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第701回 祭典後にもうひと勝負! 目黒記念を占う

2013/5/20(月)

今週はダービーウィーク。第80回を迎える記念すべきレースの展望は週半ばに行うこととし、今回は目黒記念を占っていく。盛り上がる祭典後、同日の最終レースに組まれている古馬のG2戦だ。当初は同日開催に違和感もあったが、恒例になりつつある。ダービーと同日に行われるようになったのは06年からだが、03年以降の過去10年のデータを参考に考えていく。データ分析にはJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

■表1 目黒記念の人気別成績(過去10年)

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番人気 3-  3-  0-  4/ 10 30.0% 60.0% 60.0%
2番人気 0-  2-  1-  7/ 10 0.0% 20.0% 30.0%
3番人気 3-  0-  0-  7/ 10 30.0% 30.0% 30.0%
4番人気 0-  1-  0-  9/ 10 0.0% 10.0% 10.0%
5番人気 1-  1-  1-  7/ 10 10.0% 20.0% 30.0%
6番人気 1-  0-  3-  6/ 10 10.0% 10.0% 40.0%
7番人気 1-  1-  2-  6/ 10 10.0% 20.0% 40.0%
8番人気 1-  0-  0-  9/ 10 10.0% 10.0% 10.0%
9番人気 0-  1-  0-  9/ 10 0.0% 10.0% 10.0%
10番人気 0-  0-  0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0%
11番人気 0-  0-  0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 0-  0-  1-  9/ 10 0.0% 0.0% 10.0%
13番人気 0-  0-  0-  9/  9 0.0% 0.0% 0.0%
14番人気 0-  0-  0-  9/  9 0.0% 0.0% 0.0%
15番人気 0-  0-  1-  8/  9 0.0% 0.0% 11.1%
16番人気 0-  1-  0-  8/  9 0.0% 11.1% 11.1%
17番人気 0-  0-  1-  8/  9 0.0% 0.0% 11.1%
18番人気 0-  0-  0-  6/  6 0.0% 0.0% 0.0%
1〜5人気 7-  7-  2- 34/ 50 14.0% 28.0% 32.0%
6〜 人気 3-  3-  8-107/121 2.5% 5.0% 11.6%

まずは過去10年の目黒記念の人気別成績を見ていこう(表1参照)。1番人気は【3.3.0.4】という成績。好走圏内に入るときは連対までこぎつけており、勝率は30%、連対率は60%。難解なハンデ戦というイメージもある目黒記念だが、1番人気の成績はまずまずといったところ。2番人気は【0.2.1.7】にとどまるが、3番人気は【3.0.0.7】。1番人気とともに3勝をマークしている。

上位陣といえる1〜5番人気の成績は表1下に示した通り、【7.7.2.34】。連対馬の70%を占める結果となった。よって6番人気以下の成績は【3.3.8.107】。ハンデ戦の割には下位人気の食い込みはそれほど多くない。ただし、3着馬に限れば80%を占める。6番人気以下の伏兵は3着馬として警戒しておく必要がありそうだ。

■表2 目黒記念出走馬の斤量別成績(1)

斤量 着別度数 勝率 連対率 複勝率
51kg 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0%
52kg 0- 0- 0- 0/ 0      
53kg 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
54kg 2- 1- 0- 4/ 7 28.6% 42.9% 42.9%
55kg 0- 0- 0- 6/ 6 0.0% 0.0% 0.0%
56kg 1- 2- 0- 7/10 10.0% 30.0% 30.0%
56.5kg 2- 0- 1- 0/ 3 66.7% 66.7% 100.0%
57kg 1- 1- 1- 8/11 9.1% 18.2% 27.3%
57.5kg 0- 1- 0- 1/ 2 0.0% 50.0% 50.0%
58kg 0- 1- 0- 4/ 5 0.0% 20.0% 20.0%
58.5kg 1- 0- 0- 3/ 4 25.0% 25.0% 25.0%

2005/5/21 東京11R 目黒記念(G2)1着 1番 オペラシチー

ここからは斤量(ハンデ)面での傾向を見ていく。表1で分類した人気ごとに基づき考えてみたい。表2は1〜5番人気馬の斤量別成績(表2参照)。細かく分類するとサンプル数は少なくなってしまうが、近年は56.5キロの馬が【2.0.1.0】で勝率66.7%をマーク。05年オペラシチー、04年ダービーレグノが優勝を果たしている。それに伴い小数点が伴うハンデの馬が比較的好成績。57.5キロの連対率は50.0%。58.5キロは勝率25.0%だ。ハンデ57キロ前後の馬は実績馬ということになるが、57キロや58キロの馬よりもハンデに小数点がついた馬たちの方が結果的には好走している。

一方、上がり馬ながら軽ハンデを見込まれて、当日上位人気に支持されるケースもある。特にハンデ54キロの馬が面白い。成績は【2.1.0.4】。10年コパノジングー、06年ポップロックが優勝。ともに前走条件クラスを勝ち上がってきた馬だった。この手のタイプの馬も有力な勝ち馬候補を見ていいだろう。

■表3 目黒記念出走馬の斤量別成績(2)

斤量 着別度数 勝率 連対率 複勝率
〜48kg 0-  0-  0-  1/  1 0.0% 0.0% 0.0%
49kg 0-  0-  0-  1/  1 0.0% 0.0% 0.0%
50kg 0-  0-  0-  1/  1 0.0% 0.0% 0.0%
51kg 1-  1-  0-  6/  8 12.5% 25.0% 25.0%
52kg 0-  0-  1- 15/ 16 0.0% 0.0% 6.3%
53kg 0-  0-  1- 15/ 16 0.0% 0.0% 6.3%
54kg 0-  0-  3- 25/ 28 0.0% 0.0% 10.7%
55kg 1-  2-  2- 14/ 19 5.3% 15.8% 26.3%
57kg 1-  0-  1-  4/  6 16.7% 16.7% 33.3%
57.5kg 0-  0-  0-  5/  5 0.0% 0.0% 0.0%
58kg 0-  0-  0-  2/  2 0.0% 0.0% 0.0%

2011/5/28 東京11R 目黒記念(G2)1着 8番 キングトップガン

続いて6番人気以下の斤量別成績を調べる(表3)。表2で好成績だったハンデ小数点の馬は、こちらでは芳しくない。57.5キロのケースのみだが、【0.0.0.5】という成績だ。この手のタイプは近走不振だが、過去の実績的に重いハンデをつけざるを得ないという馬が多い印象だ。それが人気に反映されている。そしてそのファンの判断は概ね正しく、人気を上回る好走を果たせない。比較的重いハンデの中では57キロがギリギリ狙えるところだろうか。最も好走馬を出しているのはハンデ55キロ。ハンデ54〜52キロ、いわゆる手ごろなハンデと言われそうなタイプは3着を量産。連対までには至らないという傾向がある。一方、ハンデ51キロは【1.1.0.6】。11年キングトップガン、10年イケドラゴンが連対。軽ハンデまでくると逆に一発がある。

■表4 目黒記念出走馬の前走レース別成績(1)

順位 前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 天皇賞春G1 2- 2- 1-12/17 11.8% 23.5% 29.4%
2 メトロポH 2- 1- 0- 6/ 9 22.2% 33.3% 33.3%
3 烏丸SH1600 1- 0- 0- 5/ 6 16.7% 16.7% 16.7%
4 白川特別1000 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
5 DSCG1 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
6 東京競馬H 0- 1- 0- 1/ 2 0.0% 50.0% 50.0%
7 皐月賞G1 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0%
8 阪神大賞G2 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0%
9 ウインズ1600 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0%
10 有馬記念G1 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0%
11 新潟大賞HG3 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0%
12 オースト 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
13 宝塚記念G1 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
14 烏丸S1600 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
15 日経賞G2 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
16 大阪―ハH 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
17 産経大阪G2 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
18 京都記念G2 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
19 マーチSHG3 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%

引き続き当日の人気で2つに分類して考える。表4は1〜5番人気馬の前走レース別成績。最も出走馬を出しているのは天皇賞(春)組。全体的な好走率は高くないが、主力ステップとなっている。特に前走4〜5着馬の好走が目立つ。勝ち馬の出走は当然なく、2〜3着馬の出走は少ないが、好走を果たしていない点は注意したい。なお、前走6着以下に敗れていた馬の巻き返しは厳しい。前走がG1でも好着順を求められるのだ。

もう一つの主力ステップはメトロポリタンS。こちらも同レースの勝ち馬に関して言えば【1.1.0.2】で連対率は50%。ただし、同2着馬は【0.0.0.3】で好走なし。あとは前述したケースで条件クラスからの昇級馬が好走。G1組では天皇賞(春)のほかにドバイシーマクラシック、皐月賞。いずれも同年のG1からのステップだ。

■表5 目黒記念出走馬の前走レース別成績(2)

順位 前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 天皇賞春G1 1- 1- 1-15/18 5.6% 11.1% 16.7%
2 新潟大賞HG3 1- 0- 1- 9/11 9.1% 9.1% 18.2%
3 メトロポH 1- 0- 0-27/28 3.6% 3.6% 3.6%
4 府中SH1600 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3%
5 マーチSHG3 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0%
6 東京競馬H 0- 0- 1- 6/ 7 0.0% 0.0% 14.3%
7 大阪―ハH 0- 0- 1- 2/ 3 0.0% 0.0% 33.3%
8 烏丸SH1600 0- 0- 1- 2/ 3 0.0% 0.0% 33.3%
9 ダイヤモHG3 0- 0- 1- 1/ 2 0.0% 0.0% 50.0%
10 鳴尾記念HG3 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0%
11 安房特H1000 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0%
12 オースト 0- 0- 0- 3/ 3 0.0% 0.0% 0.0%
13 産経大阪G2 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
14 エイプリ 0- 0- 0- 5/ 5 0.0% 0.0% 0.0%
15 アルゼンHG2 0- 0- 0- 3/ 3 0.0% 0.0% 0.0%
16 日経賞G2 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0%
17 都大路SH 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0%
18 都大路S 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0%
19 鴨川特別1000 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0%

表5は当日6番人気以下の前走レース別成績。出走頭数では2番目となるが、こちらでも前走天皇賞(春)出走馬が3頭好走を果たしている。そのうちの2頭は昨年2着のトウカイパラダイス、コスモロビン。最多の出走を誇るメトロポリタンS組は【1.0.0.27】。好走馬はキングトップガン1頭という結果。本来であればかなり狙いにくいタイプと言える。

そのほかのレースはなかなか一つにまとめて特徴を指摘しにくい。が、新潟大賞典、マーチS、ダイヤモンドSといったG3組が意外とG2組よりもよさそうな印象だ。

さて、レースの展望だが本稿執筆時点では出走予定メンバー及び当日のハンデが不明の状態。当然単勝人気もわからない。ただ、天皇賞(春)で4着だったアドマイヤラクティ、メトロポリタンSを勝ったカフナが登録をしている。この両馬のハンデと人気には大いに注目したいところだ。

ライタープロフィール

小田原智大(おだわら ともひろ)

1975年6月、東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後、業界紙記者を経て、(株)レイヤード入社。ライター&エディターとして活躍。JRA-VANデータの配信初期から、いち早くデータ競馬の有効性に着目する。05年5月より「競馬 最強の法則WEB」にて、障害戦を除く全重賞レースの傾向と対策、予想を展開。「オッズパーク ダートグレードデータ作戦」では、地方競馬の重賞の攻略にも取り組んでいる。仕事の関係でなかなか競馬場には行けなくなったが、年に1、2回行くローカル遠征が楽しみ。
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