第1068回 前走好走馬の取捨がカギを握るチャンピオンズC|競馬情報ならJRA-VAN

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第1068回 前走好走馬の取捨がカギを握るチャンピオンズC

2016/12/1(木)

暮れのダート王決定戦・チャンピオンズC。前身のジャパンCダートから名称を変え、中京競馬場に移動して今年で3回目になるが、昨年は12番人気の牝馬・サンビスタが優勝して大波乱となった一戦だ。今年はどの馬がタイトルを手にするのか、データから分析したい。データの分析には、JRA-VAN DataLab.TARGET frontier JV馬天楼 for データde出〜たを利用した。集計対象は、ジャパンCダート(06〜07年は東京2100m、08〜13年は阪神1800m)時代も含めた過去10年としている。

■表1 人気別成績

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収 過去2年
1 4-1-2-3/10 40.0% 50.0% 70.0% 109% 90% 0-0-0-2/2
2 1-0-1-8/10 10.0% 10.0% 20.0% 59% 31% 1-0-0-1/2
3 1-2-1-6/10 10.0% 30.0% 40.0% 84% 98% 0-1-1-0/2
4 1-0-0-9/10 10.0% 10.0% 10.0% 98% 30% 0-0-0-2/2
5 0-2-1-7/10 0.0% 20.0% 30.0% 0% 104% 0-0-1-1/2
6 1-2-0-7/10 10.0% 30.0% 30.0% 199% 101% 0-0-0-2/2
7 1-1-1-7/10 10.0% 20.0% 30.0% 152% 136% 0-0-0-2/2
8 0-2-1-7/10 0.0% 20.0% 30.0% 0% 144% 0-1-0-1/2
9 0-0-1-9/10 0.0% 0.0% 10.0% 0% 82% 0-0-0-2/2
10 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0% 0-0-0-2/2
11〜 1-0-2-55/58 1.7% 1.7% 5.2% 114% 44% 1-0-0-11/12
1〜4 7-3-4-26/40 17.5% 25.0% 35.0% 87% 62% 1-1-1-5/8
5〜8 2-7-3-28/40 5.0% 22.5% 30.0% 87% 121% 0-1-1-6/8
9〜 1-0-3-74/78 1.3% 1.3% 5.1% 85% 43% 1-0-0-15/16

過去10年の人気別成績では、1番人気が複勝率70.0%と安定しているものの、チャンピオンズCとなったここ2年はコパノリッキーが12、7着に敗退。同馬以外の1番人気なら問題ないのか、中京に変わって1番人気がアテにならなくなったのか判断は難しいが、同馬も含め4年連続で連対を外しているのは気にかかる。 表の下に記したように、1〜4番人気、5〜8番人気、9番人気以下と区切ると、5〜8番人気でも連対率や複勝率は上位人気と互角で、複勝回収率は121%と高い。中京のここ2年も14年はナムラビクターが8番人気2着、15年はサウンドトゥルーが5番人気3着と馬券に絡んでいるため、今年もこのあたりの人気馬には注目したい。

■表2 年齢別成績

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収 過去2年
3歳 1-2-2-19/24 4.2% 12.5% 20.8% 63% 114% 0-1-0-2/3
4歳 2-1-2-26/31 6.5% 9.7% 16.1% 21% 45% 0-0-0-8/8
5歳 5-4-2-32/43 11.6% 20.9% 25.6% 89% 71% 1-1-1-5/8
6歳 2-2-3-25/32 6.3% 12.5% 21.9% 238% 85% 1-0-1-3/5
7歳以上 0-1-1-26/28 0.0% 3.6% 7.1% 0% 28% 0-0-0-8/8

年齢別では、5歳馬が最多の9連対をほこり、勝率〜複勝率もトップ。これに続くのが6歳馬で、3歳馬も出走があれば好走確率は6歳と互角だ。 対して、4歳馬は連対率ひと桁台にとどまり、特に11年以降は【0.0.1.17】。12〜14年には4歳で1番人気に推されたローマンレジェンド4着、ホッコータルマエ3着、コパノリッキー12着と3連続で連対を外してしまった。 また、7歳以上も【0.1.1.26】。穴馬が多いので致し方ない面もあるが、5番人気以内に推された馬でもヴァーミリアンが8、14着、エスポワールシチーが10、7着、ワンダーアキュートが5着、そしてローマンレジェンドが14着と、実績馬が苦戦を強いられている。

■表3 チャンピオンズC過去2回の結果

馬名 騎手 人気 タイム 通過順位 上がり
14 1 4 8 ホッコータルマエ 幸英明 2 1.51.0 2-2-2-2 36.4
2 2 4 ナムラビクター 小牧太 8 1/2 5-5-4-4 36.3
3 6 12 ローマンレジェンド 岩田康誠 3 3/4 5-5-2-2 36.6
15 1 2 4 サンビスタ M.デムーロ 12 1.50.4 9-6-8-6 37.4
2 1 1 ノンコノユメ ルメール 3 1 1/2 14-14-15-15 36.7
3 1 2 サウンドトゥルー 大野拓弥 5 クビ 15-15-16-16 36.6

2015/12/6 中京11R チャンピオンズカップ(G1) 1着 4番 サンビスタ

中京では2回しか行われていないため、枠や脚質の傾向はまだ掴めない。一応、6枠以内、12番以内の馬が1〜3着を占めており、7〜8枠では一昨年にコパノリッキーが1番人気12着、昨年はホッコータルマエが2番人気5着に敗退した。 展開面では、一昨年が1000m通過62秒3、昨年が60秒2とまったくペースが異なる。その結果、一昨年の先行勢同士の決着とは一転、昨年は完全な前崩れで大波乱となった。好走馬の上がり3ハロンは、昨年1着のサンビスタ以外は36秒3〜7だったが、予想の参考にするのは難しい。ただ、4コーナー大外を回った馬は届いておらず、昨年2着のノンコノユメは最内。3着のサウンドトゥルーは直線に向いてから大外に持ち出しての追い込みだった。

■表4 中京ダート1800m枠番別成績(12年〜)

枠・脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
1枠 25-27-34-324/410 6.1% 12.7% 21.0% 66% 80%
2枠 38-32-40-325/435 8.7% 16.1% 25.3% 84% 92%
3枠 30-29-23-380/462 6.5% 12.8% 17.7% 61% 57%
4枠 37-23-33-391/484 7.6% 12.4% 19.2% 66% 53%
5枠 38-32-30-407/507 7.5% 13.8% 19.7% 67% 64%
6枠 35-41-39-401/516 6.8% 14.7% 22.3% 90% 90%
7枠 27-43-33-422/525 5.1% 13.3% 19.6% 72% 91%
8枠 37-40-35-420/532 7.0% 14.5% 21.1% 77% 67%
逃げ 6-5-2-19/32 18.8% 34.4% 40.6% 79% 92%
先行 16-15-11-63/105 15.2% 29.5% 40.0% 78% 127%
中団 5-7-12-150/174 2.9% 6.9% 13.8% 56% 54%
後方 3-3-5-129/140 2.1% 4.3% 7.9% 13% 28%
※脚質は1000万条件以上でTarget frontier JVによる分類

参考までに中京ダート1800mの枠番別成績を調べると、さほど大きな差は出ていなかった。ただ、単複の回収率がともに70%を割っているのは3、4、5枠。過去2回のこのレースでも、馬券に絡んだ6頭のうち3〜5枠は1頭のみ。表3と併せて考えると、少なくとも1〜2枠は悪くなさそうだ。 また、脚質は1000万条件以上のレースを対象に調べたが、好走確率からも回収率からも、前で勝負した馬が良い傾向にある。もっとも昨年が差し−追込決着だったように、G1ともなれば強力な末脚を発揮する馬もおり、まずは展開の読みが肝心だろう。

■表5 前走レース、人気、着順別成績(レースは本年登録馬の前走のみ)

前走 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収 過去2年
JBCクラシック 3-4-5-27/39 7.7% 17.9% 30.8% 26% 80% 1-0-1-9
武蔵野S 2-3-1-24/30 6.7% 16.7% 20.0% 60% 66% 0-1-0-4
みやこS 2-2-2-23/29 6.9% 13.8% 20.7% 80% 80% 0-1-0-7
1着 5-4-4-28/41 12.2% 22.0% 31.7% 79% 79% 0-1-1-8
2着 3-2-2-19/26 11.5% 19.2% 26.9% 339% 131% 1-0-1-1
3着 0-2-4-17/23 0.0% 8.7% 26.1% 0% 132% 0-1-0-6
4着 1-2-0-11/14 7.1% 21.4% 21.4% 42% 51% 1-0-0-1
5着以下 1-0-0-52/53 1.9% 1.9% 1.9% 18% 5% 0-0-0-10
1人気 3-1-3-31/38 7.9% 10.5% 18.4% 236% 61% 1-0-0-4
2人気 5-3-1-16/25 20.0% 32.0% 36.0% 82% 99% 0-1-0-5
3人気 1-1-1-16/19 5.3% 10.5% 15.8% 104% 53% 0-0-1-5
4人気 1-2-2-11/16 6.3% 18.8% 31.3% 36% 113% 1-1-1-2
5人気 0-1-1-13/15 0.0% 6.7% 13.3% 0% 72% 0-0-0-1
6〜9人 0-2-2-19/23 0.0% 8.7% 17.4% 0% 88% 0-0-0-5
10人〜 0-0-0-12/12 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0% 0-0-0-2

今年は登録馬17頭のうち、ブライトアイディアを除く16頭の前走が、JBCクラシック、武蔵野S、みやこSのいずれかというメンバー構成になった。前走レース別成績はこの3レースに絞ったが、複勝率ではJBCクラシックが一歩リードし、みやこSの連対率はやや低い。ただ、極端に大きな差はない印象だ。 前走の格に関わらず、注目したいのは前走着順別の成績。前走5着以下から好走したのは、長期休養明け2戦目だった08年のカネヒキリのみ。また、同馬のほかに前走連対馬以外で優勝したのは、ドバイ遠征帰り2戦目だった14年のホッコータルマエだけである。国内のレースを順調に消化している馬なら、1着候補は前走連対馬、馬券候補も前走4着以内馬にかぎられる。また、前走10番人気以下の好走はなく、優勝馬は10頭中8頭が前走1〜2番人気だった。

■表6 前走・年齢別成績

前走 3歳 4歳 5歳 6歳以上 5歳以外
JBCクラシック 0-0-0-4 0-0-1-6 3-1-2-4 0-3-2-13 0-3-3-23
武蔵野S 0-1-0-5 0-1-1-3 1-1-0-5 1-0-0-11 1-2-1-19
みやこS 0-0-1-3 1-0-0-8 1-2-0-8 0-0-1-4 1-0-2-15
1着 1-2-0-5 2-1-1-8 2-0-0-10 0-1-3-5 3-4-4-18
2着 0-1-0-3 0-0-0-3 2-1-1-6 1-1-0-7 1-1-1-13
3着 0-0-1-0 0-0-1-3 0-1-1-3 0-1-1-11 0-1-3-14
4着 0-0-0-0 0-0-0-2 1-2-0-1 0-0-0-8 0-0-0-10
5着以下 0-0-0-11 0-0-0-10 0-0-0-11 1-0-0-21 1-0-0-41
1人気 1-0-0-5 0-0-1-7 1-1-0-8 1-0-2-11 2-0-3-23
2人気 0-1-1-2 2-0-0-4 2-1-0-4 1-1-0-6 3-2-1-12
3人気 0-0-0-2 0-0-0-3 1-1-0-5 0-0-1-6 0-0-1-11
4人気 0-1-0-0 0-0-0-2 1-1-2-2 0-0-0-7 0-1-0-9
5人気 0-0-1-3 0-0-0-4 0-0-0-2 0-1-0-4 0-1-1-11
6〜9人 0-0-0-5 0-1-1-2 0-0-0-3 0-1-1-9 0-2-2-16
10人〜 0-0-0-0 0-0-0-2 0-0-0-3 0-0-0-7 0-0-0-9

表6は、表5のデータを年齢別に見たものである。年齢別では5歳馬の好走が多かったが(表2)、この表6では「5歳か否か」で傾向が異なる。まず前走JBCクラシック出走馬で、優勝があるのは5歳馬のみ。3〜4歳は計【0.0.1.10】で、3着1回も1番人気を裏切った形になる13年のホッコータルマエ。6歳以上は【0.3.2.13】と好走しても2着以下に終わっている。 また、前走4着から好走した3頭も5歳馬。5歳以外で前走4着以下は【1.0.0.51】(1着は前述のカネヒキリ)となるため、基本的には3着以内を条件と考えたい。逆に人気面では、5歳馬で前走5〜9番人気だった馬は【0.0.0.8】と好走がない。5歳以外は前走5〜9番人気でも【0.3.3.27】と2〜3着なら可能性はある。

■表7 G1・Jpn1連対実績を持たない好走馬

馬名 性齢 人気 着順 前走 人気 着順 主なG1・Jpn1実績
06 アロンダイト 牡3 7 1 銀蹄S(1600万) 1 1 未経験
フィールドルージュ 牡4 8 3 武蔵野S 8 3 未経験
07 フィールドルージュ 牡5 6 2 武蔵野S 3 4 前年本競走3着
08 メイショウトウコン 牡6 7 2 JBCクラシック 6 3 前走、東京大賞典3着
09 ゴールデンチケット 牡3 12 3 ブラジルC 2 2 ジャパンDダービー3着
10 トランセンド 牡4 1 1 みやこS 2 1 未経験
グロリアスノア 牡4 8 2 武蔵野S 6 1 ジャパンDダービー4着
11 ワンダーアキュート 牡5 5 2 みやこS 2 4 ジャパンDダービー5着
12 ニホンピロアワーズ 牡5 6 1 みやこS 3 2 川崎記念5着
ホッコータルマエ 牡3 9 3 みやこS 5 3 ジャパンDダービー5着
13 ベルシャザール 牡5 3 1 武蔵野S 1 1 日本ダービー(芝)3着
14 ナムラビクター 牡5 8 2 みやこS 4 3 未経験

続いて実績面も見てみたい。まず表7は、G1・Jpn1で連対実績を持たなかった好走馬で、メイショウトウコン以外は5歳以下かつ前走G3以下。加えて、G1・Jpn1で掲示板を確保しているか、まったくの未経験かのいずれかである。また、全体的に中位人気以下の馬が多く、上位人気に推されたトランセンドとベルシャザールは勝利を挙げている。

■表8 G1・Jpn1連対実績があった好走馬

馬名 性齢 人気 着順 前走 人気 着順 前々走以前の実績
06 シーキングザダイヤ 牡5 1 2 JBCクラシック 1 2 前年本競走2着
07 ヴァーミリアン 牡5 1 1 JBCクラシック 2 1 川崎記念1着
サンライズバッカス 牡5 7 3 JBCクラシック 4 3 フェブラリーS1着
08 カネヒキリ 牡6 4 1 武蔵野S 2 9 05年本競走1着
ヴァーミリアン 牡6 1 3 JBCクラシック 1 1 前年本競走1着
09 エスポワールシチー 牡4 1 1 南部杯 2 1 かしわ記念1着
シルクメビウス 牡3 5 2 トパーズS 4 1 ジャパンDダービー2着
10 アドマイヤスバル 牡7 11 3 JBCクラシック 7 3 JBCスプリント2着
11 トランセンド 牡5 1 1 JBCクラシック 2 2 前年本競走1着
エスポワールシチー 牡6 2 3 みやこS 1 1 09年本競走1着
12 ワンダーアキュート 牡6 3 2 JBCクラシック 5 1 前年本競走2着
13 ワンダーアキュート 牡7 6 2 JBCクラシック 2 2 JBCクラシック1着
ホッコータルマエ 牡4 1 3 JBCクラシック 1 1 帝王賞1着
14 ホッコータルマエ 牡5 2 1 JBCクラシック 4 4 JBCクラシック1着
ローマンレジェンド 牡6 3 3 エルムS 3 1 東京大賞典1着
15 サンビスタ 牝6 12 1 JBCレディースC 1 2 JBCレディースC1着
ノンコノユメ 牡3 3 2 武蔵野S 2 1 ジャパンDダービー1着
サウンドトゥルー セ5 5 3 JBCクラシック 4 2 前々走以前G1未経験

一方、表8はG1・Jpn1での連対実績があった好走馬。こちらは、昨年3着のサウンドトゥルーを除く全馬が、前々走以前にG1・Jpn1連対実績を持っていた。また、前走がJpn1以外だった5頭のうち、カネヒキリを除く4頭は勝ってきていることも共通点だ。さらに、牡・セン馬の6歳以下15頭中14頭は5番人気以内。6番人気以下で好走した4頭中3頭は、7歳馬か6歳牝馬である。

【結論】

チャンピオンズCはほぼ前走好走馬の争い。5歳以外は前走3着以内、5歳馬でも4着以内が条件になる。また、G1・Jpn1に出走経験があれば5着以内が必要で、6着以下しかない馬よりは未経験馬のほうが良い。人気は5〜8番人気に妙味がある。

2016/6/19 東京11R ユニコーンステークス(G3) 1着 12番 ゴールドドリーム

今年の登録馬のうち、前走JBCクラシック組はすべて「5歳以外」。表6にあるように、この組は5歳馬しか勝っていないため、1着候補には推しづらい。残る武蔵野S、みやこS組で、前走9番人気以内・3着以内(5歳は4番人気以内・4着以内)馬は、3歳・ゴールドドリーム、4歳・カフジテイク、アポロケンタッキー。さらに1着候補は基本的には前走連対馬であること(表5本文)、そして近年の4歳馬不振(表2本文)も加味すると、有力なのはゴールドドリームだ。前走人気別の勝率では断トツの2番人気馬で、前走2着も1着とほぼ同等だ(表5)。前々走にジャパンダートダービー3着があり、G1・Jpn1連対実績を持たない馬の好走条件(表7)もクリアする。妙味がある5〜8番人気(表1)あたりに入りそうなのも好材料だ。

相手候補の筆頭には、JBCクラシック組から3着のサウンドトゥルー。昨年の本競走3着馬でもあり、続く東京大賞典を制し、さらに川崎記念でも2着と好走した。昨年は表8でこの馬だけが例外となる「前走がG1初連対」だったが、実績を重ねた今年は昨年以上の結果も期待できる。

その他は減点材料を抱える馬同士の争いだ。好走の多い5歳馬では(表2)、昨年の4着馬で、前走みやこS3着のロワジャルダン。5歳馬は前走5番人気以下(本馬は7番人気)がマイナスにはなるものの、それ以外の条件はクリアしてくる。ほかに4歳の年齢から減点した、前述のアポロケンタッキーカフジテイクも同等でいいだろう。そしてJBCクラシックを制したアウォーディーは恐らく今回1番人気。4年連続で1番人気が連対を外していることや(表1本文)、前走Jpn1初連対馬の好走は1頭だけ(表8)という点から、このグループの評価になる。また、表5本文で触れた「国内のレースを順調に消化している馬」とは異なるラニも、前走大敗には目をつむり拾っておきたい。

ライタープロフィール

浅田知広(あさだ ともひろ)

1970年12月、埼玉県生まれ。立命館大学文学部中退後、夕刊紙レース部のアルバイト、競馬データベース会社を経て、現在はフリー。パソコンが広く普及する以前から、パソコン通信でデータ手入力方式の競馬予想ソフトを公開するなど、競馬のみならずPCやネットワークにも精通。その知識を活かし、Webや雑誌で競馬ライターとして活躍するかたわら、ネットワークの専門誌にも連載を持つ。


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