第639回 最後の直線が400m未満の芝コースで強いのは?|競馬情報ならJRA-VAN

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第639回 最後の直線が400m未満の芝コースで強いのは?

2012/10/8(月)

2〜3歳牝馬路線の主要レースは、阪神ジュベナイルフィリーズ、桜花賞、オークスのG1をはじめ、そのステップレースも本番と同じ阪神外回りや東京という最後の直線が長いコースで行なわれる。その点、最後の直線が328mと短い京都内回りの芝2000mを使用する秋華賞は異質なレースとも考えられる。その秋華賞で史上牝馬4頭目の牝馬三冠馬を目指すのがジェンティルドンナ。オークスでは5馬身差の圧勝と今年の3歳牝馬世代では抜けた存在だが、最後の直線が400m未満のコースに出走したのは新馬戦の一度だけで、そこでは2着に敗れている。現時点では、いわば「直線の長いコースの女王」であるジェンティルドンナにとって最後の難関となるのが、直線の短い京都内回りコースなのではないか。

そこで今回は、最後の直線が短い(400m未満)芝コースで強い騎手と種牡馬について、距離別(1500m以下、芝1600m以上)で考えてみたい。集計対象となる競馬場は中山、福島、小倉、函館、札幌の芝コースと京都、阪神、新潟の芝内回りコース。集計期間は09年1月4日〜12年10月1日。データの分析にはJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

■表1 騎手別成績(〜1500m・勝率順・騎乗機会100回以上)

順位
騎手
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1
福永祐一
68- 42- 27-217/354
19.2%
31.1%
38.7%
96%
84%
2
武豊
47- 29- 34-163/273
17.2%
27.8%
40.3%
68%
92%
3
横山典弘
40- 28- 27-142/237
16.9%
28.7%
40.1%
89%
89%
4
岩田康誠
53- 37- 36-221/347
15.3%
25.9%
36.3%
90%
81%
5
安藤勝己
18- 24- 14- 72/128
14.1%
32.8%
43.8%
57%
81%
6
藤田伸二
47- 40- 40-213/340
13.8%
25.6%
37.4%
81%
86%
7
松岡正海
30- 25- 18-172/245
12.2%
22.4%
29.8%
112%
80%
8
蛯名正義
28- 27- 28-153/236
11.9%
23.3%
35.2%
71%
81%
9
柴田善臣
27- 22- 18-161/228
11.8%
21.5%
29.4%
88%
83%
10
浜中俊
52- 48- 51-307/458
11.4%
21.8%
33.0%
124%
99%
11
内田博幸
21- 19- 17-129/186
11.3%
21.5%
30.6%
44%
70%
12
佐藤哲三
32- 41- 27-186/286
11.2%
25.5%
35.0%
110%
112%
13
後藤浩輝
21- 12- 19-142/194
10.8%
17.0%
26.8%
75%
65%
14
小牧太
40- 26- 31-288/385
10.4%
17.1%
25.2%
102%
75%
15
川田将雅
34- 29- 24-252/339
10.0%
18.6%
25.7%
86%
66%
16
池添謙一
33- 38- 31-229/331
10.0%
21.5%
30.8%
124%
104%
17
四位洋文
27- 28- 24-196/275
9.8%
20.0%
28.7%
79%
79%
18
北村宏司
24- 24- 17-187/252
9.5%
19.0%
25.8%
63%
68%
19
松山弘平
36- 20- 22-302/380
9.5%
14.7%
20.5%
103%
86%
20
田中勝春
21- 14- 15-174/224
9.4%
15.6%
22.3%
138%
87%

集計期間内に騎乗機会が100回以上あった騎手を勝率順に並べたのが表1で、1位の福永祐一騎手、2位の武豊騎手、3位の横山典弘騎手と、戦略性に長けたベテラン騎手がトップ3に入ったのが興味深い。直線が短いコースでは立ち回りの上手さも求められるだけに納得の順位といえるだろう。1位の福永騎手と2位の武豊騎手に共通するのが、ローカルでさらに成績を伸ばすこと。小倉や新潟内回りなどの短距離戦で積極的に狙っていきたい。横山典騎手は勝率28.9%、単勝回収率144%の函館が狙い目だ。

■表2 騎手別成績(〜1500m・単勝回収率順・騎乗機会100回以上)

順位
騎手
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1
黛弘人
14-  7- 11-168/200
7.0%
10.5%
16.0%
316%
120%
2
飯田祐史
13-  7- 11-143/174
7.5%
11.5%
17.8%
228%
122%
3
田中健
9-  3-  5-112/129
7.0%
9.3%
13.2%
223%
131%
4
大野拓弥
15- 28- 23-318/384
3.9%
11.2%
17.2%
163%
88%
5
嘉藤貴行
4-  8-  7- 82/101
4.0%
11.9%
18.8%
152%
98%
6
藤岡佑介
28- 28- 28-289/373
7.5%
15.0%
22.5%
151%
91%
7
田中勝春
21- 14- 15-174/224
9.4%
15.6%
22.3%
138%
87%
8
勝浦正樹
31- 19- 31-268/349
8.9%
14.3%
23.2%
125%
90%
9
浜中俊
52- 48- 51-307/458
11.4%
21.8%
33.0%
124%
99%
10
池添謙一
33- 38- 31-229/331
10.0%
21.5%
30.8%
124%
104%
11
田辺裕信
22- 28- 36-273/359
6.1%
13.9%
24.0%
124%
112%
12
古川吉洋
21- 18- 28-297/364
5.8%
10.7%
18.4%
114%
102%
13
松岡正海
30- 25- 18-172/245
12.2%
22.4%
29.8%
112%
80%
14
佐藤哲三
32- 41- 27-186/286
11.2%
25.5%
35.0%
110%
112%
15
秋山真一郎
30- 36- 29-272/367
8.2%
18.0%
25.9%
109%
98%
16
松山弘平
36- 20- 22-302/380
9.5%
14.7%
20.5%
103%
86%
17
小牧太
40- 26- 31-288/385
10.4%
17.1%
25.2%
102%
75%
18
鮫島良太
12- 11- 12-183/218
5.5%
10.6%
16.1%
98%
65%
19
福永祐一
68- 42- 27-217/354
19.2%
31.1%
38.7%
96%
84%
20
幸英明
32- 45- 42-417/536
6.0%
14.4%
22.2%
96%
92%

2012/2/26 阪神11R 阪急杯(G3)1着 11番 マジンプロスパー

同じ条件で騎手を単勝回収率順に並べたのが表2。1位の黛弘人騎手は表開催では【0.0.0.21】とすべて4着以下。裏開催でしか好走していないので狙いを絞りやすいだろう。特に函館が狙い目だ。逆に、2位の飯田祐史騎手と3位の田中健騎手は表開催時に穴を多く出してこの部門の上位に食い込んだ。いずれも夏の小倉が狙い目だ。リーディングを争うような騎手には“騎手人気”が付きまとうので、回収率ランキングではどうしても不利になるが、10月1日時点で全国1位の浜中俊騎手が9位に入ったのは見逃せない。過剰人気で回収率が厳しくなっても、それ以上に持ってきているということだ。浜中騎手の場合は阪神と京都の内回りコースが狙い目で、なかでもマジンプロスパーで12年阪急杯を勝つなど好成績を収めた阪神で単勝回収率209%を誇っている。

■表3 種牡馬別成績(〜1500m・勝率順・出走100回以上)

順位
種牡馬
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1
ダイワメジャー
28-  23-  12- 118/ 181
15.5%
28.2%
34.8%
80%
75%
2
ハーツクライ
16-  10-   9-  76/ 111
14.4%
23.4%
31.5%
110%
79%
3
ディープインパクト
25-  19-  18- 117/ 179
14.0%
24.6%
34.6%
104%
75%
4
アドマイヤムーン
21-  22-   9-  99/ 151
13.9%
28.5%
34.4%
87%
74%
5
スニッツェル
14-  10-  11-  72/ 107
13.1%
22.4%
32.7%
189%
127%
6
クロフネ
63-  60-  30- 342/ 495
12.7%
24.8%
30.9%
85%
93%
7
キングカメハメハ
83-  71-  71- 480/ 705
11.8%
21.8%
31.9%
78%
101%
8
ファルブラヴ
34-  20-  24- 235/ 313
10.9%
17.3%
24.9%
120%
93%
9
サクラバクシンオー
162- 151- 120-1190/1623
10.0%
19.3%
26.7%
75%
83%
10
フジキセキ
64-  51-  73- 480/ 668
9.6%
17.2%
28.1%
101%
101%
11
フレンチデピュティ
25-  19-  22- 200/ 266
9.4%
16.5%
24.8%
66%
75%
12
プリサイスエンド
11-   7-   7-  96/ 121
9.1%
14.9%
20.7%
93%
77%
13
バゴ
11-   9-  11-  92/ 123
8.9%
16.3%
25.2%
186%
118%
14
スウェプトオーヴァーボード
44-  27-  25- 402/ 498
8.8%
14.3%
19.3%
85%
78%
15
マンハッタンカフェ
36-  29-  33- 311/ 409
8.8%
15.9%
24.0%
57%
79%
16
アグネスタキオン
40-  40-  33- 351/ 464
8.6%
17.2%
24.4%
98%
68%
17
アドマイヤジャパン
9-   4-   5-  96/ 114
7.9%
11.4%
15.8%
93%
53%
18
タイキシャトル
45-  47-  33- 451/ 576
7.8%
16.0%
21.7%
142%
99%
19
コロナドズクエスト
10-   6-   4- 109/ 129
7.8%
12.4%
15.5%
99%
55%
20
デュランダル
30-  34-  43- 290/ 397
7.6%
16.1%
27.0%
57%
87%

次に、集計期間内に産駒が100走以上した種牡馬を勝率順に並べたのが表3で、ダイワメジャーがトップ。この条件では上位人気が非常に堅実に走り、1〜3番人気で勝率30.6%、単勝回収率108円となっている。本来は中距離以上に向いているハーツクライディープインパクトがそれぞれ2位、3位に入ったのはポテンシャルの高さゆえだろう。また、この条件のイメージがないこともあって、どちらも単勝回収率が100%以上となっているところも見逃せない。

■表4 種牡馬別成績(〜1500m・単勝回収率順・出走100回以上)

順位
種牡馬
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1
スニッツェル
14-  10-  11-  72/ 107
13.1%
22.4%
32.7%
189%
127%
2
バゴ
11-   9-  11-  92/ 123
8.9%
16.3%
25.2%
186%
118%
3
メイショウオウドウ
8-  12-  12- 139/ 171
4.7%
11.7%
18.7%
150%
187%
4
タイキシャトル
45-  47-  33- 451/ 576
7.8%
16.0%
21.7%
142%
99%
5
ロックオブジブラルタル
8-  10-  10-  81/ 109
7.3%
16.5%
25.7%
137%
109%
6
アドマイヤコジーン
21-  17-  16- 224/ 278
7.6%
13.7%
19.4%
126%
82%
7
アドマイヤマックス
19-  18-  26- 219/ 282
6.7%
13.1%
22.3%
124%
100%
8
ファルブラヴ
34-  20-  24- 235/ 313
10.9%
17.3%
24.9%
120%
93%
9
ワイルドラッシュ
7-   4-   7- 116/ 134
5.2%
8.2%
13.4%
118%
117%
10
ショウナンカンプ
8-  12-  16-  83/ 119
6.7%
16.8%
30.3%
112%
114%
11
ハーツクライ
16-  10-   9-  76/ 111
14.4%
23.4%
31.5%
110%
79%
12
ディープインパクト
25-  19-  18- 117/ 179
14.0%
24.6%
34.6%
104%
75%
13
ジャングルポケット
30-  27-  29- 321/ 407
7.4%
14.0%
21.1%
102%
79%
14
グラスワンダー
25-  35-  29- 287/ 376
6.6%
16.0%
23.7%
102%
99%
15
フジキセキ
64-  51-  73- 480/ 668
9.6%
17.2%
28.1%
101%
101%
16
マイネルラヴ
31-  31-  32- 384/ 478
6.5%
13.0%
19.7%
101%
82%
17
キングヘイロー
23-  32-  22- 373/ 450
5.1%
12.2%
17.1%
101%
79%
18
アグネスデジタル
20-  22-  24- 262/ 328
6.1%
12.8%
20.1%
101%
80%
19
コロナドズクエスト
10-   6-   4- 109/ 129
7.8%
12.4%
15.5%
99%
55%
20
アグネスタキオン
40-  40-  33- 351/ 464
8.6%
17.2%
24.4%
98%
68%

同じ条件で種牡馬を単勝回収率順に並べたのが表4。やはり、騎手のときと同様で、この部門でも過剰人気になりやすいリーディング級の種牡馬は入らなかった。1位はスニッツェル。ローカル中心に走っているが、好走率は中央開催のほうが上回るぐらいなので直線が短いコースの短距離戦では常に注意したい存在だ。2位のバゴは中央開催で穴を連発して単勝回収率を押し上げた。ローカルでの好走は上位人気中心なので、一発を狙うなら中山や阪神、京都の内回りがいいだろう。3位のメイショウオウドウは好走が11年以前に集中しており、12年に入ってからは3着が最高と急激に成績を落としているので狙いづらい。その点では、この条件に産駒が出走することも多いタイキシャトルのほうが狙える。2歳から3歳6月までの早い時期に限れば単勝回収率186%にまで上昇する。

■表5 騎手別成績(1600m〜・勝率順・騎乗機会100回以上)

順位
騎手
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1
横山典弘
87- 62- 57-317/523
16.6%
28.5%
39.4%
78%
81%
2
福永祐一
71- 47- 58-266/442
16.1%
26.7%
39.8%
85%
83%
3
戸崎圭太
18- 15-  7- 75/115
15.7%
28.7%
34.8%
112%
126%
4
安藤勝己
37- 24- 27-157/245
15.1%
24.9%
35.9%
58%
57%
5
蛯名正義
81- 71- 44-345/541
15.0%
28.1%
36.2%
94%
82%
6
川田将雅
58- 41- 42-253/394
14.7%
25.1%
35.8%
86%
84%
7
藤田伸二
60- 50- 51-263/424
14.2%
25.9%
38.0%
82%
100%
8
武豊
46- 33- 45-220/344
13.4%
23.0%
36.0%
57%
64%
9
内田博幸
59- 48- 54-292/453
13.0%
23.6%
35.5%
65%
73%
10
四位洋文
38- 19- 30-212/299
12.7%
19.1%
29.1%
138%
84%
11
岩田康誠
58- 71- 45-286/460
12.6%
28.0%
37.8%
56%
75%
12
浜中俊
60- 52- 43-331/486
12.3%
23.0%
31.9%
94%
81%
13
和田竜二
57- 40- 41-356/494
11.5%
19.6%
27.9%
122%
84%
14
松岡正海
55- 52- 54-374/535
10.3%
20.0%
30.1%
87%
76%
15
後藤浩輝
50- 50- 51-343/494
10.1%
20.2%
30.6%
77%
88%
16
佐藤哲三
28- 24- 30-201/283
9.9%
18.4%
29.0%
72%
85%
17
小牧太
40- 30- 35-301/406
9.9%
17.2%
25.9%
102%
78%
18
北村友一
37- 33- 31-278/379
9.8%
18.5%
26.6%
122%
86%
19
太宰啓介
44- 14- 44-354/456
9.6%
12.7%
22.4%
140%
118%
20
柴田善臣
44- 39- 44-355/482
9.1%
17.2%
26.3%
85%
75%

ここからは1600m以上の距離のデータを見ていこう。条件は同じく集計期間内に騎乗機会が100回以上あった騎手で、表5は勝率順に並べたもの。1位の横山典弘騎手、2位の福永祐一騎手は、1500m以下の勝率順でもそれぞれ3位、1位に入っていた。このふたりと、1500m以下で5位、1600m以上で4位の安藤勝己騎手は、距離を問わず直線400m未満の芝コースを得意としているようだ。また、注目したいのが大井所属の戸崎圭太騎手。中央のリーディング上位騎手に混じって互角以上の成績を残し、回収率も単複110円以上と非常に優秀だ。ファイナルフォームに騎乗して制した12年ラジオNIKKEI賞もこの条件に合致するレースだった。

■表6 騎手別成績(1600m〜・単勝回収率順・騎乗機会100回以上)

順位
騎手
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1
柴田大知
20- 15- 22-177/234
8.5%
15.0%
24.4%
189%
122%
2
川島信二
13-  6-  7-164/190
6.8%
10.0%
13.7%
156%
75%
3
武幸四郎
13- 23- 11-144/191
6.8%
18.8%
24.6%
141%
108%
4
太宰啓介
44- 14- 44-354/456
9.6%
12.7%
22.4%
140%
118%
5
四位洋文
38- 19- 30-212/299
12.7%
19.1%
29.1%
138%
84%
6
和田竜二
57- 40- 41-356/494
11.5%
19.6%
27.9%
122%
84%
7
北村友一
37- 33- 31-278/379
9.8%
18.5%
26.6%
122%
86%
8
村田一誠
13-  7- 17-240/277
4.7%
7.2%
13.4%
113%
72%
9
戸崎圭太
18- 15-  7- 75/115
15.7%
28.7%
34.8%
112%
126%
10
丸田恭介
31- 33- 35-356/455
6.8%
14.1%
21.8%
109%
94%
11
中谷雄太
6-  3-  2-129/140
4.3%
6.4%
7.9%
109%
40%
12
田辺裕信
41- 34- 34-382/491
8.4%
15.3%
22.2%
105%
74%
13
小牧太
40- 30- 35-301/406
9.9%
17.2%
25.9%
102%
78%
14
宮崎北斗
17- 16- 16-260/309
5.5%
10.7%
15.9%
99%
116%
15
柴山雄一
14- 25- 20-318/377
3.7%
10.3%
15.6%
96%
85%
16
蛯名正義
81- 71- 44-345/541
15.0%
28.1%
36.2%
94%
82%
17
浜中俊
60- 52- 43-331/486
12.3%
23.0%
31.9%
94%
81%
18
大野拓弥
24- 28- 28-335/415
5.8%
12.5%
19.3%
90%
101%
19
江田照男
15- 24- 25-382/446
3.4%
8.7%
14.3%
88%
90%
20
松岡正海
55- 52- 54-374/535
10.3%
20.0%
30.1%
87%
76%

騎手を単勝回収率別に並べたものが、表6。やはり、1500m以下と同じで、勝率順とはガラリと変わった顔ぶれになっている。1位は柴田大知騎手。関東ローカルの福島と新潟内回りに限ると単勝回収率279%にまで上昇する。2位の川島信二騎手は競馬場ごとの成績が極端で、合わせて単勝回収率230%の京都、小倉、札幌の3競馬場が狙い目だ。3位の武幸四郎騎手は関東圏以外が狙い目で、函館なら単勝回収率454%と驚異的な数字を残している。

■表7 種牡馬別成績(1600m〜・勝率順・出走100回以上)

順位
種牡馬
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1
ディープインパクト
109-  95-  66- 417/ 687
15.9%
29.7%
39.3%
69%
83%
2
ダイワメジャー
29-  23-  22- 166/ 240
12.1%
21.7%
30.8%
86%
65%
3
ハーツクライ
50-  43-  42- 297/ 432
11.6%
21.5%
31.3%
79%
79%
4
キングカメハメハ
132-  95-  99- 843/1169
11.3%
19.4%
27.9%
65%
72%
5
スターオブコジーン
11-   6-  10-  75/ 102
10.8%
16.7%
26.5%
248%
186%
6
ステイゴールド
111- 110-  72- 768/1061
10.5%
20.8%
27.6%
78%
76%
7
ゼンノロブロイ
56-  45-  49- 395/ 545
10.3%
18.5%
27.5%
76%
67%
8
アドマイヤムーン
12-   9-   7-  93/ 121
9.9%
17.4%
23.1%
33%
65%
9
ロージズインメイ
47-  37-  39- 367/ 490
9.6%
17.1%
25.1%
120%
87%
10
アドマイヤベガ
18-  12-  21- 140/ 191
9.4%
15.7%
26.7%
56%
64%
11
アグネスタキオン
91-  98-  91- 702/ 982
9.3%
19.2%
28.5%
65%
77%
12
ファルブラヴ
21-  18-  20- 169/ 228
9.2%
17.1%
25.9%
86%
86%
13
バゴ
15-   8-  10- 133/ 166
9.0%
13.9%
19.9%
161%
73%
14
ネオユニヴァース
83-  76-  63- 697/ 919
9.0%
17.3%
24.2%
48%
65%
15
マンハッタンカフェ
89-  86-  77- 754/1006
8.8%
17.4%
25.0%
82%
69%
16
トウカイテイオー
14-  10-  10- 126/ 160
8.8%
15.0%
21.3%
185%
109%
17
ニューイングランド
17-  14-  18- 148/ 197
8.6%
15.7%
24.9%
210%
107%
18
ナリタトップロード
9-   3-   3-  90/ 105
8.6%
11.4%
14.3%
77%
53%
19
クロフネ
43-  45-  38- 386/ 512
8.4%
17.2%
24.6%
75%
87%
20
シンボリクリスエス
93-  89- 107- 840/1129
8.2%
16.1%
25.6%
83%
80%

1600m以上で集計期間内に産駒が100走以上した種牡馬を勝率順に並べたのが表7。順位こそ変わったがトップ3の顔ぶれは1500m以下と同じで、現在の勢いを感じさせる。こちらではディープインパクトが1位。やはり距離が延びると強いが、得意条件では単勝回収率69%と過剰人気が避けられないのも事実。100%を超える条件はなかなか見当たらず、漫然と買うのはあまりオススメできない。3、4番人気時に単勝回収率102%となっており、少し人気を落としたときが狙い目か。2位のダイワメジャーは関東馬と関西馬の好走率がかなり違うのがポイント。勝率16.5%、単勝回収率143円の関西馬を狙うのが得策だろう。3位ハーツクライは2400m以上で複勝率45.2%と抜群の安定感を誇っている。

■表8 種牡馬別成績(1600m〜・単勝回収率順・出走100回以上)

順位
種牡馬
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1
スターオブコジーン
11-   6-  10-  75/ 102
10.8%
16.7%
26.5%
248%
186%
2
ニューイングランド
17-  14-  18- 148/ 197
8.6%
15.7%
24.9%
210%
107%
3
アフリート
6-   2-   3- 108/ 119
5.0%
6.7%
9.2%
196%
51%
4
トウカイテイオー
14-  10-  10- 126/ 160
8.8%
15.0%
21.3%
185%
109%
5
バゴ
15-   8-  10- 133/ 166
9.0%
13.9%
19.9%
161%
73%
6
コマンダーインチーフ
9-   7-   9- 191/ 216
4.2%
7.4%
11.6%
157%
67%
7
ロージズインメイ
47-  37-  39- 367/ 490
9.6%
17.1%
25.1%
120%
87%
8
アグネスデジタル
19-  23-  18- 199/ 259
7.3%
16.2%
23.2%
102%
69%
9
ブラックタキシード
7-   5-   5-  98/ 115
6.1%
10.4%
14.8%
100%
58%
10
メジロライアン
7-   2-   3-  97/ 109
6.4%
8.3%
11.0%
99%
37%
11
アドマイヤマックス
7-   5-  10- 102/ 124
5.6%
9.7%
17.7%
97%
78%
12
タイキシャトル
24-  20-  11- 271/ 326
7.4%
13.5%
16.9%
93%
53%
13
ダンスインザダーク
67-  75- 105- 920/1167
5.7%
12.2%
21.2%
90%
79%
14
ジャングルポケット
84-  85-  78- 791/1038
8.1%
16.3%
23.8%
86%
86%
15
ダイワメジャー
29-  23-  22- 166/ 240
12.1%
21.7%
30.8%
86%
65%
16
ファルブラヴ
21-  18-  20- 169/ 228
9.2%
17.1%
25.9%
86%
86%
17
シンボリクリスエス
93-  89- 107- 840/1129
8.2%
16.1%
25.6%
83%
80%
18
ゴールドアリュール
14-  14-  17- 180/ 225
6.2%
12.4%
20.0%
83%
77%
19
フサイチコンコルド
10-  15-  14- 172/ 211
4.7%
11.8%
18.5%
83%
114%
20
マンハッタンカフェ
89-  86-  77- 754/1006
8.8%
17.4%
25.0%
82%
69%

2012/3/24 中山11R 日経賞(G2)1着 8番 ネコパンチ

同様の条件で種牡馬を単勝回収率順に並び替えたものが表8。1位スターオブコジーンは単勝回収率248%で好走率も抜群なのだが、近年は産駒が減っており、12年に入ってからはこの条件での好走なしというのがネック。そう考えると、現実的に狙いたいのは2位のニューイングランド。なんといっても12年日経賞で大逃げを決めたネコパンチが代表例だ。1600〜2000mより、2200m以上のほうが成績を上げており、2500mの日経賞も狙い目だったとは言えるだろう。3位のアフリートは回収率が良くても複勝率9.2%ではてを出しづらい。産駒の数も考慮すると、1500m以下でも優秀だった5位のバゴ、あるいは7位のロージズインメイに注目してみたい。

ライタープロフィール

出川塁(でがわ るい)

1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。

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