第324回 シルバーウィーク第二弾!セントライト記念を占う!|競馬情報ならJRA-VAN

JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場

データde出〜た

データde出〜たバックナンバー

第324回 シルバーウィーク第二弾!セントライト記念を占う!

2009/9/17(木)

今週はシルバーウィークで5連休。競馬の方も土・日・月と3日間開催が行われる。日曜日には中山で菊花賞トライアルのセントライト記念が、阪神で秋華賞トライアルのローズSがそれぞれ行われる。前回のローズSに次いで、今回は菊花賞トライアルのセントライト記念を分析し、連休序盤を気分良く過ごせるようにしたいと思う。

まずはいつもの通り、過去10年の3着以内馬について見ていきたいと思う。なお、2002年は新潟競馬場にて開催されたことに注意をしていただきたいと思う。
(データの調査・集計にあたってはいつもの通りJRA-VAN Data Lab.Target frontier JVで調査している。)

■表1 過去10年の3着以内馬一覧

着順
馬名
性齢
騎手
人気
東西
前走
レース名
斤量
人気
着順
距離
2008
1
ダイワワイルドボア
牡3
北村宏司
9
阿賀野川特別
54
3
3
芝2200
2
マイネルチャールズ
牡3
松岡正海
1
札幌記念
54
2
6
芝2000
3
ノットアローン
牡3
蛯名正義
5
西
ラジオNIKKEI賞
57
6
2
芝1800
2007
1
ロックドゥカンブ
牡3
柴山雄一
1
ラジオNIKKEI賞
52
2
1
芝1800
2
ゴールデンダリア
牡3
柴田善臣
2
東京優駿
57
6
6
芝2400
3
スクリーンヒーロー
牡3
木幡初広
14
新潟記念
51
9
16
芝2000
2006
1
トーセンシャナオー
牡3
イネス
12
西
500万下
54
2
2
芝2200
2
トウショウシロッコ
牡3
吉田豊
4
天の川S
54
2
2
芝2000
3
ミストラルクルーズ
牡3
藤田伸二
7
500万下
56
2
1
芝2400
2005
1
キングストレイル
牡3
北村宏司
8
京王杯2歳S
55
3
2
芝1400
2
フサイチアウステル
牡3
安藤勝己
1
西
九州スポーツ賞
54
1
1
芝2000
3
ピサノパテック
牡3
田中勝春
6
500万下
54
1
1
芝2000
2004
1
コスモバルク
牡3
五十嵐冬
1
北海優駿
55
1
1
ダ2100
2
ホオキパウェーブ
牡3
藤田伸二
2
東京優駿
57
9
9
芝2400
3
トゥルーリーズン
牡3
大西直宏
9
TVh賞1
54
3
6
芝1800
2003
1
ヴィータローザ
牡3
蛯名正義
3
西
ラジオたんぱ賞
55
2
1
芝1800
2
ニシノシンフォニー
牡3
江田照男
8
西
松前特別
54
4
3
芝2600
3
チャクラ
牡3
後藤浩輝
4
西
東京優駿
57
14
6
芝2400
2002
1
バランスオブゲーム
牡3
田中勝春
2
東京優駿
57
10
7
芝2400
2
アドマイヤマックス
牡3
後藤浩輝
1
西
ラジオたんぱ賞
55
1
3
芝2000
3
マイネルアムンゼン
牡3
嘉藤貴行
11
プリンシパルS
56
2
9
芝2200
2001
1
シンコウカリド
牡3
田中勝春
5
東京優駿
57
7
12
芝2400
2
トレジャー
牡3
岡部幸雄
1
日高特別
55
1
1
芝2000
3
ロードフォレスター
牡3
柴田善臣
2
佐渡特別
55
2
1
芝2200
2000
1
アドマイヤボス
牡3
後藤浩輝
2
西
知床特別
55
1
2
芝2000
2
トーホウシデン
牡3
田中勝春
1
東京優駿
57
9
4
芝2400
3
ジョウテンブレーヴ
牡3
岡部幸雄
3
東京優駿
57
5
6
芝2400
1999
1
ブラックタキシード
牡3
的場均
1
東京優駿
57
6
5
芝2400
2
シンボリモンソー
牡3
岡部幸雄
8
みなみ北海道S
52
2
1
芝2600
3
マイネルバイエルン
牡3
坂井千明
11
信濃川特別
53
8
4
芝2000

菊花賞のトライアルとしては神戸新聞杯が最も重要視されているため、前回のローズSと比べると、春のGI連対馬同士で決まることがなく、そういった馬の出走もマイネルチャールズやコスモバルク程度であまり見られない。
馬券的には、1,2番人気同士での決着が10年中4回あるかと思えば、その3着に14番人気が突っ込んできたり、過去4年で3回8番人気以下の馬が勝ったりと、両極端な傾向がある。

■表2 前走クラス別成績

前走クラス
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回値
複回値
未勝利
0- 0- 0- 2/ 2
0.0%
0.0%
0.0%
0
0
500万下
2- 0- 2- 37/ 41
4.9%
4.9%
9.8%
173
63
1000万下
1- 4- 3- 39/ 47
2.1%
10.6%
17.0%
39
67
1600万下
0- 1- 0- 0/ 1
0.0%
100.0%
100.0%
0
290
OPEN特別
0- 0- 1- 13/ 14
0.0%
0.0%
7.1%
0
69
G3
2- 1- 2- 14/ 19
10.5%
15.8%
26.3%
42
101
G2
1- 1- 0- 3/ 5
20.0%
40.0%
40.0%
428
146
G1
3- 3- 2- 16/ 24
12.5%
25.0%
33.3%
69
56

このレースに限らず、菊花賞、秋華賞トライアルにおいては、「春のGI組」対「上がり馬」という構図がしばしば見られる。そのため今回もそのような切り口で見ていこうと思う。そこで、以降では前走のクラス別に見ていこうと思う。
(前走OPEN特別組と1600万下組、未勝利組は好走例が少ないこともしくは出走例が少ないことから今回は省略している。)

■表3 前走GI組

着順
馬名
性齢
騎手
斤量
人気
前走
レース名
斤量
人気
着順
距離
着差
通過順
2007
2
ゴールデンダリア
牡3
柴田善臣
56
2
東京優駿
57
6
6
芝2400
1.0
16-16-15
2004
2
ホオキパウェーブ
牡3
藤田伸二
56
2
東京優駿
57
9
9
芝2400
1.4
16-15-16
2003
3
チャクラ
牡3
後藤浩輝
56
4
東京優駿
57
14
6
芝2400
1.0
17-17-13
2002
1
バランスオブゲーム
牡3
田中勝春
56
2
東京優駿
57
10
7
芝2400
0.7
02-02-02
2001
1
シンコウカリド
牡3
田中勝春
56
5
東京優駿
57
7
12
芝2400
2.1
06-07-07
2000
2
トーホウシデン
牡3
田中勝春
56
1
東京優駿
57
9
4
芝2400
0.8
08-06-06
2000
3
ジョウテンブレーヴ
牡3
岡部幸雄
56
3
東京優駿
57
5
6
芝2400
1.0
12-06-06
1999
1
ブラックタキシード
牡3
的場均
56
1
東京優駿
57
6
5
芝2400
1.0
04-04-04

まずは前走GI組、といっても表3は全てが前走でダービーに出走していた馬だ。
これらの馬に良く見られる傾向としては、ダービーの前走でダービーのトライアルもしくはステップレースで好走していた馬が多い。特にプリンシパルS勝ち馬はゴールデンダリア、トーホウシデン、ブラックタキシードと3頭いるため出走があれば注目したいところである。
ちなみに、表3の8頭中7頭が1桁着順であるように、前走がダービーで1桁着順だった馬は[2-3-2-7/14、勝率14.3%、連対率35.7%、複勝率50%]だが、2桁着順だった馬は[1-0-0-9/10、勝率・連対率・複勝率10%]である。また、着差も1.0秒以内であった馬が大半であるため、基準としては「着差1.0秒以内のダービー1桁着順馬」と見るのが妥当ではなかろうか。

■表4 前走GIII組

着順
馬名
性齢
騎手
斤量
人気
前走
レース名
斤量
人気
着順
距離
着差
通過順
2008
3
ノットアローン
牡3
蛯名正義
56
5
ラジオNIKKEI賞
57
6
2
芝1800
0
02-01-01
2007
1
ロックドゥカンブ
牡3
柴山雄一
54
1
ラジオNIKKEI賞
52
2
1
芝1800
-0.2
03-02-01
2007
3
スクリーンヒーロー
牡3
木幡初広
56
14
新潟記念
51
9
16
芝2000
1.8
08-08
2003
1
ヴィータローザ
牡3
蛯名正義
56
3
ラジオたんぱ賞
55
2
1
芝1800
-0.2
06-06-05
2002
2
アドマイヤマックス
牡3
後藤浩輝
56
1
ラジオたんぱ賞
55
1
3
芝2000
0.1
10-10-12

表4はGIII組について。ここは5頭いて、うち4頭が前走でラジオNIKKEI賞(以前のラジオたんぱ賞)に出走していて全てがそこで3着以内となっていることがわかるかと思う。例外のスクリーンヒーローについても前々走はラジオNIKKEI賞で2着好走していることからも、基準としては「前走もしくは前々走でラジオNIKKEI賞3着以内」としたいところである。

■表5 前走1000万下組

着順
馬名
性齢
騎手
斤量
人気
前走
レース名
斤量
人気
着順
距離
着差
通過順
2008
1
ダイワワイルドボア
牡3
北村宏司
56
9
阿賀野川特別
54
3
3
芝2200
0.6
05-05-04
2005
2
フサイチアウステル
牡3
安藤勝己
56
1
九州スポーツ杯
54
1
1
芝2000
-0.2
02-02-01
2004
3
トゥルーリーズン
牡3
大西直宏
56
9
TVh賞
54
3
6
芝1800
0.5
07-08-07
2003
2
ニシノシンフォニー
牡3
江田照男
56
8
松前特別
54
4
3
芝2600
0.6
02-02-02
2001
2
トレジャー
牡3
岡部幸雄
56
1
日高特別
55
1
1
芝2000
-0.5
02-02-02
2001
3
ロードフォレスター
牡3
柴田善臣
56
2
佐渡特別
55
2
1
芝2200
0
07-07-06
1999
2
シンボリモンソー
牡3
岡部幸雄
56
8
みなみ北海道S
52
2
1
芝2600
-0.2
09-07-05
1999
3
マイネルバイエルン
牡3
坂井千明
56
11
信濃川特別
53
8
4
芝2000
0.2
07-08-06

前走が1000万下レースに出走していた馬を表5に一覧にしてみた。(2000年までは900万下、以降は1000万下である。)この組は8頭いると同時に出走数も最も多い組である。
この組の特徴としては、前走で古馬相手の1000万下戦で3着以内もしくは0.2秒差以内に好走していたことが平均的な条件となるかと思う。また、8頭中7頭が1000万下のレース出走経験が2回以下だったことも付け加えておきたい。

■表6 前走500万下組

着順
馬名
性齢
騎手
斤量
人気
前走
レース名
斤量
人気
着順
距離
着差
通過順
2006
1
トーセンシャナオー
牡3
イネス
56
12
500万下
54
2
2
芝2200
0.2
03-04-05
2006
3
ミストラルクルーズ
牡3
藤田伸二
56
7
500万下
56
2
1
芝2400
-0.3
04-04-03
2005
3
ピサノパテック
牡3
田中勝春
56
6
500万下
54
1
1
芝2000
0
01-01
1999
1
アドマイヤボス
牡3
後藤浩輝
56
2
知床特別
55
1
2
芝2000
0.1
06-03-02

最後に表6にて前走500万下組をまとめてみた。表2からもわかる通り、確率的には最も低いことがわかるのであくまでも優先度としては低く見たいところである。
アドマイヤボスのように人気になる馬も中にはいるが、基本は波乱を演出している馬。
条件としては「前走2番人気かつ2着以内」を必須としたい。
また、素質馬アドマイヤボス以外にもトーセンシャナオーはプリンシパルS3着、ミストラルクルーズは青葉賞6着とダービーにもう少しのところで出走できなかった馬であったこともポイントしてみたいところである。

【結論】

結論を出すに当たって、表7に前走GI、GII、OPEN特別組を、表8に前走条件戦組を、それぞれ一覧にまとめてみた。

■表7 出走予定馬(GI、GIII、OP組)

馬名
性齢
前走
クラス
ゴールデンチケット
牡 3
JDD3人気3着
GI
トライアンフマーチ
牡 3
ダービー6人気14着
GI
ナカヤマフェスタ
牡 3
ダービー4人気4着
GI
マッハヴェロシティ
牡 3
ダービー16人気8着
GI
ミッキーペトラ
牡 3
ラジオNIKKEI賞10人気5着
GIII
イグゼキュティヴ
牡 3
巴賞3人気11着
OPEN特別
ブレイクナイン
牡 3
プリンシパルS取消
OPEN特別

2008/11/22 東京11R 東京スポーツ杯2歳S(Jpn3)1着 5番 ナカヤマフェスタ

今年はダービー組として3頭と前々走でダービーに出走していた1頭がセントライト記念に登録している。基本原則であるダービー1桁着順というところを見るとナカヤマフェスタマッハヴェロシティの2頭は注目しておきたいところである。今週末の関東圏の天気がどちらとも言えないことおよび今年のダービーが不良馬場で行われたことも加味しなければならないが、前者はダービーで0.4秒差、後者はダービーの前走でトライアル(青葉賞)2着とのことで、今回は傾向をそのまま適用してみようと思う。
前走ジャパンダートダービー3着のゴールデンチケットだが、ダービーでも7着と健闘していて、その他にも毎日杯といった芝の重賞でも好走していることからも3着候補くらいには入れておこうと思う。

■表8 出走予定馬(条件戦組)

馬名
性齢
前走
クラス
アドマイヤメジャー
牡 3
三田特別2人気1着
1000万下
セイクリッドバレー
牡 3
信濃川特別1人気1着
1000万下
トウショウデザート
牡 3
弥彦特別1人気3着
1000万下
ナリタクリスタル
牡 3
エーデルワイスS5人気4着
1000万下
ヒカルマイステージ
牡 3
弥彦特別3人気4着
1000万下
フォゲッタブル
牡 3
阿賀野川特別6人気2着
1000万下
ロードパンサー
牡 3
阿賀野川特別4人気10着
1000万下
アムールマルルー
牡 3
滝桜賞1人気1着
500万下
カルカソンヌ
牡 3
夏木立賞5人気1着
500万下
キタサンチーフ
牡 3
500万下4人気1着
500万下
クラブトゥギャザー
牡 3
萬代橋特別7人気10着
500万下
サトノエクスプレス
牡 3
古町特別10人気1着
500万下
ドリームライナー
牡 3
500万下1人気1着
500万下
マサノウイズキッド
牡 3
留萌特別5人気1着
500万下
パラディーゾ
牡 3
未勝利1人気1着
未勝利

2009/7/11 阪神9R 三田特別1着 2番 アドマイヤメジャー

ナカヤマフェスタとマッハヴェロシティの対抗馬として、表8の条件戦組からは上位争いができそうなのはアドマイヤメジャーかと思う。未勝利を勝ち上がるのに時間を要したが、目下三連勝中。阪神開催中に1000万をクリアしたのは評価に値するかと思う。
その他についてみると北海道のレースで勝ち上がってきた組がいないのが少々不満だが、新潟組からは春のGIのトライアルでもそれなりに走っていたセイクリッドバレー、1000万下を3回走ってしまっているが堅実な結果を残しているトウショウデザート、前走は4着と若干負けた感じはするが、プリンシパルSでは3着とダービーまであと一歩だったヒカルマイステージの3頭を3着候補として挙げておきたいと思う。


ライタープロフィール

ヒノデクロス(ひのでくろす)

1976年6月、静岡県生まれ。大学卒業後、都内のシステム開発会社勤務。競馬歴は15年ほど、好きな馬はヒロデクロスとダンスインザダーク。「同じようなレースではおおよそ同じような結果になる」とのことで重賞を中心に過去データの観点から予想を行っている。趣味はサッカー、フットサル。日本代表と清水エスパルスおよび柴犬をこよなく愛す。

データde出〜たバックナンバー

データ競馬のための最強ツール TARGET frontier JV(ターゲット)

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN