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第975回 4歳馬vs5歳馬! 日経新春杯を占う

2016/1/14(木)

今週は京都競馬場で日経新春杯が行われる。伝統の古馬によるハンデ戦だ。過去10年の傾向を見ると、4歳馬と5歳馬による対決の様相を呈している。今年勝利を飾り、春のG1戦線へ向かうのはどの馬か? データで占ってみたい。データ分析にはJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

■表1 日経新春杯出走馬の年齢別成績(過去10年)

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収率 複回収率
4歳 5-  3-  4- 20/ 32 15.6% 25.0% 37.5% 145 106
5歳 3-  5-  4- 25/ 37 8.1% 21.6% 32.4% 37 151
6歳 1-  1-  2- 22/ 26 3.8% 7.7% 15.4% 132 70
7歳以上 1-  1-  0- 46/ 48 2.1% 4.2% 4.2% 14 9

まず表1は過去10年の日経新春杯の年齢別成績。明け4歳馬が【5.3.4.20】、5歳馬が【3.5.425】の成績。この両世代で好走馬の80%を占めている。なおかつ、好走馬の数では4歳馬と5歳馬が全くの互角。このレースは4歳vs5歳という図式が成り立つと言えるだろう。ただ、勝率や連対率では4歳馬の方が優勢。単・複の回収率でも4歳馬だけが、ともに100%を超えている。最後は4歳馬を軸に取る方が期待値は高いと言える。

■表2 日経新春杯出走馬の斤量別成績(過去10年)

斤量 着別度数 勝率 連対率 複勝率
49kg 1-  0-  0-  2/  3 33.3% 33.3% 33.3%
50kg 0-  0-  2-  5/  7 0.0% 0.0% 28.6%
51kg 0-  0-  0-  6/  6 0.0% 0.0% 0.0%
52kg 1-  0-  3- 10/ 14 7.1% 7.1% 28.6%
53kg 0-  0-  0- 16/ 16 0.0% 0.0% 0.0%
54kg 2-  2-  0- 26/ 30 6.7% 13.3% 13.3%
55kg 3-  3-  0- 18/ 24 12.5% 25.0% 25.0%
56kg 1-  5-  3- 17/ 26 3.8% 23.1% 34.6%
56.5kg 1-  0-  1-  1/  3 33.3% 33.3% 66.7%
57kg 0-  0-  0-  5/  5 0.0% 0.0% 0.0%
57.5kg 0-  0-  0-  4/  4 0.0% 0.0% 0.0%
58kg 0-  0-  1-  3/  4 0.0% 0.0% 25.0%

続いて斤量別成績(表2参照)。ハンデ戦だけにこの点の傾向も調べておきたい。57キロ以上のハンデ馬は出走自体がやや少ないものの、連対馬は出ていない。最大でもハンデ56.5キロとなっている。連対率ベースでは56.5〜54キロあたりが狙い目。53キロ以下となると、好走率は下がってくる。

■表3 日経新春杯出走馬の前走レース別成績(過去10年)

前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率
愛知杯HG3 2- 1- 1- 4/ 8 25.0% 37.5% 50.0%
有馬記念G1 2- 0- 1- 6/ 9 22.2% 22.2% 33.3%
オリオン1600 1- 2- 0- 1/ 4 25.0% 75.0% 75.0%
万葉SH 1- 1- 2- 9/13 7.7% 15.4% 30.8%
東京優駿G1 1- 0- 1- 0/ 2 50.0% 50.0% 100.0%
菊花賞G1 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3%
北野特別1000 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
古都SH1600 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
鳴尾記念G3 0- 2- 0- 6/ 8 0.0% 25.0% 25.0%
オリオH1600 0- 2- 0- 5/ 7 0.0% 28.6% 28.6%
中日新聞HG3 0- 1- 0- 4/ 5 0.0% 20.0% 20.0%
アルゼンHG2 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3%
アンドロH 0- 0- 1- 5/ 6 0.0% 0.0% 16.7%
金鯱賞G2 0- 0- 1- 3/ 4 0.0% 0.0% 25.0%
猪名川特1000 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0%
札幌記念G2 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0%
500万下 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0%
ステイヤG2 0- 0- 0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%

続いて日経新春杯出走馬の前走レース別成績(表3参照)。2勝をマークし、勝率などでトップなのが愛知杯。だが、同レースは今年から年明けに以降し、当週前日の土曜日に行われることになった。よって、実質では有馬記念組が最も注目となる。G1組としては日本ダービーや菊花賞からも勝ち馬が出ている。ローテーション的にはアルゼンチン共和国杯などの他の重賞組の方が多いが、そちらの成績はあまり芳しくない。むしろ、オリオンSや北野特別、古都Sといった条件クラスから勝ち馬を出している点が特徴だ。

■表4 日経新春杯出走馬の前走着差別成績(過去10年)

前走着差 着別度数 勝率 連対率 複勝率
勝1.0〜1.9 0-  0-  1-  0/  1 0.0% 0.0% 100.0%
勝0.6〜0.9 0-  0-  0-  0/  0      
勝0.3〜0.5 0-  1-  1-  2/  4 0.0% 25.0% 50.0%
勝0.1〜0.2 0-  2-  1-  7/ 10 0.0% 20.0% 30.0%
勝0.0 2-  0-  0-  4/  6 33.3% 33.3% 33.3%
負0.0 0-  2-  0-  3/  5 0.0% 40.0% 40.0%
負0.1〜0.2 4-  2-  1- 11/ 18 22.2% 33.3% 38.9%
負0.3〜0.5 2-  3-  0- 13/ 18 11.1% 27.8% 27.8%
負0.6〜0.9 1-  0-  3- 23/ 27 3.7% 3.7% 14.8%
負1.0〜1.9 1-  0-  0- 38/ 39 2.6% 2.6% 2.6%
負2.0〜2.9 0-  0-  1-  5/  6 0.0% 0.0% 16.7%
負3.0〜3.9 0-  0-  1-  2/  3 0.0% 0.0% 33.3%
負4.0〜 0-  0-  0-  2/  2 0.0% 0.0% 0.0%

最後に前走着差別成績を見ていく(表4参照)。まず、前走1.0秒以上負けている馬はかなり厳しい。勝ったのは09年優勝のテイエムプリキュアのみ。前走G1出走馬と言えど、大きく負けている馬は狙いにくい。敗れても0.5秒差以内に入っていることが必要と言える。一方、前走勝ち馬に関しても、大きく離して勝っている必要はない。こちらはサンプル数が少なめになるが、辛勝の馬でも軽視する必要はないと言えるだろう。

【結論】
それでは今年の日経新春杯を占ってみよう。出走予定馬は表5の通り。

■表5 今年の日経新春杯の出走予定馬

馬名 斤量 前走レース 着順 着差
アドマイヤフライト 7 56 丹頂SH 2 0.6
コスモロビン 8 54 日経新春HG2 14 1
サトノノブレス 6 58 金鯱賞G2 3 0.2
シャドウダンサー 5 54 新潟競H1600 7 0.8
シュヴァルグラン 4 54 オリオH1600 1 0.5
ダービーフィズ 6 57 有馬記念G1 14 0.9
ダコール 8 58 天皇賞秋G1 14 1
プロモントーリオ 6 55 アルゼンHG2 7 0.7
ベルーフ 4 56 金鯱賞G2 6 0.3
マイネルメダリスト 8 56 ステイヤG2 4 1
メイショウウズシオ 9 52 チャレンHG3 15 1.7
メイショウカンパク 9 53 中山金杯HG3 13 1.2
レーヴミストラル 4 56 金鯱賞G2 8 0.4

2015/12/13 阪神10R オリオンステークス 1着 5番 シュヴァルグラン

2015/5/2 東京11R テレビ東京杯青葉賞(G2)1着 8番 レーヴミストラル

まず注目となる4歳馬はシュヴァルグランベルーフレーヴミストラルの3頭。対する5歳馬はシャドウダンサーのみ。シャドウダンサーが夏の条件戦負けから休み明けという点を考えると、4歳馬vs5歳馬の観点では、今年は4歳馬に分がありそうだ。

斤量面では前走G1組が57キロ以上の重いハンデを背負わされている。一昨年にこのレースを制したサトノノブレスもハンデ58キロとなっており、厳しい状況だ。

前走レースではオリオンSを勝っているシュヴァルグランにやはり注目だろう。前走着差では1.0秒以上離されて敗れているコスモロビン、ダコール、マイネルメダリスト、メイショウウズシオ、メイショウカンパクといったところが厳しいと判断したい。

以上の点を総合的に考えると、4歳馬の中では前走成績面で分があるシュヴァルグランが筆頭候補。金鯱賞組のベルーフとレーヴミストラルが続く。ともに金鯱賞では掲示板を外しているが、着差は0.5秒差以内にとどまっており、軽視は禁物だ。その他では、減点材料がなかったアドマイヤフライト、プリモントーリオをマークしておく。

ライタープロフィール

小田原智大(おだわら ともひろ)

1975年6月、東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後、業界紙記者を経て、(株)レイヤード入社。ライター&エディターとして活躍。JRA-VANデータの配信初期から、いち早くデータ競馬の有効性に着目する。05年5月より「競馬 最強の法則WEB」にて、障害戦を除く全重賞レースの傾向と対策、予想を展開。「オッズパーク ダートグレードデータ作戦」では、地方競馬の重賞の攻略にも取り組んでいる。仕事の関係でなかなか競馬場には行けなくなったが、年に1、2回行くローカル遠征が楽しみ。
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