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第432回 2歳戦の500万下とOPEN特別を分析!

2010/10/4(月)

12月に行われる2歳G1(朝日杯FS、阪神JF)の勝ち馬は意外と前走500万下、未勝利に出走していることが多い。阪神JFは昨年のアパパネ(前走赤松賞)を始め、過去5年の勝ち馬が全て前走500万下と未勝利。朝日杯FSも過去10年の勝ち馬3頭(02年エイシンチャンプら)が前走OPEN特別と未勝利だった。このように2歳戦は500万下、OPEN特別でもハイレベルなレースが行われている。そこで今回は2歳戦の500万下とOPEN特別にスポットを当て、そのデータを分析していきたい。なおデータ分析にはJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

■表1 2歳500万下の前走クラス別成績(07年〜10年9月26日)

前走クラス
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
平均着順
平均人気
新馬
15-  20-  15- 110/ 160
9.4%
21.9%
31.3%
47%
70%
6.4着
4.9人気
未勝利
34-  27-  25- 221/ 307
11.1%
19.9%
28.0%
92%
76%
6.1着
6.3人気
500万下
23-  20-  27- 296/ 366
6.3%
11.7%
19.1%
59%
54%
7.4着
7.6人気
OPEN特別
12-  16-  14- 102/ 144
8.3%
19.4%
29.2%
113%
127%
6.5着
6.6人気
G3
8-  10-  14-  52/  84
9.5%
21.4%
38.1%
75%
93%
5.4着
5.5人気
G2
5-   7-   1-  13/  26
19.2%
46.2%
50.0%
113%
103%
4.2着
4.2人気
G1
1-   0-   0-   0/   1
100.0%
100.0%
100.0%
230%
130%
1.0着
2.0人気

最初に2歳500万下のデータから見ていこう。表1は前走クラス別成績で、まず注目したいのが新馬組の成績。同組は平均人気が4.9人気とG1、G2組に次いで高く、人気を集めやすいことがわかる。しかしながら、平均着順は6.4着と平均人気を大きく下回っており、いまひとつ結果が伴っていない。好走率は低くないが、単・複回収率は伸びず、積極的には狙えない。一方、未勝利組は新馬組と好走率はほぼ同じで、単・複回収率もまずまず。平均人気は6.3人気で、平均着順が6.1着。新馬組より未勝利組のほうが狙いだろう。
前走も同条件だった500万下組は、勝率、連対率、複勝率がクラス別で最も低い数字。単・複回収率はともに60%未満で、軽視したほうがいい。前走がオープンクラスだと、好走率、回収率はグンとアップ。OPEN特別、G2、G1組はいずれも単・複回収率が100%を超えている。特にG2組の複勝率は50%にも達している。G3組は単回収率75%、複回収率93%だが、連対率21.4%、複勝率38.1%で好走率は高い。

■表2 2歳500万下の前走着順別成績(07年〜10年9月26日)

前走着順
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
前走1着
51- 47- 41-361/500
10.2%
19.6%
27.8%
74%
70%
前走2着
9-  4-  6- 50/ 69
13.0%
18.8%
27.5%
46%
50%
前走3着
10-  9-  8- 41/ 68
14.7%
27.9%
39.7%
48%
144%
前走4着
10-  5-  4- 48/ 67
14.9%
22.4%
28.4%
132%
66%
前走5着
2-  8- 10- 49/ 69
2.9%
14.5%
29.0%
38%
110%
前走6〜9着
13- 18- 21-207/259
5.0%
12.0%
20.1%
113%
66%
前走10着以下
6- 10- 11-160/187
3.2%
8.6%
14.4%
82%
88%

次いで表2は2歳500万下の前走着順別成績。はっきりしているのは前走5着以下の勝率が低いこと。前走1〜4着は勝率10〜15%なのに対し、前走5着以下になると勝率5%以下。勝ち馬は基本的に前走4着以内の馬に絞って良さそうだ。ただし、前走1着より前走2〜4着のほうが勝率は高いので注意したい。

■表3 2歳500万下のキャリア別成績(07年〜10年9月26日)

キャリア
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
1戦
15-  20-  15- 121/ 171
8.8%
20.5%
29.2%
44%
65%
2戦
34-  30-  25- 193/ 282
12.1%
22.7%
31.6%
107%
78%
3戦
23-  19-  19- 208/ 269
8.6%
15.6%
22.7%
64%
66%
4戦
19-  17-  22- 150/ 208
9.1%
17.3%
27.9%
113%
104%
5戦
8-  11-  12-  96/ 127
6.3%
15.0%
24.4%
162%
76%
6戦
1-   4-   6-  63/  74
1.4%
6.8%
14.9%
5%
106%
7戦
1-   0-   0-  39/  40
2.5%
2.5%
2.5%
3%
2%
8戦
0-   0-   2-  25/  27
0.0%
0.0%
7.4%
0%
129%
9戦
0-   0-   0-  11/  11
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
10戦以上
0-   0-   0-  16/  16
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

表3は2歳500万下のキャリア別成績。前走新馬組がそれほど狙えないように(表1参照)、当然キャリア1戦の馬も同様の傾向。回収率の面で期待できるのは、キャリア4戦の馬。単・複回収率はともに100%を超えており、好走率もまずまずだ。そしてキャリア6戦以上からは、ほとんど勝ち馬が出ていない。キャリア6戦以上で2歳500万下に出走したのは計168頭いるが、そのうち勝利したのはわずか2頭。しかもその2頭は、単勝オッズ4.0倍以下の人気馬だった。またキャリア7戦以上になると、複勝率も低く、ほとんど無視していいだろう。

■表4 2歳OPEN特別の前走クラス別成績(07年〜10年9月26日)

前走クラス
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
新馬
26- 28- 20-110/184
14.1%
29.3%
40.2%
77%
78%
未勝利
12- 15- 20-145/192
6.3%
14.1%
24.5%
31%
65%
500万下
6-  6-  5- 56/ 73
8.2%
16.4%
23.3%
139%
82%
OPEN特別
10-  5-  8- 49/ 72
13.9%
20.8%
31.9%
282%
90%
G3
7-  8-  6- 46/ 67
10.4%
22.4%
31.3%
201%
147%
G2
1-  2-  1-  8/ 12
8.3%
25.0%
33.3%
159%
85%
G1
0-  0-  0-  1/  1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

ここからは2歳OPEN特別のデータを分析していきたい。まず2歳OPEN特別の前走クラス別成績をまとめたのが表4になる。2歳500万下では、新馬組より未勝利組のほうが狙い目だったが、OPEN特別では逆の結果が出ている。未勝利組は勝率6.3%、連対率14.1%、複勝率24.5%に対し、新馬組は同14.1%、同29.3%、40.2%。明らかに新馬組のほうが好走率は高い。しかし、回収率の面では、500万下、OPEN特別、G3、G2組が優秀。いずれも単回収率は100%を超えており、複回収率も80%以上と高い回収率をマークしている。

■表5 2歳OPEN特別の前走着順別成績(07年〜10年9月26日)

前走着順
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
前走1着
42- 43- 40-241/366
11.5%
23.2%
34.2%
66%
75%
前走2着
5-  2-  7- 25/ 39
12.8%
17.9%
35.9%
74%
74%
前走3着
3-  5-  3- 30/ 41
7.3%
19.5%
26.8%
93%
60%
前走4着
1-  3-  5- 29/ 38
2.6%
10.5%
23.7%
19%
74%
前走5着
2-  7-  1- 24/ 34
5.9%
26.5%
29.4%
320%
125%
前走6〜9着
8-  3-  3- 81/ 95
8.4%
11.6%
14.7%
266%
100%
前走10着以下
4-  2-  6- 67/ 79
5.1%
7.6%
15.2%
226%
120%

2010/9/19 阪神9R 野路菊ステークス1着 7番 ウインバリアシオン

次に表5では2歳OPEN特別の前走着順別成績をまとめた。傾向ははっきりしており、前走5着以下なら単・複回収率は100%以上。前走5着でも連対率26.5%、複勝率29.4%をマークしている。特に穴狙いの方なら、前走5着以下を積極的に狙うのがいいだろう。

■表6 2歳OPEN特別のキャリア別成績(07年〜10年9月26日)

キャリア
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
1戦
27- 28- 20-127/202
13.4%
27.2%
37.1%
71%
72%
2戦
18- 15- 18-135/186
9.7%
17.7%
27.4%
125%
88%
3戦
10- 10- 11-111/142
7.0%
14.1%
21.8%
177%
100%
4戦
4-  8-  9- 63/ 84
4.8%
14.3%
25.0%
113%
93%
5戦
2-  2-  4- 41/ 49
4.1%
8.2%
16.3%
95%
54%
6戦
3-  2-  2- 14/ 21
14.3%
23.8%
33.3%
109%
102%
7戦
1-  0-  1-  7/  9
11.1%
11.1%
22.2%
724%
127%
8戦
0-  0-  0-  1/  1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
9戦
0-  0-  0-  2/  2
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
10戦以上
0-  0-  0-  0/  0
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
最後に2歳OPEN特別のキャリア別成績をまとめたのが表6。キャリア8戦以上を超える馬は少ないが、いずれも4着以下に敗退。キャリアは7戦以内がいい。そして回収率の面で面白そうなのは、キャリア6戦で単回収率109%、複回収率102%をマーク。該当馬は21頭しかいないが、キャリア6戦で2歳OPEN特別に出走している馬がいたら積極的に狙ってみたい。

ライタープロフィール

フランキー森山(ふらんきー もりやま)

1984年1月、神奈川県生まれ。重賞レースにおいては、毎年同じようなステップで出走してくる馬が多いことから、データ競馬の有効性に着目。データde出〜たでは主に過去の好走馬の実績を重視し、予想を展開している。馬券を買うのはもちろん、競馬場へ行くことも好きなタイプ。好きなレースは平安S。05年に中央競馬の全場踏破達成。その後は、地方、海外の競馬場へもたびたび訪れている。

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