第456回 一足先に正月競馬を分析する|競馬情報ならJRA-VAN

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第456回 一足先に正月競馬を分析する

2010/12/27(月)

2011年の中央競馬は1月5日(水)に開幕。同日にはJRAプレミアムレースとして中山・京都の両金杯が行われる。そして3日後の8日(土)〜10日(月)までは3日間の連続開催となっている。金杯は年初に分析するとして、今年最後の本コーナーでは5日(水)〜10日(月)に行われる4つのオープン特別を分析していきたい。なおデータ分析にはJRA-VAN Data Lab.Target frontier JVを利用した。

■表1 ジュニアCの結果(過去5年)

着順
人気
馬名
前走
10年
1
1
ハンソデバンド 未勝利1着
2
4
バトルシュリイマン 朝日杯FS15着
3
6
マイネルマルシェ ひいらぎ賞5着
09年
1
5
アドバンスヘイロー クリスマスローズS3着
2
4
スガノメダリスト クリスマスローズS1着
3
1
サンカルロ ひいらぎ賞3着
08年
1
5
スマートファルコン 500万下1着
2
1
オーロマイスター 中京2歳S5着
3
3
マルターズオリジン 赤松賞3着
07年
1
1
マイネルシーガル 朝日杯FS6着
2
2
スズカコーズウェイ 未勝利1着
3
5
ウィズディクタット クリスマスローズS5着
06年
1
5
キンシャサノキセキ 新馬1着
2
1
アドマイヤカリブ 函館2歳S3着
3
4
ダンスフォーウィン ひいらぎ賞2着

2010/1/5 中山9R ジュニアカップ 1着 9番 ハンソデバンド

始めに金杯と同日の中山9Rに行われるジュニアCから見ていこう。ジュニアCは3歳限定の中山芝1600mで行われるレースである。過去の好走馬には、高松宮記念を勝利したキンシャサノキセキ、JBCクラシックを勝利したスマートファルコン、南部杯勝ち馬オーロマイスター、G2勝ち馬スズカコーズウェイ、サンカルロなど、のちの重賞馬が多く含まれており、先々を占う意味でも重要な一戦となっている。
過去5年の傾向を探ると、まず上位人気馬が強いレースといえる。好走馬15頭中14頭は5番人気以内で、特に1番人気は【2.2.1.0】で複勝率100%をマークしている。前走レースはクリスマスローズS、ひいらぎ賞、朝日杯FSから複数の好走馬が出ている。3つのレースはすべて中山コースで、前走で同コースに出走している馬によりチャンスがありそうだ。なお新馬、未勝利から好走したのは、06年1着キンシャサノキセキ、07年2着スズカコーズウェイ、10年1着ハンソデバンド。いずれものちに重賞を勝利しており、よほど能力がない限り、新馬、未勝利から好走するのは難しそうだ。

■表2 万葉Sの結果(過去5年)

着順
人気
馬名
斤量
前走
備考
10年
1
2
トウカイトリック 57 ステイヤーズS4着 万葉S1着
2
1
モンテクリスエス 56 ステイヤーズS3着  
3
3
メイショウドンタク 54 中日新聞杯14着 比叡S1着
09年
1
4
ニホンピロレガーロ 53 元町S8着 白川特別1着
2
2
マンハッタンスカイ 57.5 中日新聞杯11着  
3
5
アラタマサモンズ 53 元町S6着  
08年
1
1
トウカイトリック 58 ステイヤーズS4着 比叡S1着
2
3
ダークメッセージ 55 オリオンS4着 日経新春杯3着
3
2
アドマイヤモナーク 56 ステイヤーズS3着 八瀬特別1着
07年
1
2
バイロイト 55 古都S1着 高雄特別1着
2
1
トウカイトリック 56 ステイヤーズS2着 比叡S1着
3
4
チャクラ 56 ステイヤーズS5着 京都新聞杯2着
06年
1
4
ファストタテヤマ 57 春侍月S11着 菊花賞2着
2
1
アドマイヤモナーク 54 冬至S2着 八瀬特別1着
3
3
マッキーマックス 54 オリオンS5着 きさらぎ賞3着

次は金杯と同日の京都10Rに行われる長距離のハンデ戦・万葉S。毎年、多頭数になりにくいレースではあるが、同レースもジュニアC同様に人気馬が強い傾向にある。好走馬15頭すべてが5番人気以内で、馬連配当を見ても5年中4年が3けた配当という堅い決着になっている。ハンデ戦とはいえ、無理な穴狙いは禁物だろう。斤量面ではトップハンデの馬の好走率が高く、06年1着ファストタテヤマ、08年1着トウカイトリック、09年2着マンハッタンスカイ、10年1着トウカイトリックと4頭が連対を果たしている。前走レースはステイヤーズS組から6頭の好走馬が出ており、昨年の1、2着馬は同組だった。そして京都コースの実績にも注目。好走馬8頭は京都芝2400m以上の特別戦で勝利したことがあり、4頭は京都の重賞で3着以内に好走していた

■表3 ジャニュアリーSの結果(過去2年)

着順
人気
馬名
年齢
斤量
前走
前走斤量
10年
1
4
ニシノコンサフォス
10
56
太秦S3着
56
2
9
アイルラヴァゲイン
8
55
カペラS5着
56
3
2
セイクリムズン
4
54
御影S1着
56
09年
1
5
ヒシカツリーダー
5
55
ギャラクシーS3着
56
2
13
ヤマノルドルフ
8
52
霜月S12着
56
3
2
ガブリン
7
54
仲冬S1着
57

2010/1/10 中山11R ジャニュアリーS 1着 6番 ニシノコンサフォス

続いて9日(日)の中山11Rに行われるジャニュアリーS。同レースは中山ダート1200mの条件で行われており、08年までは1600万下だったが、09年からオープン特別のハンデ戦に変更された。ここでは過去2年の結果を振り返ってみたい。まず好走馬の人気面では前述の2レースと違い、波乱傾向。09年は2着に13番人気ヤマノルドルフが入り、3連単56万馬券の大波乱。10年は4→9→2番人気の決着で3連単は14万馬券だった。1600万下時代にも06年と08年は3連単100万馬券が飛び出しており、オープン特別になってからも波乱の傾向は続いているようだ。
波乱の要因となっているのは、カペラS組の凡走。09年はカペラSで2着に好走したスリーアベニューが1番人気に支持されたが、10着と大敗。10年もカペラS2着ダイワディライトが1番人気に支持されたが、8着に敗れた。前走カペラS組全体でも【0.1.0.9】と精彩を欠いている。同レースはハンデ戦のため、カペラSで好走していてもそれほど信頼しない方がいいのだろう。好走馬の特徴では高齢馬の活躍が目立っており、好走馬6頭中4頭は7〜10。また10年1着ニシノコンサフォス以外の5頭は前走より斤量が減っていた

■表4 淀短距離Sの結果(過去5年)

着順
人気
馬名
前走レース
重賞実績
10年
1
2
エイシンタイガー 阪神C12着 CBC賞2着
2
5
フライングアップル 師走S13着 スプリングS1着
3
1
レディルージュ 京阪杯2着 京阪杯2着
09年
1
1
サープラスシンガー 尾張S2着 函館スプリントS2着
2
3
コスモベル 尾張S12着  
3
7
サイキョウワールド 尾張S10着  
08年
1
4
ファイングレイン ファイナルS9着 NHKマイルC2着
2
2
クールシャローン 京阪杯6着  
3
3
ステキシンスケクン 尾張S7着 京成杯AH1着
07年
1
2
タマモホットプレイ 京都金杯9着 シルクロードS1着
2
13
エイシンツルギザン ファイナルS16着 ニュージーランドT1着
3
7
シルヴァーゼット エニフS10着 ファルコンS2着
06年
1
7
ギャラントアロー CBC賞6着 スワンS1着
2
4
ディープサマー CBC賞8着 クリスタルC1着
3
2
アイルラヴァゲイン 京成杯AH6着 NHKマイルC3着

最後は10日(月)の京都11Rに組まれている淀短距離S(京都芝1200m)を分析していこう。毎年、出走馬の多くは前走尾張Sに出走している馬が多く、実際、好走馬4頭が前走尾張S組だった。しかし、尾張S組全体では【1.1.2.24】で勝率3.6%、連対率7.1%、複勝率14.3%といまひとつ。10年は尾張S組が1頭も馬券に絡まず、同組を過信するのは禁物だろう。好走馬の実績に注目すると、すでに重賞で好走している馬が多い。好走馬15頭中12頭は重賞で連対、もしくはG1で3着以内に好走していた。同レースはオープン特別だが、重賞に近いオープン特別と見て予想した方がいいかもしれない。

ライタープロフィール

フランキー森山(ふらんきー もりやま)

1984年1月、神奈川県生まれ。重賞レースにおいては、毎年同じようなステップで出走してくる馬が多いことから、データ競馬の有効性に着目。データde出〜たでは主に過去の好走馬の実績を重視し、予想を展開している。馬券を買うのはもちろん、競馬場へ行くことも好きなタイプ。好きなレースは平安S。05年に中央競馬の全場踏破達成。その後は、地方、海外の競馬場へもたびたび訪れている。

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