめG1を7勝しており、能力は優に国際レベルに達している。

 母は亜国産。亜1000ギニー(G1・ダ1600m)、ポトランカス大賞(亜G1・芝1600m)を勝つなど、重賞戦線でつねに上位争いに食い込む一流馬だった。2代母の半弟に7月9日賞(亜G2・芝1600m)などアルゼンチンで重賞9勝のメットデイがいる。ストームキャット、ミスタープロスペクター、ブラッシンググルームなど、父と相性が良さそうな血を抱えている。

 母の父は米国産。G1勝ちはないもののケンタッキーCクラシックH(米G2・ダ9ハロン)を勝ち、通算17戦5勝という成績を残した。名種牡馬ストームキャットの子で、母ヘヴンリープライズは米3歳牝馬チャンピオンに選ばれた名牝。この良血がモノをいい、亜年度代表馬ハイハッピーをはじめ多くの活躍馬を送り出し成功した。芝・ダートを問わない万能性がセールスポイント。

レディスキッパーの2017(牡 芦毛)

落札価格
1億4000万円
生年月日
2017年1月29日生
ジャスタウェイ
レディスキッパー
母父
クロフネ
落札者
(株)ラ・メール
販売者
ノーザンファーム

レディスキッパーの2017

 父はドバイデューティフリー(首G1・芝1800m)を6・1/4馬身差で圧勝し、2014年のワールドサラブレッドランキングで年間1位となる130ポンドを獲得した。このほか天皇賞・秋(GI)、安田記念(GI)など5つの重賞を制覇するという華々しい競走実績を残した。母シビルは未勝利馬だが、2代母シャロンはCCAオークス(米G1・ダ10ハロン)を勝った名牝。

 母はJRAで8戦0勝。2、3着はあったものの勝ち星には恵まれなかった。しかし、希代の名牝ウインドインハーヘアの直系の孫、という良血がモノをいい、繁殖牝馬としては成功。クイーンC(GV)を勝利し、オークス(GI)でも3着と健闘したアドマイヤミヤビのほかにグランアルマダ(準OP)を出している。本馬はアドマイヤミヤビ(父ハーツクライ)の4分の3弟となる。

 母の父は日本史上最強のダートホース。武蔵野S(GV・ダ1600m)を1分33秒3、ジャパンCダート(GT・ダ2100m)を2分05秒9という驚異的なレコードで連勝した。砂専用馬ではなく芝のNHKマイルCも制している。種牡馬としては芝・ダート兼用タイプで、カレンチャン、ホエールキャプチャをはじめ多くのGTホースを送り出し、母の父としても優秀な成績を残している。

※落札価格は税抜

ライタープロフィール

栗山求(血統評論家)

大学在学中の1989年に競馬通信社入社。血統専門誌「週刊競馬通信」編集長を経て、現在はフリー。血統関係を中心に執筆活動を展開中。

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