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第764回 新春恒例!京都金杯を分析する

2014/1/4(土)

いよいよ2014年の中央競馬が始まる。初日のメインを飾るのは、おなじみ東西の金杯だ。今回のデータde出〜たでは西のハンデ重賞、京都金杯にスポットを当ててみたい。なお、今年は「金杯馬連」と題して、馬連のみ払戻しが5%アップされる。馬連の軸に最適な馬は果たしてどの馬だろうか。データ分析にはJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。なお、登録馬は昨年12月29日段階のものを掲載している。ご了承いただきたい。

■表1 京都金杯の人気別成績@(過去10年)

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1番人気
2-  3-  0-  5/ 10
20.0%
50.0%
50.0%
52%
68%
2番人気
0-  1-  3-  6/ 10
0.0%
10.0%
40.0%
0%
79%
3番人気
2-  2-  0-  6/ 10
20.0%
40.0%
40.0%
132%
86%
4番人気
0-  0-  0- 10/ 10
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
5番人気
1-  0-  0-  9/ 10
10.0%
10.0%
10.0%
143%
35%
6番人気
1-  1-  2-  6/ 10
10.0%
20.0%
40.0%
124%
148%
7番人気
3-  1-  1-  5/ 10
30.0%
40.0%
50.0%
380%
185%
8番人気
0-  1-  0-  9/ 10
0.0%
10.0%
10.0%
0%
38%
9番人気
1-  0-  2-  7/ 10
10.0%
10.0%
30.0%
307%
156%
10番人気以下
0-  1-  2- 66/ 69
0.0%
1.4%
4.3%
0%
38%

2013/1/5 京都11R スポーツニッポン賞 京都金杯(G3) 1着 1番 ダノンシャーク

まず表1は人気別成績。1番人気馬は昨年のダノンシャークら2勝をあげている。複勝率は50%とやや低い。最多の勝ち星をあげているのは7番人気馬で3勝。11年に逃げ切ったシルポートらが該当している。他では3番人気馬が2勝、5・6・9番人気馬が各1勝。上位人気では4番人気馬は3着以内馬がなく、不振傾向だ。
なお、6・7・9番人気馬は単勝回収率・複勝回収率ともに100%を超えていた。


■表2 京都金杯の人気別成績A(過去10年)

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1〜5番人気
5- 6- 3- 36/ 50
10.0%
22.0%
28.0%
65%
53%
6〜10番人気
5- 3- 6- 36/ 50
10.0%
16.0%
28.0%
162%
122%
11番人気以下
0- 1- 1- 57/ 59
0.0%
1.7%
3.4%
0%
31%

表2は人気別成績を上位・中位・下位人気の3つに大別したもの。勝率・複勝率で1〜5番人気馬と6〜10番人気馬が並んでいる。それだけ6〜10人気の馬の激走が多いのが京都金杯の特徴といえるだろう。昨年も2着に6番人気馬トライアンフマーチ、3着に7番人気馬ヤマニンウイスカーが入っていた。
ただし、11番人気以下になると勝ち星はなく、苦戦傾向だ。

■表3 京都金杯の年齢別成績(過去10年)

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
4歳
4- 3- 4- 33/ 44
9.1%
15.9%
25.0%
72%
61%
5歳
2- 3- 2- 25/ 32
6.3%
15.6%
21.9%
107%
90%
6歳
4- 2- 2- 29/ 37
10.8%
16.2%
21.6%
128%
88%
7歳以上
0- 2- 2- 42/ 46
0.0%
4.3%
8.7%
0%
38%

続いて表3は年齢別成績。4歳馬と6歳馬が最多の4勝ずつをあげている。勝率・連対率で6歳馬がトップ。複勝率では4歳馬が25.0%でトップだった。これら4〜6歳馬の好走が多く、出走数が多い7歳以上の馬は勝ち星がなく、苦戦傾向にある。

■表4 京都金杯の斤量別成績(過去10年)

斤量 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
51kg
0- 0- 0- 1/ 1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
52kg
0- 0- 0- 7/ 7
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
53kg
0- 1- 4- 16/ 21
0.0%
4.8%
23.8%
0%
145%
54kg
2- 1- 0- 20/ 23
8.7%
13.0%
13.0%
60%
31%
55kg
1- 1- 2- 26/ 30
3.3%
6.7%
13.3%
19%
55%
55.5kg
0- 0- 0- 3/ 3
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
56kg
1- 2- 2- 27/ 32
3.1%
9.4%
15.6%
38%
57%
56.5kg
0- 0- 1- 3/ 4
0.0%
0.0%
25.0%
0%
50%
57kg
6- 2- 0- 14/ 22
27.3%
36.4%
36.4%
371%
100%
57.5kg
0- 1- 1- 4/ 6
0.0%
16.7%
33.3%
0%
73%
58kg
0- 2- 0- 7/ 9
0.0%
22.2%
22.2%
0%
55%
59kg
0- 0- 0- 1/ 1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

表4は斤量別成績。57キロの馬が昨年のダノンシャークらダントツの6勝をあげており、勝率・連対率・複勝率ともにトップ。出走数が多いのは53・54・55・56キロの馬だが、この中では連対率では54キロの馬、複勝率では53キロの馬が高かった。

また57.5キロ以上の馬は出走数が少なく、勝ち星こそないものの、連対率・複勝率は高かった。

■表5 京都金杯の脚質別成績(過去10年)

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
逃げ
3- 0- 1- 6/ 10
30.0% 30.0% 40.0% 366% 155%
先行
2- 3- 4- 25/ 34
5.9% 14.7% 26.5% 62% 87%
差し
4- 2- 2- 58/ 66
6.1% 9.1% 12.1% 82% 57%
追い込み
1- 5- 3- 40/ 49
2.0% 12.2% 18.4% 3% 46%

表5は脚質別成績。逃げ馬が11年シルポートら3勝をあげ、昨年もヤマニンウイスカーが3着と好走している。単勝回収率・複勝回収率ともに100%を大きく超えており、馬券的に必ずおさえておきたいところだ。
勝利数が多いのは差し馬だが、出走数自体が多く複勝率も低い。複勝率が逃げ馬に次いで高いのが先行馬。全体的に前へ行った馬が好走しやすい傾向にあるようだ。

■表6 京都金杯の前走クラス別成績(過去10年)

前走クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1000万下
0- 1- 0- 0/ 1
0.0%
100.0%
100.0%
0%
330%
1600万下
1- 2- 0- 8/ 11
9.1%
27.3%
27.3%
14%
62%
オープン特別
3- 1- 2- 43/ 49
6.1%
8.2%
12.2%
64%
53%
G3
3- 4- 3- 28/ 38
7.9%
18.4%
26.3%
137%
103%
G2
2- 1- 3- 29/ 35
5.7%
8.6%
17.1%
70%
59%
G1
1- 1- 2- 19/ 23
4.3%
8.7%
17.4%
15%
41%

表6は前走クラス別成績。出走数が一番多いのは前走オープン特別組だが、複勝率では一番低い。前走重賞だった組では、G3組が08年エイシンデピュティら3勝をあげ、勝率・連対率・複勝率ともに一歩抜けている。単勝回収率・複勝回収率ともに100%を超えている。

前走1600万下組も05年ハットトリックが優勝。2着が2回あり、連対率・複勝率が高い。この組の連対馬3頭は前走芝1600mか芝1800m戦で勝利していた。ちなみに、前走1000万下組の2着は05年のアルビレオ。

■表7 G3組の前走距離別成績(過去10年)

前走距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
1200m
0- 0- 0- 1/ 1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
1600m
0- 0- 0- 1/ 1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
1800m
3- 3- 1-16/23
13.0%
26.1%
30.4%
227%
80%
2000m
0- 1- 2-10/13
0.0%
7.7%
23.1%
0%
159%

表7は表6で成績が良かったG3組の前走距離別成績。前走1800m組と前走2000m組の出走数が多いが、勝率・連対率では前走1800m組が圧倒的にリード。単勝回収率でも200%を超えている。ただし、前走2000m組も複勝回収率では100%を大きく超えていた。
馬連の軸としては、前走1800mのG3を戦った馬が狙いといえるだろう。

<結論>

■表8 京都金杯の出走予定馬

馬名 性齢 斤量 前走成績
マイネルラクリマ
牡6
58
朝日CC 4着
ガルボ
牡7
58
阪神C 2着
スマートギア
牡9
56
朝日CC 9着
ミヤジタイガ
牡4
55
ディセンバーS 15着
コスモセンサー
牡7
57.5
ニューイヤーS 5着
ドリームバスケット
牡7
56
ポートアイランドS 1着
ジョヴァンニ
牡5
55
ベテルギウスS 11着
タマモナイスプレイ
牡9
54
阪神C 17着
ブレイズアトレイル
牡5
55
リゲルS 11着
オースミナイン
牡4
54
1600万下 1着
プリムラブルガリス
牡4
54
リゲルS 9着
サンライズメジャー
牡5
55
1600万下 1着
テイエムオオタカ
牡6
56
阪神C 14着
オセアニアボス
牡9
55
リゲルS 10着
メイケイベガスター
牡4
56
キャピタルS 3着
トーセンレーヴ
牡6
57.5
六甲S 6着
ゼロス
牡5
54
1600万下 1着
ヴァンヌーヴォー
牡5
55
ベテルギウスS 5着
エキストラエンド
牡5
55
毎日王冠 9着
ネオウィズダム
牡4
54
1600万下 1着
シャイニープリンス
牡4
55
キャピタルS 6着
ナムラビクター
牡5
57
ベテルギウスS 1着
レッドアリオン
牡4
55
リゲルS 2着
※フルゲート16頭。17番目以降は除外対象。



2012/1/5 京都11R スポーツニッポン賞 京都金杯(G3) 1着 4番 マイネルラクリマ

京都金杯の出走予定馬は表8のとおり(2013/12/29時点)。

データ的に馬連の軸としては、2年前の勝ち馬マイネルラクリマを推奨したい。連対率トップの6歳馬で、斤量の58キロは勝ち星こそないものの連対率は高い。好走が多い先行馬でかつ前走1800mのG3組と条件がそろっている。坂がある阪神から平坦の京都に替わるのも好材料で、馬連の軸として狙ってみたい。

前走阪神カップで2着と好走したガルボは表3で示した7歳という年齢がネックだ。寒い時期が得意な馬だけに注意は必要だが、反面成績にムラがあるのも確かだ。

半年ぶりの実戦となった前走キャピタルSで3着のメイケイペガスターも人気になりそうな一頭。ただし、表6で示した複勝率が低い前走オープン特別組だけに過信は禁物だろう。今後マイル路線を進むかどうかの試金石の一戦といえそうだ。

他にも8か月以上の休み明けとなるトーセンレーヴ、現時点で抽選対象のレッドアリオンも前走オープン特別組。ともに人気になりそうだが、それほど信頼度は高くないと見る。

ならば、表6で連対率が高い1600万下を勝利した組に食指が動く。オースミナイン、サイライズメジャー、ゼロス、ネオウィズダムの4頭だが、なかでも出走すれば狙ってみたいのがサンライズメジャーだ。京都コースは5戦4勝と非常に相性が良く、前走の中山・南総S(芝1600m)でも時計が掛かる馬場コンディションで強い競馬を見せた。中団より前につけられれば、勝機も十分にありそうだ。前走好時計勝ちのオースミナインも本格化気配が漂う一頭で、上位進出も十分ある。出走してくれば、逃げてしぶとい競馬を見せたゼロスにも注意を払いたい。

ライタープロフィール

ケンタロウ(けんたろう)

1978年6月、鹿児島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。初めて買った馬券が大当たりし、それから競馬にのめり込むように。データでは、開催日の馬場やコース適性に注目している。好きなタイプは逃げか追い込み。馬券は1着にこだわった単勝、馬単派。料理研究家ではない。

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