第596回 牡馬混合重賞の実績を重視したいヴィクトリアマイル|競馬情報ならJRA-VAN

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第596回 牡馬混合重賞の実績を重視したいヴィクトリアマイル

2012/5/10(木)

昨年の覇者にして、G1を5勝という断然の実績を誇るアパパネが出走を予定しているものの、混戦ムードとなっているヴィクトリアマイル。昨年は1〜3番人気馬が1〜3着を占める穏当な決着となったが、果たして今年はどのような結末が待っているのか、その傾向を探ってみたい。集計対象は創設初年度の2006年から昨年までの6年分。データ分析にはJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

■表1 単勝人気別成績

人気
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1番人気
2-  2-  0-  2/  6
33.3%
66.7%
66.7%
53%
78%
2番人気
2-  0-  0-  4/  6
33.3%
33.3%
33.3%
133%
45%
3番人気
0-  1-  1-  4/  6
0.0%
16.7%
33.3%
0%
61%
4番人気
0-  0-  2-  4/  6
0.0%
0.0%
33.3%
0%
73%
5番人気
1-  0-  0-  5/  6
16.7%
16.7%
16.7%
223%
50%
6番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
7番人気
0-  0-  1-  5/  6
0.0%
0.0%
16.7%
0%
91%
8番人気
0-  1-  1-  4/  6
0.0%
16.7%
33.3%
0%
273%
9番人気
0-  1-  0-  5/  6
0.0%
16.7%
16.7%
0%
135%
10番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
11番人気
0-  1-  1-  4/  6
0.0%
16.7%
33.3%
0%
320%
12番人気
1-  0-  0-  5/  6
16.7%
16.7%
16.7%
1005%
240%
13番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
14番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
15番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
16番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
17番人気
0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
18番人気
0-  0-  0-  5/  5
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

まずは基本的なデータを確認しておこう。表1は単勝人気別の成績。1番人気は過去6年で2勝2着、着外2回で、2番人気も2勝している。3、4番人気もそれぞれ3着以内が2回ずつ。ただし、上位人気で鉄板というほどではなく、5番人気以下で馬券に絡んだ例も多い。その一方では、13番人気以下の3着以内は1回もない。極端な人気薄にはあまり期待できないが、上位人気だからと過信せず、ある程度のダークホースまではしっかりと注意を払う、といったスタンスで臨みたい。

■表2 枠番別成績

枠番
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1枠
1- 2- 2- 7/12
8.3%
25.0%
41.7%
32%
230%
2枠
1- 1- 1- 9/12
8.3%
16.7%
25.0%
502%
204%
3枠
2- 0- 0-10/12
16.7%
16.7%
16.7%
125%
35%
4枠
0- 0- 0-12/12
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
5枠
0- 1- 1-10/12
0.0%
8.3%
16.7%
0%
87%
6枠
1- 0- 0-11/12
8.3%
8.3%
8.3%
12%
9%
7枠
0- 1- 1-15/17
0.0%
5.9%
11.8%
0%
20%
8枠
1- 1- 1-15/18
5.6%
11.1%
16.7%
22%
60%

昨年の当コーナーでも「ヴィクトリアマイルは内枠有利」というデータを紹介しているが、1年経っただけではさすがに大きな変動はなし。では、その昨年はどうだったかといえば、8枠16番のアパパネが1着、7枠13番のブエナビスタが2着と、外枠のワンツー決着となった。とはいえ、3番人気以下を引き離した1、2番人気に推されていた実力上位のこの2頭の結果を参考にすることはできない。そこで3〜5着を見ると、ここには内枠の3〜5番枠の馬が入っており、3番人気3着のレディアルバローザはともかく、4着のグランプリエンゼルは14番人気、5着のアンシェルブルーも9番人気という人気薄だった。やはり、穴を狙うのであればまずは内枠から探していくのがセオリー、と考えたほうがいいのではないだろうか。

■表3 脚質別成績

脚質
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
逃げ
0-  1-  1-  4/  6
0.0%
16.7%
33.3%
0%
226%
先行
1-  2-  2- 17/ 22
4.5%
13.6%
22.7%
7%
108%
中団
5-  2-  2- 38/ 47
10.6%
14.9%
19.1%
177%
73%
後方
0-  1-  1- 30/ 32
0.0%
3.1%
6.3%
0%
32%
マクリ
0-  0-  0-  0/  0
%
%
※脚質は TARGET frontier JV による分類

表3は脚質別の成績。好走例がもっとも多いのは、3着以内の回数が計9回の「中団」。ただし、勝ち馬ものべ5頭出ているものの、着外も少なくなく、好走率では「逃げ」や「先行」のほうが高い。1着固定の馬券を組むときは「中団」からレースを進める差し馬に、穴馬が3着以内に入れば好配当という馬券を狙う場合は「逃げ」「先行」の馬に注目したい。

■表4 前走クラス別成績

前走クラス
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1600万下
0-  0-  1-  4/  5
0.0%
0.0%
20.0%
0%
110%
OPEN特別
0-  0-  0-  7/  7
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
G3
1-  1-  3- 36/ 41
2.4%
4.9%
12.2%
147%
106%
G2
3-  3-  2- 36/ 44
6.8%
13.6%
18.2%
48%
64%
G1
0-  0-  0-  4/  4
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
※前走が海外のレースだった馬は除く

前走クラス別の成績を示したものが表4(前走で海外のレースに出走した馬は除く)。好走の大半は前走でG2かG3を使っていた馬に限られ、例外は1600万下を勝ち上がってきたショウナンラノビア(09年7番人気3着)1頭のみ。海外遠征帰りのような実力馬は別として、セオリーどおりにステップレースの重賞を使っていた馬を狙いたい。また、前走が国内G1だった馬は4例がすべて凡走に終わっている。その内訳は、前年秋のエリザベス女王杯か秋華賞以来の出走だった馬が3頭、前走が1200mの高松宮記念だった馬が1頭。つまり、約半年の休み明けや路線の違うレースに出走してきたのでは、前走G1とはいえ苦戦も仕方のないところだろう。

■表5 前走レース別成績

前走レース名
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
マイラーズC・G2
2- 0- 1- 6/ 9
22.2%
22.2%
33.3%
88%
55%
阪神牝馬S・G2
1- 3- 1-28/33
3.0%
12.1%
15.2%
40%
70%
ドバイデューティーフリー・G1
1- 1- 0- 0/ 2
50.0%
100.0%
100.0%
85%
125%
ダービー卿CT・G3
1- 0- 1- 1/ 3
33.3%
33.3%
66.7%
2010%
743%
ドバイシーマクラシック・G1
1- 0- 0- 0/ 1
100.0%
100.0%
100.0%
150%
110%
福島牝馬S・G3
0- 1- 0-27/28
0.0%
3.6%
3.6%
0%
35%
ドバイワールドカップ・G1
0- 1- 0- 1/ 2
0.0%
50.0%
50.0%
0%
55%
中山牝馬S・G3
0- 0- 2- 7/ 9
0.0%
0.0%
22.2%
0%
124%
卯月S・1600万下
0- 0- 1- 0/ 1
0.0%
0.0%
100.0%
0%
550%
※好走例のあるレースのみ

表5は、より具体的に、好走馬の前走レースを示したもの。出走例が圧倒的に多いのは牝馬限定戦の阪神牝馬Sと福島牝馬Sだが、前者は好走率、回収率ともに低調で、後者のべ28頭で2着が1回とさらに苦戦している。一方、前走で、牡馬混合マイル重賞のマイラーズCとダービー卿CTを使っていた馬は合わせて【3.0.2.7】、勝率25.0%、複勝率41.7%、単勝回収率569%、複勝回収率227%と非常に優秀な数字を残している。ドバイ遠征帰りの馬を含めて、牡馬と戦ってきたことのアドバンテージが非常に大きいことは間違いないようだ。

■表6 年齢別成績

年齢
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
4歳
4-  5-  2- 48/ 59
6.8%
15.3%
18.6%
134%
90%
5歳
2-  1-  2- 20/ 25
8.0%
12.0%
20.0%
22%
55%
6歳
0-  0-  2- 14/ 16
0.0%
0.0%
12.5%
0%
91%
7歳以上
0-  0-  0-  7/  7
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

4歳と5歳の好走率はほぼ互角だが、5歳で勝った2頭はダンスインザムード、ウオッカと、すでにG1を勝っていた馬に限られる点には注意したい。また、回収率は単複ともに4歳のほうがかなり高くなっており、穴に期待するなら4歳だろう。6歳は3着まで、7歳以上の馬は好走例なし。牡馬に比べてピークが短いとされる牝馬だけに、やはり高齢になるほど苦しいようだ。ただし、6歳で3着に入った2頭は7番人気、11番人気という人気薄だったことには注意したい。

■表7 ヴィクトリアマイル1〜3着馬の牡馬混合重賞実績(芝1400m以上)

年度
着順
人気
馬名
年齢
牡馬混合重賞(芝1400m以上)・最先着レース
レース名
着順
06年
1
2
ダンスインザムード
5
天皇賞(秋)・G1・芝2000m
2
2
3
エアメサイア
4
中山記念・G2・芝1800m
3
3
4
ディアデラノビア
4
マイラーズC・G2・芝1600m
3
07年
1
12
コイウタ
4
ダービー卿CT・G3・芝1600m
2
2
9
アサヒライジング
4
出走歴なし
3
8
デアリングハート
5
NHKマイルC・G1・芝1600m
2
08年
1
5
エイジアンウインズ
4
出走歴なし
2
1
ウオッカ
4
ダービー・G1・芝2400m
1
3
4
ブルーメンブラット
5
阪神C・G2・芝1400m
3
09年
1
1
ウオッカ
5
ダービー・G1・芝2400m
1
2
11
ブラボーデイジー
4
出走歴なし
3
7
ショウナンラノビア
6
出走歴なし
10年
1
1
ブエナビスタ
4
京都記念・G2・芝2200m
1
2
8
ヒカルアマランサス
4
出走歴なし
3
11
ニシノブルームーン
6
出走歴なし
11年
1
2
アパパネ
4
マイラーズC・G2・芝1600m
4
2
1
ブエナビスタ
5
天皇賞(秋)・G1・芝2000m
1
3
3
レディアルバローザ
4
出走歴なし

表7は、ヴィクトリアマイル1〜3着馬のうち、芝1400m以上の牡馬混合重賞の実績を示したもの。過去6年の好走馬のべ18頭のうち、この条件に当てはまるレースに出走したことがなかった7頭を除くのべ11頭は、すべてこの条件で5着以内に入ったことがあり、10頭は3着以内に入っていた。表5の項で、「前走で牡馬混合重賞を使っていた馬が好成績」ということを述べたが、それは前走だけに限ったことではないようだ。

ウオッカやブエナビスタのように牡馬相手にG1を勝つまでいかなくとも、1400m以上の牡馬混合重賞で3着に入るぐらいの実績を持っていれば、牝馬同士なら十分に格上の存在と言えるのだろう。

■表8 3歳クラシック好走歴のない馬の前2走成績

年度
着順
人気
馬名
年齢
前2走成績
前走
前々走
レース名
着順
レース名
着順
07年
2
9
アサヒライジング
4
中山牝馬S・G3
13
阪神牝馬S・G2
8
08年
1
5
エイジアンウインズ
4
阪神牝馬S・G2
1
心斎橋S・1600万下
1
09年
2
11
ブラボーデイジー
4
福島牝馬S・G3
1
中山牝馬S・G3
6
3
7
ショウナンラノビア
6
卯月S・1600万下
1
仲春特別・1000万下
1
10年
2
8
ヒカルアマランサス
4
阪神牝馬S・G2
13
京都牝馬S・G3
1
3
11
ニシノブルームーン
6
中山牝馬S・G3
1
愛知杯・G3
5
11年
3
3
レディアルバローザ
4
中山牝馬S・G3
1
初音S・1600万下
5

芝1400m以上の牡馬混合重賞に出走したことがなく好走したのは7頭いるが、この場合は前2走成績に注目したい。

7頭のうち5頭は、前走か前々走のどちらかで牝馬限定重賞を勝っていた。09年3着のショウナンラノビアは、前2走とも重賞ではなかったが2連勝中だった。つまり、牡馬相手の実績がない馬は、前2走のうちどちらか(できれば前走)で重賞を勝つか、連勝するぐらいの勢いが欲しい。芝1400m以上の牡馬混合重賞の実績を持たずに勝ったのは08年のエイジアンウインズだけで、この馬は前走で重賞を勝ち、なおかつ連勝中の馬だった。どちらかだけを満たす場合は2着までと考えたい。

また、牡馬混合重賞の実績がある馬にしても、前2走成績を無視することはできない。まず言えるのが、前2走ともにふたケタ着順に大敗していた馬が巻き返した例はない、ということ。もうひとつが、前2走でいずれも牝馬限定戦に出走して、どちらも2着以内に入れなかった馬は1頭を除いてすべて着外に敗れている、ということである。

前2走ともに牝馬限定戦で3着以下に敗れながら好走した唯一の馬は、07年2着のアサヒライジング。この馬は、牡馬混合重賞にこそ出走したことがなかったが、牝馬限定のG1では桜花賞4着、オークス3着、秋華賞2着、エリザベス女王杯4着とトップクラスの実績を持っていた。前2走の牝馬限定戦こと敗れてしまったが、2回叩いたことで本調子を取り戻し、本番のヴィクトリアマイルの好走につなげたのだろう。もちろん、元々の実績、地力があったからなしえたことだと考えるべきだ。

【結論】

■表9 12年ヴィクトリアマイル登録馬

馬名
年齢
牡馬混合重賞(芝1400m以上)・最先着レース
前走
前々走
G1連対
レース名
着順
レース名
着順
レース名
着順
アカンサス
4
出走歴なし
福島牝馬S・G3
3
中山牝馬S・G3
8
×
アスカトップレディ
5
京都金杯・G3・芝1600m
3
福島牝馬S・G3
4
京都牝馬S・G3
3
×
アニメイトバイオ
5
京王杯2歳S・G2・芝1400m
2
福島牝馬S・G3
8
中山牝馬S・G3
15
アパパネ
5
マイラーズC・G2・芝1600m
4
阪神牝馬S・G2
7
香港マイル・G1
13
アプリコットフィズ
5
富士S・G3・芝1600m
2
ダービー卿CT・G3
6
中山牝馬S・G3
8
×
エーシンハーバー
4
出走歴なし
阪神牝馬S・G2
8
ターコイズS
10
×
エーシンリターンズ
5
出走歴なし
阪神牝馬S・G2
4
京都牝馬S・G3
9
×
エアティアーモ
5
出走歴なし
京葉S
11
中京競馬GO記念・1600万下
1
×
オールザットジャズ
4
出走歴なし
福島牝馬S・G3
1
中山牝馬S・G3
2
×
キョウワジャンヌ
4
出走歴なし
阪神牝馬S・G2
12
マイルCS・G1
18
クィーンズバーン
4
出走歴なし
阪神牝馬S・G2
1
うずしおS・1600万下
3
×
グランプリエンゼル
6
NHKマイルC・G1・芝1600m
3
高松宮記念・G1
6
オーシャンS・G3
2
×
スプリングサンダー
5
阪急杯・G3・芝1400m
2
阪神牝馬S・G2
5
阪急杯・G3
2
×
チャームポット
6
出走歴なし
阪神牝馬S・G2
6
初音S・1600万下
1
×
ドナウブルー
4
シンザン記念・G3・芝1600m
5
中山牝馬S・G3
11
京都牝馬S・G3
1
×
フミノイマージン
6
東京新聞杯・G3・芝1600m
4
阪神牝馬S・G2
3
東京新聞杯・G3
4
×
ホエールキャプチャ
4
出走歴なし
中山牝馬S・G3
5
エリザベス女王杯・G1
4
マイネイサベル
4
福島記念・G3・芝2000m
3
福島牝馬S・G3
5
中山牝馬S・G3
4
×
マルセリーナ
4
シンザン記念・G3・芝1600m
3
阪神牝馬S・G2
2
阪神C・G2
4
リトルダーリン
4
出走歴なし
蓬莱峡特別・1000万下
1
1000万下
6
×
レインボーダリア
5
出走歴なし
府中S・1600万下
5
常総S・1600万下
3
×
レディアルバローザ
5
朝日チャレンジC・G3・芝2000m
3
阪神牝馬S・G2
10
中山牝馬S・G3
1
×

2011/4/10 阪神11R 桜花賞(G1)1着 8番 マルセリーナ
2011/5/15 東京11R ヴィクトリアマイル(G1)1着 16番 アパパネ

今回は、好走条件に合致しない馬を消していきたい。まず、前2走でともに牝馬限定戦を使いながらどちらも2着以内に入れなかった馬。ここで消えるのが、アカンサス、アスカトップレディ、エーシンハーバー、エーシンリターンズ、マイネイサベルの5頭。アニメイトバイオホエールキャプチャも同様だが、この2頭はG1連対歴があるため、「本調子に戻れば」の条件付きで2、3着候補には残す。また、前2走がともにふたケタ着順のキョウワジャンヌもこれまでは好走例がない。

次に、芝1400m以上の牡馬混合重賞で5着以内の実績を持たない馬のうち、前走か前々走で重賞を勝っておらず、連勝中でもないエアティアーモ、チャームポット、リトルダーリン、レインボーダリアの4頭も消える。また、前走か前々走で重賞を勝ったオールザットジャズクイーンズバーンも連勝中という条件は満たさないので、2着までとなる。

これで残るのは8頭。このうち、6歳になったグランプリエンゼルフミノイマージンは前例では3着まで。残る1着候補は、アパパネアプリコットフィズスプリングサンダードナウブルーマルセリーナレディアルバローザの6頭で、これまでに勝った5歳馬はすでにG1を勝った馬という条件があるので、5歳ではアパパネ、そして4歳のドナウブルー、マルセリーナの3頭に絞られる。この3頭の序列は難しいところだが、5歳に比べて回収率が断然高い4歳の2頭を狙うほうが、馬券的にはおもしろいのではないだろうか。

ライタープロフィール

出川塁(でがわ るい)

1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。

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