第660回 混戦か順当か!?有馬記念を徹底分析!|競馬情報ならJRA-VAN

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第660回 混戦か順当か!?有馬記念を徹底分析!

2012/12/20(木)

 今週はいよいよ有馬記念。泣いても笑っても今年最後のG1だ。競馬ファンならば有馬記念を的中させて締めくくりたい。今回のグランプリはファン投票1位のオルフェーヴル、3冠牝馬ジェンティルドンナはいないものの、ルーラーシップをはじめとする古馬の強豪や菊花賞を制したゴールドシップなど豪華メンバーが揃った。馬券的にも面白い一戦だ。今回は有馬記念を分析する。なお、データ分析にはJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

■表1 人気別成績(過去10年)

人気
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単勝回収率
複勝回収率
1番人気
5-  3-  0-  2/ 10
50.0%
80.0%
80.0%
106%
98%
2番人気
3-  0-  0-  7/ 10
30.0%
30.0%
30.0%
161%
50%
3番人気
0-  1-  2-  7/ 10
0.0%
10.0%
30.0%
0%
67%
4番人気
1-  1-  0-  8/ 10
10.0%
20.0%
20.0%
171%
49%
5番人気
0-  1-  0-  9/ 10
0.0%
10.0%
10.0%
0%
37%
6番人気
0-  1-  2-  7/ 10
0.0%
10.0%
30.0%
0%
122%
7番人気
0-  1-  0-  9/ 10
0.0%
10.0%
10.0%
0%
49%
8番人気
0-  0-  1-  9/ 10
0.0%
0.0%
10.0%
0%
47%
9番人気
1-  0-  2-  7/ 10
10.0%
10.0%
30.0%
523%
213%
10番人気
0-  0-  1-  9/ 10
0.0%
0.0%
10.0%
0%
60%
11番人気
0-  0-  1-  9/ 10
0.0%
0.0%
10.0%
0%
38%
12番人気
0-  0-  0- 10/ 10
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
13番人気
0-  1-  0-  8/  9
0.0%
11.1%
11.1%
0%
138%
14番人気
0-  1-  1-  6/  8
0.0%
12.5%
25.0%
0%
442%
15番人気
0-  0-  0-  5/  5
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
16番人気
0-  0-  0-  2/  2
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

 まずは過去10年の人気別成績。1番人気馬が【5.3.0.2】で5勝をあげ、8連対。信頼度は高い。近4年は昨年優勝のオルフェーヴルをはじめ、4年連続連対中だ。2番人気馬は【3.0.0.7】で10年のヴィクトワールピサら3頭が優勝。こちらは1着か4着以下かがハッキリしている。その他の2勝は4番人気馬(05年ハーツクライ)と9番人気馬(07年マツリダゴッホ)。10勝中9勝が4番人気以内で上位人気馬が勝ち切るケースがほとんどだ。
2着馬は1番人気馬の3回が一番多く、それ以外は二ケタ人気馬まで幅広く分布している。二ケタ人気馬の2着は、02年のタップダンスシチー(13番人気)と08年のアドマイヤモナーク(14番人気)。いずれも馬連万馬券となっている。
3着馬は人気薄が来るケースが多い。9番人気以下の馬が半数の5回入っており、近4年も続けて3着に好走している。まとめると、1着には上位人気馬(特に1・2番人気馬)、2着・3着(特に3着)は人気薄を狙うというのが人気別から見たセオリーといえる。

■表2 年齢別成績(過去10年)

年齢
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単勝回収値
複勝回収値
3歳
3-  4-  2- 31/ 40
7.5%
17.5%
22.5%
35%
69%
4歳
6-  2-  2- 22/ 32
18.8%
25.0%
31.3%
243%
111%
5歳
1-  2-  3- 27/ 33
3.0%
9.1%
18.2%
12%
81%
6歳
0-  0-  1- 22/ 23
0.0%
0.0%
4.3%
0%
23%
7歳以上
0-  2-  2- 12/ 16
0.0%
12.5%
25.0%
0%
220%

 表2は年齢別成績。4歳馬が【6.2.2.22】で6勝をあげ、勝率・連対率・複勝率ともにトップ。昨年も2着エイシンフラッシュ(7番人気)、3着トゥザグローリー(9番人気)と2頭が好走。出走馬がいなかった09年をのぞいて、毎年3着以内馬を出している。
4歳馬に次ぐ3勝をあげているのが3歳馬。10年のヴィクトワールピサ、昨年のオルフェーヴルと2年連続で優勝している。連対率も第2位。また、5歳馬は【1.2.3.27】で3歳馬・4歳馬よりも率が低い。6歳馬は3着1回のみで不振。逆に7歳以上の馬は勝ち星こそないが、2着2回、3着2回。好走馬4頭中3頭(エアシェイディは08年・09年3着)は二ケタ人気で、その分複勝回収率が跳ね上がっている。

出走頭数が多い3歳馬・4歳馬・5歳馬を比較すると、4歳馬>3歳馬>5歳馬という図式だが、今年は傾向が変わると見ている。近2年の3着以内馬は現5歳世代が10年2頭、昨年2頭。この世代は有馬記念で好走している。後ほど出走予定馬の一覧を紹介するが、今年は出走予定馬20頭中10頭が5歳馬。今年は5歳馬の取捨選択がポイントといえそうだ。

■表3 騎手所属別成績(過去10年)

騎手分類
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単勝回収率
複勝回収率
美浦
1-  1-  5- 46/ 53
1.9%
3.8%
13.2%
98%
58%
栗東
4-  6-  3- 47/ 60
6.7%
16.7%
21.7%
16%
106%
地方
0-  0-  0-  4/  4
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
外国
5-  3-  2- 17/ 27
18.5%
29.6%
37.0%
125%
133%

続いて、表3は騎手所属別成績。外国人ジョッキーの活躍が目立っており、単勝回収率・複勝回収率ともに100%超え。10年は外国人ジョッキーの騎乗馬が1着〜3着までを独占した。このときの14番人気で3着のトゥザグローリーはウィリアムズ騎手。昨年7番人気で2着のエイシンフラッシュはルメール騎手。近2年は人気薄でも好走している。ちなみに今年は5名の外国人ジョッキーが騎乗予定だ。
日本の騎手では、栗東所属の騎手の好走例が多い。ちなみに美浦所属の騎手は07年マツリダゴッホに騎乗した蛯名騎手の1勝のみだが、3着は5回と多かった。
では、有馬記念が行われる中山芝2500mの騎手別成績はどうなのだろうか。

■表4 中山芝2500m戦における騎手別成績(過去10年)

順位
騎手
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単勝回収率
複勝回収率
1
蛯名正義
12-11- 9-51/83
14.5%
27.7%
38.6%
138%
110%
2
後藤浩輝
10- 7- 5-55/77
13.0%
22.1%
28.6%
122%
67%
3
田中勝春
9- 8- 7-43/67
13.4%
25.4%
35.8%
114%
74%
4
ペリエ
6- 3- 1- 6/16
37.5%
56.3%
62.5%
128%
105%
5
松岡正海
5- 4- 3-35/47
10.6%
19.1%
25.5%
115%
82%
7
柴田善臣
4- 7- 8-50/69
5.8%
15.9%
27.5%
41%
51%
11
M.デムーロ
4- 2- 3- 6/15
26.7%
40.0%
60.0%
119%
142%
12
横山典弘
3- 8- 7-35/53
5.7%
20.8%
34.0%
13%
70%
14
武豊
3- 4- 1-16/24
12.5%
29.2%
33.3%
46%
53%
15
内田博幸
3- 3- 3-24/33
9.1%
18.2%
27.3%
29%
59%
26
ルメール
1- 3- 0- 6/10
10.0%
40.0%
40.0%
171%
113%
36
ウィリアムス
1- 0- 1- 2/ 4
25.0%
25.0%
50.0%
65%
347%
46
スミヨン
0- 1- 0- 1/ 2
0.0%
50.0%
50.0%
0%
55%

 表4は過去10年に行われた中山芝2500m戦における騎手別成績。1位は12勝をあげている蛯名騎手。単勝回収率、複勝回収率ともに100%超え。また、今年は【0.2.3.1】と好成績。勝利はないものの、6レース中5レースで3着以内に好走させている。中山芝2500mのポイントを知っている騎手といえるだろう。
5位以降は今回の有馬記念で騎乗予定のジョッキーの成績。外国人ジョッキーは騎乗数が少ないが、デムーロ騎手、ルメール騎手あたりは単勝回収率・複勝回収率ともに100%を超えていた。

■表5 前走レース別成績(過去10年)

前走レース名
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単勝回収値
複勝回収値
ジャパンカップ 6- 3- 3-56/68
8.8%
13.2%
17.6%
51%
77%
天皇賞(秋) 3- 0- 2- 5/10
30.0%
30.0%
50.0%
589%
227%
菊花賞 1- 2- 1- 6/10
10.0%
30.0%
40.0%
22%
66%
エリザベス女王杯 0- 2- 0- 5/ 7
0.0%
28.6%
28.6%
0%
72%
凱旋門賞 0- 1- 0- 1/ 2
0.0%
50.0%
50.0%
0%
135%
メルボルンC 0- 1- 0- 1/ 2
0.0%
50.0%
50.0%
0%
180%
京阪杯 0- 1- 0- 0/ 1
0.0%
100.0%
100.0%
0%
1250%
マイルCS 0- 0- 2- 0/ 2
0.0%
0.0%
100.0%
0%
380%
アルゼンチン共和国杯 0- 0- 1- 5/ 6
0.0%
0.0%
16.7%
0%
78%
中日新聞杯 0- 0- 1- 1/ 2
0.0%
0.0%
50.0%
0%
630%
ステイヤーズS 0- 0- 0-12/12
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
その他のレース 0- 0- 0-22/22
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

 表5は出走馬の前走レース別成績。ジャパンカップ(以下、JC)組が出走馬全体の半数を占めており、【6.3.3.56】の成績。6勝をあげ、2着3着が3回ずつとこの組が中心。
単勝回収率・複勝回収率ともに高いのが天皇賞(秋)組。【3.0.2.5】でこの組の半数が3着以内。JCをパスして有馬記念を狙ってきた馬が好結果を出している。また、菊花賞組が【1.2.1.6】。勝ったのは昨年のオルフェーヴルのみ。05年に菊花賞優勝から有馬記念に臨んだディープインパクトは2着に敗れている。
1着馬は上記の3つのレースに絞られている。対して、2着馬・3着馬はそれぞれ6つのレースから。2着馬の中には凱旋門賞組、メルボルンC組が1頭ずつ。前走海外のレースだった馬は【0.2.0.4】と悪くない成績だ。前走G2戦は、アルゼンチン共和国杯組の3着1回だけ(02年3着のコイントス)。ステイヤーズS組は12頭出走して、1頭も3着以内に入っていない。

■表6 前走JC組・天皇賞(秋)組・菊花賞組の着順別成績(過去10年)

JC組
天皇賞(秋)組
菊花賞組
前走1着
2- 0- 0- 3/ 5
0- 0- 0- 0/ 0
1- 1- 0- 2/ 4
前走2着
1- 1- 0- 5/ 7
1- 0- 0- 0/ 1
0- 1- 0- 0/ 1
前走3着
3- 0- 0- 4/ 7
0- 0- 0- 0/ 0
0- 0- 0- 2/ 2
前走4着
0- 0- 1- 3/ 4
0- 0- 0- 1/ 1
0- 0- 1- 0/ 1
前走5着
0- 0- 1- 4/ 5
0- 0- 1- 0/ 1
0- 0- 0- 0/ 0
前走6〜9着
0- 1- 0-18/19
1- 0- 0- 0/ 1
0- 0- 0- 0/ 0
前走10着〜
0- 1- 1-19/21
1- 0- 1- 4/ 6
0- 0- 0- 2/ 2

 表6は前走JC組、天皇賞(秋)組、菊花賞組の同レースにおける着順別成績をまとめたもの。まずはJC組。優勝馬6頭はすべてJC3着以内だった。なかでも、JC3着馬は最多の3勝。2着・3着がなく、勝つか馬券圏外かがハッキリしている。逆に、2着・3着に入った6頭中5頭はJC4着以下から巻き返している。前走二ケタ着順からも08年14番人気で2着のアドマイヤモナーク、昨年9番人気で3着のトゥザグローリーの2頭が好走している。
対して、天皇賞(秋)組はどの着順からでも好走馬を出している。二ケタ着順からも04年9番人気3着のシルクフェイマス、07年優勝のマルリダゴッホが好走している。
菊花賞組は同レース優勝からは、オルフェーヴルとディープインパクトの2頭が好走。同レース2着以下からは、03年に2着だったリンカーン(前走2着)、4着だったゼンノロブロイ(前走4着)の2頭が好走している。この年の菊花賞は3冠がかかったネオユニヴァースが3着に敗れ、レベルが高かったといえる。菊花賞はその年のレースレベルが問題といえそうだ。

■表7 過去5年の1〜3着馬の前3走とその着順

年度
着順
馬名
人気
前走
2走前
2007
1
マツリダゴッホ
9
天皇賞(秋)/15着 オールカマー/1着
2
ダイワスカーレット
5
エリザベス/1着 秋華賞/1着
3
ダイワメジャー
6
マイルCS/1着 天皇賞(秋)/9着
2008
1
ダイワスカーレット
1
天皇賞(秋)/2着 大阪杯/1着
2
アドマイヤモナーク
14
JC/12着 天皇賞(秋)/12着
3
エアシェイディ
10
天皇賞(秋)/5着 オールカマー/5着
2009
1
ドリームジャーニー
2
天皇賞(秋)/6着 オールカマー/2着
2
ブエナビスタ
1
エリザベス/3着 秋華賞/3着
3
エアシェイディ
11
JC/5着 天皇賞(秋)/8着
2010
1
ヴィクトワールピサ
2
JC/3着 凱旋門賞/7着
2
ブエナビスタ
1
JC/2着 天皇賞(秋)/1着
3
トゥザグローリー
14
中日新聞杯/1着 マイルCS/7着
2011
1
オルフェーヴル
1
菊花賞/1着 神戸新聞杯/1着
2
エイシンフラッシュ
7
JC/8着 天皇賞(秋)/6着
3
トゥザグローリー
9
JC/11着 天皇賞(秋)/5着

 表7は過去5年の1〜3着馬の前3走とその着順。前走に関しては前述のとおりだが、注目は2走前。2走前に天皇賞(秋)を使われた馬が6頭おり、10年のブエナビスタをのぞく5頭は同レース5着以下だった。また、オールカマーを使った馬が3頭入っていた。
注目ポイントがもう1点。ダイワスカーレット→エアシェイディ→ブエナビスタ→トゥザグローリーと毎年リピーター好走馬がいるということ。特に近4年の3着馬はエアシェイディ、トゥザグローリーと人気薄だった。今年はオルフェーヴルこそいないが、エイシンフラッシュとトゥザグローリーは要注目だろう。

<結論>

■表8 有馬記念の出走予定馬(12/19現在)

順位
馬名
性齢
厩舎
前走
1
ルーラーシップ
牡5
角居
JC 3着
2
エイシンフラッシュ
牡5
藤原英
JC 9着
3
ゴールドシップ
牡3
須貝尚
菊花賞 1着
4
ダークシャドウ
牡5
JC 4着
5
トゥザグローリー
牡5
池江寿
JCダート 12着
6
ローズキングダム
牡5
橋口
JC 16着
7
ナカヤマナイト
牡4
二ノ宮
天皇賞(秋) 9着
8
ビートブラック
牡5
中村
JC 7着
9
ルルーシュ
牡4
藤沢和
アル共和国杯 1着
10
アーネストリー
牡7
佐々晶
金鯱賞 10着
11
オウケンブルースリ
牡7
音無
JC 14着
12
ダイワファルコン
牡5
上原
福島記念 1着
13
ネヴァブション
牡9
伊藤正
ステイヤーズS 5着
14
スカイディグニティ
牡3
友道
菊花賞 2着
15
トレイルブレイザー
牡5
池江寿
米・BCターフ 4着
16
オーシャンブルー
牡4
池江寿
金鯱賞 1着
17
メイショウカンパク
牡5
荒川
JC 15着
18
デスペラード
牡4
安達
ステイヤーズS 3着
19
タニノエポレット
牡5
村山
オリオンS 3着
20
ウェルテクス
牡3
柴田人
南部特別 4着
※フルゲート16頭。メイショウカンパクは回避予定

今年の有馬記念出走予定馬は表9のとおり(12/19時点)。人気を集めそうなのは、菊花賞馬ゴールドシップとJC3着馬のルーラーシップか。

ゴールドシップが勝った今年の菊花賞は早めにスパートし、押し切ったものだけに強かった。今年の3歳馬は天皇賞(秋)2着のフェノーメノ、JCを勝ったジェンティルドンナと初の古馬相手でも通用するだけの高いレベルにある。この馬自身も連対を外したのは、仕掛けが遅れたダービーだけ。他馬に脚元をすくわれたとしても、3着は外さないのではないか。また、菊花賞2着のスカイディグニティにも注目したい。秋以降急速に力をつけてきた感があり、鞍上予定はスミヨン騎手。

一方、ルーラーシップは表6のJC着順別成績からすると1着か4着以下かということになる。表7の2走前の天皇賞(秋)も3着で一枚割引。ここ2走は出遅れて、後方からの競馬で連続3着。東京なら瞬発力で3着に入れたが、中山だと出遅れて差し届かずの恐れもある。

2012/9/23 中山11R 産経賞オールカマー(G2)1着 13番 ナカヤマナイト

■表9 07年優勝のマツリダゴッホ

日付
レース名
距離
着順
2007/12/23
有馬記念 2500
1
前走
2007/10/28
天皇賞(秋) 2000
15
2走前
2007/9/23
オールカマー 2200
1
5走前
2007/3/24
日経賞 2500
3
6走前
2007/1/21
アメリカJCC 2200
1
7走前
2006/12/23
クリスマスC 1800
1

 また、1着候補としてナカヤマナイトを指名したい。表9は07年に9番人気で優勝したマツリダゴッホの過去1年の戦績。前年の同じ時期に勝利し、中山2200mの重賞を2勝。なお、マツリダゴッホ自身は08年09年も有馬記念に参戦し、それぞれ12着、7着と敗れている。要するに、初の有馬記念参戦が好結果に結びついたのではないかということ。高い中山コースへの適性、天皇賞(秋)大敗からの巻き返し、4歳で初の有馬記念参戦ということでナカヤマナイトがダブって見えてくる。

2012/1/15 京都11R 日経新春杯(G2)1着 3番 トゥザグローリー

他では、前走JC組では2着・3着候補としてエイシンフラッシュ。エイシンフラッシュは2走前に天皇賞(秋)1着。昨年好走馬でもあり、鞍上予定がデムーロ騎手。また、JC7着のビートブラックは前走のように単騎で大逃げの形になれば、春の天皇賞のような激走があるかもしれない。JCで二ケタ着順だったローズキングダム、オウケンブルースリはさすがに厳しいのではないか。

最後に穴としてトゥザグローリー。近2年続けて3着に来ており、今年もないとは言えない。鞍上予定は表4で示した中山芝2500m得意の蛯名騎手。近2戦大敗(2走前は天皇賞18着)で人気を下げているだろうが、逆に狙い目としては面白いのではないか。今回の有馬記念の最大の惑星はこの馬だと見ている。

ちなみに、穴人気になりそうなルルーシュはデータ的に厳しい前走G2組。走っても3着までではないだろうか。

ライタープロフィール

ケンタロウ(けんたろう)

1978年6月、鹿児島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。初めて買った馬券が大当たりし、それから競馬にのめり込むように。データでは、開催日の馬場やコース適性に注目している。好きなタイプは逃げか追い込み。馬券は1着にこだわった単勝、馬単派。料理研究家ではない。

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