第584回 大荒れのハンデ戦・ダービー卿チャレンジTを分析する|競馬情報ならJRA-VAN

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第584回 大荒れのハンデ戦・ダービー卿チャレンジTを分析する

2012/3/29(木)

春のG1開幕戦・高松宮記念が終わり、今週は東西で2重賞。阪神競馬場では大阪杯、そして中山競馬場ではダービー卿チャレンジTが行われる。G1へ向けての注目はトーセンジョーダンなどが出走予定の大阪杯だが、このコーナーでは過去2年続けて取り上げているため、今回はダービー卿チャレンジTを分析したい。データの分析には、JRA-VAN DataLab.TARGET frontier JV馬天楼 for データde出〜たを利用した。

■表1 人気別成績

人気
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収
複回収
1
1-0-1-8/10
10.0%
10.0%
20.0%
67%
36%
2
1-1-1-7/10
10.0%
20.0%
30.0%
39%
62%
3
1-1-0-8/10
10.0%
20.0%
20.0%
58%
59%
4
1-2-0-7/10
10.0%
30.0%
30.0%
88%
84%
5
0-1-2-7/10
0.0%
10.0%
30.0%
0%
87%
6
0-0-1-9/10
0.0%
0.0%
10.0%
0%
43%
7
4-1-0-5/10
40.0%
50.0%
50.0%
648%
199%
8
1-0-1-8/10
10.0%
10.0%
20.0%
208%
105%
9
0-2-0-8/10
0.0%
20.0%
20.0%
0%
132%
10
0-2-0-8/10
0.0%
20.0%
20.0%
0%
128%
11
1-0-1-8/10
10.0%
10.0%
20.0%
275%
169%
12
0-0-1-9/10
0.0%
0.0%
10.0%
0%
53%
13
0-0-0-10/10
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
14
0-0-0-10/10
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
15
0-0-1-8/9
0.0%
0.0%
11.1%
0%
241%
16
0-0-1-4/5
0.0%
0.0%
20.0%
0%
346%
17
0-0-0-1/1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
18
0-0-0-1/1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
1〜6
4-5-5-46/60
6.7%
15.0%
23.3%
42%
61%
7〜11
6-5-2-37/50
12.0%
22.0%
26.0%
226%
146%
12〜
0-0-3-43/46
0.0%
0.0%
6.5%
0%
96%

2010/4/4 中山11R ダービー卿チャレンジT(G3)1着 7番 ショウワモダン 7番人気

ダービー卿チャレンジTといえば波乱のハンデ戦。過去10年、1番人気は【1.0.1.8】にとどまるなど人気馬は不振で、1〜3番人気の合計でも【3.2.2.23】連対率16.7%。上位人気の信頼性は中山牝馬SなどとともにJRA重賞では最低レベルである。表の下部に記したように、1〜6番人気と7〜11番人気を比較しても、好走確率は7〜11番人気が上。非常に成績の良い7番人気を除き、8〜11番人気で区切っても【2.4.2.32】連対率15.0%、複勝率20.0%とまずまずの成績になる。配当妙味も考慮すれば、もちろん狙いは人気薄だ。

■表2 単勝オッズ別成績

単オッズ
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収
複回収
1.5〜1.9
0-0-1-0/1
0.0%
0.0%
100.0%
0%
120%
2.0〜2.9
0-0-0-3/3
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
3.0〜3.9
1-0-0-3/4
25.0%
25.0%
25.0%
97%
47%
4.0〜4.9
0-0-0-2/2
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
5.0〜6.9
2-2-2-10/16
12.5%
25.0%
37.5%
78%
90%
7.0〜9.9
1-2-1-18/22
4.5%
13.6%
18.2%
40%
53%
10.0〜14.9
1-2-0-12/15
6.7%
20.0%
20.0%
92%
70%
15.0〜19.9
3-1-2-14/20
15.0%
20.0%
30.0%
254%
139%
20.0〜29.9
2-2-1-10/15
13.3%
26.7%
33.3%
322%
200%
30.0〜49.9
0-1-1-15/17
0.0%
5.9%
11.8%
0%
105%
50.0〜99.9
0-0-1-23/24
0.0%
0.0%
4.2%
0%
72%
100.0〜
0-0-1-16/17
0.0%
0.0%
5.9%
0%
127%

ハンデ戦のため人気が割れる年が多いが、単勝オッズでは15.0倍から29.9倍あたりの回収率が高く、好走確率も上々。この15.0〜29.9倍で連対した8頭は、表1の人気別成績で複勝回収率が高かった7〜11番人気に該当する。

■表3 上位馬の人気と主な配当

02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
1着人気
2
7
7
3
11
7
4
1
7
8
2着人気
4
10
5
10
3
9
9
7
4
2
3着人気
5
2
1
8
15
11
16
12
5
6
単勝
390円
1,390円
1,860円
580円
2,750円
1,570円
880円
670円
1,660円
2,080円
馬連
2,020円
11,070円
6,080円
12,190円
8,960円
12,530円
7,670円
3,700円
2,860円
6,060円
馬単
24,380円
14,720円
18,490円
23,710円
20,320円
14,880円
6,870円
6,930円
14,750円
3連複
23,090円
4,780円
80,360円
225,520円
109,320円
219,540円
32,780円
6,160円
17,820円
3連単
456,560円
1,250,840円
410,570円
1,001,530円
185,420円
42,880円
135,230円

表3は1〜3着馬の人気と主な配当をまとめたもの。3番人気以内の馬が同一年に2頭以上馬券に絡んだことはなく、5番人気以内が複数絡んだのも10年で3回のみ。1〜3番人気全滅の年も3度ある。3連単は導入後7年のうち6回が13万馬券以上、100万馬券も2回という荒れっぷりだ。

■表4 牡・セン馬ハンデ別成績

斤量
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収
複回収
51kg
0-0-0-2/2
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
52kg
1-0-0-0/1
100.0%
100.0%
100.0%
390%
190%
53kg
0-0-0-18/18
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
54kg
3-3-4-15/25
12.0%
24.0%
40.0%
213%
229%
55kg
1-0-2-22/25
4.0%
4.0%
12.0%
62%
116%
56kg
3-2-2-24/31
9.7%
16.1%
22.6%
163%
102%
56.5kg
0-0-1-2/3
0.0%
0.0%
33.3%
0%
40%
57kg
1-1-1-14/17
5.9%
11.8%
17.6%
51%
45%
57.5kg
1-1-0-2/4
25.0%
50.0%
50.0%
145%
135%
58kg〜
0-0-0-6/6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
トップH
1-0-1-12
7.1%
7.1%
14.3%
41%
38%
※牝馬は51、53、54キロが各2着1回

牡・セン馬のハンデ別成績では、54キロが連対率24.0%と好成績。これに56キロが16.1%で続く。57.5キロも4頭中2頭が連対しているが、今年はハンデ58キロのダノンカモンが回避の想定。その57.5キロがあまり成績の良くないトップハンデになりそうなため、少々手を出しづらい。

■表5 年齢、性別成績

年齢
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収
複回収
4歳
4-5-1-36/46
8.7%
19.6%
21.7%
97%
76%
5歳
4-4-2-23/33
12.1%
24.2%
30.3%
220%
208%
6歳
2-0-3-39/44
4.5%
4.5%
11.4%
46%
32%
7歳以上
0-1-4-28/33
0.0%
3.0%
15.2%
0%
109%
牡セン
10-7-10-105/132
7.6%
12.9%
20.5%
104%
101%
0-3-0-21/24
0.0%
12.5%
12.5%
0%
84%
※牝馬は4歳2着1回、5歳2着2回

年齢別では4歳と5歳が互角の好走馬数。ただ、出走数が少ない分、好走確率では5歳が4歳を上回る。過去10年のうち7回はこの4〜5歳馬が1〜2着を独占したほか、4〜5歳馬が1頭も連対できなかった年はない

■表6 枠番別成績(中山開催時)

枠番
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収
複回収
1枠
0-0-2-12/14
0.0%
0.0%
14.3%
0%
106%
2枠
1-2-2-12/17
5.9%
17.6%
29.4%
39%
108%
3枠
1-1-2-14/18
5.6%
11.1%
22.2%
32%
200%
4枠
2-1-0-15/18
11.1%
16.7%
16.7%
113%
46%
5枠
0-1-0-17/18
0.0%
5.6%
5.6%
0%
15%
6枠
3-1-0-14/18
16.7%
22.2%
22.2%
343%
102%
7枠
1-3-2-12/18
5.6%
22.2%
33.3%
77%
210%
8枠
1-0-1-15/17
5.9%
5.9%
11.8%
51%
34%

中山の1600mといえば気になるのが枠番別の成績。外枠不利と言われるコースだが、阪神で行われた昨年を除く9回では、やや外目の6〜7枠が高連対率。逆に1枠は3着2回が最高と、あまり良い結果が出ていない。

■表7 脚質、上がり別成績(中山開催時)

レース
脚質上り
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収
複回収
今回
逃げ 1-1-0-8/10
10.0%
20.0%
20.0%
88%
57%
先行 4-4-5-26/39
10.3%
20.5%
33.3%
103%
204%
中団 4-2-3-45/54
7.4%
11.1%
16.7%
126%
66%
後方 0-2-1-32/35
0.0%
5.7%
8.6%
0%
61%
前走
逃げ 0-1-0-8/9
0.0%
11.1%
11.1%
0%
35%
先行 2-3-4-33/42
4.8%
11.9%
21.4%
74%
64%
中団 5-5-3-31/44
11.4%
22.7%
29.5%
148%
179%
後方 2-0-2-36/40
5.0%
5.0%
10.0%
51%
84%
マクリ 0-0-0-1/1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
※脚質はTarget frontier JVによる分類

同じく中山開催時の脚質成績では「先行」と「中団」に好走馬が多く、好走確率も含めれば先行馬優勢の傾向にある。ただ、前走脚質では「中団」のほうが良く、一概にどちらが良いとは言えない。しかし「後方」になると前走、今回とも好走確率は下がるため、好位〜中団あたりで立ち回れる馬が良いだろう。

■表8 前走別成績(クラスは中央のみ、レースは好走馬輩出レース+阪急杯)

前走クラス/レース
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収
複回収
1600万下
3-1-0-9/13
23.1%
30.8%
30.8%
310%
118%
OPEN特別
5-3-5-54/67
7.5%
11.9%
19.4%
124%
134%
G3
1-5-3-39/48
2.1%
12.5%
18.8%
18%
76%
G2
0-0-2-16/18
0.0%
0.0%
11.1%
0%
38%
G1
1-1-0-6/8
12.5%
25.0%
25.0%
72%
67%
東風S
5-3-5-29/42
11.9%
19.0%
31.0%
198%
215%
武庫川S
2-0-0-0/2
100.0%
100.0%
100.0%
1235%
375%
天皇賞(秋)
1-0-0-0/1
100.0%
100.0%
100.0%
580%
320%
道頓堀S
1-0-0-0/1
100.0%
100.0%
100.0%
1570%
470%
東京新聞杯★
1-0-2-7/10
10.0%
10.0%
30.0%
88%
70%
オーシャンS(G3)
0-1-0-0/1
0.0%
100.0%
100.0%
0%
580%
中日新聞杯
0-1-0-0/1
0.0%
100.0%
100.0%
0%
350%
京都牝馬S
0-1-0-0/1
0.0%
100.0%
100.0%
0%
490%
鳴尾記念
0-1-0-0/1
0.0%
100.0%
100.0%
0%
270%
フェブラリーS
0-1-0-1/2
0.0%
50.0%
50.0%
0%
110%
アクアマリンS
0-1-0-3/4
0.0%
25.0%
25.0%
0%
80%
中山牝馬S★
0-1-0-7/8
0.0%
12.5%
12.5%
0%
98%
中山記念★
0-0-2-13/15
0.0%
0.0%
13.3%
0%
46%
中京記念★
0-0-1-8/9
0.0%
0.0%
11.1%
0%
54%
阪急杯★
0-0-0-12/12
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
重賞・★
1-1-5-47/54
1.9%
3.7%
13.0%
16%
49%
重賞・★以外
1-5-0-14/20
5.0%
30.0%
30.0%
29%
111%
OP・東風S以外
0-0-0-25/25
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
1600万・芝16以外
0-0-0-5
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
※東風Sには05年「岡部幸雄騎手引退記念」を含む

表8は前走クラス・レース別の成績。いくつか注目点があり、まず同じ中山1600mで行われるオープン特別・東風S組の好走馬が非常に多い。ただ、東風S以外のオープン特別をステップにした好走馬は皆無だ。また、前走1600万組の好走確率が高く、オープン組や重賞組を上回る。この1600万組の好走馬4頭はいずれも芝1600m戦を勝ち上がってきた馬だった。そして重賞組は、中山記念【0.0.2.13】、阪急杯【0.0.0.12】など、「★」で記した出走馬の多いレースが軒並み不振で、好走しても3着止まりが多い(従来の中京記念は施行時期が変更され、今年は中日新聞杯がこれに相当する)。また、表には記していないが、中9週以上の間隔で出走した馬は【1.2.0.21】で、好走した3頭はいずれも4歳馬だった。

■表9 前走東風S組各種成績

着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収
複回収
前走着順
前走1着
0-0-0-3/3
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
前走2着
1-2-0-3/6
16.7%
50.0%
50.0%
111%
118%
前走3着
2-0-1-2/5
40.0%
40.0%
60.0%
882%
278%
前走4着
1-0-0-2/3
33.3%
33.3%
33.3%
463%
130%
前走5着
0-0-1-2/3
0.0%
0.0%
33.3%
0%
723%
前走6〜9着
0-0-1-10/11
0.0%
0.0%
9.1%
0%
157%
前走10着〜
1-1-2-7/11
9.1%
18.2%
36.4%
169%
240%
年齢
4歳
3-2-0-9/14
21.4%
35.7%
35.7%
280%
143%
5歳
1-1-2-6/10
10.0%
20.0%
40.0%
275%
362%
6歳
1-0-1-11/13
7.7%
7.7%
15.4%
127%
53%
7歳以上
0-0-2-3/5
0.0%
0.0%
40.0%
0%
540%
斤量増減
今回増
0-0-0-2/2
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
増減無し
0-1-1-4/6
0.0%
16.7%
33.3%
0%
133%
今回減
5-2-4-23/34
14.7%
20.6%
32.4%
245%
242%
今回1〜1.5kg減
4-1-3-9/17
23.5%
29.4%
47.1%
380%
317%
今回2〜2.5kg減
1-1-1-10/13
7.7%
15.4%
23.1%
143%
218%
今回3kg以上減
0-0-0-4/4
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

好走馬の多い東風S組についてみると、前走着順は勝っているよりも2〜4着あたりか、10着以下の大敗を喫しているくらいが良い。そして年齢は、表5の全馬では4歳より5歳の好走確率が高かったが、東風S組に限ると4歳馬が優勢だ。そして斤量は、ハンデ戦に変わって減っているほうが望ましい。なお、前走人気や今回の人気は分散しており、特に気にする必要はない。

■表10 前走中央重賞組各種成績

着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収
複回収
前走着順
前走1着
0-0-1-1/2
0.0%
0.0%
50.0%
0%
60%
前走2着
0-1-0-4/5
0.0%
20.0%
20.0%
0%
98%
前走3着
0-0-0-2/2
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
前走4着
0-0-1-9/10
0.0%
0.0%
10.0%
0%
49%
前走5着
0-0-1-6/7
0.0%
0.0%
14.3%
0%
30%
前走6〜9着
1-4-1-16/22
4.5%
22.7%
27.3%
40%
100%
前走10着〜
1-1-1-23/26
3.8%
7.7%
11.5%
22%
52%
年齢
4歳
1-2-1-17/21
4.8%
14.3%
19.0%
27%
57%
5歳
1-3-0-9/13
7.7%
30.8%
30.8%
67%
171%
6歳
0-0-2-19/21
0.0%
0.0%
9.5%
0%
26%
7歳以上
0-1-2-16/19
0.0%
5.3%
15.8%
0%
48%
斤量増減
今回増
2-1-1-8/12
16.7%
25.0%
33.3%
121%
85%
増減無し
0-3-2-25/30
0.0%
10.0%
16.7%
0%
63%
今回減
0-2-2-28/32
0.0%
6.3%
12.5%
0%
61%

対して前走中央重賞組は好走馬が極めて不振で、前走1〜5着馬は合計【0.1.3.22】連対率3.8に過ぎない。1番人気6頭など、上位人気に推される馬の多い前走重賞好走馬の不振が、波乱の要因のひとつになっている。また、この重賞組は表5の傾向通りに5歳馬の好走確率が高く、ハンデは東風S組と違って増えていた馬の方が良い。

【結論】
3連単100万馬券が2回も出るなど波乱のダービー卿チャレンジT。東風S組の好走馬が非常に多く、他のオープン特別組は好走がない。芝1600mの1600万を勝ち上がってきた馬にも注目したい。前走重賞組は、好走馬よりも6着以下からの巻き返しに注意。中山記念や阪急杯といった主要なステップレースより、違う路線からの連対が多い。ただ、中9週以上の好走は4歳馬にかぎられる。

2011/6/19 函館12R 道新スポーツ杯1着 12番 テイエムオオタカ

好走馬の多い東風S組の登録馬は3頭。ロビンフットが出走すればおもしろい穴馬だったが、水曜時点での想定では回避(除外対象)。残る2頭は、勝ったツクバホクトオー(6歳、56キロ、1キロ増)と4着のテイエムオオタカ(4歳、56キロ、増減なし)で、この2頭ではテイエムオオタカに注目したい。東風S組は勝ち馬よりも2〜4着という傾向や(表9)、4歳(同)、そしてハンデ56キロも悪くない(表4)。ただ、東風S組で斤量増減なしの馬は勝っていない点がやや気に掛かり、好走確率の高い1600万組にもチャンスはありそうだ。その1600万組の好走馬はすべて前走芝1600m1着馬。今年該当するのはタガノエルシコ1頭だ。しかし、7歳(表5)と55キロ(表4)という減点材料も抱えているため、テイエムオオタカを上回るまでの評価はしづらく、この2頭はほぼ互角とみたい。

ライタープロフィール

浅田知広(あさだ ともひろ)

1970年12月、埼玉県生まれ。立命館大学文学部中退後、夕刊紙レース部のアルバイト、競馬データベース会社を経て、現在はフリー。パソコンが広く普及する以前から、パソコン通信でデータ手入力方式の競馬予想ソフトを公開するなど、競馬のみならずPCやネットワークにも精通。その知識を活かし、Webや雑誌で競馬ライターとして活躍するかたわら、ネットワークの専門誌にも連載を持つ。

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