第373回 前走着順が大きなヒントになる中山牝馬S|競馬情報ならJRA-VAN

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第373回 前走着順が大きなヒントになる中山牝馬S

2010/3/11(木)

2009/3/15 中山11R ローレル競馬場賞中山牝馬S(G3)1着 8番 キストゥヘヴン

近3年はハンデ戦らしく波乱と呼べる結果になっている中山牝馬S。特にキストゥヘヴンが勝った昨年は、2着に15番人気、3着に11番人気が突っ込んで3連単100万馬券が飛び出している。そのキストゥヘヴンもそうだったが、時期的に引退レースになることも多く、重賞戦線で長らく活躍した牝馬のラストランをしっかりと目に焼き付けておきたい一戦でもある。確たる主役が不在で、分析しがいのある顔ぶれと言ってもいい今年の中山牝馬S。データ分析にはJRA-VAN DataLab.TARGET frontier JVを利用した。

■表1 斤量別成績(近10年)

斤量
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
49kg 0-  0-  0-  7/  7
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
50kg 0-  1-  0-  8/  9
0.0%
11.1%
11.1%
0%
258%
51kg 0-  1-  1- 17/ 19
0.0%
5.3%
10.5%
0%
87%
52kg 0-  0-  1- 20/ 21
0.0%
0.0%
4.8%
0%
11%
53kg 1-  1-  3- 26/ 31
3.2%
6.5%
16.1%
47%
118%
54kg 0-  3-  1- 23/ 27
0.0%
11.1%
14.8%
0%
90%
55kg 5-  2-  1-  9/ 17
29.4%
41.2%
47.1%
236%
134%
55.5kg 0-  1-  1-  3/  5
0.0%
20.0%
40.0%
0%
90%
56kg 3-  0-  1- 12/ 16
18.8%
18.8%
25.0%
248%
103%
56.5kg 1-  1-  1-  3/  6
16.7%
33.3%
50.0%
135%
136%

ハンデ戦となれば軽ハンデの穴馬に一攫千金を託したくなるものだが、中山牝馬Sではやや危険。表1のように、重いハンデを背負った馬が安定した成績を残しており、軽ハンデ馬は苦戦傾向があるからだ。特に勝ち馬に関しては近10年のうち9頭が55キロ以上から出ているので、軽ハンデ馬を1着固定に据えるのは少々狙いすぎになりそうだ。

ただし、55キロ以上の馬だけで馬券を組み立てればいいかといえば、そんなことはない。55キロ以上の馬が3着までを独占したのは02年と06年だけ。ほとんどの年は53キロ以下の軽ハンデ馬が1頭は突っ込んできているので、まったく無視するわけにもいかない。「軽ハンデ馬は2、3着まで。勝ち馬は55キロ以上から出る」といったあたりが、ひとつの目安となりそうだ。

■表2 人気別成績(近10年)

人気
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1番人気
3-  0-  0-  7/ 10
30.0%
30.0%
30.0%
93%
44%
2番人気
0-  1-  1-  8/ 10
0.0%
10.0%
20.0%
0%
34%
3番人気
1-  2-  3-  4/ 10
10.0%
30.0%
60.0%
46%
141%
4番人気
2-  1-  1-  6/ 10
20.0%
30.0%
40.0%
170%
127%
5番人気
1-  0-  0-  9/ 10
10.0%
10.0%
10.0%
107%
38%
6番人気
1-  1-  0-  8/ 10
10.0%
20.0%
20.0%
147%
70%
7番人気
0-  0-  0- 10/ 10
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
8番人気
1-  1-  1-  7/ 10
10.0%
20.0%
30.0%
311%
184%
9番人気
1-  1-  0-  8/ 10
10.0%
20.0%
20.0%
154%
102%
10番人気
0-  0-  2-  8/ 10
0.0%
0.0%
20.0%
0%
161%
11番人気
0-  0-  1-  9/ 10
0.0%
0.0%
10.0%
0%
102%
12番人気
0-  0-  1-  9/ 10
0.0%
0.0%
10.0%
0%
97%
13番人気
0-  1-  0-  9/ 10
0.0%
10.0%
10.0%
0%
83%
14番人気
0-  1-  0-  9/ 10
0.0%
10.0%
10.0%
0%
233%
15番人気
0-  1-  0-  8/  9
0.0%
11.1%
11.1%
0%
155%
16番人気
0-  0-  0-  9/  9
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

人気別成績を見てまず気づくのが、10番人気以下の勝ち馬がいないこと。前項で述べた「軽ハンデ馬の1着固定は狙いすぎ」とも通ずる部分だが、ハンデ戦とはいえ、ふたケタ人気馬ではなかなか勝ちきるには至らないレースのようだ。ただし、馬券圏内の3着までとなると話は別。ふたケタ人気でも16番人気を除くすべての人気から3着以内の馬が出ているので、ヒモとしての扱いなら人気を気にする必要はない。

1番人気は3頭が勝ち、残りの7頭は着外という極端な成績。2番人気も2、3着馬が各1頭と、上位人気だからといって過信しては危険な印象もある。3、4番人気は比較的安定しているが、連対率30.0%では軸馬として全幅の信頼まではどうか。ならば、回収率の高い8、9番人気から入る手もありそうだ。極端な話をすれば、1〜9番人気の好走率はそれほど変わらないと言ってもいいぐらい。気になる馬や個人的に好きな馬がひとケタ人気に収まっていれば、思い切ってその馬から馬券を買ってみてもいいのではないだろうか。

■表3 枠順別成績(近10年)

枠番
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1枠 1- 0- 1-17/19
5.3%
5.3%
10.5%
163
54
2枠 2- 1- 2-14/19
10.5%
15.8%
26.3%
105
107
3枠 0- 3- 1-16/20
0.0%
15.0%
20.0%
0
175
4枠 1- 1- 1-17/20
5.0%
10.0%
15.0%
40
134
5枠 4- 1- 0-15/20
20.0%
25.0%
25.0%
151
69
6枠 0- 2- 3-15/20
0.0%
10.0%
25.0%
0
138
7枠 2- 1- 1-16/20
10.0%
15.0%
20.0%
66
77
8枠 0- 1- 1-18/20
0.0%
5.0%
10.0%
0
29

極端に有利な枠、不利な枠は見当たらないが、最内の1枠と大外の8枠は好走率が低めになっている。団子状態になりやすいハンデ戦ということもあり、1枠1番から巧みに抜け出して穴をあけたマイネサマンサの例はあるが、好騎乗に期待するよりは、1枠の場合は馬群をさばくのに苦労する可能性、8枠の場合は終始外を回らされるコースロスの可能性を考慮したほうが無難だろう

■表4 中山芝1800m・種牡馬別成績(勝率順・07年〜)

種牡馬
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
フレンチデピュティ 3- 2- 0-12/17
17.6%
29.4%
29.4%
47%
167%
スペシャルウィーク 5- 2- 3-44/54
9.3%
13.0%
18.5%
117%
62%
アグネスタキオン 4- 5- 7-28/44
9.1%
20.5%
36.4%
43%
83%
フジキセキ 3- 3- 2-28/36
8.3%
16.7%
22.2%
13%
48%
シンボリクリスエス 4- 4- 4-37/49
8.2%
16.3%
24.5%
127%
63%
タニノギムレット 3- 3- 5-27/38
7.9%
15.8%
28.9%
47%
60%
アドマイヤベガ 2- 3- 3-27/35
5.7%
14.3%
22.9%
35%
47%
ホワイトマズル 2- 1- 4-28/35
5.7%
8.6%
20.0%
22%
107%
ダンスインザダーク 1- 3- 3-41/48
2.1%
8.3%
14.6%
90%
52%
ステイゴールド 0- 4- 1-27/32
0.0%
12.5%
15.6%
0%
45%
クロフネ 0- 2- 1-11/14
0.0%
14.3%
21.4%
0%
40%
※10走以上

中山牝馬Sの1週前登録馬の父を対象に、07年以降の中山芝1800mコースの成績を勝率順で示したのが表4だ(該当例10走以上のみ)。

勝率トップは最多の4頭が登録してきたフレンチデピュティ。表4の内訳を確認すると、勝った3頭がすべて1、2番人気なのに対し、2着の2頭はいずれも10番人気以下の穴馬という極端な傾向が出ている。フレンチ産駒を狙う場合は思い切りの良さが求められそうだ。手堅い軸馬として期待できるのが、複勝率36.4%のアグネスタキオン。一方、ダンスインザダークとステイゴールドは、勝ちきれないだけでなく好走率そのものも低い。いずれの産駒も実績馬が2頭ずつスタンバイしているだけに、すこし気がかりなデータと言えるだろう。

■表5 前走着順別成績(近10年)

前走着順
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
前走1着 0- 0- 3-19/22
0.0%
0.0%
13.6%
0%
93%
前走2着 3- 1- 0-11/15
20.0%
26.7%
26.7%
137%
69%
前走3着 3- 0- 1- 4/ 8
37.5%
37.5%
50.0%
352%
156%
前走4着 1- 2- 1- 6/10
10.0%
30.0%
40.0%
41%
160%
前走5着 0- 1- 1- 9/11
0.0%
9.1%
18.2%
0%
42%
前走6〜9着 0- 4- 2-35/41
0.0%
9.8%
14.6%
0%
59%
前走10着〜 3- 2- 1-44/50
6.0%
10.0%
12.0%
99%
114%

意外なほどハッキリした傾向が出ているのが、前走着順別の成績である。たとえば、10年の勝ち馬は「前走2〜4着」か「前走10着以下」がすべてを占めている。つまり、1着固定で買うのであれば、このパターン以外の馬を狙った途端に的中が遠ざかってしまうことをデータは示しているのだ。ここでは「前走1着」「前走2〜4着」「前走5〜9着」「前走10着以下」の5パターンに分けて、それぞれ前走クラス別に傾向をあぶり出していきたい。

■表6−1 「前走1着」前走クラス別成績(近10年)

前走クラス
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1000万下
0- 0- 0- 8/ 8
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
1600万下
0- 0- 2- 6/ 8
0.0%
0.0%
25.0%
0
225
OPEN特別
0- 0- 1- 1/ 2
0.0%
0.0%
50.0%
0
125
G3
0- 0- 0- 4/ 4
0.0%
0.0%
0.0%
0
0

「前走1着」なのに3着が精一杯という厳しい傾向が出ているが、該当馬の多くが条件戦を勝ち上がったばかり馬ということを考えれば不思議はない。特に、前走で1000万下を勝ってきた馬はすべて着外なので、軽ハンデに目がくらむことがないようにしたいところだ。また、前走でG3を勝っていた4頭もすべて着外に敗れている。前走で重賞を勝ったために課される斤量増は、思った以上にキツいようだ。

■表6−2 「前走2〜4着」前走クラス別成績(近10年)

前走クラス
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1600万下
0- 1- 0- 8/ 9
0.0%
11.1%
11.1%
0
92
OPEN特別
2- 0- 0- 2/ 4
50.0%
50.0%
50.0%
590
190
G3
4- 2- 1-10/17
23.5%
35.3%
41.2%
145
117
G1
1- 0- 1- 0/ 2
50.0%
50.0%
100.0%
230
150

近10年で勝ち馬を7頭出しているスウィートスポット。該当馬もそれほど多くはないので、ここから軸馬を探すと効率がいいかもしれない。まず言えるのが、前走で1600万下を勝ちきれなかった馬ではなかなか好走できないということ。唯一の好走馬であるマイネカンナ(08年13番人気2着)は、2走前の愛知杯で0秒3差の5着と重賞でも差のない競馬をしていた。こうした実績のある馬以外、前走2〜4着でも1600万下だった場合は、消しを基本に考えたい。

残りの「前走2〜4着」、つまり、前走がオープン特別か重賞で2〜4着馬だった馬こそが狙うべき馬である。総合すると【7.2.2.10】で勝率30.4%、複勝率47.8%。3頭に1頭は勝ち、2頭に1頭は馬券圏内に突入する計算だ。単勝回収率230%と優秀で、まさに絶好の狙い目となる。

■表6−3 「前走5〜9着」前走クラス別成績(近10年)

前走クラス
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1000万下
0- 0- 0- 2/ 2
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
1600万下
0- 0- 0- 7/ 7
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
OPEN特別
0- 0- 1- 5/ 6
0.0%
0.0%
16.7%
0
138
G3
0- 3- 2-22/27
0.0%
11.1%
18.5%
0
58
G2
0- 2- 0- 2/ 4
0.0%
50.0%
50.0%
0
130
G1
0- 0- 0- 2/ 2
0.0%
0.0%
0.0%
0
0

条件戦で勝てなかったような馬では厳しいというのは、この条件も同じ。前走着順が下がっているだけに、さらに厳しくオール着外という結果に終わっている。したがって「前走5〜9着」に該当するときは、前走がオープン特別か重賞であることが鉄則。勝ち馬は出ていないので、2、3着候補としてマークしておきたい。

■表6−4 「前走10着以下」前走クラス別成績(近10年)

前走クラス
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回率
複回率
1600万下
0- 0- 0- 8/ 8
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
OPEN特別
0- 0- 1- 3/ 4
0.0%
0.0%
25.0%
0
127
G3
2- 2- 0-19/23
8.7%
17.4%
17.4%
170
210
G2
0- 0- 0- 5/ 5
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
G1
1- 0- 0- 3/ 4
25.0%
25.0%
25.0%
267
95

馬券的なカギとなるのがここだろう。前走でふたケタ着順に大敗した馬だけに人気を落とすこと多く、こうした馬をいかにして拾うかが馬券収支に大きく影響してくる。とはいえ、前走大敗馬だけに常識では買いづらいのも事実。そこで、このパターンに該当する馬を一覧してみることにしよう。

■表7 「前走10着以下」の好走馬一覧(近10年)

年度
馬名
着順
人気
馬場
前走
レース名
条件
着順
人気
馬場
00年 レッドチリペッパー
1
5
フェブラリーS
ダート1600m
14
10
03年 テンエイウイング
2
14
ダイヤモンドS
芝3200m
13
9
稍重
06年 ヤマニンアラバスタ
3
8
ターコイズS
芝1800m
13
1
07年 マイネサマンサ
1
8
京都牝馬S
芝1600m
14
7
09年 キストゥヘヴン
1
4
稍重
東京新聞杯
芝1600m
10
11
不良
ピンクカメオ
2
15
稍重
阪急杯
芝1400m
15
13

2007/3/11 中山11R ローレル競馬場賞中山牝馬S(G3)1着 1番 マイネサマンサ

レッドチリペッパーの前走はダート1600m、テンエイウイングは芝3200m。つまり、中山牝馬Sの芝1800mとはまったく異なる条件のレースだった。また、キストゥヘヴンは前走が不良馬場、マイネサマンサは前走こそ良馬場だったが中山牝馬Sが重馬場と、前走と馬場状態が違っていた。ヤマニンアラバスタは前走大敗も1番人気だったし、ピンクカメオ(キストゥヘヴンも)はG1ホース。ともに実力を認められていた馬ではあった。

まとめると、前走10着以下でも「前走条件がまったく違う」や「前走と馬場状態がまったく違う」、そして「前走大敗から巻き返すだけの能力が元々ある」などの場合は狙ってみる価値があるのだ。いささか苦しいかもしれないが、前走大敗馬を買うには多少の無理はつきもの。少なくとも、それなりに買える理由はあった馬ばかりだった。

【結論】

ここまで述べてきたことを総合すると、「斤量55キロ以上」で「前走オープン特別か重賞で2〜4着」の馬が最も本命に近い存在なのだが、両方に合致する馬は見当たらず。ただし、「斤量55キロ以上」で「前走オープン特別か重賞で10着以下」のザレマは、前走がダートG1のフェブラリーSなら着順は度外視が可能となる。ちなみにザレマはこれがラストランの予定。かつては「引退レースの牝馬は消し」という格言も存在したが、近年の中山牝馬Sでは昨年1、3着のキストゥヘヴン、ダンスオールナイト、07年1、2着のマイネサマンサ、ウイングレットなど、現役最後のレースで好走を見せる例が多いのも買い材料になりそうだ。ただし、同馬の父ダンスインザダークは中山芝1800mで勝ちきれない面があり1着固定にはしづらいので、連の軸という扱いにしたい。

■表8 登録メンバー一覧

馬名
斤量
前走
条件
クラス
着順
人気
馬場
アスクデピュティ
52
フレンチデピュティ 芝2000m
オープン特別
3
5
アルコセニョーラ
55
ステイゴールド 芝2200m
G2
8
12
ウェディングフジコ
54
フジキセキ ダ2100m
G2
5
2
ウエスタンビーナス
54
ボストンハーバー 芝1200m
オープン特別
15
13
不良
コパノオーシャンズ
52
アグネスタキオン 芝1200m
1600万下
9
7
不良
コロンバスサークル
53
ホワイトマズル 芝1800m
1600万下
1
2
サンレイジャスパー
53
ミスズシャルダン 芝1600m
G3
13
14
稍重
ザレマ
56
ダンスインザダーク ダ1600m
G1
14
13
ショウナンラノビア
54
フレンチデピュティ 芝1600m
G3
14
9
稍重
ジェルミナル
55
アグネスタキオン 芝2200m
G1
13
7
チェレブリタ
54
ブラックホーク 芝1600m
G3
5
6
稍重
デリキットピース
53
ホワイトマズル 芝1600m
1600万下
1
4
ニシノブルームーン
53
タニノギムレット 芝2000m
G3
5
5
フレンチノワール
50
フレンチデピュティ 芝1600m
1600万下
6
13
ブライティアパルス
53
ダイタクリーヴァ 芝1600m
1600万下
1
2
ブラボーデイジー
56
クロフネ ダ2100m
G2
1
3
ポルトフィーノ
54
クロフネ 芝1600m
オープン特別
14
1
マイネルーチェ
51
スペシャルウィーク 芝2400m
1000万下
1
2
マイネレーツェル
55
ステイゴールド 芝1600m
G3
9
10
稍重
マルティンスターク
51
シンボリクリスエス 芝1600m
1600万下
11
8
リコリス
51
シンボリクリスエス 芝2000m
1600万下
5
3
リビアーモ
52
アドマイヤベガ 芝1600m
1600万下
3
1
レインダンス
54
ダンスインザダーク 芝1600m
G3
10
4
稍重
レジネッタ
55
フレンチデピュティ 芝1600m
G3
6
8
稍重

近10年で斤量52キロ以下の勝ち馬が出ていないため、「前走オープン特別か重賞で2〜4着」に唯一該当したアスクデピュティ(52キロ)は対抗にとどめたが、人気を考えれば買ってみたいのはむしろこちらのほうと言いたいほど。父フレンチデピュティのこのコースにおける勝率、連対率の高さも魅力だ。ザレマとほぼ同格の対抗という評価も可能だろう。なお、このアスクデピュティも引退レースと言われている。

残る22頭から、回避と伝えられているポルトフィーノ、デリキットピースなどを除いてヒモを探すと、まず斤量55キロ以上からアルコセニョーラ、ジェルミナル、ブラボーデイジー、マイネレーツェル、レジネッタをピックアップできる。ただし、中山牝馬Sは2カ月以上の休み明けの馬は【1.0.4.29】と好走率が低く、エリザベス女王杯以来のジェルミナルは割り引きたい。また、コース相性の悪い父ステイゴールドのアルコセニョーラ、マイネレーツェル、前走で重賞1着のブラボーデイジーも減点し、斤量55キロ以上の組からは桜花賞馬レジネッタのみを推奨したい。

前走10着以下から巻き返しの条件に合致している馬にウエスタンビーナスがいるが、短距離戦メインに使われてきた実績を考えるとさすがに苦しいか。そのほか、ヒモの候補として、減点材料のないウェディングフジココロンバスサークルサンレイジャスパーチェレブリタニシノブルームーンブライティアパルスリビアーモあたりを挙げておきたい。

ライタープロフィール

出川塁(でがわ るい)

1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。

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