第655回 G1初制覇を祝って酒井学騎手を分析!|競馬情報ならJRA-VAN

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第655回 G1初制覇を祝って酒井学騎手を分析!

2012/12/3(月)

2012/12/2 阪神11R ジャパンカップダート(G1)1着 14番 ニホンピロアワーズ

ニホンピロアワーズでジャパンCダートを制し、デビュー15年目にしてG1初勝利を飾った酒井学騎手。2006年には年間でわずかに1勝にまで低迷した時期がありながら、G1ジョッキーの仲間入りを果たした復活劇に勇気づけられたファンも少なくなかったことだろう。また、ジャパンCダートの前週に行なわれた京阪杯でもハクサンムーンに騎乗して重賞を勝っており、馬券という観点でもホットな騎手であることは間違いない。そこで今回は、G1制覇を機にさらに注目を集めそうな酒井騎手のデータを分析してみたい。集計期間は、断りがない限り08年1月5日から12年12月2日までの約5年間。データ分析には、JRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

■表1 酒井学騎手・年別成績

着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1998年
25- 23- 25-262/335
7.5%
14.3%
21.8%
71%
74%
1999年
13- 14- 18-224/269
4.8%
10.0%
16.7%
58%
62%
2000年
14- 11- 19-214/258
5.4%
9.7%
17.1%
56%
57%
2001年
7- 11- 15-188/221
3.2%
8.1%
14.9%
35%
50%
2002年
5-  3- 10-117/135
3.7%
5.9%
13.3%
260%
63%
2003年
3-  4-  7-131/145
2.1%
4.8%
9.7%
60%
50%
2004年
3-  6- 10-106/125
2.4%
7.2%
15.2%
15%
90%
2005年
3-  4-  6- 70/ 83
3.6%
8.4%
15.7%
56%
99%
2006年
1-  2-  4- 76/ 83
1.2%
3.6%
8.4%
13%
25%
2007年
8-  7- 11-112/138
5.8%
10.9%
18.8%
164%
128%
2008年
11- 10- 12-184/217
5.1%
9.7%
15.2%
117%
74%
2009年
12- 13- 12-217/254
4.7%
9.8%
14.6%
102%
65%
2010年
25- 28- 22-362/437
5.7%
12.1%
17.2%
89%
96%
2011年
36- 36- 40-492/604
6.0%
11.9%
18.5%
60%
78%
2012年
21- 31- 25-377/454
4.6%
11.5%
17.0%
72%
84%
※2012年は12月2日までの成績

最初に酒井騎手の年別成績を見てみよう。デビューした98年は25勝をマークして順調なスタートを切る。その後もふたケタ勝利をキープしていたものの、減量特典のとれる4年目からはひとケタ台の勝利が続く。そして、06年にはとうとう1勝のみ、しかも、暮れも押し迫った12月16日での初勝利という厳しい状況にまでなった。ところが、このニホンピロコナユキで挙げた1勝が大きな転機となる。同馬のオーナーである小林百太郎氏の所有馬に騎乗する機会が増え、07年に8勝、08年には8年ぶりのふたケタ勝利をマーク。11年には自己最多の36勝を記録するまでにV字回復したのだ。今年は落馬負傷の影響もあって21勝にとどまっているが、G1のビッグタイトルを獲得したことは前述したとおり。

馬券的には、V字回復を始めた07年から09年までの3年でいずれも単勝回収率100%を記録している。その後の10〜12年は単勝回収率が下がっているが、これはファンに注目されるようになって酒井騎手の馬券が売れるようになった影響が大きいはず。好走率は高くなっており、G1勝利をきっかけに有力馬への騎乗が増えることも考えられるので、今のあいだに酒井騎手の得意条件を把握しておきたいところだ。

■表2 酒井学騎手・競馬場別成績

場所
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
札幌
0-  0-  0-  0/  0
函館
0-  0-  0-  5/  5
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
福島
0-  0-  0-  4/  4
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
新潟
2-  4-  3- 21/ 30
6.7%
20.0%
30.0%
201%
157%
東京
1-  1-  2- 22/ 26
3.8%
7.7%
15.4%
36%
75%
中山
0-  1-  0-  6/  7
0.0%
14.3%
14.3%
0%
37%
中京
5-  2-  4- 63/ 74
6.8%
9.5%
14.9%
173%
74%
京都
8- 12- 20-270/310
2.6%
6.5%
12.9%
30%
69%
阪神
7- 12- 12-190/221
3.2%
8.6%
14.0%
37%
93%
小倉
26- 30- 26-265/347
7.5%
16.1%
23.6%
74%
83%
ダート
札幌
0-  0-  0-  0/  0
函館
0-  0-  0-  2/  2
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
福島
0-  0-  0-  0/  0
新潟
5-  0-  1- 11/ 17
29.4%
29.4%
35.3%
133%
58%
東京
1-  0-  0- 16/ 17
5.9%
5.9%
5.9%
30%
10%
中山
1-  2-  0-  2/  5
20.0%
60.0%
60.0%
1646%
498%
中京
3-  6-  5- 46/ 60
5.0%
15.0%
23.3%
330%
125%
京都
18- 16- 20-269/323
5.6%
10.5%
16.7%
67%
83%
阪神
15- 15-  6-229/265
5.7%
11.3%
13.6%
86%
81%
小倉
13- 17- 12-211/253
5.1%
11.9%
16.6%
84%
69%

続いて、酒井騎手の競馬場別成績を確認しておきたい。なお、色については、回収率100%以上をピンク、90%以上100%未満を黄色としている(以下)。

まずは芝コースから。酒井騎手は関西に所属しているので、もちろん騎乗機会が多いのは関西エリアの競馬場。そのなかでも芝コースでの勝利数が圧倒的に多いのが小倉である。10年に「小倉ターフ賞」を獲得したこともあって「酒井騎手=小倉が得意」というイメージが定着しつつあり、回収率ではそれほどではないものの、好走率は他場より明らかに高くなっており、やはり小倉の酒井騎手は無視できない。また、同じ関西エリアのローカル場である中京では回収率が高くなっている。ただし、コース改修後の成績に限れば勝率3.4%、単勝回収率12%。判断を下すには時期尚早だが、中京の芝コースではしばらく様子を見たほうが無難かもしれない。関西の中央場である京都、阪神ではやや勝ち切れない部分があるが、どちらかといえば複勝回収率が93%ある阪神のほうが狙いやすい。関東エリアでの騎乗機会は少ないが、新潟で好成績を収めている。

ダートでは関西エリアの京都、阪神、小倉でほぼ同等の成績を残すなか、中京の回収率が抜けて優秀だ。芝と違って、今年のプロキオンSでは12番人気のトシキャンディで大穴をあけるなどコース改修後も好調で、勝率8.3%、単勝回収率588%とダート戦の全体成績以上の数字を残している。また、関東エリアでの好成績も特筆もの。東京こそ17戦して1着1回のみの好走例しかないが、中山と新潟は合わせて勝率27.3%、単勝回収率477%と抜群。なかでも新潟では17戦5勝と勝ち切る傾向が強い。前述したとおり、新潟では芝も好成績だった。騎乗機会はあまりないが、新潟に遠征してきた場合はしっかりと注意を払いたい。

■表3 酒井学騎手・距離別成績

距離
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1000m〜1300m
23- 27- 20-241/311
7.4%
16.1%
22.5%
64%
80%
1400m〜1600m
6- 15- 22-226/269
2.2%
7.8%
16.0%
23%
91%
1700m〜2000m
15- 16- 20-291/342
4.4%
9.1%
14.9%
88%
75%
2100m〜2400m
2-  4-  3- 63/ 72
2.8%
8.3%
12.5%
43%
71%
2500m〜
3-  0-  2- 25/ 30
10.0%
10.0%
16.7%
122%
98%
ダート
1000m〜1300m
19- 21- 16-244/300
6.3%
13.3%
18.7%
134%
104%
1400m〜1600m
7-  7-  9-158/181
3.9%
7.7%
12.7%
105%
74%
1700m〜2000m
29- 27- 19-374/449
6.5%
12.5%
16.7%
81%
71%
2100m〜2400m
1-  1-  0- 10/ 12
8.3%
16.7%
16.7%
42%
39%
2500m〜
0-  0-  0-  0/  0
         

距離別成績は、芝とダートでおもしろい違いがある。芝では2500m以上の長距離戦で高い回収率をマークする一方、ダートでは1000〜1300mの回収率がもっとも高くなっており、まったく正反対の傾向が出ているのだ。特に、ダートでは距離が短いほど単勝、複勝ともに高いという比例関係がきれいに出ているので、これは知っておいたほうがよさそうだ。芝については、回収率が高いのは長距離戦だが、好走率が高いのは1000〜1300m戦ということも併せて覚えておきたい。

■表4 酒井学騎手・コース別成績(着別度数順20位まで)

コース
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
小倉・芝1200m
16- 20- 16-133/185
8.6%
19.5%
28.1%
64%
95%
京都・ダ1800m
11-  8-  9- 77/105
10.5%
18.1%
26.7%
66%
92%
小倉・芝2000m
7-  8-  6- 52/ 73
9.6%
20.5%
28.8%
162%
122%
小倉・ダ1000m
7-  6-  5- 56/ 74
9.5%
17.6%
24.3%
107%
102%
阪神・ダ1800m
7-  5-  2- 89/103
6.8%
11.7%
13.6%
68%
87%
小倉・ダ1700m
6- 11-  7-154/178
3.4%
9.6%
13.5%
74%
55%
阪神・ダ1200m
4-  8-  3- 65/ 80
5.0%
15.0%
18.8%
132%
102%
京都・ダ1200m
4-  4-  5- 99/112
3.6%
7.1%
11.6%
106%
98%
阪神・ダ1400m
4-  2-  1- 66/ 73
5.5%
8.2%
9.6%
69%
60%
京都・芝1200m
3-  2-  4- 43/ 52
5.8%
9.6%
17.3%
91%
77%
新潟・ダ1200m
3-  0-  1-  6/ 10
30.0%
30.0%
40.0%
175%
72%
京都・ダ1400m
2-  4-  6- 78/ 90
2.2%
6.7%
13.3%
22%
67%
阪神・芝2000m
2-  3-  3- 23/ 31
6.5%
16.1%
25.8%
61%
127%
小倉・芝1800m
2-  2-  3- 63/ 70
2.9%
5.7%
10.0%
24%
21%
中京・芝1200m
2-  2-  0- 23/ 27
7.4%
14.8%
14.8%
72%
68%
阪神・芝1200m
2-  1-  0- 30/ 33
6.1%
9.1%
9.1%
42%
17%
京都・芝1400m外
2-  0-  0- 25/ 27
7.4%
7.4%
7.4%
100%
27%
新潟・ダ1800m
2-  0-  0-  5/  7
28.6%
28.6%
28.6%
74%
38%
阪神・芝1400m
1-  4-  3- 46/ 54
1.9%
9.3%
14.8%
16%
102%
阪神・芝2400m
1-  2-  2-  9/ 14
7.1%
21.4%
35.7%
201%
162%

2010/8/1 小倉10R 小倉記念(G3)1着 18番 ニホンピロレガーロ

今度は、より具体的にコース別の成績を見ておこう。やはり目につくのが小倉のコースで、ベスト5までに3コースが入っている。なかでも好走率と回収率のバランスがいいのが小倉芝2000。10年小倉記念で9番人気のニホンピロレガーロに乗って穴をあけたイメージを手がかりにすれば把握しやすいはずだ。ほかに好走率と回収率ともに優秀なのが、小倉ダート1000阪神ダート1200新潟ダート1200阪神芝2000阪神芝2400といったところ。前項で述べたダートは短距離、芝は長距離で回収率が高いという傾向にほぼ沿っていることからも、これらは酒井騎手の得意コースと考えていいだろう。

■表5 酒井学騎手・クラス別成績

クラス
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
新馬
8-   8-   9- 136/ 161
5.0%
9.9%
15.5%
127%
88%
未勝利
36-  43-  39- 566/ 684
5.3%
11.5%
17.3%
54%
77%
500万下
33-  34-  33- 465/ 565
5.8%
11.9%
17.7%
92%
71%
1000万下
9-  20-  14- 242/ 285
3.2%
10.2%
15.1%
51%
83%
1600万下
5-   6-   3-  95/ 109
4.6%
10.1%
12.8%
41%
54%
オープン特別
9-   4-   5-  65/  83
10.8%
15.7%
21.7%
120%
138%
G3
4-   3-   7-  37/  51
7.8%
13.7%
27.5%
370%
191%
G2
0-   0-   1-  17/  18
0.0%
0.0%
5.6%
0%
102%
G1
1-   0-   0-   9/  10
10.0%
10.0%
10.0%
199%
50%

表5は酒井騎手のクラス別成績。これを見ると、オープンクラスで高い回収率を記録していることが歴然としている。オープン特別と重賞(G1、G2、G3)を合算した成績は、【14.7.13.128】で勝率8.6%、複勝率21.0%、単勝回収率190%、複勝回収率145%と非常に優秀。なかでも4〜10番人気のゾーンに限れば勝率16.7%、複勝率31.9%、単勝回収率261%、複勝回収率161%となる。さらに人気薄の11〜18番人気となると勝率1.3%、複勝率5.1%とさすがにガクンと好走率は下がってしまうが、オープンクラスで10番人気の馬に乗っていれば3回に1回は好走する計算になるので、人気薄でもノーマークは危険だ。

■表6 酒井学騎手・人気別成績

人気
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1番人気
22-  12-   5-  25/  64
34.4%
53.1%
60.9%
86%
84%
2番人気
12-  15-  10-  31/  68
17.6%
39.7%
54.4%
69%
89%
3番人気
13-  23-  15-  49/ 100
13.0%
36.0%
51.0%
82%
104%
4番人気
12-  11-   8-  71/ 102
11.8%
22.5%
30.4%
100%
77%
5番人気
9-  10-  12-  91/ 122
7.4%
15.6%
25.4%
70%
78%
6番人気
9-  10-  16-  81/ 116
7.8%
16.4%
30.2%
125%
122%
7番人気
7-  10-   9- 106/ 132
5.3%
12.9%
19.7%
98%
96%
8番人気
8-  11-   6- 116/ 141
5.7%
13.5%
17.7%
175%
146%
9番人気
3-   5-   9- 142/ 159
1.9%
5.0%
10.7%
40%
82%
10番人気
5-   4-   8- 160/ 177
2.8%
5.1%
9.6%
134%
87%
11番人気
0-   3-   4- 149/ 156
0.0%
1.9%
4.5%
0%
54%
12番人気
3-   0-   2- 141/ 146
2.1%
2.1%
3.4%
182%
50%
13番人気
1-   1-   2- 120/ 124
0.8%
1.6%
3.2%
66%
46%
14番人気
1-   1-   1- 125/ 128
0.8%
1.6%
2.3%
43%
47%
15番人気
0-   0-   3- 111/ 114
0.0%
0.0%
2.6%
0%
73%
16番人気
0-   1-   1-  88/  90
0.0%
1.1%
2.2%
0%
33%
17番人気
0-   0-   0-  16/  16
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
18番人気
0-   1-   0-  10/  11
0.0%
9.1%
9.1%
0%
550%

10番人気までは要注意というのは、オープンクラスに限ったことではない。表6の人気別成績が示すとおり、1〜10番人気のうち、5番人気を除くすべての人気で80%以上の回収率を単勝か複勝のいずれかでマークしている。なかでも6〜8番人気あたりの回収率が良好だ。人気サイドでも悪くなく、なかでも勝率42.1%、単勝回収率109%となっているダートの1番人気は信頼性が高い。

■表7 酒井学騎手・枠番別成績

枠番
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1枠
4-  7-  8- 77/ 96
4.2%
11.5%
19.8%
65%
74%
2枠
6-  7-  4- 83/100
6.0%
13.0%
17.0%
40%
77%
3枠
5- 12-  6- 87/110
4.5%
15.5%
20.9%
46%
89%
4枠
9-  7-  7-114/137
6.6%
11.7%
16.8%
93%
69%
5枠
4-  3-  8-123/138
2.9%
5.1%
10.9%
33%
53%
6枠
4-  1- 10-107/122
3.3%
4.1%
12.3%
69%
65%
7枠
5-  9-  9-127/150
3.3%
9.3%
15.3%
25%
54%
8枠
12- 16- 15-128/171
7.0%
16.4%
25.1%
107%
150%
ダート
1枠
2-  4-  4- 86/ 96
2.1%
6.3%
10.4%
9%
41%
2枠
4-  6-  2- 82/ 94
4.3%
10.6%
12.8%
21%
44%
3枠
11-  8-  4- 93/116
9.5%
16.4%
19.8%
258%
117%
4枠
3-  8-  5- 84/100
3.0%
11.0%
16.0%
19%
80%
5枠
6-  6-  8-117/137
4.4%
8.8%
14.6%
103%
76%
6枠
6-  8- 11- 98/123
4.9%
11.4%
20.3%
73%
84%
7枠
11-  9-  5-102/127
8.7%
15.7%
19.7%
117%
113%
8枠
13-  7-  5-124/149
8.7%
13.4%
16.8%
158%
82%

表7は枠順別の成績を芝・ダート別で表したもので、注目に値するのが外枠での好成績。芝は8枠がすべての項目でトップの数字で、ダートも7、8枠の回収率が良好だ。芝・ダートを問わず、一部のコースを除いて外枠ほど不利というのが一般的な考え方だが、酒井騎手に関しては当てはまらない。気になるのが、ダート戦の内枠で成績が落ちること。特に1枠は全項目でもっとも悪い数字が残っており、やや不得手な条件と考えられるだろう。

■表8 酒井学騎手・厩舎別成績(着別度数順20位まで)

厩舎
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
西園正都
26- 26- 18-227/297
8.8%
17.5%
23.6%
107%
99%
田所秀孝
14- 11- 15-200/240
5.8%
10.4%
16.7%
85%
59%
服部利之
12- 10-  6-126/154
7.8%
14.3%
18.2%
110%
79%
大橋勇樹
6-  6-  2- 82/ 96
6.3%
12.5%
14.6%
49%
52%
松永幹夫
4-  1-  1- 23/ 29
13.8%
17.2%
20.7%
155%
88%
日吉正和
3-  5-  2- 53/ 63
4.8%
12.7%
15.9%
30%
64%
村山明
3-  5-  1-  7/ 16
18.8%
50.0%
56.3%
86%
220%
岡田稲男
3-  3-  4- 38/ 48
6.3%
12.5%
20.8%
52%
83%
作田誠二
3-  2-  2- 37/ 44
6.8%
11.4%
15.9%
226%
115%
須貝尚介
3-  1-  6- 20/ 30
10.0%
13.3%
33.3%
55%
107%
牧田和弥
3-  0-  1- 13/ 17
17.6%
17.6%
23.5%
401%
137%
梅田康雄
2-  5- 11- 59/ 77
2.6%
9.1%
23.4%
169%
172%
藤沢則雄
2-  4-  2- 24/ 32
6.3%
18.8%
25.0%
67%
82%
藤岡範士
2-  3-  3- 29/ 37
5.4%
13.5%
21.6%
85%
66%
川村禎彦
2-  2-  1- 35/ 40
5.0%
10.0%
12.5%
206%
74%
谷潔
2-  0-  2- 22/ 26
7.7%
7.7%
15.4%
58%
205%
池添兼雄
1-  3-  2- 20/ 26
3.8%
15.4%
23.1%
80%
79%
加用正
1-  2-  1- 19/ 23
4.3%
13.0%
17.4%
24%
120%
天間昭一
1-  2-  1-  3/  7
14.3%
42.9%
57.1%
1702%
370%
中村均
1-  2-  0- 24/ 27
3.7%
11.1%
11.1%
32%
59%

厩舎別では、西園正都厩舎田所秀孝厩舎の騎乗数が抜けて多く、服部利之厩舎が続くかたちとなっている。この騎乗機会の多い3厩舎に共通するのが、裏開催の成績が優秀なこと。この条件に該当すると【10.10.6.65】で勝率11.0%、複勝率28.6%、単勝回収率177%、複勝回収率111%となっている。4位にはニホンピロアワーズが所属する大橋勇樹厩舎が入っているが、同馬の成績を除くと【1.3.1.81】で複勝率5.8%、複勝回収率37%。G1コンビだからとあまり過信しないほうがいいかもしれない。ほかでは好走率と回収率のバランスがとれている村山明厩舎作田誠二厩舎須貝尚介厩舎梅田康雄厩舎池添兼雄厩舎天間昭一厩舎の所属馬に騎乗した場合も注目したい。

■表9 酒井学騎手・馬主別成績(着別度数順20位まで)

馬主
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
小林百太郎
17- 16- 10-151/194
8.8%
17.0%
22.2%
69%
82%
ノースヒルズ
4-  1-  1- 20/ 26
15.4%
19.2%
23.1%
173%
98%
河崎五市
4-  1-  0-  6/ 11
36.4%
45.5%
45.5%
486%
193%
サンデーレーシング
3-  3-  2- 22/ 30
10.0%
20.0%
26.7%
259%
151%
副島義久
3-  2-  5- 23/ 33
9.1%
15.2%
30.3%
69%
63%
谷口屯
3-  2-  3- 18/ 26
11.5%
19.2%
30.8%
27%
59%
錦岡牧場
3-  2-  0-  9/ 14
21.4%
35.7%
35.7%
159%
89%
山岡正人
3-  1-  2- 26/ 32
9.4%
12.5%
18.8%
256%
92%
山岡良一
2-  3-  3- 14/ 22
9.1%
22.7%
36.4%
90%
133%
柏木務
2-  3-  1- 17/ 23
8.7%
21.7%
26.1%
33%
86%
社台レースホース
2-  3-  0- 14/ 19
10.5%
26.3%
26.3%
97%
137%
土井薫
2-  2-  1-  8/ 13
15.4%
30.8%
38.5%
66%
91%
地田勝三
2-  0-  3- 15/ 20
10.0%
10.0%
25.0%
40%
145%
内村正則
2-  0-  2- 27/ 31
6.5%
6.5%
12.9%
85%
36%
棚網基己
2-  0-  2- 12/ 16
12.5%
12.5%
25.0%
166%
96%
山口多賀司
2-  0-  2-  6/ 10
20.0%
20.0%
40.0%
1305%
374%
アカデミー
2-  0-  2-  6/ 10
20.0%
20.0%
40.0%
142%
326%
吉田修
2-  0-  0-  6/  8
25.0%
25.0%
25.0%
475%
81%
サラブレッドクラブ・ラフィアン
1-  5-  0- 28/ 34
2.9%
17.6%
17.6%
26%
92%
キャロットファーム
1-  3-  1- 27/ 32
3.1%
12.5%
15.6%
20%
29%

最後に馬主別成績を確認しておきたい。やはり、復活のきっかけとなった「ニホンピロ」の小林百太郎氏とのコンビで最多の17勝をマーク。ただし、熱心な馬券ファンのあいだではジャパンCダート以前から注目されていたこともあって、好走率では酒井騎手の全体成績を上回っているものの、回収率はそれほどでもない。今後はさらに注目を集めるであろうことを考えると、このコンビに飛びつくのはやや危険かもしれない。狙い目として挙げられるのは特別戦。平場戦と比べて好走率がほぼ倍になっており、回収率も単勝134%、複勝118%となっている。特別戦のほうが高い賞金が設定されていることを考慮しても、小林氏にとって酒井騎手が大事な存在であることがよくわかるデータと言えるだろう。

ほかではハクサンムーンやシルポートで好結果を残している河崎五市氏、12年マーメイドSで10番人気3着に入ったメルヴェイユドールなどのサンデーレーシング、いずれも「ウォーター」の冠を使用する山岡正人氏山岡良一氏などの所有馬で好成績を収めている。なお、着別度数順で2位のノースヒルズ所有馬での好走歴はすべてサンダルフォンによるもの。同馬は今年のスプリンターズSをもって現役を退いており、データ上では優秀でもこのコンビはあまり過信しないほうがよさそうだ。

ライタープロフィール

出川塁(でがわ るい)

1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。

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