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第972回 2016年の競馬始め! 京都金杯を展望

2016/1/4(月)

2016年の中央競馬はおなじみ東西金杯からスタートする。新年一発目となる今回のデータde出〜たでは、京都芝1600mで行われるハンデ戦・京都金杯をピックアップ。今年最初のマイル重賞で好走しそうな馬はどの馬か、過去10年のデータから展望していきたい。なお、データ分析にはJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

■表1 京都金杯の人気別成績(過去10年)

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1番人気 1-  3-  0-  6/ 10 10.0% 40.0% 40.0% 36% 60%
2番人気 0-  1-  3-  6/ 10 0.0% 10.0% 40.0% 0% 79%
3番人気 2-  2-  0-  6/ 10 20.0% 40.0% 40.0% 132% 86%
4番人気 0-  1-  0-  9/ 10 0.0% 10.0% 10.0% 0% 23%
5番人気 2-  0-  1-  7/ 10 20.0% 20.0% 30.0% 214% 92%
6番人気 2-  1-  0-  7/ 10 20.0% 30.0% 30.0% 225% 112%
7番人気 3-  0-  2-  5/ 10 30.0% 30.0% 50.0% 380% 198%
8番人気 0-  1-  0-  9/ 10 0.0% 10.0% 10.0% 0% 38%
9番人気 0-  0-  2-  8/ 10 0.0% 0.0% 20.0% 0% 109%
10番人気以下 0-  1-  2- 68/ 71 0.0% 1.4% 4.2% 0% 37%

表1は京都金杯の人気別成績。1番人気馬は13年ダノンシャークの1勝のみで、連対率・複勝率40%と低い。2番人気馬は勝ち星がなく、3・5・6番人気馬が各2勝、7番人気馬が11年シルポートら最多の3勝をあげている。1・2番人気馬よりも3〜7番人気の中位人気馬が勝ち切るケースが多い

2・3着馬は下位人気馬まで幅広く分布している。上位人気馬の信頼度が高くないかわりにどこからでも狙っていけそうなレースといえそうだ。

■表2 京都金杯の枠番別成績(過去10年でAコース使用時)

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
1枠 3- 1- 1- 9/14 21.4% 28.6% 35.7% 183% 110%
2枠 2- 1- 1-10/14 14.3% 21.4% 28.6% 92% 73%
3枠 1- 3- 0-10/14 7.1% 28.6% 28.6% 88% 67%
4枠 1- 2- 2- 9/14 7.1% 21.4% 35.7% 102% 202%
5枠 0- 0- 1-13/14 0.0% 0.0% 7.1% 0% 20%
6枠 0- 0- 0-13/13 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
7枠 0- 0- 1-14/15 0.0% 0.0% 6.7% 0% 32%
8枠 0- 0- 1-14/15 0.0% 0.0% 6.7% 0% 56%

表2は枠番別成績。過去10年で08年〜09年はBコース、07年はCコースが使用されたものの、10年以降はすべてAコースが使用されている。今年もAコースが使用される。

表の黄色で強調したように、1〜4枠の内枠有利、5〜8枠の外枠不利の傾向がハッキリしている。内目の1〜4枠に入った馬が連対率・複勝率ともに高く、1・4枠は単勝回収率・複勝回収率ともに100%を超えている。なかでも1〜2枠に入った馬で過去7年中5勝しており、勝ち切る傾向が強い。
逆に5枠から外は連対馬が一頭もおらず、3着止まりに終わっている。馬場の内目が良い状態のまま、開催初日を迎えるので自然と内を通れる内枠の馬に有利に働くのだろう。

まだ枠順は出ていないものの、内枠断然有利の傾向はしっかりと頭に入れておきたい。

■表3 京都金杯の種牡馬別成績(過去10年)

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
ディープインパクト 2- 3- 0- 2/ 7 28.6% 71.4% 71.4% 195% 155%
スペシャルウィーク 1- 1- 0- 5/ 7 14.3% 28.6% 28.6% 101% 91%
グラスワンダー 1- 0- 1- 2/ 4 25.0% 25.0% 50.0% 305% 125%
Singspiel 1- 0- 1- 2/ 4 25.0% 25.0% 50.0% 357% 135%
チーフベアハート 1- 0- 1- 1/ 3 33.3% 33.3% 66.7% 196% 220%
ホワイトマズル 1- 0- 0- 4/ 5 20.0% 20.0% 20.0% 240% 74%
フレンチデピュティ 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3% 243% 66%
ブライアンズタイム 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3% 413% 140%
タマモクロス 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0% 690% 195%
マンハッタンカフェ 0- 1- 2- 2/ 5 0.0% 20.0% 60.0% 0% 192%
サンデーサイレンス 0- 1- 1-12/14 0.0% 7.1% 14.3% 0% 52%
アグネスタキオン 0- 1- 0- 6/ 7 0.0% 14.3% 14.3% 0% 20%
フジキセキ 0- 1- 0-12/13 0.0% 7.7% 7.7% 0% 56%
マーベラスサンデー 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3% 0% 43%
Victory Gallop 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3% 0% 126%
ダンスインザダーク 0- 0- 1- 1/ 2 0.0% 0.0% 50.0% 0% 545%
アドマイヤボス 0- 0- 1- 1/ 2 0.0% 0.0% 50.0% 0% 420%
タヤスツヨシ 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0% 0% 610%
Kingmambo 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0% 0% 210%
キングカメハメハ 0- 0- 0- 6/ 6 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%

表3は種牡馬別成績。ディープインパクト産駒が一昨年のエキストラエンドら2勝をあげ、連対率・複勝率71.4%と非常に高い。12年以降は昨年2着のエキストラエンドまで4年連続で連対を果たしており、注目だ。

他にはスペシャルウィークやマンハッタンカフェといったサンデーサイレンス後継種牡馬、Singspiel・チーフベアハート・ホワイトマズル・フレンチデピュティといったノーザンダンサー系種牡馬が並んでいる。なお、キングカメハメハ産駒は6頭走ってすべて4着以下と相性が良くない。

第一にディープインパクト産駒、次いで上位のサンデー後継種牡馬の産駒orノーザンダンサー系の産駒に注目しておきたい。

■表4 前走からの斤量増減別成績(過去10年)

斤量増減 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
増減無し 5-  4-  2- 46/ 57 8.8% 15.8% 19.3% 63% 58%
今回増 3-  3-  3- 18/ 27 11.1% 22.2% 33.3% 148% 85%
今回減 2-  3-  5- 67/ 77 2.6% 6.5% 13.0% 29% 64%

表4は前走からの斤量増減別成績。黄色で強調した前走から今回斤量増の馬が11年シルポートら3勝をあげ、勝率・連対率・複勝率ともに高い。単勝回収率では100%を大きく超えている。

昨年のウインフルブルームら5勝と最も勝利数が多いのが斤量増減なしの馬。昨年は連対馬2頭ともに増減なしの馬だった。逆に出走数最多の今回斤量減の馬は勝率・連対率・複勝率ともに最も低かった。斤量減の馬は一枚割り引いて考えた方が良さそうだ。

■表5 京都金杯の前走レース別成績(過去10年)

前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
鳴尾記念 2- 2- 1- 6/11 18.2% 36.4% 45.5% 196% 92%
キャピタルS 2- 0- 2-10/14 14.3% 14.3% 28.6% 140% 107%
マイルCS 1- 2- 1-13/17 5.9% 17.6% 23.5% 21% 48%
阪神カップ 1- 1- 3-22/27 3.7% 7.4% 18.5% 45% 60%
チャレンジC 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3% 236% 93%
ファイナルS 1- 0- 0- 5/ 6 16.7% 16.7% 16.7% 200% 61%
毎日王冠 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0% 1010% 340%
CBC賞 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0% 1240% 420%
ゴールデンHT(1600万下) 0- 2- 0- 1/ 3 0.0% 66.7% 66.7% 0% 186%
ファイナルS 0- 1- 1- 1/ 3 0.0% 33.3% 66.7% 0% 406%
朝日チャレンジC 0- 1- 0- 6/ 7 0.0% 14.3% 14.3% 0% 51%
逆瀬川S(1600万下) 0- 1- 0- 1/ 2 0.0% 50.0% 50.0% 0% 95%
愛知杯 0- 0- 2- 2/ 4 0.0% 0.0% 50.0% 0% 482%
その他のレース 0- 0- 0-62/62 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%

表5は前走レース別成績。これといって偏った傾向はないものの、上位人気になりやすいマイルCS組・阪神カップ組はそれほど率が高くないのが特徴だ。前走がG1・G2を使われていてもそれほど信頼度は高くないといえそうだ。また、2勝2着2回と相性が良い鳴尾記念も施行時期がそれまでの12月から6月へと変更されている。

キャピタルS・ファイナルSといったオープン特別組の好走も多く、1600万下組は勝ち星こそないものの【0.3.0.11】で一昨年のオースミナインら2着に好走するケースがある。

<結論>

■表6 今年の京都金杯の出走馬(1/3出走馬確定時点)

馬名 性齢 種牡馬 前走成績 斤量増減
ウインプリメーラ 牝6 ステイゴールド リゲルS 5着 -1
エイシンブルズアイ 牡5 Belgravia 京阪杯 5着 0
エキストラエンド 牡7 ディープインパクト 京成杯AH 2着 0
オメガヴェンデッタ セン5 ゼンノロブロイ スワンS 3着 -1
ケイティープライド 牡6 ディープインパクト チャレンジC 13着 0
シベリアンスパーブ 牡7 シベリアンホーク チャレンジC 3着 0
ダイワマッジョーレ 牡7 ダイワメジャー 阪神C 8着 0.5
タガノエスプレッソ 牡4 ブラックタイド 菊花賞 13着 -3
テイエムタイホー 牡7 ニューイングランド 阪神C 16着 0
ドリームバスケット 牡9 ステイゴールド リゲルS 14着 -5
トーセンスターダム 牡5 ディープインパクト マイルCS 7着 0.5
ニンジャ 牡7 グラスワンダー リゲルS 8着 -3
バッドボーイ 牡6 マンハッタンカフェ チャレンジC 14着 0
マジェスティハーツ 牡6 ハーツクライ 金鯱賞 9着 0
マーティンボロ 牡7 ディープインパクト 毎日王冠 13着 1
ミッキーラブソング 牡5 キングカメハメハ タンザナイトS 2着 0
メイショウマンボ 牝6 スズカマンボ 金鯱賞 12着 1

2014/1/5 京都11R スポニチ賞京都金杯(G3)1着 2番 エキストラエンド

2014/9/7 新潟11R 新潟記念(G3)1着 13番 マーティンボロ

今年の京都金杯の出走馬は表6のとおり。

人気が集まりそうなのが前走マイルCSで7着だったトーセンスターダム。好走率が高いディープインパクト産駒で、前走から斤量増とデータ的からも狙える。ただし、1・2番人気馬の信頼度が低いというのがやや難点。内枠に入れば軸として狙えるが、外枠に入れば人気でも押さえの評価で良いかもしれない。

同じディープインパクト産駒でもエキストラエンドマーティンボロに注目したい。エキストラエンドは一昨年1着、昨年タイム差なしの2着と京都金杯で過去2年続けて連対している。斤量増減なしも問題なく、内枠ならば今年も好走できそうだ。
マーティンボロは過去に中日新聞杯・新潟記念と重賞を2勝。毎日王冠以来の一戦となるが、それ以前の長期休養が嫌われるようだと人気的に妙味がある。京都コースも相性が良く、巻き返しは十分に可能だろう。

他では父シベリアンホークがノーザンダンサー系のシベリアンスパーブも前走チャンレンジCの内容が良く、斤量増減なし。地味な印象はあるものの目下好調で内枠に入れば、狙っておきたい一頭だ。

ライタープロフィール

ケンタロウ(けんたろう)

1978年6月、鹿児島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。初めて買った馬券が大当たりし、それから競馬にのめり込むように。データでは、開催日の馬場やコース適性に注目している。好きなタイプは逃げか追い込み。馬券は1着にこだわった単勝、馬単派。料理研究家ではない。

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