第557回 今年ブレイクの若手騎手!嶋田&川須両騎手を分析!|競馬情報ならJRA-VAN

JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場

データde出〜た

データde出〜たバックナンバー

第557回 今年ブレイクの若手騎手!嶋田&川須両騎手を分析!

2011/12/19(月)

嶋田純次騎手はデビュー一年目。ここまで(12/11開催終了時)JRAで17勝をマークしており、同期の中で一番の勝ち頭だ。デビュー二年目の騎手で今年一番の勝ち鞍を挙げているのは川須栄彦騎手。ここまで(同)91勝をマーク。関西リーディング4位、全国リーディング6位につけるという大活躍を果たしている。今年ブレイクを果たし、売り出し中の若手騎手二人にスポットをあててみたい。データ分析にはJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

■表1 嶋田純次騎手の芝成績(2011年)

距離
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
1000m 0-  1-  0- 12/ 13
0.0%
7.7%
7.7%
0
9
1200m 2-  3-  1- 23/ 29
6.9%
17.2%
20.7%
19
74
1400m 0-  4-  3- 24/ 31
0.0%
12.9%
22.6%
0
144
1600m 1-  1-  0- 41/ 43
2.3%
4.7%
4.7%
92
63
1800m 0-  1-  0- 33/ 34
0.0%
2.9%
2.9%
0
50
2000m 0-  0-  0- 25/ 25
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
2200m 0-  0-  0-  3/  3
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
2300m 0-  0-  0-  1/  1
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
2400m 0-  0-  0-  4/  4
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
2500m 0-  0-  0-  1/  1
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
1000m〜1300m 2-  4-  1- 35/ 42
4.8%
14.3%
16.7%
13
54
1400m〜1600m 1-  5-  3- 65/ 74
1.4%
8.1%
12.2%
53
97
1700m〜2000m 0-  1-  0- 58/ 59
0.0%
1.7%
1.7%
0
29
2100m〜2400m 0-  0-  0-  8/  8
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
2500m〜 0-  0-  0-  1/  1
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
※12/11開催終了時までの成績。以下同様。

まず嶋田純次騎手について見ていく。今年3月にデビューし、ここまでのJRA通算成績は【17-27-19-352/415】、勝率4.1%、連対率10.6%、複勝率15.2%という成績。武豊騎手や三浦皇成騎手のデビュー年のような派手な数字ではないが、同期の中では一番の活躍を見せている。嶋田騎手の芝成績は表1の通り。17勝のうち芝での勝利はわずか3勝。ダートに比べるとかなり少ない。その要因となっているのが中距離戦での結果。芝2000mの成績は【0-0-0-25】、芝1800mの成績は【0-1-0-33】。人気薄の馬に騎乗しているケースが多くて仕方ない面があるものの、ほとんど結果が出ていない。芝1600mも1勝はしているものの【1-1-0-41】とあまり奮わない。芝1200mは【2.3.1.23】という成績。勝率6.9%、連対率17.2%、複勝率20.7%で平均よりも好成績を挙げている。当面のところ芝は1200mが狙い目。そのほかの距離(特に中距離)については今後の課題といえるだろう。

■表2 嶋田純次騎手のダート成績(2011年)

距離
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
1000m 0-  1-  0-  7/  8
0.0%
12.5%
12.5%
0
13
1200m 8-  6-  8- 51/ 73
11.0%
19.2%
30.1%
150
112
1300m 2-  1-  0-  6/  9
22.2%
33.3%
33.3%
216
116
1400m 1-  2-  2- 23/ 28
3.6%
10.7%
17.9%
7
47
1600m 1-  2-  3- 20/ 26
3.8%
11.5%
23.1%
80
104
1700m 1-  1-  1-  9/ 12
8.3%
16.7%
25.0%
230
226
1800m 1-  4-  1- 63/ 69
1.4%
7.2%
8.7%
13
25
2100m 0-  0-  0-  5/  5
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
2400m 0-  0-  0-  1/  1
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
1000m〜1300m 10-  8-  8- 64/ 90
11.1%
20.0%
28.9%
143
103
1400m〜1600m 2-  4-  5- 43/ 54
3.7%
11.1%
20.4%
42
75
1700m〜2000m 2-  5-  2- 72/ 81
2.5%
8.6%
11.1%
45
55
2100m〜2400m 0-  0-  0-  6/  6
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
2500m〜 0-  0-  0-  0/  0

一方、ダートの成績はどうか。1200mの成績は【8.6.8.51】で勝率11.0%、連対率19.2%、複勝率30.1%と、芝の1200m以上の好成績。芝・ダートを問わずスプリント戦で強さを見せている。しかし、ダートでも中距離は課題かもしれない。1800mの成績は【1.4.1.63】で勝率1.4%、連対率7.2%、複勝率8.7%だ。1700mの成績が【1.1.1.9】で勝率8.3%、連対率16.7%、複勝率25.0%なので一概に中距離が苦手と言えないが、短距離で狙う方がベストと言えるだろう。

全般的に短距離に強いので、脚質傾向にもそれが表れている。逃げの成績は【5.6.4.16】、先行の成績は【9.14.10.80】、差しは【3.6.4.132】、追い込みは【0.1.1.124】。逃げ〜先行時の好走率が高い。ただし、逃げ、先行ともに1着より2着の方が多い。この数字を逆転できれば自然と勝ち鞍が増えるのではないだろうか。その点にも注目して、今後の活躍も期待したい。

■表3 川須栄彦騎手の斤量別成績

斤量
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
〜49kg
2-  0-  2-  6/ 10
20.0%
20.0%
40.0%
244
154
49.5〜51kg 10-  9- 13-131/163
6.1%
11.7%
19.6%
86
90
51.5〜53kg 39- 29- 34-351/453
8.6%
15.0%
22.5%
81
96
53.5〜55kg 46- 36- 27-308/417
11.0%
19.7%
26.1%
64
77
55.5〜57kg 12- 10- 16-116/154
7.8%
14.3%
24.7%
70
67
57.5〜59kg 0-  0-  0-  1/  1
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
59.5〜 0-  0-  0-  0/  0
減:無・不明 13- 14- 17-208/252
5.2%
10.7%
17.5%
53
53
減:☆(1K) 46- 32- 31-257/366
12.6%
21.3%
29.8%
84
87
減:△(2K) 20- 14-  8- 73/115
17.4%
29.6%
36.5%
97
80
減:▲(3K) 30- 24- 36-375/465
6.5%
11.6%
19.4%
76
102

2011/11/5 新潟4R サラ3歳上500万下 1着 8番 マルコフジ

続いては川須栄彦騎手について調べていこう。まずは斤量別の成績(表3)を見ていきたい。見習い騎手は減量の恩恵が当然あるわけだが、二年目の騎手としては大躍進の年であった。3キロ減時代は30勝をマークし、勝率6.5%、連対率11.6%、複勝率19.4%という数字。2キロ減時代は20勝でも同17.4%、同29.6%、同36.5%と飛躍的に好走率を増してきた。斤量の恩恵が1キロ減っても、それをカバーする技術力が身についたと思われる。そして1キロ減時代は46勝と、勝ち鞍を量産。今年11月5日、新潟4レースでマルコフジに騎乗して勝利を飾り、JRA通算100勝を達成。見習い騎手を卒業し、一人前のジョッキーとなったわけだ。

減量の恩恵がなくなって以降、それ以前の特別戦での成績は【13-14-17-208】。勝率5.2%、連対率10.7%、複勝率17.5%という数字。今後はこの成績を伸ばしていけるかが重要になってくるだろう。

■表4 川須栄彦騎手の芝コース成績(2010年以降)

順位
コース
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
1
小倉・芝1200 7- 4- 5-62/78
9.0%
14.1%
20.5%
71
81
2
小倉・芝2000 4- 3- 2-30/39
10.3%
17.9%
23.1%
74
69
3
新潟・芝1200 4- 1- 2-17/24
16.7%
20.8%
29.2%
159
82
4
小倉・芝1800 3- 4- 3-24/34
8.8%
20.6%
29.4%
88
78
5
新潟・芝1800外 2- 2- 3-13/20
10.0%
20.0%
35.0%
53
99
6
新潟・芝2000 2- 1- 2- 4/ 9
22.2%
33.3%
55.6%
167
102
7
小倉・芝2600 2- 1- 0- 5/ 8
25.0%
37.5%
37.5%
68
83
8
阪神・芝1400 1- 2- 1-13/17
5.9%
17.6%
23.5%
111
118
9
新潟・芝2000外 1- 2- 1- 8/12
8.3%
25.0%
33.3%
170
138
10
新潟・芝2400 1- 2- 0- 6/ 9
11.1%
33.3%
33.3%
37
48
11
京都・芝1200 1- 1- 2-18/22
4.5%
9.1%
18.2%
187
118
12
京都・芝1400 1- 1- 0-12/14
7.1%
14.3%
14.3%
37
28
13
札幌・芝1200 1- 0- 2- 4/ 7
14.3%
14.3%
42.9%
345
480
14
新潟・芝1600外 1- 0- 1-20/22
4.5%
4.5%
9.1%
20
26
15
阪神・芝1600外 1- 0- 1-20/22
4.5%
4.5%
9.1%
45
32
16
福島・芝1200 1- 0- 1- 1/ 3
33.3%
33.3%
66.7%
200
136
17
新潟・芝2200 1- 0- 0- 4/ 5
20.0%
20.0%
20.0%
154
48
18
新潟・芝1000 1- 0- 0-18/19
5.3%
5.3%
5.3%
32
10
19
京都・芝1400外 0- 2- 0- 6/ 8
0.0%
25.0%
25.0%
0
75
20
京都・芝2000 0- 2- 0- 8/10
0.0%
20.0%
20.0%
0
141
21
新潟・芝1400 0- 1- 0- 6/ 7
0.0%
14.3%
14.3%
0
37
22
京都・芝1600 0- 0- 1-14/15
0.0%
0.0%
6.7%
0
94
23
中京・芝2000 0- 0- 1- 2/ 3
0.0%
0.0%
33.3%
0
1060
24
阪神・芝2000 0- 0- 0-10/10
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
25
阪神・芝2400外 0- 0- 0- 5/ 5
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
26
阪神・芝1200 0- 0- 0- 8/ 8
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
27
京都・芝1600外 0- 0- 0- 6/ 6
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
28
小倉・芝1700 0- 0- 0- 4/ 4
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
29
京都・芝3000外 0- 0- 0- 1/ 1
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
30
京都・芝1800外 0- 0- 0-18/18
0.0%
0.0%
0.0%
0
0

川須騎手の芝コース別成績は表4の通り。栗東所属で、これまでのところは小倉での勝ち鞍が多い。最も多いのは小倉芝1200m。裏開催の新潟での騎乗・勝ち鞍も多く、成績は上位だ。小倉に関しては距離が伸びても十分に対応している。芝2000m、芝2600mという条件でも好成績を残している。新潟は芝1000mの成績が【1-0-0-18】であまりよくないのが気になる点である。また、中央場所はまだ厳しい。京都芝1800m、阪神芝2000m、京都芝2000mといった条件で好成績を収められるようになれば「本物」と言える。実力ジョッキーがそろうと思われる舞台で大変であろうが、目立つ活躍をしたいところだ。

■表5 川須栄彦騎手のダートコース成績(2010年以降)

順位
コース
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
1
新潟・ダ1800 16-  7-  9- 54/ 86
18.6%
26.7%
37.2%
65
71
2
小倉・ダ1700 14-  8- 13- 87/122
11.5%
18.0%
28.7%
102
84
3
小倉・ダ1000 11-  9-  5- 44/ 69
15.9%
29.0%
36.2%
126
70
4
新潟・ダ1200 6-  4- 12- 49/ 71
8.5%
14.1%
31.0%
34
82
5
阪神・ダ1800 5-  5-  1- 36/ 47
10.6%
21.3%
23.4%
114
179
6
京都・ダ1200 5-  4-  1- 40/ 50
10.0%
18.0%
20.0%
109
63
7
京都・ダ1800 4-  6-  2- 50/ 62
6.5%
16.1%
19.4%
83
113
8
阪神・ダ1200 4-  3-  3- 22/ 32
12.5%
21.9%
31.3%
170
246
9
京都・ダ1400 3-  2-  5- 30/ 40
7.5%
12.5%
25.0%
59
74
10
札幌・ダ1700 2-  1-  1- 13/ 17
11.8%
17.6%
23.5%
108
67
11
小倉・ダ2400 1-  2-  2-  5/ 10
10.0%
30.0%
50.0%
62
157
12
阪神・ダ1400 1-  1-  3- 32/ 37
2.7%
5.4%
13.5%
45
93
13
新潟・ダ1700 1-  1-  0-  2/  4
25.0%
50.0%
50.0%
40
260
14
札幌・ダ1000 1-  0-  0-  6/  7
14.3%
14.3%
14.3%
67
24
15
新潟・ダ2500 0-  1-  2-  0/  3
0.0%
33.3%
100.0%
0
160
16
東京・ダ1300 0-  1-  0-  0/  1
0.0%
100.0%
100.0%
0
110
17
中京・ダ1000 0-  0-  2-  5/  7
0.0%
0.0%
28.6%
0
78
18
京都・ダ1900 0-  0-  1-  6/  7
0.0%
0.0%
14.3%
0
21
19
阪神・ダ2000 0-  0-  1-  4/  5
0.0%
0.0%
20.0%
0
72
20
東京・ダ1400 0-  0-  1-  0/  1
0.0%
0.0%
100.0%
0
370
21
福島・ダ1700 0-  0-  0-  2/  2
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
22
中京・ダ1700 0-  0-  0-  8/  8
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
23
東京・ダ1600 0-  0-  0-  3/  3
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
24
福島・ダ1150 0-  0-  0-  1/  1
0.0%
0.0%
0.0%
0
0

最後に川須騎手のダートコース別成績を見ていく。トップは新潟ダート1800mで【16-7-9-54】。勝率18.6%、連対率26.7%、複勝率37.2%という好成績だ。小倉は芝同様、ダートもよい。1700mが2位、1000mが3位だ。中央場所でもダートならば狙える。阪神ダート1800mは5位、京都ダート1800mは7位。阪神ダート1400mだけは【1-1-3-32】で勝率2.7%、連対率5.4%、複勝率13.5%と不振だが、それ以外は特に苦手と思われるコースはない。なお、芝・ダートともに中山での騎乗回数はゼロ。東京はまだ数えるほどの騎乗。早く関東のファンの前でも、その腕前を披露してほしいものだ。

ライタープロフィール

小田原智大(おだわら ともひろ)

1975年6月、東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後、業界紙記者を経て、(株)レイヤード入社。ライター&エディターとして活躍。JRA-VANデータの配信初期から、いち早くデータ競馬の有効性に着目する。05年5月より「競馬 最強の法則WEB」にて、障害戦を除く全重賞レースの傾向と対策、予想を展開。「オッズパーク ダートグレードデータ作戦」では、地方競馬の重賞の攻略にも取り組んでいる。仕事の関係でなかなか競馬場には行けなくなったが、年に1、2回行くローカル遠征が楽しみ。
小田原智大の完全なる買い方ブログ

データde出〜たバックナンバー

データ競馬のための最強ツール TARGET frontier JV(ターゲット)

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN