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第984回 連続開催最終週の芝コース枠番別成績を分析!

2016/2/15(月)

今回の『データde出〜た』は「連続開催の最終週における芝の枠番別成績」を調べてみたい。このテーマを取り上げるのはもちろん、今週末で京都の連続開催が最終週を迎えるからである。京都だけでなく、このあとには中山と阪神の連続開催も控えているので、中央4場の連続開催はすべて分析の対象とする。集計期間は2013〜2015年の過去3年(表7のみ、2014〜2016年の3年間)。データの分析には、JRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

■表1 1〜2月京都・連続開催の最終週・芝の枠番別成績

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
1枠 3- 5- 5-26/39 7.7% 20.5% 33.3% 29% 78%
2枠 3- 3- 4-28/38 7.9% 15.8% 26.3% 31% 87%
3枠 5- 1- 4-31/41 12.2% 14.6% 24.4% 82% 73%
4枠 5- 1- 2-34/42 11.9% 14.3% 19.0% 78% 104%
5枠 4- 4- 2-36/46 8.7% 17.4% 21.7% 23% 49%
6枠 0- 6- 3-38/47 0.0% 12.8% 19.1% 0% 73%
7枠 4- 2- 3-39/48 8.3% 12.5% 18.8% 117% 53%
8枠 1- 3- 2-43/49 2.0% 8.2% 12.2% 24% 43%
1〜4枠 16- 10- 15-119/160 10.0% 16.3% 25.6% 56% 86%
5〜8枠 9- 15- 10-156/190 4.7% 12.6% 17.9% 41% 54%
※すべてBコース使用

まずは今週末にすぐ使えるデータから見ていこう。表1が「1〜2月京都・連続開催の最終週・芝の枠番別成績」である。複勝率ベースでもっとも高い数値を残したのが1枠で、次いで2枠、3枠の順となっている。その一方、4〜8枠で複勝率が20%を超えたのは5枠のみで、大外8枠に至っては12.2%と最低の数値にとどまった。1〜4枠と5〜8枠と大きくふたつに分けても、5項目すべてで1〜4枠の数値が上回っている。今週末の京都も、過去3年と同じく芝Bコースの使用が予定されている。天候など当日になってみないとわからない部分もあるが、現時点では内枠有利を想定し、当日のレース結果を見ながら修正していくスタンスで臨むといいのではないだろうか。

■表2 2〜4月中山・連続開催の最終週・芝の枠番別成績

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
1枠 4- 0- 2-29/35 11.4% 11.4% 17.1% 51% 31%
2枠 3- 1- 4-30/38 7.9% 10.5% 21.1% 40% 73%
3枠 4- 4- 2-30/40 10.0% 20.0% 25.0% 49% 54%
4枠 3- 5- 5-30/43 7.0% 18.6% 30.2% 21% 113%
5枠 2- 1- 3-39/45 4.4% 6.7% 13.3% 28% 59%
6枠 2- 3- 3-39/47 4.3% 10.6% 17.0% 8% 44%
7枠 3- 4- 3-43/53 5.7% 13.2% 18.9% 15% 41%
8枠 4- 7- 3-42/56 7.1% 19.6% 25.0% 62% 86%
1〜4枠 14- 10- 13-119/156 9.0% 15.4% 23.7% 40% 70%
5〜8枠 11- 15- 12-163/201 5.5% 12.9% 18.9% 29% 58%
※すべてBコース使用

表2は「2〜4月中山・連続開催の最終週・芝の枠番別成績」である。1〜4枠と5〜8枠を比較すると、5項目すべてで1〜4枠の数値が高く、基本的には内枠有利と考えていいだろう。ただし、細かく見るといくつか注意すべき点もある。まず、内枠でも1枠は勝率こそ高いものの複勝率は低調で、勝ち切るか凡走かの極端な傾向があること。また、不利な外枠でも大外の8枠に限っては悪くない数値を残していることも見逃せない。実際のレースを見ても、春の中山連続開催の最終週には皐月賞が行なわれるが、14年にトゥザワールド(2着)、ウインフルブルーム(3着)と8枠の2頭が馬券圏内に入った例もある。まとめると、基本的に内枠有利だが1枠の扱いには注意が必要で、外枠でも8枠は軽視しないことがポイントとなりそうだ。

■表3 2〜4月阪神・連続開催の最終週・芝の枠番別成績

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
1枠 3- 1- 4-45/53 5.7% 7.5% 15.1% 33% 103%
2枠 4- 4- 5-41/54 7.4% 14.8% 24.1% 52% 162%
3枠 4- 2- 4-45/55 7.3% 10.9% 18.2% 108% 72%
4枠 5- 4- 9-40/58 8.6% 15.5% 31.0% 66% 74%
5枠 4- 6- 0-49/59 6.8% 16.9% 16.9% 33% 56%
6枠 5- 2- 3-48/58 8.6% 12.1% 17.2% 154% 87%
7枠 2- 6- 3-61/72 2.8% 11.1% 15.3% 10% 34%
8枠 4- 6- 3-59/72 5.6% 13.9% 18.1% 100% 90%
1〜4枠 16- 11- 22-171/220 7.3% 12.3% 22.3% 65% 102%
5〜8枠 15- 20-  9-217/261 5.7% 13.4% 16.9% 72% 66%
※すべてBコース使用

表3は「2〜4月阪神・連続開催の最終週・芝の枠番別成績」である。1〜4枠と5〜8枠を比較すると、1〜4枠のほうが優勢となっている。1、2枠は複勝回収率、3枠は単勝回収率、4枠は複勝率で優秀な数値を残している点が目につく。一方の5〜8枠は、全体的には低調な感がある。ただし、6枠と8枠の単勝回収率が高く、特に6枠の単勝回収率154%は際立っている。一発大穴の可能性を秘める枠としてマークしておきたい。

■表4 4〜6月東京・連続開催の最終週・芝の枠番別成績

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
1枠 2-11- 2-36/51 3.9% 25.5% 29.4% 14% 88%
2枠 1- 3- 2-47/53 1.9% 7.5% 11.3% 23% 22%
3枠 6- 3- 4-43/56 10.7% 16.1% 23.2% 88% 55%
4枠 4- 2- 3-50/59 6.8% 10.2% 15.3% 49% 34%
5枠 7- 2- 3-50/62 11.3% 14.5% 19.4% 149% 77%
6枠 5- 4- 5-50/64 7.8% 14.1% 21.9% 65% 51%
7枠 3- 4- 9-50/66 4.5% 10.6% 24.2% 36% 133%
8枠 4- 3- 4-54/65 6.2% 10.8% 16.9% 35% 35%
1〜4枠 13- 19- 11-176/219 5.9% 14.6% 19.6% 44% 49%
5〜8枠 19- 13- 21-204/257 7.4% 12.5% 20.6% 70% 74%
※すべてDコース使用

表4は「4〜6月東京・連続開催の最終週・芝の枠番別成績」である。1〜4枠と5〜8枠を比較すると、好走率は互角に近い。ただし回収率は差があり、1〜4枠が単複40%台だったのに比べて、5〜8枠は単複70%台と、後者のほうが明らかに有利な数値が出ている。迷ったら外の馬を重視する作戦が成立しそうだ。また、特徴的な傾向を残している1枠にも触れておきたい。1着と3着が各2回だったのに対して、2着が11回と突出して多くなっており、1枠の2着付け作戦を狙ってみても面白いだろう。

■表5 10〜11月東京・連続開催の最終週・芝の枠番別成績

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
1枠 5- 7- 5-53/70 7.1% 17.1% 24.3% 104% 67%
2枠 6- 4- 7-53/70 8.6% 14.3% 24.3% 107% 89%
3枠 2- 5- 8-55/70 2.9% 10.0% 21.4% 70% 87%
4枠 6- 3- 4-60/73 8.2% 12.3% 17.8% 32% 97%
5枠 5- 6- 3-62/76 6.6% 14.5% 18.4% 72% 57%
6枠 4- 5- 3-64/76 5.3% 11.8% 15.8% 30% 78%
7枠 6- 7- 3-78/94 6.4% 13.8% 17.0% 53% 64%
8枠 6- 1- 6-85/98 6.1% 7.1% 13.3% 60% 60%
1〜4枠 19- 19- 24-221/283 6.7% 13.4% 21.9% 78% 85%
5〜8枠 21- 19- 15-289/344 6.1% 11.6% 16.0% 54% 65%
※すべてCコース使用

2014/11/30 東京11R ジャパンカップ(G1)1着 4番 エピファネイア

表5は「10〜11月東京・連続開催の最終週・芝の枠番別成績」である。複勝率ベースの数値を見れば一目瞭然で、秋の東京連続開催の最終週芝コースは内枠有利の傾向が顕著になっている。特に1、2枠は勝率、単勝回収率が優秀だ。この週に行なわれる大一番のジャパンCでも、14年は2枠のエピファネイアが1着、1枠のジャスタウェイが2着と、内枠同士の決着になっている。内枠に入った馬を積極的に狙っていきたい。

■表6 10〜11月京都・連続開催の最終週・芝の枠番別成績

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
1枠 2- 6- 3-36/47 4.3% 17.0% 23.4% 34% 104%
2枠 5- 4- 2-43/54 9.3% 16.7% 20.4% 132% 67%
3枠 2- 4- 7-45/58 3.4% 10.3% 22.4% 24% 134%
4枠 9- 4- 7-38/58 15.5% 22.4% 34.5% 189% 194%
5枠 4- 4- 5-50/63 6.3% 12.7% 20.6% 78% 114%
6枠 4- 3- 4-54/65 6.2% 10.8% 16.9% 45% 76%
7枠 3- 5- 2-65/75 4.0% 10.7% 13.3% 14% 32%
8枠 7- 6- 6-61/80 8.8% 16.3% 23.8% 70% 100%
1〜4枠 18- 18- 19-162/217 8.3% 16.6% 25.3% 97% 127%
5〜8枠 18- 18- 17-230/283 6.4% 12.7% 18.7% 51% 79%
※すべてCコース使用

表6は「10〜11月京都・連続開催の最終週・芝の枠番別成績」である。1〜4枠と5〜8枠の成績を比較すると前者のほうがはっきりと数値がよく、基本的には内枠有利とみていいだろう。ただし、5枠の成績も悪くはなく、大外8枠の数値は1〜4枠に匹敵するほど。こうした事情を考慮すると、秋の京都連続開催の最終週芝コースは6、7枠が不利と判断したほうが実態に即しているかもしれない。

■表7 12〜1月中山・連続開催の最終週・芝の枠番別成績

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
1枠 2- 5- 3-28/38 5.3% 18.4% 26.3% 21% 79%
2枠 1- 4- 4-30/39 2.6% 12.8% 23.1% 12% 62%
3枠 1- 1- 2-39/43 2.3% 4.7% 9.3% 6% 22%
4枠 5- 3- 4-34/46 10.9% 17.4% 26.1% 73% 86%
5枠 3- 6- 2-37/48 6.3% 18.8% 22.9% 29% 56%
6枠 3- 2- 1-43/49 6.1% 10.2% 12.2% 91% 42%
7枠 5- 2- 5-38/50 10.0% 14.0% 24.0% 55% 80%
8枠 5- 2- 4-40/51 9.8% 13.7% 21.6% 92% 85%
1〜4枠 9- 13- 13-131/166 5.4% 13.3% 21.1% 29% 62%
5〜8枠 16- 12- 12-158/198 8.1% 14.1% 20.2% 67% 66%
※すべてCコース使用

表7は「12〜1月中山・連続開催の最終週・芝の枠番別成績」である。年をまたぐものの、冬場の中山もれっきとした連続開催といえる。1〜4枠と5〜8枠の数値を比較すると、勝率と単勝回収率は5〜8枠がやや優勢で、連対率、複勝率、複勝回収率はほぼ互角となっている。枠ごとに見ると3枠と6枠の数値がやたらと悪い点は気になるものの、全体としてそこまで極端な差は感じられない。フラットかわずかに外枠有利と考えていいのではないだろうか。

ライタープロフィール

出川塁(でがわ るい)

1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。

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