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第896回 非常に楽しみな馬が集った今年の桜花賞を分析!

2015/4/9(木)

週末の大一番は、牝馬クラシック一冠目の桜花賞。今年は戴冠の資格を十分に持つ馬が片手に収まらないほどスタンバイしており、例年以上に楽しみなレースとなりそうだ。そんな桜花賞のレース傾向を、阪神芝1600mの外回りコースで行なわれるようになった2007年以降の結果から分析してみよう。データ分析にはJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

■表1 人気別成績

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
1番人気 3-  2-  0-  3/  8 37.5% 62.5% 62.5% 65% 72%
2番人気 2-  3-  0-  3/  8 25.0% 62.5% 62.5% 108% 120%
3番人気 1-  1-  1-  5/  8 12.5% 25.0% 37.5% 73% 88%
4番人気 0-  1-  1-  6/  8 0.0% 12.5% 25.0% 0% 66%
5番人気 0-  0-  3-  5/  8 0.0% 0.0% 37.5% 0% 128%
6番人気 0-  0-  0-  8/  8 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
7番人気 1-  0-  1-  6/  8 12.5% 12.5% 25.0% 225% 121%
8番人気〜 1-  1-  2- 83/ 87 1.1% 2.3% 4.6% 49% 78%

表1は人気別成績。現在のコースで行なわれるようになった2007年以降、3着以内に入った24頭のうち1〜3番人気が13頭、1〜7番人気が20頭を占めている。対して、8番人気以下から3着以内に入った馬は4頭のみ。12番人気のレジネッタが勝って3連単700万馬券が飛び出した08年のような波乱決着もあるが、全体としては堅い傾向にあると言えるだろう。

■表2 枠番別成績

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
1枠 0- 0- 0-16/16 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
2枠 0- 0- 1-15/16 0.0% 0.0% 6.3% 0% 31%
3枠 0- 0- 0-16/16 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
4枠 2- 1- 0-12/15 13.3% 20.0% 20.0% 145% 60%
5枠 3- 0- 2-11/16 18.8% 18.8% 31.3% 55% 159%
6枠 0- 1- 2-13/16 0.0% 6.3% 18.8% 0% 61%
7枠 1- 3- 2-18/24 4.2% 16.7% 25.0% 180% 103%
8枠 2- 3- 1-18/24 8.3% 20.8% 25.0% 29% 173%

表2は枠番別成績。現在のコースで行なわれるようになって以降、1〜3枠から3着以内に入った馬は07年3着のカタマチボタンのみで、連対した馬は1頭も出ておらず、内枠不利の傾向が明確だ。1〜3枠に入ってしまった場合は評価を下げ、4〜8枠の馬を重視するのがデータからの基本方針となる。

■表3 馬体重別成績

馬体重 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
〜399kg 0-  0-  0-  2/  2 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
400〜419kg 0-  1-  0-  7/  8 0.0% 12.5% 12.5% 0% 21%
420〜439kg 1-  3-  1- 25/ 30 3.3% 13.3% 16.7% 144% 173%
440〜459kg 3-  1-  3- 39/ 46 6.5% 8.7% 15.2% 21% 36%
460〜479kg 1-  1-  3- 30/ 35 2.9% 5.7% 14.3% 3% 85%
480〜499kg 3-  2-  1- 15/ 21 14.3% 23.8% 28.6% 127% 74%
500〜kg 0-  0-  0-  1/  1 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%

表3はレース当日の馬体重別成績。真っ先に注目したいのが、当日馬体重が480〜499キロの馬の好走率が明らかに高いことだ。3歳春の牝馬同士のレースで小柄な馬の出走も多いだけに、立派な馬格を持っていることが大きなアドバンテージとなるのだろう。

■表4 種牡馬別成績

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
ディープインパクト 4- 2- 0- 4/10 40.0% 60.0% 60.0% 279% 139%
アグネスタキオン 1- 0- 1- 8/10 10.0% 10.0% 20.0% 59% 46%
キングカメハメハ 1- 0- 1- 3/ 5 20.0% 20.0% 40.0% 56% 136%
スペシャルウィーク 1- 0- 0- 4/ 5 20.0% 20.0% 20.0% 24% 22%
フレンチデピュティ 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0% 2170% 560%
マンハッタンカフェ 0- 1- 1- 1/ 3 0.0% 33.3% 66.7% 0% 166%
クロフネ 0- 1- 0- 8/ 9 0.0% 11.1% 11.1% 0% 13%
フジキセキ 0- 1- 0- 3/ 4 0.0% 25.0% 25.0% 0% 827%
ステイゴールド 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3% 0% 56%
バゴ 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0% 0% 310%
タニノギムレット 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0% 0% 110%
ファルブラヴ 0- 0- 1- 4/ 5 0.0% 0.0% 20.0% 0% 54%
ダイワメジャー 0- 0- 1- 5/ 6 0.0% 0.0% 16.7% 0% 310%
ダンスインザダーク 0- 0- 1- 3/ 4 0.0% 0.0% 25.0% 0% 127%
ハーツクライ 0- 0- 1- 2/ 3 0.0% 0.0% 33.3% 0% 90%
シンボリクリスエス 0- 0- 1- 1/ 2 0.0% 0.0% 50.0% 0% 215%
※好走例のある種牡馬のみ

表4は種牡馬別成績。非常に有名なデータではあるが、桜花賞ではディープインパクトの産駒が圧倒的な強さを誇っている。初年度産駒が出走した11年から4連覇中。13年は出走した2頭の産駒がワンツー(1着アユサン、2着レッドオーヴァル)を決め、昨年も唯一出走した産駒のハープスターが1着と、まさに手がつけられない状況だ。また、ルージュバックやクイーンズリングの父マンハッタンカフェは【0.1.1.1】という成績で、出走例は少ないものの好走率は高い。そのほか、キャットコインやココロノアイの父ステイゴールドは【0.1.0.2】、レッツゴードンキの父キングカメハメハも【1.0.1.3】と、今年有力視される馬の父は総じて桜花賞との相性が悪くないようだ。

■表5 ディープインパクト産駒の成績

年度 馬名 着順 人気 当日馬体重
11年 マルセリーナ 1 2 452
メデタシ 4 11 420
ハブルバブル 6 6 440
12年 ジェンティルドンナ 1 2 456
ヴィルシーナ 2 4 434
ジョワドヴィーヴル 6 1 416
パララサルー 9 7 434
13年 アユサン 1 7 484
レッドオーヴァル 2 2 430
14年 ハープスター 1 1 478

表5は、これまでに桜花賞に出走した全ディープインパクト産駒の成績である。注目したいのが当日の馬体重である。複数のディープインパクト産駒が出走した11〜13年は、出走したなかでもっとも馬体重の大きい馬が1着。ディープインパクト産駒が1頭しか出走しなかった昨年にしても、478キロと十分な馬格を持つハープスターが勝利している。表3の項で確認した「当日480キロ以上の馬の好走率が高い」という傾向を考えても、馬体重のあるディープインパクト産駒には注意を払うべきだろう。

■表6 前走レース別成績

前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
チューリップ賞・G3 6- 2- 4-19/31 19.4% 25.8% 38.7% 109% 143%
エルフィンS 1- 1- 0- 2/ 4 25.0% 50.0% 50.0% 95% 102%
フィリーズR・G2 1- 0- 1-43/45 2.2% 2.2% 4.4% 96% 30%
クイーンC・G3 0- 3- 1-11/15 0.0% 20.0% 26.7% 0% 282%
フラワーC・G3 0- 1- 1- 8/10 0.0% 10.0% 20.0% 0% 54%
阪神JF・G1 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3% 0% 56%
アネモネS 0- 0- 1-18/19 0.0% 0.0% 5.3% 0% 22%
※好走例のあるレースのみ

表6は前走レース別成績。チューリップ賞組の好走例が圧倒的に多く、好走率、回収率ともに優秀だ。また、出走例は少ないものの、エルフィンS組や阪神JFから直行した組の好走率も高い。次いで好走馬を送り出しているのはクイーンC組とフラワーC組。一方、フィリーズR組とアネモネS組の好走率は非常に低くなっている。

まとめると、桜花賞の前走として相性がいいのはチューリップ賞を筆頭に、エルフィンS、阪神JFといった「関西の芝1600m以上重賞かオープン特別」。次に相性がいいのは、クイーンCやフラワーCといった「関東の芝1600m以上重賞」。一方、関西でも芝1400mのフィリーズR組や、関東の芝1600mでもオープン特別のアネモネS組は明らかに苦戦の傾向が出ている。

■表7 阪神JF出走馬の桜花賞成績

阪神JFで 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
0秒6以内 5- 3- 2-23/33 15.2% 24.2% 30.3% 201% 135%
0秒7以上 0- 1- 1-29/31 0.0% 3.2% 6.5% 0% 117%

2歳女王決定戦の阪神JFは、桜花賞と同じ阪神芝1600mの外回りコースで行なわれる。同条件だけに両レースともに出走する馬は多く、関連性も高いと考えるのが自然だ。そこで両レースに出走した馬の戦績を調べたところ、「阪神JFで0秒6差以内の馬(1着も含む)」と「阪神JFで0秒7差以上負けていた馬」のあいだに、桜花賞の成績で大きな隔たりが見られることがわかった。表7を見れば、その差は歴然。同条件の阪神JFで0秒7差以上の敗戦を喫した馬にとっては、4カ月が経った桜花賞でもその差を埋めることは難しいようだ。なお、阪神JFで0秒7差以上負けながら好走した2頭、08年2着のエフティマイアと09年3着のジェルミナルは、前者が新潟2歳S、後者がフェアリーSと芝1600m重賞で1着の実績を持つことで共通していた。

■表8 阪神JF0秒6差以内の馬・前走レース別成績

前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
チューリップ賞・G3 4- 1- 1- 7/13 30.8% 38.5% 46.2% 178% 213%
フィリーズR・G2 1- 0- 1- 7/ 9 11.1% 11.1% 22.2% 482% 154%
クイーンC・G3 0- 1- 0- 3/ 4 0.0% 25.0% 25.0% 0% 30%
阪神JF・G1 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0% 0% 170%
紅梅S 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
アネモネS 0- 0- 0- 3/ 3 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
フラワーC・G3 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
すみれS 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%

表8は「阪神JFで0秒6差以内の馬(1着も含む)」について、桜花賞の前走でどのレースに出走していたかを調べたものである。出走例、好走例ともに最多となっているのは、やはりチューリップ賞。この場合、チューリップ賞の着順を問わず5割近くの確率で好走を果たしており、かなり有力な存在となりそうだ。

そのほか、阪神JFから直行した昨年2着のレッドリヴェールを除くと、好走例のある前走はフィリーズRとクイーンCのみ。好走例の内訳は、08年1着のレジネッタがフィリーズR3着、11年2着のホエールキャプチャがクイーンC1着、12年のアイムユアーズがフィリーズR1着。よって、阪神JFで0秒6差以内の馬がチューリップ賞以外の前走を選んだ場合は、最低でも3着を確保しておきたい

■表9 阪神JF0秒6差以内かつ前走チューリップ賞組・キャリア別成績

キャリア 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
3戦 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
4戦 3- 0- 0- 1/ 4 75.0% 75.0% 75.0% 510% 170%
5戦 1- 1- 1- 2/ 5 20.0% 40.0% 60.0% 56% 420%
6戦 0- 0- 0- 3/ 3 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%

前項で、阪神JFで0秒6差以内の馬が、桜花賞の前走にチューリップ賞を選んだ場合、5割近い確率で好走することを述べた。この組については、もうひとつ考慮しておきたいファクターがある。それは、桜花賞までに何戦のキャリアを積んでいたかということだ。表9の通り、この組の好走はキャリア4戦か5戦の馬に集中しているからだ。桜花賞までのキャリアが3戦しかないようだと経験に乏しく、逆に6戦(以上)のキャリアを重ねているようだと上積みがあまり残されていないのだろう。

■表10 阪神JF不出走の桜花賞好走馬

年度 馬名 着順 人気 年明けのレース結果
前走 2走前 3走前 4走前
レース 着順 レース 着順 レース 着順 レース 着順
07年 ダイワスカーレット 1 3 チューリップ賞・G3 2 シンザン記念・G3 2        
カタマチボタン 3 7 クイーンC・G3 2            
08年 ソーマジック 3 5 アネモネS 1 春菜賞・500万下 1 未勝利 1    
09年 レッドディザイア 2 2 エルフィンS 1 新馬 1        
10年 オウケンサクラ 2 3 フラワーC・G3 1 チューリップ賞・G3 4 こぶし賞・500万下 1 未勝利 1
エーシンリターンズ 3 11 チューリップ賞・G3 3 エルフィンS 1        
11年 マルセリーナ 1 2 エルフィンS 1 シンザン記念・G3 3        
トレンドハンター 3 4 フラワーC・G3 1 500万下 1        
12年 ジェンティルドンナ 1 2 チューリップ賞・G3 4 シンザン記念・G3 1        
ヴィルシーナ 2 4 クイーンC・G3 1            
13年 レッドオーヴァル 2 2 チューリップ賞・G3 7 紅梅S 1        
14年 ヌーヴォレコルト 3 5 チューリップ賞・G3 2            

表10は「阪神JF不出走で桜花賞好走を果たした馬」が、年明けに出走したレースでどのような結果を収めていたのかを示したものである。表12を見ると、4着以下に凡走した年明けのレースがほとんどなく、阪神JF不出走で桜花賞好走を果たした12頭中9頭は年明けの全レースで3着以内の成績を収めていたことがわかるだろう。阪神JF出走組を追いかける立場としては、年明けのレースで簡単に凡走しているようではいけないということだ。

この組で年明けに凡走したことがあったのは10年のオウケンサクラ、12年のジェンティルドンナ、13年のレッドオーヴァルで、凡走レースがいずれもチューリップ賞だったことで共通している。チューリップ賞は桜花賞の最有力トライアルと目されており、例年ハイレベルなメンバーが集結する。言い換えると、チューリップ賞での凡走なら許されても、それ以外のレースでは凡走を許されないということでもある。

なお、オウケンサクラはチューリップ賞で4着に敗れたものの、フラワーC1着を挟んで桜花賞の好走につなげた。つまり、阪神JF不出走組で、前走4着以下から桜花賞で巻き返したのはジェンティルドンナとレッドオーヴァルの2頭ということになる。そして、この2頭はいずれもディープインパクト産駒。よって、「阪神JF不出走かつ前走4着以下」で巻き返しがあるとすれば、桜花賞と抜群の相性を誇るディープインパクト産駒と考えたい。

【結論】

今年の桜花賞登録馬24頭のうち、4月8日時点で出走可能なのは16頭。2頭の抽選枠を争う3頭を加えた計19頭を阪神JF出走組と不出走組に分け、今回調べたデータからの有力馬を挙げていきたい。

まず、阪神JF出走組に関しては、負けても0秒6差以内にまで収まっていれば桜花賞での好走率が高かった。該当するのは、レッツゴードンキ、ココロノアイ、ムーンエクスプレスの3頭だ。このうち、前走にチューリップ賞を選んだのがレッツゴードンキとココロノアイで、いずれもキャリア5戦で桜花賞に臨むのも好材料となる。ムーンエクスプレスもフィリーズRで3着を確保した点は評価できるが、残念ながらフィリーズR組自体が非常に不利。したがって、ココロノアイレッツゴードンキを上位にとりたい。

2015/2/8 京都11R きさらぎ賞(G3)1着 3番 ルージュバック

2015/2/7 京都10R エルフィンステークス 1着 2番 クルミナル

阪神JFで0秒7差以上だった馬に関しては、芝1600m重賞1着の実績を持っていれば桜花賞で好走した例もあるのだが、今年該当する3頭ともその条件を満たせなかった。

次に、阪神JF不出走組を見ていく。この組で重要なのが、年明けのレースですべて3着以内に入っていることだった。これを満たすのは、クイーンズリング、ペルフィカ、テンダリーボイス、キャットコイン、ルージュバック、アースライズ、ミッキークイーンの7頭。ただし、前走がフィリーズRのクイーンズリングとペルフィカ、アネモネSのテンダリーボイスは、その前走自体の好走率が非常に低いのが難点となる。よって、この組では前走のきさらぎ賞が「関西の芝1600m以上重賞かオープン特別」に該当するルージュバックを最上位に、次いで前走がクイーンCかフラワーCで「関東の芝1600m以上重賞」に該当するキャットコイン、抽選を通過すればアースライズとミッキークイーンも対象としたい。

ただし、年明けのレースで4着以下に敗れたことがあっても、そのレースがチューリップ賞であれば桜花賞で巻き返した例がある(12年ジェンティルドンナ、13年レッドオーヴァルなど)。今年該当するのがコンテッサトゥーレクルミナルの2頭で、両馬ともにジェンティルドンナ、レッドオーヴァルと同じディープインパクト産駒という点は強調材料となる。なかでも、出走すればもっとも大きい馬体重のディープインパクト産駒となる公算が大きいクルミナルには注目してみる価値がありそうだ。

注目馬の数がいささか多くなった感もあるが、それほど今年の桜花賞にはハイレベルな馬が揃ったということの裏返しでもある。それだけに、わずかな有利不利が結果を大きく左右する展開も考えられ、たとえば枠順などのファクターもしっかりと考慮に入れたい。いずれにしても、75代目の桜の女王の座に輝くのは一体どの馬か、非常に楽しみな一戦となることは間違いない。

ライタープロフィール

出川塁(でがわ るい)

1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。

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