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第248回 昨年の再現か?!それとも・・・

2008/12/25(木)

今年の中央競馬も残り2日間。12月28日(日)は有馬記念を含む特別戦計11レースがプレミアムレースに指定されており、楽しみにしているファンも多いのではないだろうか。当日の最終レースについては、第247回「今年最後の中央競馬のレースはやっぱり当てたい!」で分析したので、そちらを参考にして頂きたい。
さて本題の有馬記念に入ろう。昨年の当レースはヒノデクロス氏がマツリダゴッホを推奨し、見事的中。今年も昨年の流れに続いてしっかり好走馬を見極めたい。今年はそのマツリダゴッホ、そして昨年の2着馬ダイワスカーレットがともに揃って出走予定で、昨年の再現になるのかが気になるところだろう。いつも通り過去の傾向を通して、今年の有馬記念を占っていこう。なおデータ分析にはJRA-VAN Data Lab.Target frontier JVを利用した。

■表1 有馬記念の年齢別成績(過去10年)

年齢
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
3歳
3-3-2-28/36
8.3%
16.7%
22.2%
70%
61%
4歳
7-3-2-25/35
20.0%
28.6%
34.3%
227%
100%
5歳
0-2-4-34/40
0.0%
5.0%
15.0%
0%
76%
6歳
0-1-1-19/21
0.0%
4.8%
9.5%
0%
147%
7歳以上
0-1-1-11/13
0.0%
7.7%
15.4%
0%
80%

始めに有馬記念のいくつかの基本的なデータに目を通していこう。まずは過去10年の有馬記念の年齢別成績を見てほしい(表1参照)。ここからは二つの傾向が見えてくる。一つは4歳馬が強いこと。過去10年中7年は4歳馬が勝利しており、複勝率はダントツの34.3%をマーク。そして単・複回収率はともに100%を超えており、有馬記念は4歳馬が中心になるレースだ。そしてもう一つの特徴は、勝ち馬は3、4歳からしか誕生していないこと。過去10年で3歳馬が3勝、4歳馬が7勝をあげ、5歳以上の馬は2着までとなっている。

■表2 有馬記念の枠番別成績(過去10年)

枠番
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
1枠 3-2-0-9/14
21.4%
35.7%
35.7%
144%
272%
2枠 1-1-4-10/16
6.3%
12.5%
37.5%
326%
179%
3枠 1-2-1-14/18
5.6%
16.7%
22.2%
6%
61%
4枠 3-1-2-13/19
15.8%
21.1%
31.6%
61%
79%
5枠 1-3-0-14/18
5.6%
22.2%
22.2%
95%
110%
6枠 0-0-2-18/20
0.0%
0.0%
10.0%
0%
51%
7枠 0-1-1-18/20
0.0%
5.0%
10.0%
0%
25%
8枠 1-0-0-19/20
5.0%
5.0%
5.0%
13%
6%

表2は有馬記念の枠番別成績(過去10年)。6〜8枠の連対は2回のみで、はっきりと外枠不利の傾向が出ている。6〜8枠に入り勝利を収めた馬は03年のシンボリクリスエスのみ。同馬は単勝2.6倍の1番人気に支持され、レースでは2着馬に9馬身差をつける圧勝だった。つまり余程能力が抜けていない限り、外枠の馬は勝つことが難しいようだ。

■表3 有馬記念の脚質別成績(過去10年)

脚質
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
逃げ 0-2-1-8/11
0.0%
18.2%
27.3%
0%
186%
先行 6-4-6-21/37
16.2%
27.0%
43.2%
246%
224%
中団 2-4-3-44/53
3.8%
11.3%
17.0%
9%
40%
後方 2-0-0-42/44
4.5%
4.5%
4.5%
20%
9%
マクリ 0-0-0-0/0
-
-
-
-
-

表3は有馬記念の脚質別成績(過去10年)。好成績の脚質は先行。過去10年の好走馬30頭中16頭は先行した馬だ。そしてもう一つ注目したい点は逃げて勝った馬がいないこと。1番人気に支持されて逃げた98年のセイウンスカイや02年のファインモーションはともに4着以下に敗れている。過去10年以前の有馬記念の成績を見れば95年にマヤノトップガンが逃げて勝利を収めているが、基本的には逃げて勝つことは難しいレースと考えて良いだろう。

■表4 有馬記念の前走レース別成績(過去10年)

順位
前走レース名
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
1
ジャパンC 6- 3- 4-48/61
9.8%
14.8%
21.3%
46%
98%
2
菊花賞 1- 2- 1- 8/12
8.3%
25.0%
33.3%
59%
67%
3
天皇賞(秋) 1- 1- 1- 7/10
10.0%
20.0%
30.0%
523%
159%
4
アルゼンチン共和国杯 1- 0- 1- 6/ 8
12.5%
12.5%
25.0%
181%
136%
5
毎日王冠 1- 0- 0- 0/ 1
100.0%
100.0%
100.0%
280%
140%
6
エリザベス女王杯 0- 1- 0- 7/ 8
0.0%
12.5%
12.5%
0%
46%
7
京阪杯 0- 1- 0- 2/ 3
0.0%
33.3%
33.3%
0%
416%
8
メルボルンC 0- 1- 0- 1/ 2
0.0%
50.0%
50.0%
0%
180%
9
凱旋門賞 0- 1- 0- 0/ 1
0.0%
100.0%
100.0%
0%
270%
10
マイルCS 0- 0- 2- 5/ 7
0.0%
0.0%
28.6%
0%
108%
11
ステイヤーズS 0- 0- 1- 9/10
0.0%
0.0%
10.0%
0%
26%
12
その他 0-0-0-22/22
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

表4は有馬記念の前走レース別成績(過去10年)。当り前ではあるが、好走馬が多いのは前走ジャパンカップ組。過去10年中9年で、前走にジャパンCを使った馬が1頭は3着以内に好走している。ただし注意したいのは好走率ではなく、好走回数だということだ。実際、連対率と複勝率は菊花賞に劣っており、前走ジャパンC組というだけで強調材料にはならない。

■表5 過去10年の有馬記念好走馬(1)

着順
人気
馬名
ジャパンC着順
天皇賞(秋)着順
備考
宝塚記念着順
宝塚記念人気
07年
3
4
ダイワメジャー
不出走
9着
毎日王冠3着
12着
5人気
06年
1
1
ディープインパクト
1着
不出走
 
1着
1人気
3
3
ダイワメジャー
不出走
1着
 
4着
4人気
05年
1
4
ハーツクライ
2着
6着
 
2着
3人気
3
6
リンカーン
4着
15着
京都大賞典1着
4着
4人気
04年
1
1
ゼンノロブロイ
1着
1着
 
4着
2人気
2
3
タップダンスシチー
不出走
不出走
 
1着
1人気
3
9
シルクフェイマス
不出走
10着
 
2着
6人気
03年
1
1
シンボリクリスエス
3着
1着
 
5着
1人気
00年
1
1
テイエムオペラオー
1着
1着
 
1着
1人気
2
2
メイショウドトウ
2着
2着
 
2着
2人気
99年
1
1
グラスワンダー
不出走
不出走
毎日王冠1着
1着
2人気
2
2
スペシャルウィーク
1着
1着
 
2着
1人気
98年
2
3
メジロブライト
不出走
5着
京都大賞典2着
11着
2人気
3
11
ステイゴールド
10着
2着
 
2着
9人気

ここまでいくつかの基本的な有馬記念のデータを見てきたが、ここからは過去10年の有馬記念の好走馬を3つのグループにわけてみたい。秋の古馬王道ローテはご存じの通り、天皇賞(秋)→ジャパンC→有馬記念。たしかに有馬記念は天皇賞(秋)やジャパンCでの成績も大切だが、ここで注目したいのは同じグランプリである宝塚記念との関連性。過去10年の好走馬30頭中15頭が宝塚記念で5着以内か5人気以内だった。そしてほとんどの馬は5着以内かつ5人気以内なので、出来れば両方クリアしていた方がいい。またその条件をクリアしていても宝塚記念以降のレースで好走していることも重要になる。まず15頭中9頭はジャパンCか天皇賞(秋)で連対していた。そして前述の実績を持っていなかった6頭中4頭は宝塚記念以降のG2戦で3着以内に好走していた

■表6 過去10年の有馬記念好走馬(2)

着順
人気
馬名
前走
2走前
菊花賞
着順
日本ダービー
着順
皐月賞
着順
07年
2
5
ダイワスカーレット エリザベス女王杯1着 秋華賞1着
秋華賞1着※
不出走※
桜花賞1着※
05年
2
1
ディープインパクト 菊花賞1着 神戸新聞杯1着
1着
1着
1着
03年
2
4
リンカーン 菊花賞2着 神戸新聞杯4着
2着
8着
不出走
3
3
ゼンノロブロイ 菊花賞4着 神戸新聞杯1着
4着
2着
不出走
02年
1
2
シンボリクリスエス ジャパンC3着 天皇賞(秋)1着
不出走
2着
不出走
01年
1
3
マンハッタンカフェ 菊花賞1着 セントライト記念4着
1着
不出走
不出走
99年
3
5
テイエムオペラオー ステイヤーズS2着 菊花賞2着
2着
3着
1着
98年
1
4
グラスワンダー アルゼンチン共和国杯6着 毎日王冠5着
不出走
不出走
不出走
※牝馬の3冠路線を牡馬クラシック3冠に見立ててカウント。

有馬記念は3歳馬の取捨が鍵を握るレース。そこで過去10年の有馬記念で好走した3歳馬をまとめたのが表6。まずは有馬記念での人気に注目できる。好走馬全てが有馬記念で5人気以内に支持されており、人気のない3歳馬は好走が難しい。また好走した3歳馬の実績に着目すると、クラシック3冠(※牝馬3冠路線も含む)の成績が大切なようだ。クラシック3冠に出走している場合、当該レースで4着以上に好走していることが求められる。唯一の例外はリンカーンの日本ダービー8着だけ。また8頭中6頭は近2走以内にG1で連対しており、近走成績も大切な一つの要素になる

■表7 過去10年の有馬記念好走馬(3)

着順
人気
馬名
前走
備考
07年
1
9
マツリダゴッホ 天皇賞(秋)15着 オールカマー1着、アメリカJCC1着
06年
2
6
ポップロック メルボルンC2着  
02年
2
13
タップダンスシチー 京阪杯5着 アルゼンチン共和国杯3着※、日経賞2着
3
8
コイントス アルゼンチン共和国杯2着 アルゼンチン共和国杯2着※、日経賞3着
01年
2
13
アメリカンボス ジャパンC10着 中山記念1着、アメリカJCC1着
3
6
トゥザヴィクトリー ジャパンC14着 ドバイWC2着、フェブラリーS3着
00年
3
13
ダイワテキサス ジャパンC5着 新潟記念1着※、中山記念1着
※02年アルゼンチン共和国杯、00年新潟記念は中山開催。

最後にその他の有馬記念の好走馬を一つにまとめてみた(表7参照)。好走パターンが最も多いのは同年の中山の重賞実績を持っている馬。昨年のマツリダゴッホを始め、5頭が同年の中山の重賞で3着以内に好走したことが2回あった。この5頭は8〜13人気で好走しており、有馬記念の穴パターンとして確立している。ポップロックとトゥザヴィクトリーについては他の馬と共通する項目がなかったが、トゥザヴィクトリーは同年のG1で2度3着以内に好走していた点が特徴だろう。


<結論>

それでは今年の有馬記念出走予定馬を上記で取り上げた3つのグループに分類してみよう。

■表8 今年の有馬記念出走予定馬(1)

馬名
年齢
ジャパンC着順
天皇賞(秋)着順
備考
宝塚記念着順
宝塚記念人気
アサクサキングス
4
8着
8着
 
5着
4人気
アルナスライン
4
不出走
不出走
アルゼンチン共和国杯3着
10着
3人気
エアシェイディ
7
不出走
5着
中山記念3着、AJCC1着
7着
7人気
エイシンデピュティ
6
不出走
不出走
 
1着
5人気
メイショウサムソン
5
6着
不出走
 
2着
1人気
2008/4/26 東京11R メトロポリタンステークス 1着 12番 アルナスライン

まず表8は今年の有馬記念出走予定馬(1)で、宝塚記念出走馬をまとめたもの。宝塚記念で5着以内かつ5人気以内はアサクサキングス、エイシンデピュティ、メイショウサムソン。しかし3頭とも天皇賞(秋)かジャパンCでの連対が無い上に、宝塚記念以来のレースでも3着以内がない。エイシンデピュティは宝塚記念以来のレースになるが、過去10年の有馬記念で半年以上の間隔が空き3着以内に好走した馬は1頭もいない。
残る2頭のアルナスラインとエアシェイディについてはどうだろう。まずアルナスラインは宝塚記念3人気で、宝塚記念以降のG2戦で3着以内に好走している。過去の好走パターンとしては少ない例だが、4歳馬というのは魅力。宝塚記念組では前述の3頭より好走条件が揃っていると言えるのではないだろうか。エアシェイディは過去の宝塚記念出走馬の傾向には合致しないが、同年に中山の重賞で2度3着以内があり、有馬記念の穴パターンに該当しているので注目してみたい。

■表9 今年の有馬記念出走予定馬(2)

馬名
前走
2走前
菊花賞着順
日本ダービー着順
皐月賞着順
フローテーション ステイヤーズS2着 菊花賞2着
2着
8着
11着
ベンチャーナイン ステイヤーズS4着 菊花賞6着
6着
9着
13着

表9は今年の有馬記念出走予定馬(2)で、3歳馬をまとめたもの。今年はフローテーションとベンチャーナインが該当する。クラシック3冠に出走している場合は当該レースで4着以上が求められたが、フローテーションの菊花賞2着があるのみ。2頭ともに日本ダービーと皐月賞では5着以下に敗れており、今年の3歳馬は厳しいだろう。

■表10 今年の有馬記念出走予定馬(3)

馬名
年齢
前走
備考
アドマイヤモナーク
4
ジャパンC12着  
エアジパング
5
ステイヤーズS1着  
カワカミプリンセス
5
エリザベス女王杯2着  
コスモバルク
7
ジャパンC17着  
スクリーンヒーロー
4
ジャパンC1着  
ダイワスカーレット
4
天皇賞(秋)2着  
トウショウシロッコ
5
ディセンバ―S1着  
ドリームジャーニー
4
天皇賞(秋)10着  
マツリダゴッホ
5
ジャパンC4着 オールカマー1着、日経賞1着
2007/12/23中山9R 有馬記念(G1) 1着 3番 マツリダゴッホ

最後に今年の有馬記念出走予定馬(3)で、その他の馬をまとめてみた。同年の中山の重賞で2度以上3着以内の実績を持っているのはマツリダゴッホのみ。同馬は昨年の勝ち馬でもあるが、今年も好走が期待できそうだ。
ここでジャパンCの勝ち馬スクリーンヒーロー、そして一度も連対を外したことがないダイワスカーレットを同年の中山重賞実績だけで切ってしまうのは少し乱暴だろう。そこでこの2頭についてはもう少し詳しく分析していくことにしよう。


■表11 初G1挑戦で、G1制覇を果たした馬の次走成績(過去10年、2歳戦と3歳戦は除く)

レース名
馬名
次走
08年 天皇賞(春) アドマイヤジュピタ 京都大賞典9着
07年 高松宮記念 スズカフェニックス 安田記念5着
06年 ジャパンCD アロンダイト シリウスS4着
05年 安田記念 アサクサデンエン 天皇賞(秋)4着
02年 スプリンターズS ビリーヴ 香港S12着
高松宮記念 ショウナンカンプ 函館スプリントS4着
01年 フェブラリーS ノボトゥルー ゴドルフィンM9着

まずはスクリーンヒーローについて。同馬の特徴はなんと言っても初G1挑戦でG1制覇を果たしたことにあるだろう。そこで表11では初G1挑戦で、G1制覇を果たした馬の次走成績を調べてみた(過去10年)。なお2歳戦や3歳戦は初G1挑戦になるケースが多いため、除いている。該当した馬は計7頭で、次走で3着以内に好走した馬は1頭もいない。今年のアドマイヤジュピタが京都大賞典で大きく人気を裏切ったのは記憶に新しい。有馬記念では人気が集まりそうなスクリーンヒーローだが、今回は厳しい戦いになりそうだ。

■表12 有馬記念で3着以内に好走した3歳馬の翌年の有馬記念成績(過去10年)

着順
馬名
翌年の有馬記念成績
07年
3
ダイワスカーレット
05年
2
ディープインパクト
1着
03年
2
リンカーン
不出走
3
ゼンノロブロイ
1着
02年
1
シンボリクリスエス
1着
01年
1
マンハッタンカフェ
不出走
99年
3
テイエムオペラオー
1着
98年
1
グラスワンダー
1着

次はダイワスカーレットについて。表12は有馬記念で3着以内に好走した3歳馬の翌年の有馬記念成績(過去10年)。ここでは驚くべきデータが出た。3歳時に有馬記念で3着以内に好走し、翌年の有馬記念に出走していた馬は5頭全てが勝利を収めている。このデータ一つで、今年の有馬記念はダイワスカーレットが絶対勝つとは言い切れないが、ぜひ推奨馬として取り上げておきたい。

■表13 有馬記念連対馬の翌年の有馬記念成績(過去10年)

着順
人気
馬名
翌年の有馬記念成績
07年
1
9
マツリダゴッホ
2
5
ダイワスカーレット
06年
1
1
ディープインパクト
不出走
2
6
ポップロック
2人気5着
05年
1
4
ハーツクライ
不出走
2
1
ディープインパクト
1人気1着
04年
1
1
ゼンノロブロイ
2人気8着
2
3
タップダンスシチ−
5人気12着
03年
1
1
シンボリクリスエス
不出走
2
4
リンカーン
不出走
02年
1
2
シンボリクリスエス
1人気1着
2
13
タップダンスシチ−
2人気8着
01年
1
3
マンハッタンカフェ
不出走
2
13
アメリカンボス
11人気13着
00年
1
1
テイエムオペラオー
1人気5着
2
2
メイショウドトウ
2人気4着
99年
1
1
グラスワンダー
不出走
2
2
スペシャルウィーク
不出走
98年
1
4
グラスワンダー
1人気1着
2
3
メジロブライト
3人気5着

最後に昨年の再現はあるのか、つまりマツリダゴッホとダイワスカーレットが今年もともに連対する可能性について考えてみたい。表13は有馬記念連対馬の翌年の有馬記念成績(過去10年)で、連対馬が揃って翌年も連対したことは一度もないようだ。02年の連対馬であるシンボリクリスエスとタップダンスシチ−は03年に人気を集めたが、シンボリクリスエスは勝利を収めたものの、タップダンスシチ−は8着と大きく人気を裏切っている。同様のことが00年に連対したテイエムオペラオーとメイショウドトウの翌年の有馬記念成績でも見えてくる。つまり2年連続して1、2着馬が同じになる可能性は少ないと言えるだろう。

ここで、もう一度話をまとめよう。まず宝塚記念に出走した馬の中からアルナスラインエアシェイディ。そして中山実績が光るマツリダゴッホ。最後に有馬記念で好走した3歳馬の翌年の有馬記念成績の良さからダイワスカーレット。以上の4頭を今年の有馬記念推奨馬としたい。ただし表13で見たように「昨年の再現になる可能性は低い(マツリダゴッホとダイワスカーレットがともに連対するということ)」ので馬券は上手く組み立てていきたい。

ライタープロフィール

フランキー森山(ふらんきー もりやま)

1984年1月、神奈川県生まれ。重賞レースにおいては、毎年同じようなステップで出走してくる馬が多いことから、データ競馬の有効性に着目。データde出〜たでは主に過去の好走馬の実績を重視し、予想を展開している。馬券を買うのはもちろん、競馬場へ行くことも好きなタイプ。好きなレースは平安S。05年に中央競馬の全場踏破達成。その後は、地方、海外の競馬場へもたびたび訪れている。

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