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第615回 新生「中京記念」へ向け芝1600mを分析

2012/7/16(月)

中京競馬場のイメージ写真

今週は日曜日に中京記念が行われる。夏の中京のフィナーレを飾る古馬のマイル重賞で、これまでのレース条件とは大きく変わった。従来の芝2000mから芝1600mへ変更。サマーマイルシリーズの一戦目にもなった注目の一戦だ。そこで同レース攻略のヒントを見つけるため、中京芝1600mのレース傾向を分析し、考えてみたい。データ分析にはJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用。データの集計期間は新装オープンとなった今年3月から7月8日の開催終了時点となっている。

■表1 中京芝1600mの人気別成績

人気
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
1番人気
1-  4-  2-  5/ 12
8.3%
41.7%
58.3%
27
88
2番人気
1-  1-  4-  6/ 12
8.3%
16.7%
50.0%
29
95
3番人気
3-  1-  1-  7/ 12
25.0%
33.3%
41.7%
143
85
4番人気
1-  0-  2-  9/ 12
8.3%
8.3%
25.0%
72
69
5番人気
2-  1-  0-  9/ 12
16.7%
25.0%
25.0%
185
78
6番人気
0-  2-  0- 10/ 12
0.0%
16.7%
16.7%
0
78
7番人気
1-  0-  3-  8/ 12
8.3%
8.3%
33.3%
105
121
8番人気
1-  0-  0- 11/ 12
8.3%
8.3%
8.3%
185
56
9番人気
0-  2-  0- 10/ 12
0.0%
16.7%
16.7%
0
138
10番人気
1-  0-  0- 10/ 11
9.1%
9.1%
9.1%
275
43
11番人気
0-  0-  0- 11/ 11
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
12番人気
1-  1-  0-  9/ 11
9.1%
18.2%
18.2%
362
156
13番人気
0-  0-  0- 11/ 11
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
14番人気
0-  0-  0- 11/ 11
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
15番人気
0-  0-  0- 10/ 10
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
16番人気
0-  0-  0- 10/ 10
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
17番人気
0-  0-  0- 13/ 13
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
18番人気
0-  0-  0- 10/ 10
0.0%
0.0%
0.0%
0
0

まずは中京芝1600mの人気別成績を見ていこう(表1)。対象レースはまだ少ないが、1番人気の成績は【1.4.2.5】。連対率は41.7%と高いものの勝ち鞍は一つ。6月30日に長久手特別を勝利したエーシンミズーリのみだ。2番人気の連対率は一気に下がり、3番人気が【3.1.1.7】と好調。4番人気以下も勝ち馬がチラホラ出ており、12番人気まで勝利がある。13番人気以下は3着以内の好走がまだなく、驚くような波乱はまだない。具体的なオッズで言うと、単勝50.0倍以上だった馬の好走はまだない

■表2 中京芝1600mの脚質別成績

脚質上り
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
逃げ 3-  1-  0-  9/ 13
23.1%
30.8%
30.8%
540
212
先行 3-  1-  4- 32/ 40
7.5%
10.0%
20.0%
62
52
差し 5-  6-  5- 52/ 68
7.4%
16.2%
23.5%
50
62
追い込み 1-  3-  3- 53/ 60
1.7%
6.7%
11.7%
50
43
マクリ 0-  1-  0-  0/  1
0.0%
100.0%
100.0%
0
200
3F 1位 3-  4-  1-  6/ 14
21.4%
50.0%
57.1%
306
205
3F 2位 3-  5-  2-  7/ 17
17.6%
47.1%
58.8%
141
144
3F 3位 1-  1-  2-  6/ 10
10.0%
20.0%
40.0%
33
94
3F〜5位 2-  1-  3- 16/ 22
9.1%
13.6%
27.3%
88
83
3F6位〜 3-  1-  4-111/119
2.5%
3.4%
6.7%
59
32

次に脚質別傾向を見ていこう。逃げ馬が【3.1.0.9】。好走すれば連対までとなっており、勝率も23.1%。最後の直線が伸びて、坂も設けられた新コースだが逃げ馬が苦しくなっている印象は受けない。8番人気、12番人気、5番人気の馬が勝利しており、単勝回収率は540%のハイアベレージ。人気薄の前残りは警戒する必要がありそうだ。一方で先行馬は【3.1.4.32】。前々で競馬ができる馬が有利というわけではない。好走馬の数では差し馬が【5.6.5.52】が圧倒。複勝率は23.5%で先行馬を上回る。なお、追い込みは【1.3.3.53】。詳細を見て行くと、道中のペースが上がった際に追い込みが決まっている。このあたりは常識的な考えでとらえてよさそうだ。

上がり3ハロン別の成績では1位が【3.4.1.6】で勝率21.4%、連対率50%、複勝率57.1%と高い数字。単勝回収率306%、複勝回収率205%とこちらも優秀。上がり2位の馬でも【3.5.2.7】。同17.6%、同47.1%、同58.8%と1位にさほど劣らない好成績。最後の直線が412.5mと、従来よりも98.7mも延長された影響からか、終いが切れる馬を中心に馬券を考えてみたいところだ。

■表3 中京芝1600m枠順別成績

枠番
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
1枠
2- 1- 0-19/22
9.1%
13.6%
13.6%
51
22
2枠
2- 0- 3-17/22
9.1%
9.1%
22.7%
95
68
3枠
0- 3- 0-20/23
0.0%
13.0%
13.0%
0
60
4枠
1- 0- 2-20/23
4.3%
4.3%
13.0%
173
60
5枠
1- 2- 4-16/23
4.3%
13.0%
30.4%
28
107
6枠
2- 2- 1-18/23
8.7%
17.4%
21.7%
71
75
7枠
2- 1- 0-20/23
8.7%
13.0%
13.0%
146
36
8枠
2- 3- 2-17/24
8.3%
20.8%
29.2%
129
88

中京芝1600m

表3は枠順別成績。新設された中京芝1600mは1〜2コーナーにある斜めの引き込み線からのスタート。スタート後まもなく本線に合流するカーブがあることから札幌芝1500mや中山芝1600mを連想させるコース形態となっている。そのため、当初は外枠の馬が不利ではないかというイメージがあった。ところが実際の8枠成績は【2.3.2.17】。連対率は20.8%と最も高く、複勝率も29.2%で5枠に次ぐ数字。馬番の大外である16番ゲートも【2.1.0.7】という成績となっている。外枠は決して不利ではなく、内枠が有利というわけでもない。馬場がフラットな状態であれば、枠順はあまり気にせずに予想を組み立ててよさそうだ。

■表4 中京芝1600mの種牡馬別成績

順位
種牡馬
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
1
キングカメハメハ 1- 1- 2- 7/11
9.1%
18.2%
36.4%
275
120
2
ディープインパクト 1- 1- 1- 6/ 9
11.1%
22.2%
33.3%
96
80
3
タニノギムレット 1- 1- 0- 6/ 8
12.5%
25.0%
25.0%
85
97
4
アドマイヤマックス 1- 0- 1- 3/ 5
20.0%
20.0%
40.0%
78
84
5
マヤノトップガン 1- 0- 0- 6/ 7
14.3%
14.3%
14.3%
50
21
6
クロフネ 1- 0- 0- 4/ 5
20.0%
20.0%
20.0%
130
48
7
ジャングルポケット 1- 0- 0- 6/ 7
14.3%
14.3%
14.3%
115
34
8
マンハッタンカフェ 1- 0- 0- 3/ 4
25.0%
25.0%
25.0%
82
35
9
ロージズインメイ 1- 0- 0- 2/ 3
33.3%
33.3%
33.3%
743
226
10
ネオユニヴァース 1- 0- 0- 2/ 3
33.3%
33.3%
33.3%
1330
280
11
ステイゴールド 1- 0- 0- 2/ 3
33.3%
33.3%
33.3%
420
113
12
キングヘイロー 1- 0- 0- 2/ 3
33.3%
33.3%
33.3%
470
166
13
アグネスタキオン 0- 2- 0- 7/ 9
0.0%
22.2%
22.2%
0
86
14
シンボリクリスエス 0- 1- 0- 3/ 4
0.0%
25.0%
25.0%
0
50
15
グラスワンダー 0- 1- 0- 2/ 3
0.0%
33.3%
33.3%
0
80
16
トウカイテイオー 0- 1- 0- 1/ 2
0.0%
50.0%
50.0%
0
440
17
チチカステナンゴ 0- 1- 0- 0/ 1
0.0%
100.0%
100.0%
0
130
18
ダンスインザダーク 0- 1- 0- 0/ 1
0.0%
100.0%
100.0%
0
410
19
アポロキングダム 0- 1- 0- 0/ 1
0.0%
100.0%
100.0%
0
140
20
Proud Citizen 0- 1- 0- 0/ 1
0.0%
100.0%
100.0%
0
1000
21
アポインテッドデイ 0- 0- 2- 1/ 3
0.0%
0.0%
66.7%
0
136
22
ハーツクライ 0- 0- 1- 5/ 6
0.0%
0.0%
16.7%
0
41
23
ロックオブジブラルタル 0- 0- 1- 3/ 4
0.0%
0.0%
25.0%
0
57
24
スペシャルウィーク 0- 0- 1- 5/ 6
0.0%
0.0%
16.7%
0
31
25
フジキセキ 0- 0- 1- 4/ 5
0.0%
0.0%
20.0%
0
26
26
ダイワメジャー 0- 0- 1- 2/ 3
0.0%
0.0%
33.3%
0
70
27
ゴールドアリュール 0- 0- 1- 0/ 1
0.0%
0.0%
100.0%
0
350
28
ゼンノロブロイ 0- 0- 0- 5/ 5
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
29
ムーンバラッド 0- 0- 0- 2/ 2
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
30
マーベラスサンデー 0- 0- 0- 2/ 2
0.0%
0.0%
0.0%
0
0

表4は種牡馬成績。サンプル数が少ないせいかまだ大きな特徴は見えない。ミスタープロスペクター系、ヘイロー系、ロベルト系、ナスルーラー系、ノーザンダンサー系と主流の系統はそれぞれ勝ち鞍を挙げている。1位はキングカメハメハとなっているが、これは2着と3着の数によるもの。12位のキングヘイローまでは1勝であり、2勝以上挙げている馬はまだいない。

■表5 中京芝1600m出走馬の前走コース別成績

順位
前走コース
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
1
阪神・ダ1800 2- 1- 1- 6/10
20.0%
30.0%
40.0%
480
229
2
東京・芝1400 1- 1- 0- 3/ 5
20.0%
40.0%
40.0%
606
118
3
阪神・芝1400 1- 1- 0- 2/ 4
25.0%
50.0%
50.0%
315
115
4
小倉・芝1800 1- 0- 2-10/13
7.7%
7.7%
23.1%
171
86
5
中京・芝1600 1- 0- 1- 5/ 7
14.3%
14.3%
28.6%
97
62
6
◆同コース 1- 0- 1- 5/ 7
14.3%
14.3%
28.6%
97
62
7
阪神・芝1600外 1- 0- 1-11/13
7.7%
7.7%
15.4%
25
48
8
中山・ダ1800 1- 0- 0- 1/ 2
50.0%
50.0%
50.0%
325
120
9
京都・ダ1800 1- 0- 0- 1/ 2
50.0%
50.0%
50.0%
175
75
10
阪神・芝2000 1- 0- 0- 0/ 1
100.0%
100.0%
100.0%
1410
500
11
阪神・芝1800外 0- 2- 1-13/16
0.0%
12.5%
18.8%
0
50
12
中山・芝1600 0- 1- 0- 3/ 4
0.0%
25.0%
25.0%
0
35
13
福島・芝1800 0- 1- 0- 2/ 3
0.0%
33.3%
33.3%
0
66
14
京都・ダ1400 0- 1- 0- 3/ 4
0.0%
25.0%
25.0%
0
165
15
東京・ダ1400 0- 1- 0- 2/ 3
0.0%
33.3%
33.3%
0
176
16
中京・芝2000 0- 1- 0- 2/ 3
0.0%
33.3%
33.3%
0
293
17
京都・芝1600外 0- 1- 0- 2/ 3
0.0%
33.3%
33.3%
0
80
18
中京・芝1400 0- 0- 2- 1/ 3
0.0%
0.0%
66.7%
0
146
19
京都・芝1600 0- 0- 1- 7/ 8
0.0%
0.0%
12.5%
0
31
20
京都・芝2000 0- 0- 1- 1/ 2
0.0%
0.0%
50.0%
0
175
21
東京・芝1600 0- 0- 1- 6/ 7
0.0%
0.0%
14.3%
0
22
22
東京・ダ1600 0- 0- 0- 2/ 2
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
23
中山・ダ1200 0- 0- 0- 1/ 1
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
24
京都・芝2200外 0- 0- 0- 1/ 1
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
25
小倉・ダ1700 0- 0- 0- 6/ 6
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
26
阪神・ダ1400 0- 0- 0- 4/ 4
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
27
小倉・芝1700 0- 0- 0- 1/ 1
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
28
小倉・芝1200 0- 0- 0- 4/ 4
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
29
阪神・ダ1200 0- 0- 0- 3/ 3
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
30
京都・芝1800外 0- 0- 0- 3/ 3
0.0%
0.0%
0.0%
0
0

最後に前走コース別成績(表5)。中京芝1600mに出走した馬が前走どのコースに出走していたかを調べたものだ。1位はなんと阪神ダート1800m。表2で指摘したように最後の瞬発力が大事なコースながらダート→芝替わりの馬がよくきている。8位には中山ダート1800m、9位には京都ダート1800mがランクインしている。また、前走ダート組は距離延長組よりも距離短縮組がよいかもしれない。ただし、芝は2位が東京芝1400m、3位が阪神芝1400mと距離延長組が上位。阪神芝1600m、東京芝1600m、京都芝1600mといった同じコーナーが2回のマイル戦組が意外とよくないという点も特徴といえるだろう。

ライタープロフィール

小田原智大(おだわら ともひろ)

1975年6月、東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後、業界紙記者を経て、(株)レイヤード入社。ライター&エディターとして活躍。JRA-VANデータの配信初期から、いち早くデータ競馬の有効性に着目する。05年5月より「競馬 最強の法則WEB」にて、障害戦を除く全重賞レースの傾向と対策、予想を展開。「オッズパーク ダートグレードデータ作戦」では、地方競馬の重賞の攻略にも取り組んでいる。仕事の関係でなかなか競馬場には行けなくなったが、年に1、2回行くローカル遠征が楽しみ。
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