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第612回 コースのデータとローテーションからプロキオンSを占う

2012/7/5(木)

阪神ダート1400mで行なわれてきたプロキオンSだが(06年と11年は京都ダート1400m)、開催カレンダーの変更によって、今年は中京ダート1400mで行なわれることとなった。このコースは今年新設されたばかりということもあり、まだコースの傾向を十分には把握できていない方も少なくないことだろう。そこで今回は、これまでの中京ダート1400mの傾向を確認し、また、開催時期は昨年までと同じということからローテーションに注目して、今年のプロキオンSをデータ予想してみたい。集計期間は、中京ダート1400mが3月3日〜7月1日までの全17レースで、プロキオンSは同時期に行なわれた06〜11年の6年分。データ分析にはJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

■表1 中京ダート1400m・単勝人気別成績

人気
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1番人気
5-  5-  3-  4/ 17
29.4%
58.8%
76.5%
67%
108%
2番人気
0-  2-  5- 10/ 17
0.0%
11.8%
41.2%
0%
65%
3番人気
5-  1-  2-  9/ 17
29.4%
35.3%
47.1%
154%
92%
4番人気
0-  3-  4- 10/ 17
0.0%
17.6%
41.2%
0%
100%
5番人気
1-  4-  0- 12/ 17
5.9%
29.4%
29.4%
51%
95%
6番人気
0-  0-  2- 15/ 17
0.0%
0.0%
11.8%
0%
37%
7番人気
4-  0-  0- 13/ 17
23.5%
23.5%
23.5%
472%
111%
8番人気
0-  2-  1- 14/ 17
0.0%
11.8%
17.6%
0%
82%
9番人気
1-  0-  0- 16/ 17
5.9%
5.9%
5.9%
242%
74%
10番人気
1-  0-  0- 16/ 17
5.9%
5.9%
5.9%
264%
29%
11番人気
0-  0-  0- 17/ 17
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
12番人気
0-  0-  0- 17/ 17
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
13番人気
0-  0-  0- 17/ 17
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
14番人気
0-  0-  0- 17/ 17
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
15番人気
0-  0-  0- 17/ 17
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
16番人気
0-  0-  0- 15/ 15
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

表1は、中京ダート1400mの単勝人気別成績。まず1番人気だが、今のところはほぼ標準的な水準にあると言ってよさそうだ。2番人気の勝率、連対率が振るわないが、そのぶんが3番人気に回っているとも考えられ、一時的な偏りと判断してもいいだろう。4、5番人気も勝ち馬は合わせて1頭だけだが、好走率は悪くない。6〜10番人気は合算して【6.2.3.74】という成績で、好走時には勝ち切ってしまう傾向があることには注意しておきたい。11番人気以下からは、現時点では3着以内に入った馬は1頭もいない。

■表2 中京ダート1400m・単勝オッズ別成績

単勝オッズ
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1.0〜 1.4
0-  0-  0-  0/  0
         
1.5〜 1.9
2-  0-  0-  0/  2
100.0%
100.0%
100.0%
165%
110%
2.0〜 2.9
3-  4-  0-  2/  9
33.3%
77.8%
77.8%
91%
105%
3.0〜 3.9
0-  0-  5-  5/ 10
0.0%
0.0%
50.0%
0%
79%
4.0〜 4.9
1-  3-  2-  8/ 14
7.1%
28.6%
42.9%
30%
71%
5.0〜 6.9
4-  3-  2-  9/ 18
22.2%
38.9%
50.0%
121%
97%
7.0〜 9.9
1-  1-  5-  6/ 13
7.7%
15.4%
53.8%
66%
119%
10.0〜14.9
1-  3-  2- 19/ 25
4.0%
16.0%
24.0%
57%
87%
15.0〜19.9
1-  1-  1- 15/ 18
5.6%
11.1%
16.7%
84%
59%
20.0〜29.9
2-  1-  0- 22/ 25
8.0%
12.0%
12.0%
202%
63%
30.0〜49.9
2-  1-  0- 25/ 28
7.1%
10.7%
10.7%
307%
88%
50.0〜99.9
0-  0-  0- 48/ 48
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
100.0〜
0-  0-  0- 60/ 60
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

表2は単勝オッズ別の成績。単勝1倍台の2頭はキッチリと勝利を収め、2倍台の馬も高い連対率をキープしている。以下、3倍〜9.9倍までの複勝率はほぼ50%前後を推移しているが、10〜14.9倍のゾーンになると半減してしまい、15倍以上になると複勝率10%台にまで落ち込む。そして、50倍以上になると100頭以上が走りながら、現時点では好走した馬は1頭もいない

■表3 中京ダート1400m・脚質別成績(1〜5番人気)

脚質
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
逃げ
5- 1- 1- 2/ 9
55.6%
66.7%
77.8%
167%
118%
先行
3- 5- 5-21/34
8.8%
23.5%
38.2%
32%
77%
中団
3- 7- 5-15/30
10.0%
33.3%
50.0%
67%
110%
後方
0- 2- 3- 7/12
0.0%
16.7%
41.7%
0%
72%
マクリ
0- 0- 0- 0/ 0
         

■表4 中京ダート1400m・脚質別成績(6〜10番人気)

脚質
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
逃げ
2- 0- 0- 4/ 6
33.3%
33.3%
33.3%
1103%
158%
先行
2- 1- 1-15/19
10.5%
15.8%
21.1%
296%
142%
中団
2- 1- 1-30/34
5.9%
8.8%
11.8%
129%
52%
後方
0- 0- 1-25/26
0.0%
0.0%
3.8%
0%
10%
マクリ
         
※脚質は TARGET frontier JV による分類

表3と表4はいずれも脚質別の成績だが、表3は1〜5番人気、表4は6〜10番人気のものに分けている。両者に共通しているのは「逃げ」の勝率の高さ。1〜5番人気で逃げた馬の半分以上は勝ち、6〜10番人気でも3頭に1頭は勝ってしまう。ダート短距離戦ということもあり、やはり「逃げ」は常にマークが必要だ。また、「後方」から勝ち馬が出ていない点も共通している。

逆に両者の違いは「先行」「中団」「後方」の複勝率によく表れている。1〜5番人気はどの脚質もそれほど大きな差がないのに対して、6〜10番人気では脚質が後ろになるほど好走の可能性が下がっていく傾向が明らかだ。人気薄を狙うのであれば、なるべく前に行けそうな馬を狙うのがコツとなるだろう。

■表5 中京ダート1400m・枠番別成績(1〜5番人気)

枠番
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1枠
1- 2- 2- 4/ 9
11.1%
33.3%
55.6%
31%
113%
2枠
4- 0- 2- 9/15
26.7%
26.7%
40.0%
94%
66%
3枠
1- 2- 0- 4/ 7
14.3%
42.9%
42.9%
78%
91%
4枠
0- 3- 1- 5/ 9
0.0%
33.3%
44.4%
0%
117%
5枠
0- 3- 1- 6/10
0.0%
30.0%
40.0%
0%
71%
6枠
1- 4- 3- 7/15
6.7%
33.3%
53.3%
40%
118%
7枠
2- 0- 3- 4/ 9
22.2%
22.2%
55.6%
46%
85%
8枠
2- 1- 2- 6/11
18.2%
27.3%
45.5%
125%
83%

■表6 中京ダート1400m・枠番別成績(6〜10番人気)

枠番
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1枠
2- 1- 0-10/13
15.4%
23.1%
23.1%
280%
116%
2枠
0- 0- 0- 7/ 7
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
3枠
1- 0- 1-14/16
6.3%
6.3%
12.5%
257%
102%
4枠
1- 0- 0-10/11
9.1%
9.1%
9.1%
409%
45%
5枠
1- 1- 1-10/13
7.7%
15.4%
23.1%
110%
74%
6枠
0- 0- 0- 5/ 5
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
7枠
1- 0- 1- 9/11
9.1%
9.1%
18.2%
268%
98%
8枠
0- 0- 0- 9/ 9
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

枠順別の成績も、1〜5番人気と6〜10番人気で分けて示した。1〜5番人気で目につくのが、4枠、5枠の真ん中あたりの枠から勝ち馬が出ていないこと。ただし、複勝率では1〜8枠に大きな偏りはなく、4枠と5枠から勝ち馬が出ていないのは一時的な偏りと考えたほうが無難そうだ。6〜10番人気では、8枠からの好走例が1頭もないことと、1枠の数字がいい点に注目したい。

■表7 中京ダート1400m・種牡馬別成績

種牡馬
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
ダイワメジャー
2- 1- 1- 0/ 4
50.0%
75.0%
100.0%
172%
347%
ロージズインメイ
1- 2- 1- 2/ 6
16.7%
50.0%
66.7%
750%
168%
アグネスタキオン
1- 1- 1- 4/ 7
14.3%
28.6%
42.9%
38%
71%
ネオユニヴァース
1- 0- 1-10/12
8.3%
8.3%
16.7%
343%
141%
ジャングルポケット
1- 0- 1- 5/ 7
14.3%
14.3%
28.6%
205%
78%
デュランダル
1- 0- 1- 4/ 6
16.7%
16.7%
33.3%
88%
68%
アドマイヤコジーン
1- 0- 0- 3/ 4
25.0%
25.0%
25.0%
137%
47%
タイキシャトル
1- 0- 0- 7/ 8
12.5%
12.5%
12.5%
35%
18%
シンボリクリスエス
1- 0- 0- 4/ 5
20.0%
20.0%
20.0%
590%
142%
チーフベアハート
1- 0- 0- 2/ 3
33.3%
33.3%
33.3%
290%
60%
スリリングサンデー
1- 0- 0- 1/ 2
50.0%
50.0%
50.0%
1060%
225%
ファルブラヴ
1- 0- 0- 0/ 1
100.0%
100.0%
100.0%
430%
170%
Singspiel
1- 0- 0- 0/ 1
100.0%
100.0%
100.0%
270%
140%
Kheleyf
1- 0- 0- 0/ 1
100.0%
100.0%
100.0%
150%
110%
Henny Hughes
1- 0- 0- 0/ 1
100.0%
100.0%
100.0%
600%
170%
Fasliyev
1- 0- 0- 0/ 1
100.0%
100.0%
100.0%
1520%
360%

表7は、集計対象の17レースで勝ち馬を出した種牡馬の成績を、着別度数順で示したものだが、非常に興味深い結果が出ている。このコースで非常に強いのがヘイルトゥリーズン系(黄色)の種牡馬で、そのなかでも、ヘイロー(サンデーサイレンスなどの父として知られる)直系の種牡馬が計8勝と活躍している。次いでノーザンダンサー系(緑)の種牡馬が計6勝、グレイソヴリン系(青)の種牡馬が計2勝となっている。そして、注目すべきなのがダート戦に強いミスタープロスペクター系の種牡馬がまだ1レースも勝っていないことである。これも一時的な偏りなのかもしれないが、気にはしておきたいデータである。

■表8 プロキオンS・前走クラス別成績

前走クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
1600万下
0- 1- 0- 9/10
0.0%
10.0%
10.0%
0%
12%
OPEN特別
4- 1- 3-35/43
9.3%
11.6%
18.6%
210%
62%
G3
1- 0- 0-15/16
6.3%
6.3%
6.3%
10%
6%
G2
0- 0- 1- 2/ 3
0.0%
0.0%
33.3%
0%
73%
G1
0- 1- 0- 2/ 3
0.0%
33.3%
33.3%
0%
56%
地方
1- 3- 2-12/18
5.6%
22.2%
33.3%
42%
70%

中京ダート1400mコースについてのデータは前項まで。ここからはプロキオンSのローテーションに関するデータを分析していこう。

表8は、前走クラス別成績。前走で地方に出走していた馬についてはクラスの区別をせず、まとめて示している。表の上から順に説明していこう。まずは、前走で1600万下に出走していた馬だが、好走したのは09年2着のトーホウドルチェのみ。ただし、この馬は1番人気に推されていた。やはり別定戦ということもあり、条件戦を勝ってきた勢いだけではなかなか通用しないと考えたほうがよさそうだ。

対照的なのが、前走オープン特別組とG3組。前者が勝ち馬4頭を含む8頭の好走馬を出しているのに対して、後者からは勝ち馬1頭を除いてすべて4着以下に敗れている。しかも、唯一の好走馬も1番人気に推されていた07年1着のワイルドワンダーなので、前走G3組の相性の悪さは歴然だ。

前走G2、G1組は、数は少ないが合わせて複勝率33.3%。また、前走で地方戦に出走していた馬も複勝率33.3%と、いずれも悪くない好走率を残している。ただし、前走G2、G1、地方のいずれも回収率は良くないので、基本的には上位人気馬に限って狙うべきだろう。

■表9 プロキオンS・前走着順別成績

前走着順
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
前走1着
1- 2- 1-19/23
4.3%
13.0%
17.4%
7%
20%
前走2着
1- 1- 1- 8/11
9.1%
18.2%
27.3%
205%
56%
前走3着
0- 1- 2- 5/ 8
0.0%
12.5%
37.5%
0%
90%
前走4着
1- 1- 0- 3/ 5
20.0%
40.0%
40.0%
154%
70%
前走5着
1- 1- 0- 5/ 7
14.3%
28.6%
28.6%
71%
51%
前走6〜9着
1- 0- 0-13/14
7.1%
7.1%
7.1%
320%
47%
前走10着〜
1- 0- 2-20/23
4.3%
4.3%
13.0%
78%
59%

表9は前走着順別の成績だが、前走5着以内だった馬と、6着以下に敗れた馬では明らかな好走率の違いが出ている。前走で6着以下だった馬からも勝ち馬2頭を含む好走馬は出ているが、基本的には前走で掲示板を確保していた馬を重視したほうがいいだろう。また、前走5着以内のなかでも1着だった馬はやや好走率が低くなっているが、前走で1600万下を勝ち上がってきたばかりの馬を除けば【1.1.1.5】で複勝率37.5%となり、前走2〜5着馬と遜色ない成績となる。体調の維持が難しい夏場のレースということもあり、前走でもオープンクラスでしっかりと走っていた好調馬を狙うのがポイントだ。

■表10 プロキオンS・出走間隔別成績

出走間隔
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
連闘
0- 0- 0- 2/ 2
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
中1週
0- 1- 0- 5/ 6
0.0%
16.7%
16.7%
0%
20%
中2週
0- 1- 1- 5/ 7
0.0%
14.3%
28.6%
0%
111%
中3週
0- 0- 0-15/15
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
中4〜8週
4- 2- 3-34/43
9.3%
14.0%
20.9%
210%
57%
中9週〜半年
2- 2- 2- 8/14
14.3%
28.6%
42.9%
67%
84%
半年以上
0- 0- 0- 6/ 6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

前走からの出走間隔も注目したいファクターだ。表10のとおり、好走例は中4週以上のゆったりとしたローテーションで出走してきた馬に集中しているのだ。中3週以下の好走例も3頭あるが、そのうち2頭は1番人気。もう1頭は、前走が本来の適性外である芝のレースだったため、これは度外視すべきと判断したい。さすがに半年以上の休み明けとなると苦しいが、前走からの出走間隔は中4週以上あけたほうが好ましい。

【結論】

■表11 12年プロキオンS登録馬

馬名
前走
出走間隔
種牡馬
レース名・クラス
アースサウンド 天保山S
13
中3週
Yes It's True
アドマイヤスワット アハルテケS
13
中3週
クロフネ
アドマイヤロイヤル アハルテケS
3
中3週
キングカメハメハ
インオラリオ 栗東S
6
中7週
Holy Bull
ウインペンタゴン 仁川S
12
中17週
シンボリクリスエス
シャア かしわ記念・地方G1
13
中8週
ツルマルボーイ
シルクフォーチュン かしわ記念・地方G1
6
中8週
ゴールドアリュール
スーニ さきたま杯・地方G2
5
中4週
Soto
セレスハント 北海道スプリントC・地方G3
1
中2週
コロナドズクエスト
タマモクリエイト アハルテケS
6
中3週
カリズマティック
タンジブルアセット 天保山S
5
中3週
ストラヴィンスキー
ダノンエリモトップ 大和S
8
中24週
キングカメハメハ
テイクアベット 安芸S・1600万下
1
中4週
サクラバクシンオー
デュアルスウォード 欅S
6
中5週
デュランダル
トシキャンディ 京葉S
6
中11週
バブルガムフェロー
ドリームゼニス 米子S
14
中1週
マーベラスサンデー
ニシオドリーム 三宮S・1600万下
1
中1週
デビッドジュニア
ファリダット 天保山S
1
中3週
Kingmambo
ブルロック アハルテケS
14
中3週
スペシャルウィーク
ボクノタイヨウ アハルテケS
12
中3週
アグネスデジタル
ワールドワイド 太秦S
4
中31週
フォーティナイナー

2011/11/3 大井10R JBCスプリント(Jpn1)1着 11番 スーニ

2011/7/10 京都11R プロキオンステークス(G3)1着 6番 シルクフォーチュン

今年のプロキオンSには表11の21頭が登録してきた(※フルゲート16頭)。このうち、好走例の多い「前走オープンクラス(中央のG3を除く)で5着以内」と「中4週以上」に色をつけた。また、種牡馬については、中京ダート1400mで好走例の多い「へイルトゥリーズン系を黄色」「ノーザンダンサー系を緑」、勝ち馬を出していない「ミスタープロスペクター系を青」で示した。

21頭のうち、すべてのポイントをクリアしたのはスーニだけとなった。過去1年以内にG1を勝っているため59キロの斤量を背負うのは気になるが、本稿では主軸としたい。

ローテーションのみクリアできなかったセレスハントタンジブルアセット、前走着順のみクリアできなかったシルクフォーチュンデュアルスウォードトシキャンディ、この5頭を次点とした。このなかでは、やはり昨年の覇者であるシルクフォーチュンを最上位とすべきだろうが、中京ダート1400mでまだ勝っていない「後方」からの競馬となりそうな脚質の馬なので、差し届かない展開に注意したい。

そのほかの馬についても触れておこう。ファリダットとアドマイヤロイヤルは前走着順こそいいものの、中3週であること、そして父がミスタープロスペクター系と減点材料がふたつあるのが気がかり。同じく中3週のインオラリオは、父Holy Bullの産駒がこれまで中京ダート1400mに産駒の出走しておらず、適性は判断できない。まったくダメかもしれないが、絶好のコースになる可能性もあるので一応は押さえたい。テイクアベットも中4週という点を除くと、前走1600万下、父のサクラバクシンオーも【0.0.0.5】とデータ的には相性が悪いのだが、このコースは「逃げ」の勝率が非常に高く、これまでに出走したレースで半分以上は逃げてきた馬という点で注意を要する1頭だ。

ライタープロフィール

出川塁(でがわ るい)

1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。

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