第656回 名牝輩出レースとなっている阪神JFを分析|競馬情報ならJRA-VAN

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第656回 名牝輩出レースとなっている阪神JFを分析

2012/12/6(木)

2歳女王決定戦といえば阪神ジュベナイルフィリーズ。近年は1勝馬の活躍が目立っていることもあり、例年にも増して1勝馬が数多く登録してきた。出走できるかどうかは抽選次第というのが悩みどころだが、昨年のジョワドヴィーブルに続いて1勝馬の戴冠はなるか、それとも重賞路線で活躍してきた実績馬が貫禄を見せるのか、過去の傾向を探ってみたい。集計期間は阪神競馬場がコース改修された2006年以降の過去6年。データ分析には、JRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

■表1 単勝人気別成績

人気
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1番人気
2-  1-  1-  2/  6
33.3%
50.0%
66.7%
63%
91%
2番人気
1-  0-  2-  3/  6
16.7%
16.7%
50.0%
76%
101%
3番人気
1-  1-  0-  4/  6
16.7%
33.3%
33.3%
110%
80%
4番人気
2-  1-  1-  2/  6
33.3%
50.0%
66.7%
298%
188%
5番人気
0-  1-  0-  5/  6
0.0%
16.7%
16.7%
0%
43%
6番人気
0-  0-  1-  5/  6
0.0%
0.0%
16.7%
0%
50%
7番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
8番人気
0-  2-  1-  3/  6
0.0%
33.3%
50.0%
0%
260%
9番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
10番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
11番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
12番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
13番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
14番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
15番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
16番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
17番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
18番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

コース改修後の阪神JFは堅い傾向が続いている。1着は4番人気まで、2、3着でも8番人気まででとなっており、9番人気以下から好走した馬はまだ出ていない。まずは上位人気から入ったほうがいいだろう。

■表2 枠番別成績

枠番
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1枠
1- 1- 0-10/12
8.3%
16.7%
16.7%
92%
35%
2枠
0- 1- 1-10/12
0.0%
8.3%
16.7%
0%
45%
3枠
0- 1- 0-11/12
0.0%
8.3%
8.3%
0%
21%
4枠
0- 0- 0-12/12
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
5枠
0- 2- 2- 8/12
0.0%
16.7%
33.3%
0%
93%
6枠
1- 1- 0-10/12
8.3%
16.7%
16.7%
13%
36%
7枠
3- 0- 1-14/18
16.7%
16.7%
22.2%
86%
53%
8枠
1- 0- 2-15/18
5.6%
5.6%
16.7%
25%
63%

過去6年はいずれもフルゲートの18頭立てになっている阪神JF。今年も登録段階で34頭と、フルゲートになるのが確実な情勢だ。表2は枠順別の成績で、1着馬6頭のうち5頭は6〜8枠の外枠から出ている。7、8枠には3頭ずつが入ることを差し引いても好走お礼が多く、やや外枠が優勢であると考えたい。

■表3 脚質別成績

脚質
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
逃げ
0-  0-  1-  5/  6
0.0%
0.0%
16.7%
0%
35%
先行
0-  2-  2- 20/ 24
0.0%
8.3%
16.7%
0%
57%
中団
5-  3-  2- 35/ 45
11.1%
17.8%
22.2%
68%
52%
後方
1-  1-  1- 30/ 33
3.0%
6.1%
9.1%
6%
27%
※脚質はTarget frontier JVの分類によるもの

表3の脚質別成績に示したとおり、阪神JFは逃げ・先行馬には不利、差し馬が有利という傾向がある。「逃げ」で好走したのは06年3着のルミナスハーバーのみ。「先行」でも2着までで、複勝率は「逃げ」と同等だ。一方、「中団」からは1着馬5頭を含む計10頭が好走している。さらに後ろの「後方」にまでなってしまうと苦しくなるが、これまでのレースで逃げたことしかないような馬は評価を下げたほうがいいだろう。

■表4 上がり3ハロンタイム順位別成績

上がり
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
3F  1位
4-  1-  0-  1/  6
66.7%
83.3%
83.3%
361%
201%
3F  2位
1-  1-  2-  4/  8
12.5%
25.0%
50.0%
57%
141%
3F  3位
1-  2-  0-  2/  5
20.0%
60.0%
60.0%
132%
118%
3F 〜5位
0-  0-  1- 12/ 13
0.0%
0.0%
7.7%
0%
16%
3F 6位〜
0-  2-  3- 71/ 76
0.0%
2.6%
6.6%
0%
23%

また、脚質と関連性が深いデータとしてチェックしておきたいのが上がり3ハロンタイムの順位別のデータ。表4のとおり、阪神JFでは上がり1〜3位の脚を使った馬がそのまま1〜3着に入るケースが多く、特に過去6年の上がり1位馬6頭は4勝、2着1回とかなりの確率で連対している。

■表5 前走上がり3ハロンタイム順位別成績

前走上がり
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
3F  1位
4-  4-  3- 27/ 38
10.5%
21.1%
28.9%
51%
70%
3F  2位
2-  2-  1- 14/ 19
10.5%
21.1%
26.3%
70%
67%
3F  3位
0-  0-  0-  8/  8
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
3F 〜5位
0-  0-  0- 15/ 15
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
3F 6位〜
0-  0-  2- 21/ 23
0.0%
0.0%
8.7%
0%
41%
※前走芝レースのみ

そこで注目したいのが前走の上がり順位(※前走芝レースのみ)。表5を見れば、前走で1位か2位の上がりを出していた馬でなければ苦しいことが一目瞭然だ。前走の上がりが3位以下だった馬で好走したのは、07年3着のエイムアットピップと10年3着のライステラスの2頭のみ。前者はファンタジーSで2着、後者は牡馬相手の京王杯2歳Sで4着と前走の重賞でそれなりの結果を出していたことや、エイムアットビップは出走全レースで連対していたこと、ライステラスも前走以外では4着以下に落ちたことがなかった安定性が好走につながったのだろう。しかし、それでも3着まで。世代初のG1レースということで相手関係が一気に厳しくなるだけに、前走で速い上がりを出せなかった馬では好走はおぼつかないと考えたい。

■表6 キャリア別成績

キャリア
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1戦
1-  1-  1-  8/ 11
9.1%
18.2%
27.3%
61%
98%
2戦
3-  0-  1- 10/ 14
21.4%
21.4%
28.6%
106%
46%
3戦
2-  1-  1- 33/ 37
5.4%
8.1%
10.8%
30%
23%
4戦
0-  3-  2- 21/ 26
0.0%
11.5%
19.2%
0%
69%
5戦
0-  1-  1-  7/  9
0.0%
11.1%
22.2%
0%
52%
6戦
0-  0-  0-  8/  8
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
7戦
0-  0-  0-  2/  2
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
8戦
0-  0-  0-  1/  1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

過去6年、阪神JF出走時に最多のキャリアを持っていたのは、08年のイナズマアマリリスでキャリア8戦。しかし、この馬を含むキャリア6戦以上の計11頭はすべて着外と苦しい傾向が出ている。好走率が高いのはキャリア1、2戦の馬。過去6年の勝ち馬はキャリア3戦までに限られており、キャリア4戦以上からは勝ち馬が出ていない。キャリアが活きるケースも少なくない2歳重賞でも、阪神JFに関しては素質を重視したほうがいいかもしれない。

■表7 前走距離別成績

前走距離
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1200m
0-  0-  0- 10/ 10
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
1400m
0-  4-  4- 41/ 49
0.0%
8.2%
16.3%
0%
50%
1600m
4-  2-  2- 27/ 35
11.4%
17.1%
22.9%
43%
55%
1800m
2-  0-  0-  7/  9
22.2%
22.2%
22.2%
196%
52%
※前走芝レースのみ

表7は前走距離別の成績(※前走芝レースのみ。まず、前走で1200m戦を使っていた10頭はすべて着外。多くは人気薄だが、昨年2番人気に推されたエピセアロームも8着に沈んでおり、あまりいい臨戦過程でないことは確かだ。次いで、前走が1400mだった馬からは2、3着が4頭ずつ出ているが、勝った馬はいない。前走1200mからの距離延長と比べると雲泥の差ではあるが、軸馬とするにはやや心許ない。同距離となる前走1600mと、距離短縮となる前走1800mの好走率はほぼ同等。ただし、勝率では前走1800mのほうが倍近く高く、単勝回収率196%も非常に優秀ということも覚えておきたい。いずれにしても、基本的には前走と同距離か距離短縮の馬を優先するのがベターだろう。なお、過去6年、前走で2000mを使っていた馬の出走歴はなく、前走がダート戦だった5頭は前走の距離を問わず好走例がなかった。

■表8 前走着順別成績

前走着順
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
前走1着
4-  4-  3- 46/ 57
7.0%
14.0%
19.3%
26%
45%
前走2着
2-  1-  2-  9/ 14
14.3%
21.4%
35.7%
126%
88%
前走3着
0-  1-  0-  4/  5
0.0%
20.0%
20.0%
0%
66%
前走4着
0-  0-  1-  5/  6
0.0%
0.0%
16.7%
0%
123%
前走5着
0-  0-  0-  5/  5
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
前走6〜9着
0-  0-  0-  9/  9
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
前走10着〜
0-  0-  0- 12/ 12
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

前走着順も大事なチェックポイントとなる。表8のとおり、前走5着以下から巻き返して好走した馬は1頭もおらず、前走3、4着から好走したのもそれぞれ1頭ずつしかいない。好走馬の大半は前走でも連対していた馬となっている。前走3着から好走したのが10年2着のホエールキャプチャ、前走4着からは10年3着のライステラスがいる。この2頭は、ともに前走で重賞を使っており、すでに2勝を挙げていたことも共通点。さらに、ホエールキャプチャは4着以下に落ちたことがなく、ライステラスも表5の項で前述したように京王杯2歳Sを除けばすべて3着以内と安定して走っていた馬。2勝以上の実績や安定感がなければ、前走3着以下から巻き返すのは難しいようだ。

■表9 オープンや500万下に出走したことがなかった1勝馬の好走馬

年度
着順
馬名
人気
前走
レース名
コース
着順
人気
着差
上がり順
07年
2
レーヴダムール
8
新馬 京都芝1600m内
1
1
0.0
1
08年
1
ブエナビスタ
1
未勝利・牝 京都芝1600m内
1
1
-0.5
1
3
ミクロコスモス
4
新馬・牝 東京芝1600m
1
1
0.0
1
11年
1
ジョワドヴィーヴル
4
新馬 京都芝1600m内
1
1
-0.2
2

ここからは4つのグループに分けて、過去の好走馬の共通点を探っていきたい。最初のグループは「オープンや500万下に出走したことがなかった1勝馬」。言い換えれば、新馬戦や未勝利戦を勝ち上がってきたばかりの馬のことでもある。これに該当するのは表9の4頭。まず言えるのが、4頭すべてが芝1600m戦を勝っていたこと。表7で前走と同距離か距離短縮の好走率が高いことを述べたが、いくら素質が高くとも実績の裏付けには欠けるだけに、距離延長といったハンデになる要素はなるべく少ないほうがいいのだろう。また、すべて1番人気1着で勝ち上がっており、上がり順も3頭が1位、残る1頭も2位と説得力のあるレースを見せていたことがわかる。もうひとつ、0秒2以上の着差をつけていたブエナビスタとジョワドヴィーブルは勝ったのに対して、2着と同タイムだったレーヴダムールとミクロコスモスはそれぞれ2、3着どまりだったことも覚えておいていいだろう。

■表10 オープンや500万下に出走したことがあった1勝馬の好走馬

年度
着順
馬名
人気
前走
レース名
コース
着順
人気
着差
上がり順
06年
1
ウオッカ
4
黄菊賞・500万下 京都芝1800m
2
2
0.2
1
07年
1
トールポピー
3
黄菊賞・500万下 京都芝1800m
2
2
0.0
2
09年
3
ベストクルーズ
6
ファンタジーS・G3 東京芝1600m
2
5
0.1
2

次に「オープンや500万下に出走したことがあった1勝馬」。これに該当するのは過去6年で3頭と少ないが、06年のウオッカ、07年のトールポピーと勝ち馬が2頭含まれているので見逃せないところ。この3頭に共通するのが、前走は負けたといっても2着には来ており、着差も最大で0秒2差と大きくは負けていなかったこと。また、いずれも上がり2位以内の脚を使っていたことや、この3頭は4着以下に敗れたことがないという安定した成績を残していたことでも共通している。

■表11 前走で500万下に出走していた2勝馬の好走馬

年度
着順
馬名
人気
前走
レース名
コース
着順
人気
着差
上がり順
06年
3
ルミナスハーバー
2
500万下 京都芝1400m内 1400
1
-0.4
1
08年
2
ダノンベルベール
3
赤松賞・500万下 東京芝1600m 1600
1
-0.2
1
09年
1
アパパネ
2
赤松賞・500万下 東京芝1600m 1600
3
-0.4
1

3つめは「前走で500万下に出走していた2勝馬」。このグループの3頭に共通するのが、前走で上がり1位の脚を使って勝っていたことと、3頭とも0秒2以上の着差をつけていたことで、これは最初のグループに似た傾向と言える。異なるのは、前走1400mからの距離延長だったルミナスハーバーや前走で3番人気だったアパパネでも好走していること。これは前走が新馬戦や未勝利戦だった馬と異なり、500万下になってレベルが上がるぶん、いくらか条件が緩くなっても大丈夫になるのだろう。また、この3頭は4着以下に敗れたことがなく、こちらはふたつめのグループと同じ傾向を持っている点も注目だ。

■表12 前走でオープンに出走していた2勝以上馬の好走馬

年度
着順
馬名
人気
前走
レース名
コース
着順
人気
着差
上がり順
06年
2
アストンマーチャン
1
ファンタジーS・G3 京都芝1400m外
1
3
-0.8
2
07年
3
エイムアットビップ
2
ファンタジーS・G3 京都芝1400m外
2
1
0.2
14
09年
2
アニメイトバイオ
5
京王杯2歳S・G2 東京芝1400m
2
4
0.2
1
10年
1
レーヴディソール
1
デイリー杯2歳S・G2 京都芝1600m外
1
1
-0.2
1
2
ホエールキャプチャ
4
ファンタジーS・G3 京都芝1400m外
3
5
0.0
1
3
ライステラス
8
京王杯2歳S・G2 東京芝1400m
4
4
0.5
10
11年
2
アイムユアーズ
8
ファンタジーS・G3 京都芝1400m外
1
8
-0.2
2
3
サウンドオブハート
1
芙蓉S 中山芝1600m
1
1
-0.2
1

最後のグループは、前走でオープンに出走していた2勝以上馬の好走馬。実績的には4つのグループで最上位となるが、1着馬となると10年のレーヴディソールだけというのが気になるところ。表6で見たように、過去6年の阪神JFではキャリア1〜3戦の馬が勝っており、実績豊富な馬はキャリアを重ねていることが多くなるので、こうした傾向が出てしまうのだろう。とはいえ、好走馬の数は多いので、連の相手として無視をすることはできない。数が多いので全馬に共通するデータとなると見つけづらいが、表5で見た「前走上がり2位以内」や表8で見た「前走2着以内」、という好走傾向には大半の馬が合致。また、前走1400mからの距離延長の馬は2、3着どまりで、唯一の1着馬であるレーヴディソールは同距離のデイリー杯2歳Sを上がり1位で制していたことも、これまで述べてきた傾向としっかりリンクしており、このあたりを参考に取捨していけばいいのではないだろうか。

【結論】

■表13 前走でオープンに出走していた2勝以上馬の好走馬

馬名
前走
レース名
コース
着順
人気
着差
上がり順
オープンや500万下に出走したことがない1勝馬
オツウ 新馬・牝 京都芝1600m
1
1
-0.4
1
ノボリディアーナ 新馬・牝 京都芝1400m内
1
4
-0.2
1
メイショウマンボ 新馬 京都芝1400m内
1
1
-0.2
1
レッドセシリア 新馬・牝 東京芝1600m
1
1
-0.3
1
レッドマニッシュ 未勝利・牝 新潟芝1600m
1
3
-0.2
1
オープンや500万下に出走したことがある1勝馬
アメージングムーン ファンタジーS・G3 京都芝1400m外
3
10
0.7
9
アユサン アルテミスS・重賞 東京芝1600m
2
4
0.1
1
エフティチャーミー からまつ賞・500万下 東京芝1400m
11
7
1.5
13
オーキッドレイ 京都2歳S 京都芝2000m
4
2
0.5
2
カラフルブラッサム 黄菊賞・500万下 京都芝1800m
3
5
0.4
3
ガムザッティ 黄菊賞・500万下 京都芝1800m
8
3
1.9
8
シャスターデイジー 白菊賞・500万下 京都芝1600m
3
5
0.2
4
ジーブラック クローバー賞 札幌芝1500m
5
5
0.5
3
トーセンレディ アルテミスS・重賞 東京芝1600m
6
13
0.8
9
ナンシーシャイン アルテミスS・重賞 東京芝1600m
5
9
0.7
3
バリローチェ 白菊賞・500万下 京都芝1600m内
6
4
0.4
3
ビリオネア アルテミスS・重賞 東京芝1600m
9
10
0.9
3
ファンアットコート ベゴニア賞・500万下 東京芝1600m
14
13
1.7
13
フィールドメジャー 500万下 京都芝1200m
7
3
1.2
8
マイネヴァイザー 小倉2歳G3 小倉芝1200m
17
3
1.7
16
ローブティサージュ ファンタジーS・G3 京都芝1400m外
2
4
0.5
2
ヴェリーバンブー ポインセチア賞・500万下 阪神ダート1400m
9
11
1.8
9
前走で500万下に出走していた2勝馬
クロフネサプライズ りんどう賞・500万下 京都芝1400m内
1
5
-0.2
4
タプローム 500万下 中山ダート1200m
1
14
0.0
1
タンスチョキン 白菊賞・500万下 京都芝1600m
4
8
0.3
3
ディアマイベイビー 白菊賞・500万下 京都芝1600m
1
3
-0.1
7
前走でオープンに出走していた2勝以上馬
エイシンラトゥナ アルテミスS・重賞 東京芝1600m
4
5
0.7
14
コウエイピース ひまわり賞 小倉芝1200m
1
2
-0.2
2
コレクターアイテム アルテミスS・重賞 東京芝1600m
1
1
-0.1
2
サウンドリアーナ ファンタジーS・G3 京都芝1400m外
1
2
-0.5
5
サンブルエミューズ 芙蓉S 中山芝1600m
1
1
-0.2
1
ストークアンドレイ ファンタジーS・G3 京都芝1400m外
10
5
1.4
6
タガノミューチャン ファンタジーS・G3 京都芝1400m外
5
6
0.8
8
プリンセスジャック ファンタジーS・G3 京都芝1400m外
4
1
0.8
3

近年、キャリアの浅い1勝馬の活躍が目立っている影響もあってか、今年の阪神JFには34頭もの馬が大挙して登録してきた。ここでも前述した4つのグループに分けて有力馬を探していきたい。

まずは「オープンや500万下に出走したことがない1勝馬」に該当する登録馬は5頭。このグループの好走条件は「距離延長のかたちではなく、前走で1番人気に推されて上がり1位か2位の脚を使って1着」。抽選を突破することが条件となるが、この条件を満たすオツウレッドセシリアの2頭をこのグループの有力馬と考えたい。

次いで「オープンや500万下に出走したことがある1勝馬」で、このグループの好走条件は「前走で勝ち馬から0秒2差以内の2着に惜敗で、上がり1位か2位をマーク」。登録馬の半数にあたる17頭が該当しているが、この条件をすべて満たしたのは新設重賞のアルテミスSで2着に入ったアユサンのみ。ほかに、ひとつでも条件を満たしたのはオーキッドレイローブティサージュ、シャスターデイジー。この3頭では、4着以下に落ちたことがなく、前走0秒5差の着差だけを満たせなかったローブティサージュが最上位。また、牡馬相手の2000m戦だった京都2歳Sで上がり2位の脚を使って4着だったオーキッドレイは、過去6年で前走2000m戦を使っていた前例がないことを考えるといきなり好走する可能性が皆無とは言えず、マークはしておきたい1頭だ。シャスターデイジーはすでに2戦で4着以下に落ちているのが不満だ。

2012/11/3 東京11R アルテミスステークス 1着 1番 コレクターアイテム
2012/9/30 中山9R 芙蓉ステークス 1着 7番 サンブルエミューズ

続いて「前走で500万下に出走していた2勝馬」では、前走がダート戦のタプロームは厳しいか。また、クロフネサプライズとディアマイベイビーはいずれも上がりの脚が物足りず、逃げて勝っていたことも阪神JFでは不利に働きそうだ。両馬ともに4着以下に敗れた経験があるのも、このグループの過去の好走傾向と異なっている。

最後に「前走でオープンに出走していた2勝以上馬」。このグループでは「前走で上がり1位か2位の脚を使っていたこと」と「前走2着以内」が条件。また、この条件を満たせなかったとしても「前走が3、4着で、前走を除くレースでは4着以下に落ちたことがない安定感のある馬」なら、勝ち馬こそ出ていないが2、3着の可能性はある。このグループでは、条件こそ満たすものの前走が1200mだったコウエイピースは苦しそう。そこで重視したいのはコレクターアイテムサンブルエミューズの2頭だ。いずれも前走で同距離のレースを上がり1位か2位で制しており、有力候補となる。ほかに、ともに前走が4着で、前走を除くレースで4着以下に落ちたことがないエイシンラトゥナプリンセスジャックを相手候補とする。

以上をまとめると、軸馬候補となるのはコレクターアイテム、サンブルエミューズ、アユサンの3頭。抽選を突破すればオツウとレッドセシリアにも可能性がある。そのほか、エイシンラトゥナ、プリンセスジャック、ローブティサージュ、オーキッドレイまでを挙げておきたい。

ライタープロフィール

出川塁(でがわ るい)

1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。

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