第562回 前走クラスと前走着順で絞り込みが可能な京成杯|競馬情報ならJRA-VAN

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第562回 前走クラスと前走着順で絞り込みが可能な京成杯

2012/1/12(木)

今週の重賞は、京都が伝統のハンデ戦・日経新春杯、中山が3歳重賞・京成杯。昨年は日経新春杯を取り上げているので、今年は同じ舞台の皐月賞にもつながってくる京成杯の傾向を調べてみたい。集計期間は過去10年としたいところだが、起点となるべき02年京成杯が東京開催だったので過去9年とする。データの分析にはJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

■表1 人気別成績

人気
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1番人気 4-  2-  1-  2/  9
44.4%
66.7%
77.8%
114%
95%
2番人気 3-  1-  1-  4/  9
33.3%
44.4%
55.6%
142%
83%
3番人気 1-  2-  0-  6/  9
11.1%
33.3%
33.3%
66%
50%
4番人気 1-  1-  2-  5/  9
11.1%
22.2%
44.4%
130%
92%
5番人気 0-  1-  0-  8/  9
0.0%
11.1%
11.1%
0%
28%
6番人気 0-  0-  1-  8/  9
0.0%
0.0%
11.1%
0%
34%
7番人気 0-  0-  1-  8/  9
0.0%
0.0%
11.1%
0%
51%
8番人気 0-  1-  1-  7/  9
0.0%
11.1%
22.2%
0%
165%
9番人気 0-  0-  1-  8/  9
0.0%
0.0%
11.1%
0%
80%
10番人気 0-  0-  0-  9/  9
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
11番人気 0-  0-  0-  7/  7
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
12番人気 0-  1-  0-  5/  6
0.0%
16.7%
16.7%
0%
120%
13番人気 0-  0-  1-  4/  5
0.0%
0.0%
20.0%
0%
284%
14番人気 0-  0-  0-  2/  2
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
15番人気 0-  0-  0-  2/  2
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
16番人気 0-  0-  0-  2/  2
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

2010/1/17 中山11R 京成杯(G3)1着 13番 エイシンフラッシュ

まずは、基本事項を確認していこう。表1は人気別成績。ひと筋縄ではいかないようなイメージもある京成杯だが、過去9年の勝ち馬は、1番人気が4頭、2番人気が3頭、3番人気と4番人気が各1頭と、意外なほど堅いところから出ている。高配当を狙うとしても、軸馬に関してはあまり奇をてらわず上位人気から入って、ヒモ荒れに期待したほうがよさそうだ。過去9年で6番人気以下から2、3着に入った馬は合計7頭。1→3→2番人気での決着となった10年(1着エイシンフラッシュ)は例外の部類で、3着まですべて上位人気だけでの決着となる可能性は低いのではないか。3連単や3連複を的中させるためには、数頭の穴馬をヒモに忍び込ませておきたい。

■表2 枠番別成績

枠番
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1枠
2- 0- 1- 8/11
18.2%
18.2%
27.3%
149%
54%
2枠
0- 2- 1- 8/11
0.0%
18.2%
27.3%
0%
100%
3枠
0- 1- 1- 9/11
0.0%
9.1%
18.2%
0%
107%
4枠
0- 1- 4- 9/14
0.0%
7.1%
35.7%
0%
110%
5枠
2- 1- 0-12/15
13.3%
20.0%
20.0%
46%
64%
6枠
1- 2- 0-13/16
6.3%
18.8%
18.8%
26%
25%
7枠
2- 0- 1-15/18
11.1%
11.1%
16.7%
47%
96%
8枠
2- 2- 1-13/18
11.1%
22.2%
27.8%
26%
40%

表2は枠番別の成績だが、注目は勝ち馬9頭のうち7頭が5〜8枠から出ているところ。まだキャリアの浅い3歳1月という時期。そして、ゴチャつきやすい中山ということを考慮すると、馬群に突っ込むのはかなりのリスクを伴う。前項で述べたように、過去9年の1着馬は1〜4番人気から出ている。上位人気馬にとっては、馬群で揉まれ込むぐらいなら、外枠からスムーズに気分よく走ったほうが勝ちやすいレースなのだろう。

残り2頭の勝ち馬は1枠から出ているが、03年1着のスズカドリームと11年1着のフェイトフルウォーは、ともに4角通過順が4番手だったことを考えると、内枠に入った場合はある程度の先行力が必要になりそうだ。もっとも、2〜4枠の複勝回収率がいずれも100%以上となっているように、穴をあけるのはインコースから巧みに馬群をさばいて突っ込んできた馬であることもまた事実。まとめると、軸馬には外枠に入った上位人気馬を据え、穴馬は内枠から抜擢、というのがひとつのセオリーと言えるのではないだろうか。

■表3 斤量別成績(牡馬のみ)

斤量
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
56kg 9-  7-  8- 79/103
8.7%
15.5%
23.3%
39%
70%
57kg 0-  2-  1-  1/  4
0.0%
50.0%
75.0%
0%
265%

表3は斤量別成績。過去9年、3着以内に入った牝馬はいないので、ここでは牡馬のみとした。馬齢重量(牡馬=56キロ、牝馬54キロ)で行なわれる京成杯。現行の規定では、収得賞金が2000万円以上の馬は1キロ重い斤量(牡馬=57キロ、牝馬55キロ)を背負うことになる。この時期の3歳馬に57キロという斤量は楽ではないが、京成杯では1キロ重い斤量を背負った馬が健闘している。表3のとおり、57キロの牡馬は【0.2.1.1】で連対率50.0%、複勝率75.0%。着外の1頭は折り合いを欠いて自滅した03年11着のブルーイレヴンなので、これはノーカウントとすることもできるだろう。ただし、好走はするものの1キロ差が響いて2着どまりとも考えられるので、好走率が高さをもって57キロがプラス材料とすぐに断言することはできない。

過去9年、牝馬の最高着順は08年のリトルアマポーラで4着。10カ月後に古馬を破ってエリザベス女王杯を勝つこの馬をもってしても馬券圏内に入れなかったところを見ると、牝馬は苦戦必至のようだ。

■表4 前走クラス別成績

前走クラス
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
新馬
0-  0-  0- 11/ 11
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
未勝利
1-  2-  0- 23/ 26
3.8%
11.5%
11.5%
45%
46%
500万下
2-  1-  4- 15/ 22
9.1%
13.6%
31.8%
35%
74%
OPEN特別
3-  1-  2- 20/ 26
11.5%
15.4%
23.1%
57%
54%
G3
1-  4-  2- 11/ 18
5.6%
27.8%
38.9%
14%
125%
G2
0-  0-  0-  1/  1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
G1
2-  1-  0-  4/  7
28.6%
42.9%
42.9%
54%
47%

表4は前走クラス別成績だが、これを見てひと目でわかるのが前走で新馬戦を勝ち上がったばかりの馬には非常に厳しいレースということ。この11頭のなかには、3番人気と4番人気が各1頭、5番人気が2頭とそれなりの人気に推された馬もいるのだが、結果は全滅。昨年は牝馬のヌーベルバーグが1戦1勝で4番人気に推されたものの、前項で述べた牝馬の苦戦と合わせて、データ的には二重で厳しい条件だったと言わざるをえない。

前走新馬組に比べればまだ買えるとはいえ、前走未勝利組の好走率も高いとは言えないもの。昨年は8番人気のデボネアが2着に健闘したが、前走は小倉芝2000mをレコード勝ちとかなりの内容を示していた。残る2頭、03年1着のスズカドリームと06年2着のトウショウシロッコも2000mを勝ち上がっていたことで共通している。前走未勝利組が好走するためには、最低限これだけは満たしておきたい。

■表5 前走500万下組・前走着順別成績

前走着順
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
前走1着
2- 1- 3- 8/14
14.3%
21.4%
42.9%
55%
104%
前走2着
0- 0- 0- 1/ 1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
前走3着
0- 0- 1- 1/ 2
0.0%
0.0%
50.0%
0%
90%
前走4着
0- 0- 0- 1/ 1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
前走5着
0- 0- 0- 0/ 0
前走6〜9着
0- 0- 0- 1/ 1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
前走10着〜
0- 0- 0- 3/ 3
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

前走500万下組は、前走の着順が極めて重要になる。前走1着なら【2.1.3.8】、前走2着以下では【0.0.1.6】と、勝っていたか負けていたかで大差がついているからだ。前走で負けていた馬で唯一馬券になったのは06年3着のネヴァブション。前走の寒竹賞では3着だったものの、1着馬とのタイム差は0秒1だった。巻き返しがあるとすれば僅差負けのみ。仮に前走500万下2着でも、勝ち馬からちぎられていた場合は苦しいのではないか。

■表6 前走オープン特別組・前走着順別成績

前走着順
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
前走1着
1- 0- 0- 1/ 2
50.0%
50.0%
50.0%
210%
75%
前走2着
1- 0- 0- 0/ 1
100.0%
100.0%
100.0%
600%
180%
前走3着
1- 1- 0- 3/ 5
20.0%
40.0%
40.0%
94%
62%
前走4着
0- 0- 1- 2/ 3
0.0%
0.0%
33.3%
0%
103%
前走5着
0- 0- 1- 4/ 5
0.0%
0.0%
20.0%
0%
92%
前走6〜9着
0- 0- 0- 9/ 9
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
前走10着〜
0- 0- 0- 1/ 1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

前走オープン特別組は、その大半が同条件のホープフルSから転戦してくる馬。ホープフルS以外の前走オープン特別組5頭は【0.0.0.5】なので、実質的には前走ホープフルS組と同義と言ってもいいだろう。そして、この組も前走着順が重要な意味を持つ。6着以下だと【0.0.0.8】と全滅。4、5着だと【0.0.2.3】と3着が精一杯で、1〜3着なら【3.1.0.4】と一気に連対の確率が高まる。前走着順の差でここまで明確な傾向が出てしまうと、ちょっと怖いぐらいではある。

■表7 前走ラジオNIKKEI杯2歳S組・前走着順別成績

前走着順
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
前走1着
0- 0- 0- 0/ 0
         
前走2着
0- 0- 0- 0/ 0
         
前走3着
1- 0- 0- 1/ 2
50.0%
50.0%
50.0%
130%
65%
前走4着
0- 1- 0- 0/ 1
0.0%
100.0%
100.0%
0%
180%
前走5着
0- 1- 0- 1/ 2
0.0%
50.0%
50.0%
0%
75%
前走6〜9着
0- 0- 1- 6/ 7
0.0%
0.0%
14.3%
0%
114
前走10着〜
0- 0- 0- 1/ 1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

前走で重賞を使っていた馬のうち、G2組は前例が1頭だけなのでここでは除外する。前走G3組で好走例があるのは、【1.2.1.9】のラジオNIKKEI杯2歳S(05年まではラジオたんぱ杯2歳S)と【0.2.1.1】の東京スポーツ杯2歳S組。まず、ラジオNIKKEI杯2歳S組は、前走5着以内なら【1.2.0.2】、前走6着以下だと【0.0.1.7】と、このレースも着順がダイレクトに響いてくる。唯一、前走6着以下から巻き返したのは03年3着のコスモインペリアル。この馬はすでにオープン特別を2勝しており、このぐらいの実績がないと巻き返しは難しいようだ。

東京スポーツ杯2歳S組は、前走着順を問わず複勝率75.0%。京成杯とは非常に相性が良く、ここから直行してくる馬がいたら注意したい。ただし、3着以内という点では有力だが、前述したようにこの組は【0.2.1.1】と勝ち馬を出すには至っていない。

■表8 前走G1組・前走着順別成績

前走着順
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
前走1着
0- 0- 0- 0/ 0
         
前走2着
0- 0- 0- 0/ 0
         
前走3着
1- 1- 0- 0/ 2
50.0%
100.0%
100.0%
65%
115%
前走4着
1- 0- 0- 0/ 1
100.0%
100.0%
100.0%
250%
100%
前走5着
0- 0- 0- 0/ 0
前走6〜9着
0- 0- 0- 1/ 1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
前走10着〜
0- 0- 0- 3/ 3
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

前走G1組だが、やはりこれも前走着順が重要となる。前走のGTで5着以内なら【2.1.0.0】と3頭すべて連対し、6着以下なら【0.0.0.4】。これもまた、恐ろしいほどクッキリと明暗が分かれている。なお、前走のGTで5着以内に入っていた3頭の京成杯でも負担重量を見ると、56キロだった04年フォーカルポイントと06年のジャリスコライトは勝ったものの、57キロのテイエムリキサンは2着に敗れている。

■表9 過去9年の京成杯勝ち馬と芝2000m実績

年度
馬名
主な芝2000m実績
03
スズカドリーム 新馬戦・2着、未勝利戦・1着
04
フォーカルポイント 出走なし(※朝日杯FS4着)
05
アドマイヤジャパン 新馬戦・1着、ラジオNIKKEI杯2歳S・3着
06
ジャリスコライト 出走なし(※朝日杯FS3着)
07
サンツェッペリン ホープフルS・2着
08
マイネルチャールズ 葉牡丹賞・2着、ホープフルS・1着
09
アーリーロブスト エリカ賞・1着
10
エイシンフラッシュ 未勝利戦・1着、エリカ賞・1着
11
フェイトフルウォー ホープフルS・3着

最後に、1着を獲れるか、2、3着に終わるかを見極めるための材料として重視したいのが芝2000m戦での好走歴だ。過去9年の勝ち馬のうち、芝2000m戦未出走だった2頭を除く7頭は、芝2000mで3着以内に入った経験があった。しかも、07年のサンツェッペリンを除く6頭は、京成杯までに出走した芝2000m戦ですべて3着以内に入っていた。つまり、芝2000m適性の高さをしっかりと示していたのである。芝2000m実績のない馬でも2、3着は十分に可能だが、勝ちきれるかどうかの差を分けるファクターとして重視したい。

芝2000m戦未出走だった04年のフォーカルポイントと06年のジャリスコライトの2頭は、どちらも朝日杯FSで掲示板を確保。G1の強い相手にぶつけたことで2000m経験の不足を補ったと考えられるのではないだろうか。

【結論】

■表10 2012年京成杯・登録馬一覧

馬名
性齢
斤量
前走
芝2000m実績
レース名
着順
アーデント
牡3
56
いちょうS・OP特別
1
×
アドマイヤブルー
牡3
56
ホープフルS・OP特別
1
カフェコンセール
牡3
56
未勝利(芝1600m)
1
×
キープビリービング
牡3
56
寒竹賞・500万下
7
×
キネオピューマ
牡3
56
新馬
1
×
コスモアンドロメダ
牝3
54
ホープフルS・OP特別
3
サトノプライマシー
牡3
56
ホープフルS・OP特別
5
ジョウノバッカス
牡3
56
朝日杯フューチュリティS・G1
8
×
スノードン
牡3
56
朝日杯フューチュリティS・G1
12
ピタゴラスコンマ
牡3
56
東京スポーツ杯2歳S・G3
7
×
フレージャパン
牡3
56
ラジオNIKKEI杯2歳S・G3
13
×
プーラヴィーダ
牡3
56
500万下(ダート1800m)
1
×
ブライトライン
牡3
56
ラジオNIKKEI杯2歳S・G3
5
ベストディール
牡3
56
百日草特別・500万下
1
×
マイネルロブスト
牡3
57
朝日杯フューチュリティS・G1
2
マナウス
牡3
56
京都2歳S・OP特別
3
レッドシャンクス
牡3
56
ホープフルS・OP特別
4
ロジメジャー
牡3
56
新馬
1
×
※「芝2000m実績」の項は、3着以内があれば○、なければ×、朝日杯FS5着以内なら△

今回は消去法で進めてみたい。表10が今年の京成杯の登録馬だが、まず、過去9年で好走例がまったくない牝馬のコスモアンドロメダ、新馬戦を勝ち上がったばかりのキネオピューマ、ロジメジャーは真っ先に消し。ついで、前走の未勝利戦が芝1600m戦だったカフェコンセールも条件を満たさない。

前走500万下組では、寒竹賞で7着、1着馬から0秒7差の大敗では巻き返しは難しく、キープビリービングも消し。前走ラジオNIKKEI杯2歳S組で消えるのは13着だったフレージャパン。ここから巻き返せるだけの実績を持ち合わせていない。そして、朝日杯FS組からは掲示板に載れなかったジョウノバッカスとスノードンも消える。

ダートで未勝利戦、500万下と連勝してきたプーラヴィーダも芝未勝利ではさすがに厳しい。前走の500万下をダートで勝ち上がり、京成杯でも3着に好走した07年のアルナスラインのような馬もいるが、同馬は芝の未勝利戦を勝ち上がっている。09年3着のモエレビクトリーは芝未勝利だったが、道営からの転厩初戦では例外と考えるべきだろう。

前走でオープン特別を走っていた馬で好走歴があるのはホープフルS組だけで、それ以外のレースからだと【0.0.0.5】。いちょうSから臨むアーデントは、芝2000m実績もなく、朝日杯FSにも出走していない。ここでは消しとする。

ここまでで10頭が消えた。残り8頭の序列をつけるのは容易ではないが、さらに進めていこう。前走500万下組で唯一残ったベストディールだが、この馬の弱点はアーデントと同じく、芝2000m実績も朝日杯FSで掲示板の実績もないこと。勝ちきるまでは難しいとみて、△の評価に。

前走オープン特別組で残っているのは、アドマイヤブルーサトノプライマシーマナウスレッドシャンクスの4頭。前走オープン特別の場合は前走1〜3着が1着の条件なので、サトノプライマシーとレッドシャンクスは買うとしても2、3着まで。なお、マナウスの前走、京都2歳Sからの出走馬は過去9年に1頭もなく判断に悩むところだが、芝2000m戦ということでホープフルSに準じる扱いとしたい。よって、この組から1着候補として残ったのはアドマイヤブルーとマナウスの2頭となった。

前走G3組の筆頭はブライトライン。ラジオNIKKEI杯2歳S5着は圏内だし、芝2000m実績もある。1着候補だ。ピタゴラスコンマは、東京スポーツ杯2歳S組の相性の良さを評価して△に。そして、前走G1組では実績最上位のマイネルロブストだが、好走率は高いものの勝ちきれていない57キロを背負うことになる。軸馬としてはこの馬がもっとも堅そうだが、ワンパンチ足りないのではないだろうか。

よって、1着候補として残ったのはアドマイヤブルー、ブライトライン、マナウスの3頭となる。ただし、マナウスはホープフルS組に準ずる扱いでのものだから、本来は評価を下げるべきだろう。3連単を組むとすれば、1着欄にアドマイヤブルーとブライトラインの2頭。2着欄にマイネルロブストとマナウスを加えた計4頭、さらに、3着欄にはサトノプライマシー、レッドシャンクス、ベストディール、ピタゴラスコンマの4頭を加えた計8頭。2頭→4頭→8頭のフォーメーション買いで都合36点となる。

ライタープロフィール

出川塁(でがわ るい)

1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。

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