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第906回 春の牝馬頂上決戦! ヴィクトリアマイルを分析する

2015/5/14(木)

今週は東京競馬場で、古牝馬による頂上決戦、ヴィクトリアマイルが行われる。今年で10回目を迎えるこのレース。過去の優勝馬にはウオッカやブエナビスタ、アパパネなど、複数のG1を制した馬が多く名を連ねており、ここ2年はヴィルシーナが連覇を達成した。今年、これらの名牝に続くのはどの馬か。過去の傾向を見てみよう。データの分析には、JRA-VAN DataLab.TARGET frontier JV馬天楼 for データde出〜たを利用した。

■表1 人気別成績

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
1 3-2-0-4/9 33.3% 55.6% 55.6% 70% 68%
2 2-0-0-7/9 22.2% 22.2% 22.2% 88% 30%
3 0-2-2-5/9 0.0% 22.2% 44.4% 0% 98%
4 1-0-2-6/9 11.1% 11.1% 33.3% 80% 73%
5 1-0-1-7/9 11.1% 11.1% 22.2% 148% 73%
6 0-0-1-8/9 0.0% 0.0% 11.1% 0% 54%
7 0-1-1-7/9 0.0% 11.1% 22.2% 0% 105%
8 0-1-1-7/9 0.0% 11.1% 22.2% 0% 182%
9 0-1-0-8/9 0.0% 11.1% 11.1% 0% 90%
10 0-0-0-9/9 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
11 1-1-1-6/9 11.1% 22.2% 33.3% 314% 297%
12 1-1-0-7/9 11.1% 22.2% 22.2% 670% 273%
13〜 0-0-0-53/53 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%

2014/5/18 東京11R ヴィクトリアマイル(G1)1着 14番 ヴィルシーナ 11番人気

過去9年、1番人気は連対率55.6%とまずまずの成績。ただ、2〜5番人気は各1〜2連対ずつにとどまり、他の上位人気の信頼性はさほど高くない。ただ、優勝馬9頭中7頭はその5番人気以内から出ている。残る優勝馬2頭は11〜12番人気で、計【2.2.1.13】連対率22.2%と、1番人気以外の上位人気とは遜色ない結果を残している。事前に11〜12番人気馬を予想するのは難しいが、直前に検討する余裕があれば人気順も確認しておきたい。いずれにせよ、12番人気以内であれば穴馬にも好走のチャンスはあるレースと考えたい。

■表2 年齢別成績

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収 3番人気以内
4歳 6-7-3-66/82 7.3% 15.9% 19.5% 109% 81% 3-3-2-12
5歳 3-2-4-39/48 6.3% 10.4% 18.8% 70% 83% 2-1-0-1
6歳 0-0-2-20/22 0.0% 0.0% 9.1% 0% 66% 0-0-0-3
7歳以上 0-0-0-9/9 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0% 該当なし

年齢別の成績では、連対馬18頭すべてが4〜5歳馬。6歳馬は3番人気以内に3頭(2番人気のスイープトウショウ、カワカミプリンセス、ホエールキャプチャ)、5番人気以内には5頭が推されたが、これら上位人気馬は馬券圏外に敗退し、人気薄の3着2回に終わっている。また、3番人気以内に推された5歳馬は【2.1.0.1】で、12年5着のアパパネ以外(ダンスインザムード、ウオッカ、ブエナビスタ)はすべて連対している。

■表3 馬体重・増減別成績

馬体重 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収 3番人気以内 同複勝率
〜419kg 0-0-0-3/3 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0% 該当なし
420〜439kg 0-1-2-18/21 0.0% 4.8% 14.3% 0% 67% 0-0-0-2 0.0%
440〜459kg 3-1-2-43/49 6.1% 8.2% 12.2% 67% 53% 2-0-1-6 33.3%
460〜479kg 3-4-3-39/49 6.1% 14.3% 20.4% 145% 81% 1-3-1-4 55.6%
480〜499kg 3-1-1-19/24 12.5% 16.7% 20.8% 80% 72% 2-1-0-4 42.9%
500〜519kg 0-1-1-6/8 0.0% 12.5% 25.0% 0% 170% 該当なし
520〜539kg 0-1-0-4/5 0.0% 20.0% 20.0% 0% 200%
540kg〜 0-0-0-2/2 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
今回減 3-2-5-53/63 4.8% 7.9% 15.9% 56% 76% 2-0-1-9 25.0%
同体重 2-0-1-23/26 7.7% 7.7% 11.5% 43% 48% 1-0-0-3 25.0%
今回増 2-5-3-56/66 3.0% 10.6% 15.2% 111% 84% 0-2-1-3 50.0%

続いて表3は馬体重と、その増減別の成績。今年、上位人気が予想される馬の多くが前走で460キロを切っているが、このレースで460キロ未満の馬は連対率ひと桁、複勝率も15%未満と、460キロ以上の中〜大型馬に比べ今ひとつの成績に終わっている。好走確率が低いだけで好走馬は出ているものの、少々気になる材料だ。

■表4 枠番別成績

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収 4番人気以下 同複勝率
1枠 1-2-5-10/18 5.6% 16.7% 44.4% 21% 213% 0-2-4-10 37.5%
2枠 1-2-1-14/18 5.6% 16.7% 22.2% 335% 151% 1-1-0-12 14.3%
3枠 2-0-0-16/18 11.1% 11.1% 11.1% 83% 23% 1-0-0-14 6.7%
4枠 0-1-0-17/18 0.0% 5.6% 5.6% 0% 56% 0-1-0-14 6.7%
5枠 0-1-1-16/18 0.0% 5.6% 11.1% 0% 58% 0-0-1-15 6.3%
6枠 3-0-0-15/18 16.7% 16.7% 16.7% 65% 26% 1-0-0-15 6.3%
7枠 1-1-1-23/26 3.8% 7.7% 11.5% 108% 42% 1-0-1-18 10.0%
8枠 1-2-1-23/27 3.7% 11.1% 14.8% 15% 54% 0-1-1-20 9.1%

枠番別の成績では、4〜5枠が勝ち馬不在。また、1枠が複勝率44.4%を記録しており、好走馬8頭中6頭は4番人気以下。昨年も6番人気のストレイトガール(1枠1番)が3着に好走している。また、隣の2枠も単複の回収率が高い。6〜8枠でも計5勝で、特に外枠がマイナス材料ということもなさそうだが、人気薄を狙うなら内枠を引いた馬により注目したい。

■表5 前年のエリザベス女王杯出走の好走馬

馬名 年齢 ヴィクトリアM 女王杯
人気 着順 人気 着順
06 エアメサイア 4 3 2 1 5
07 アサヒライジング 4 9 2 5 4
08 ウオッカ 4 1 2 出走取消
10 ブエナビスタ 4 1 1 1 3
ニシノブルームーン 6 11 3 10 10
11 アパパネ 4 2 1 1 3
12 ホエールキャプチャ 4 4 1 6 4
13 ヴィルシーナ 4 1 1 1 2
ホエールキャプチャ 5 12 2 3 10
マイネイサベル 5 5 3 10 7
14 ヴィルシーナ 5 11 1 1 10
メイショウマンボ 4 3 2 2 1

今年はヌーヴォレコルト、ディアデラマドレと、昨年のエリザベス女王杯2、3着馬が上位人気に推されそうだ。そこで、ヴィクトリアM3着以内馬のうち、前年のエリザベス女王杯に出走していた馬をまとめたのが表5である。年齢によって女王杯での着順がはっきり分かれており、4歳馬なら掲示板(5着以内)を確保していた馬。5歳以上は逆に、7着以下に敗れた馬ばかりである。5歳のディアデラマドレにとっては気になる傾向だ。ただ、4歳で前年のエリザベス女王杯5着以内の馬でも、昨年15着のラキシス(女王杯2着)や、同7着のデニムアンドルビー(女王杯5着)など、ここで馬券圏外に敗れた馬も多い。好走へ向けてクリアしたい条件ではなるが、クリアすれば必ず好走するデータではない点には注意したい。

■表6 前走クラス・レース別成績(レースは好走馬輩出レース)

前走クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
1600万下 0-0-1-7/8 0.0% 0.0% 12.5% 0% 68%
OPEN特別 0-0-0-7/7 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
G3 2-2-4-55/63 3.2% 6.3% 12.7% 107% 84%
G2 5-5-3-55/68 7.4% 14.7% 19.1% 77% 77%
G1 0-0-1-6/7 0.0% 0.0% 14.3% 0% 70%
地方 0-0-0-2/2 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
海外 2-2-0-2/6 33.3% 66.7% 66.7% 53% 78%
阪神牝馬S 2-4-2-45/53 3.8% 11.3% 15.1% 78% 82%
マイラーズC 2-0-1-8/11 18.2% 18.2% 27.3% 72% 45%
中山牝馬S 1-1-2-10/14 7.1% 14.3% 28.6% 51% 124%
大阪杯 1-1-0-1/3 33.3% 66.7% 66.7% 103% 143%
ドバイデューティーフリー 1-1-0-0/2 50.0% 100.0% 100.0% 85% 125%
ダービー卿CT 1-0-1-3/5 20.0% 20.0% 40.0% 1206% 446%
ドバイシーマC 1-0-0-1/2 50.0% 50.0% 50.0% 75% 55%
福島牝馬S 0-1-1-36/38 0.0% 2.6% 5.3% 0% 35%
ドバイワールドC 0-1-0-1/2 0.0% 50.0% 50.0% 0% 55%
高松宮記念 0-0-1-3/4 0.0% 0.0% 25.0% 0% 122%
卯月S 0-0-1-0/1 0.0% 0.0% 100.0% 0% 550%

表6は、前走のクラス・レース別成績。本年不在の海外遠征帰り以外の馬なら、前走G2かG3が中心になるが、レースごとにみると、出走馬の多い福島牝馬Sは【0.1.1.36】で連対率はわずか2.6%。阪神牝馬Sは【2.4.2.45】と好走馬こそ多いが、連対率は11.3%と信頼性は高くない。他に好走馬を輩出しているレースは、マイラーズCを除いて該当馬5頭以下と、前走レース視点では傾向を掴みづらい。

■表7 前走G2組の好走馬

馬名 人気 着順 前走 人気 着順 主なG1実績
06 ダンスインザムード 2 1 マイラーズC 2 2 桜花賞1着
エアメサイア 3 2 阪神牝馬S 2 2 秋華賞1着
ディアデラノビア 4 3 マイラーズC 4 3 オークス3着
07 アサヒライジング 9 2 阪神牝馬S 2 8 秋華賞2着
08 エイジアンウインズ 5 1 阪神牝馬S 5 1 未経験
ブルーメンブラット 4 3 阪神牝馬S 1 2 ヴィクトリアM8着
10 ヒカルアマランサス 8 2 阪神牝馬S 3 13 未経験
11 アパパネ 2 1 マイラーズC 4 4 オークス1着
12 マルセリーナ 3 3 阪神牝馬S 2 2 秋華賞1着
13 ヴィルシーナ 1 1 大阪杯 4 6 女王杯2着
ホエールキャプチャ 12 2 阪神牝馬S 6 14 ヴィクトリアM1着
14 ヴィルシーナ 11 1 阪神牝馬S 5 11 ヴィクトリアM1着
メイショウマンボ 3 2 大阪杯 3 7 女王杯1着

そこで、前走のグレード別にG2組の好走馬から見てみたい。前走G2組は13頭中11頭にG1出走経験があり、うち10頭はG1で3着以内の実績を持っていた。また、前走のG2で馬券圏外だった馬は、7頭中6頭がG1連対の実績馬。いずれにしても、G1好走実績を問われるのが前走G2組だ。

■表8 前走G3組の好走馬

馬名 人気 着順 前走 人気 着順 芝16重賞実績 主なG1実績 前々走
07 コイウタ 12 1 ダービー卿CT 9 2 クイーンC1着 桜花賞3着 13着
デアリングハート 8 3 ダービー卿CT 6 6 NHKマイルC2着 13着
09 ブラボーデイジー 11 2 福島牝馬S 7 1 未経験 未経験 6着
10 ニシノブルームーン 11 3 中山牝馬S 4 1 未経験 女王杯10着 5着
11 レディアルバローザ 3 3 中山牝馬S 10 1 京都牝馬S4着 秋華賞5着 5着
12 ホエールキャプチャ 4 1 中山牝馬S 2 5 クイーンC1着 桜花賞2着 4着
ドナウブルー 7 2 中山牝馬S 4 11 京都牝馬S1着 未経験 1着
13 マイネイサベル 5 3 福島牝馬S 3 2 新潟2歳S1着 ヴィクトリアM6着 1着

続いて前走G3組の好走馬8頭。この組は、前走のG3を勝っていれば、表に挙げたその他の実績は問われない(3頭)。負けていた5頭に共通するのは芝1600mで、重賞勝ちかG1連対実績を持つこと。加えてその5頭のうち、G1で3着以内の実績がなければ、前々走で重賞を勝っていること(12年ドナウブルーは京都牝馬S、13年マイネイサベルは中山牝馬S)で共通している。

■表9 3着以内馬の各種実績

馬名 人気 着順 国内G1 国内重賞 芝1600m 東京芝
06 ダンスインザムード 2 1 1-2-1-4 2-3-1-8 3-2-0-2 0-1-1-4
エアメサイア 3 2 1-1-0-2 2-2-2-2 2-1-0-1 0-1-0-0
ディアデラノビア 4 3 0-0-1-0 1-1-2-4 2-0-1-3 1-0-1-0
07 コイウタ 12 1 0-0-1-3 1-1-2-4 2-1-1-3 1-1-1-1
アサヒライジング 9 2 0-1-1-3 0-2-1-5 2-1-1-3 1-1-1-0
デアリングハート 8 3 0-1-1-4 2-2-1-9 1-1-1-5 1-1-0-2
08 エイジアンウインズ 5 1 未経験 1-0-0-0 未経験 未経験
ウオッカ 1 2 2-1-1-3 3-1-1-4 4-1-0-0 1-0-0-1
ブルーメンブラット 4 3 0-0-0-3 0-1-2-6 0-2-1-3 2-0-1-2
09 ウオッカ 1 1 4-2-2-3 5-3-2-4 5-2-0-0 3-2-1-1
ブラボーデイジー 11 2 未経験 1-0-0-1 未経験 未経験
ショウナンラノビア 7 3 未経験 未経験 2-0-0-0 未経験
10 ブエナビスタ 1 1 3-1-2-0 5-2-2-0 4-0-0-0 1-0-0-0
ヒカルアマランサス 8 2 未経験 1-0-0-3 1-1-0-0 0-1-0-0
ニシノブルームーン 11 3 0-0-0-1 1-1-0-3 1-1-0-0 1-1-1-1
11 アパパネ 2 1 4-0-1-0 4-1-1-2 4-1-0-1 3-0-0-0
ブエナビスタ 1 2 5-4-2-0 7-5-2-0 5-0-0-0 3-1-0-0
レディアルバローザ 3 3 0-0-0-2 1-0-1-5 2-2-1-3 0-2-0-1
12 ホエールキャプチャ 4 1 0-2-2-1 2-2-3-2 2-2-0-0 1-0-1-0
ドナウブルー 7 2 未経験 1-0-0-5 3-0-0-2 未経験
マルセリーナ 3 3 1-0-0-3 1-1-1-5 3-0-1-1 0-0-0-1
13 ヴィルシーナ 1 1 0-4-0-0 1-5-0-1 1-1-0-0 1-1-0-0
ホエールキャプチャ 12 2 1-2-2-3 3-2-3-6 3-2-0-0 2-0-1-1
マイネイサベル 5 3 0-0-0-5 3-3-1-12 1-1-0-3 1-1-0-3
14 ヴィルシーナ 11 1 1-4-0-3 2-5-0-7 2-1-0-2 2-1-0-3
メイショウマンボ 3 2 3-0-0-2 4-0-0-4 1-0-0-2 1-0-0-0
ストレイトガール 6 3 0-0-1-0 1-1-1-0 0-0-0-1 未経験

最後に、3着以内の好走馬について、国内G1や重賞、芝1600m、東京芝の実績を調べてみた。表にあるようにG1実績はさほど必要なく、G1で馬券圏内がなかった馬(未経験馬も含む)が好走馬の3分の1を占める。ただ、重賞や芝1600mでの優勝実機は欲しいところで、東京の芝コースも経験があれば連対しているのが望ましい。

【結論】
1番人気以外の上位人気は連対率ひと息のヴィクトリアM。12番人気以内なら穴馬の出番もあり、特に11〜12番人気の好走確率は上位人気にも見劣らない。年齢は4〜5歳優勢。当日460キロを切る馬は好走確率が低くなる。重賞や芝1600mでの優勝実績、そして東京経験があれば連対実績くらいは欲しい。

2015/3/1 中山11R 中山記念(G2)1着 4番 ヌーヴォレコルト

昨年のエリザベス女王杯で2、3着を占めたヌーヴォレコルトとディアデラマドレが注目される今年のヴィクトリアMだが、表5で触れたように前年の女王杯好走馬なら4歳馬ということで、2頭の比較ではヌーヴォレコルトが上位に挙げられる。前走中山記念勝ち、そして東京芝1600mで優勝実績を持つなど、表7のG2組の好走条件や、表9の全体の条件も問題ない。気になるのは前走448キロの馬体重(表3)くらいで、1番人気に推されれば、より信頼性は高そうだ。

一方のディアデラマドレは、ヌーヴォレコルトと同じく今回の馬体重(前走452キロ)に加え、表5の5歳以上の条件からは外れるほか、前走G2馬券圏外(7着)でG1連対実績を持たないこと(表7)、そして芝1600m1戦未勝利(表9)など、減点材料が多い。3番人気以内の5歳馬は【2.1.0.1】(表2)だけに上位人気なら無視はできないものの、その他のデータはヌーヴォレコルトとの比較では劣勢に立たされている。

上記2頭以外で前年のエリザベス女王杯出走馬なら、穴っぽいところで昨年の本競走2着馬・メイショウマンボ。ここ1年5戦連続2桁着順という成績からは狙いづらい馬だが、13年には同じ5歳馬で、同様の成績だった前年の覇者・ホエールキャプチャが2着に好走。昨年、連覇を果たしたヴィルシーナも6戦連続7着以下から巻き返しており、同様にこのレースの好走実績を持つメイショウマンボも一変があって不思議はない。馬体重(表3)や実績面(表7、9)の条件もクリアしている。

その他では、5歳(表2)の前走重賞勝ち馬(表7〜9)、東京や芝1600mでも優勝実績のある(表9)カフェブリリアントスイートサルサ。もう少し手を広げるなら、いくつか減点はあるが、レッドリヴェール、バウンスシャッセあたりだろうか。

ライタープロフィール

浅田知広(あさだ ともひろ)

1970年12月、埼玉県生まれ。立命館大学文学部中退後、夕刊紙レース部のアルバイト、競馬データベース会社を経て、現在はフリー。パソコンが広く普及する以前から、パソコン通信でデータ手入力方式の競馬予想ソフトを公開するなど、競馬のみならずPCやネットワークにも精通。その知識を活かし、Webや雑誌で競馬ライターとして活躍するかたわら、ネットワークの専門誌にも連載を持つ。

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