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私の競馬はちょっと新しい
第37回 ノーザンファームしがらき場長 松本康宏さん

「1頭でも多く、1勝でも多く勝てるようにしたいです」
松本康宏さん写真
1974年生まれ、大阪府出身。北海道大学獣医学部卒業後、日本中央競馬会に獣医師として入会。09年12月よりノーザンファームに移り、10年秋に開場したノーザンファームしがらきの場長に就任。以来、数多くの活躍馬を送り出している。

育成場で1頭の馬を追い続ける楽しみを知る

市丸:それからJRAに就職されたそうですが、最初はいかがでしたか?

松本:正直なところ、競馬会に入って一から勉強したようなものでした。ほとんどの人がそうなのではないでしょうか。馬をしっかりと教える教育機関はそんなにないと思いますので。

市丸:最初はどちらに配属されたのですか?

松本:最初の4年間は美浦にいました。診療所の勤務で、最初の1年くらいは先輩について見習いですね。2年目あたりから先輩についてもらいながら自分で診たり、一人で診にいくようになったりするようになりました。

松本さんインタビュー写真3
坂路コース(長さ820m・高低差39.7m)を見下ろせる事務所にて。
松本さんの背後に見えるのは、調教風景全体を見渡せるモニター(カメラは自動制御)の画面。

市丸:入会前のイメージとのギャップのようなものはありましたか?

松本:そんなにはなかったです、事前に研修にも行っていましたから。ただ、経験していくうちに「こうしたい」「ああしたい」というのが出てきたり、あとは、なんとか治したいと思っていても、無理なものは無理だという、現実を見せられるといいますか、どうしても仕方のない部分が出てきてしまうのは感じました。

市丸:美浦の4年間の後は、どちらへ行かれたのでしょう。

松本:宮崎の育成牧場へ行きました。ここは楽しかったですね。どこもそれぞれ楽しく勉強させてもらいましたし、また美浦に戻ったら違う楽しさを感じるかもしれませんけれど、特に育成場は楽しかったです。

市丸:それはどのあたりですか?

松本:トレセンですと、自分が診ていた馬が、休みや出張、土日に競馬場へ行っている間に治っていることも多くありましたが、育成場ですと、出張さえなければ毎日診られるんですね。社宅も場内にありましたから、ヒマさえあれば歩いて5分で行けますし、同じ馬の成長をずっと追い続けられるのが楽しかったですね。

市丸:それから、ノーザンファームに転職されるまでは……。

松本:宮崎で2年と数ヶ月、栗東で1年、それから六本木事務所に2年くらいいました。その時にたまたま知人から連絡があったんです。ノーザンファームが信楽にトレーニング施設を作るので、トレセンや競馬場を経験している獣医師を探していると。それで、ノーザンファームへ行って、具体的な話を聞いてみたんです。

松本さんインタビュー写真4
周回コース(900mタペタ)を背にして

市丸:それから、すぐに決断されたのですか?

松本:家族も居ますし、すぐにという訳には。。。ただ、自分自身が競馬サークルの中でどう頑張っていくかというテーマは常に考えていましたし、それが急に具体的になるというか、決断の時が来たというか。家族はもちろんのこと、競馬サークル内外の友人にも随分と相談に乗ってもらいました。

市丸:JRAを辞められることについて、ご家族はどのように?

松本:それは反対しますよね(笑)。転職なんて、家族にとっては不安以外の何ものでもないですから。ただ、最終的には家内も「どうせ止めても聞かないだろうから」というのもあって、理解してくれました。

市丸:ご自身としてはいかがでしたか?

松本:JRAに育てていただいたわけですから、申し訳ない部分もたくさんありました。ただ、競馬サークルに関わっていくことには変わりないですし、競馬会で得た知識や経験を活かして、競馬会の外から競馬に貢献することもできるのではと考えたのです。もちろん、1頭1頭をしっかり見ていきたいというのが一番ですけど。さらに、最近になってファンサービスも意識するようになってきましたね。

市丸:具体的には?

松本:昔から「競馬っておもしろいんだよ」と友達を競馬場に連れて行ったりしていました。ただ、付き合わせていただけかもしれませんが(笑)。身近なところで言ったら、友達が送ってきた予想にコメントをしてみたりとか、ジョッキーからサインやグッズをいただいたら送ってあげたりとか。自分の友達という限られた範囲でいうのも申し訳ないのですが、昔はもっと周りに競馬ファンがいっぱいいたような気がします。また、ノーザンファームの有力馬を大レースに送り出すことも重要だと考えています。競馬が盛り上がるのは、強い馬が強い競馬をしたときだと思いますし、この前のトゥザグローリー(日経新春杯)にしても単勝1.6倍というのは、それだけ多くの方が買われているわけですから、その馬が勝って多くの方にまた応援しよう、次も買ってみようと思っていただくことも、競馬に貢献するひとつの方法だと勝手ながら考えています。

ノーザンファームに移られたのはいつになりますか?

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