第243回 中山ダート1200m戦を馬番と脚質から分析|競馬情報ならJRA-VAN

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第243回 中山ダート1200m戦を馬番と脚質から分析

2008/12/8(月)

先週から暮れの中山、阪神開催が開幕。関西はこのひと開催を終えると京都に戻るが、中山は来年4月中旬まで4ヶ月半ほどの間に4開催が集中して行われる。そこで今回は、日曜に新設重賞・カペラSも行われる中山ダート1200m戦について、馬番と脚質にポイントを絞って調べてみたい。

データの分析にはJRA-VAN Data Lab.Target frontier JVを利用し、98年12月から本年10月まで約10年の成績を対象とした。なお、日曜の阪神JFに関しては木曜掲載分で検討する予定である。

中山ダート1200m コース図
中山ダート1200mといえば「外枠有利」が定説で、競馬歴の浅い方でも恐らく1度くらいは耳にしたことがあるだろう。要因としては、外枠はスタート地点から芝の部分を長く走れるためダッシュをきかせやすい、あるいは、内枠の馬は外からかぶされると苦しくなる、などといったことが挙げられている。

■表1 中山ダート1200m馬番別成績(98.12.5〜08.10.5)
馬番
着別度数
勝率
連対率
3着内率
単回収
複回収
平均人気
1番
85- 100- 85- 1172/ 1442
5.9%
12.8%
18.7%
61%
64%
8.0
2番
80- 77- 105- 1185/ 1447
5.5%
10.9%
18.1%
57%
64%
8.2
3番
92- 84- 88- 1172/ 1436
6.4%
12.3%
18.4%
63%
58%
8.1
4番
89- 84- 97- 1171/ 1441
6.2%
12.0%
18.7%
60%
77%
8.2
5番
92- 105- 119- 1128/ 1444
6.4%
13.6%
21.9%
55%
81%
8.1
6番
102- 85- 100- 1153/ 1440
7.1%
13.0%
19.9%
57%
66%
7.8
7番
80- 87- 84- 1195/ 1446
5.5%
11.5%
17.4%
42%
48%
8.0
8番
89- 113- 108- 1130/ 1440
6.2%
14.0%
21.5%
75%
72%
8.0
9番
93- 100- 103- 1139/ 1435
6.5%
13.4%
20.6%
72%
67%
7.9
10番
115- 100- 91- 1114/ 1420
8.1%
15.1%
21.5%
90%
80%
7.9
11番
81- 88- 111- 1105/ 1385
5.8%
12.2%
20.2%
47%
68%
8.2
12番
100- 70- 106- 1056/ 1332
7.5%
12.8%
20.7%
78%
74%
8.1
13番
105- 90- 61- 1018/ 1274
8.2%
15.3%
20.1%
81%
64%
8.4
14番
100- 91- 74- 940/ 1205
8.3%
15.9%
22.0%
128%
89%
8.1
15番
68- 85- 56- 895/ 1104
6.2%
13.9%
18.9%
56%
63%
8.4
16番
70- 82- 59- 695/ 906
7.7%
16.8%
23.3%
85%
85%
8.1

まずはそんな「外枠有利」を証明する馬番別成績から。勝率から3着内率の背景黄色は各率の上位、背景青は下位(それぞれ5位まで)を示している。多少の「ムラ」はあるものの、おおむね黄色は外、青は内に固まる傾向だ。


■表2 中山ダート1200m馬番別成績(出走16頭、98.12.5〜08.10.5)
馬番
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収
複回収
平均人気
1番
43- 56- 50- 757/ 906
4.7%
10.9%
16.4%
61%
64%
8.6
2番
50- 45- 61- 750/ 906
5.5%
10.5%
17.2%
62%
71%
8.7
3番
59- 48- 58- 741/ 906
6.5%
11.8%
18.2%
50%
57%
8.5
4番
44- 48- 55- 759/ 906
4.9%
10.2%
16.2%
49%
73%
8.7
5番
53- 60- 68- 725/ 906
5.8%
12.5%
20.0%
52%
85%
8.7
6番
54- 49- 64- 739/ 906
6.0%
11.4%
18.4%
46%
66%
8.3
7番
49- 48- 46- 763/ 906
5.4%
10.7%
15.8%
40%
50%
8.6
8番
45- 67- 67- 727/ 906
5.0%
12.4%
19.8%
72%
78%
8.6
9番
54- 60- 49- 743/ 906
6.0%
12.6%
18.0%
90%
65%
8.5
10番
60- 60- 54- 732/ 906
6.6%
13.2%
19.2%
78%
88%
8.4
11番
53- 51- 68- 734/ 906
5.8%
11.5%
19.0%
56%
68%
8.6
12番
69- 37- 72- 728/ 906
7.6%
11.7%
19.6%
68%
73%
8.3
13番
74- 59- 36- 737/ 906
8.2%
14.7%
18.7%
90%
63%
8.6
14番
74- 66- 50- 716/ 906
8.2%
15.5%
21.0%
149%
86%
8.4
15番
55- 71- 50- 730/ 906
6.1%
13.9%
19.4%
58%
68%
8.4
16番
70- 82- 59- 695/ 906
7.7%
16.8%
23.3%
85%
85%
8.1

表2は中山ダート1200mのフルゲートである16頭立てのレースに限定した成績で、より「外枠有利」の傾向が顕著だ。多頭数になればなるほど内の馬は揉まれ込む危険性が高いことに加え、表1の内枠には連対率を稼ぎやすい少頭数のレース(10頭立てなら平均連対率20.0%、16頭立てでは12.5%)における成績が含まれていた影響もあるだろう。いずれにしても、中山ダート1200mは定説通り「外枠有利」と考えて間違いない


■表3 中山ダート1200m脚質、上がり別成績(出走16頭、98.12.5〜08.10.5)
馬場
脚質上り
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収
複回収
平均人気
逃げ
184- 93- 71- 293/ 641
28.7%
43.2%
54.3%
222%
151%
4.9
先行
316- 348- 256-1363/2283
13.8%
29.1%
40.3%
121%
130%
5.8
中団
132- 172- 255-3305/3864
3.4%
7.9%
14.5%
56%
67%
8.4
後方
9- 28- 61-3350/3448
0.3%
1.1%
2.8%
10%
18%
11.1
3F 1位
204- 109- 94- 340/ 747
27.3%
41.9%
54.5%
267%
216%
6.0
3F 2位
136- 96- 79- 385/ 696
19.5%
33.3%
44.7%
166%
170%
6.8
3F 3位
97- 108- 91- 416/ 712
13.6%
28.8%
41.6%
197%
147%
7.0
3F〜5位
113- 152- 153- 882/1300
8.7%
20.4%
32.2%
101%
122%
7.6
3F6位〜
91- 176- 226-6267/6760
1.3%
3.9%
7.3%
12%
26%
9.3
稍重〜不良
逃げ
77- 35- 41- 112/ 265
29.1%
42.3%
57.7%
214%
163%
4.3
先行
127- 140- 119- 556/ 942
13.5%
28.3%
41.0%
126%
138%
5.6
中団
56- 77- 97-1376/1606
3.5%
8.3%
14.3%
87%
79%
8.4
後方
5- 14- 7-1390/1416
0.4%
1.3%
1.8%
12%
10%
11.3
3F 1位
108- 49- 24- 132/ 313
34.5%
50.2%
57.8%
476%
239%
6.2
3F 2位
49- 56- 24- 152/ 281
17.4%
37.4%
45.9%
257%
179%
6.7
3F 3位
41- 41- 35- 160/ 277
14.8%
29.6%
42.2%
179%
174%
7.1
3F〜5位
38- 56- 72- 379/ 545
7.0%
17.2%
30.5%
63%
120%
7.5
3F6位〜
29- 64- 109-2609/2811
1.0%
3.3%
7.2%
9%
27%
9.3

今度は脚質別成績を見てみたい(脚質分類はTarget frontier JVによるもの。以下はすべて16頭立てのデータとする)。こちらは「逃げ」が圧倒的な好成績で「先行」も上々。「中団」は連対馬の実数こそ「逃げ」を上回るものの、基本的に各レース1頭の「逃げ」とは連対率などで大きな差がある。逃げ、先行馬は人気を集めることも多いが、それでも単複の回収率は100%を上回っている点には注目だ。また、馬場状態による脚質成績の変動は大きくない。


■表4 中山ダート1200m、上がり3F1位馬の脚質成績(出走16頭、98.12.5〜08.10.5)
脚質
良馬場
稍重〜不良
着別度数
連対率
占有率
着別度数
連対率
占有率
逃げ
46- 1- 0- 0/ 47
100.0%
6.3%
26- 0- 0- 0/ 26
100.0%
8.3%
先行
75- 23- 3- 2/103
95.1%
13.8%
43- 11- 1- 0/ 55
98.2%
17.6%
中団
76- 64- 53- 68/261
53.6%
34.9%
34- 27- 19- 29/109
56.0%
34.8%
後方
7- 21- 38-270/336
8.3%
45.0%
5- 11- 4-103/123
13.0%
39.3%

表3では稍重〜不良になると「上がり3ハロン1位」が良馬場に比べ成績を伸ばしている。しかし、道悪が差し馬有利に働くわけではない。表4の通り、道悪では「逃げ」や「先行」でも「上がり3ハロン1位」になる馬が増え、前へつけた馬が終いまでしっかりまとめ、買っている人が「安心して見ていられる」レースが多くなるのだろう。


■表5 中山ダート1200m脚質、条件別成績(出走16頭、98.12.5〜08.10.5)
脚質
〜500万条件
1000万条件〜
着別度数
連率
単回
複回
着別度数
連率
単回
複回
逃げ
224- 116- 95- 305/ 740
45.9%
227%
156%
37- 12- 17- 100/ 166
29.5%
186%
147%
先行
373- 416- 318-1518/2625
30.1%
114%
136%
70- 72- 57- 401/ 600
23.7%
158%
116%
中団
137- 186- 279-3851/4453
7.3%
66%
67%
51- 63- 73- 830/1017
11.2%
59%
88%
後方
6- 23- 48-3917/3994
0.7%
8%
12%
8- 19- 20- 823/ 870
3.1%
24%
33%

脚質別成績では、下級条件は逃げ・先行有利でも上級条件は差しも届く、という結果が出るコースも少なくない。この中山ダート1200mにもその傾向はあり、1000万条件以上では逃げ・先行の連対率が下級条件より低く、「中団」の連対率が多少上がっている。ただ、1000万条件以上でも「逃げ」「先行」の単複回収率は100%以上。条件を問わず、まず前へ行く馬を探すことが高回収率への近道だ。


■表6 中山ダート1200m馬番、脚質別成績(出走16頭、98.12.5〜08.10.5)
馬番
逃げ
先行
中団
後方
連率
単回
複回
連率
単回
複回
連率
単回
複回
連率
単回
複回
1番
36.8%
290%
166%
21.7%
60%
127%
6.6%
51%
52%
1.3%
0%
9%
2番
40.4%
356%
155%
26.0%
55%
135%
6.7%
34%
46%
0.9%
44%
49%
3番
39.3%
180%
133%
32.8%
107%
137%
8.6%
49%
57%
1.8%
6%
9%
4番
39.3%
161%
103%
24.1%
52%
120%
6.4%
40%
103%
2.0%
38%
17%
5番
41.5%
264%
170%
30.2%
118%
160%
7.5%
26%
87%
2.1%
0%
26%
6番
39.7%
170%
152%
26.0%
100%
138%
7.9%
28%
68%
1.6%
12%
9%
7番
40.4%
147%
127%
31.2%
112%
133%
7.5%
36%
47%
1.1%
0%
8%
8番
42.9%
157%
182%
27.7%
208%
154%
9.5%
52%
78%
2.2%
3%
20%
9番
38.8%
300%
146%
32.1%
92%
90%
10.7%
101%
68%
1.2%
48%
38%
10番
52.8%
150%
157%
28.9%
145%
135%
9.9%
100%
123%
0.6%
0%
8%
11番
45.3%
242%
163%
28.1%
127%
119%
6.6%
30%
73%
0.6%
8%
15%
12番
43.9%
245%
293%
26.0%
110%
107%
7.8%
79%
82%
0.0%
0%
6%
13番
56.9%
221%
124%
30.4%
141%
122%
8.0%
105%
55%
0.0%
0%
5%
14番
47.9%
318%
202%
32.5%
173%
136%
9.1%
209%
81%
0.8%
0%
19%
15番
41.7%
167%
118%
29.7%
108%
141%
7.6%
45%
51%
0.4%
0%
4%
16番
44.4%
116%
111%
31.8%
177%
155%
7.1%
43%
64%
1.0%
1%
5%
2008/1/13 中山11R ガーネットステークス(G3) 1着 16番 タイセイアトム
では、脚質と馬番を組み合わせるとどんな成績になるのか、というのが表6である。数字を細かく見ると気分を悪くすること必至なので「色の分布」を見て頂きたいが、単純にこれまで紹介したデータ通り「外枠+逃げ」が好成績。10番枠より外から逃げた馬は連対率40%以上、中には50%台という数字も見られる。「先行」になると背景黄色はばらけるものの、青はやはり内枠中心だ。ただ、「中団」「後方」は必ずしも外有利とは言えず、力関係や展開などから敢えて差し馬を狙う際には注意したい。

以上のように中山ダート1200mは逃げ、先行馬が有利で、枠順では外枠優勢だ。定説通りの枠順に加え、短距離戦は先行馬有利という意識もあるだけに、このようなデータを見ずとも「外枠+逃げ(先行)」馬を軸に予想を組み立ててられていた方も多いに違いない。


■表7 中山ダート1200m、前走脚質別成績(出走16頭、98.12.5〜08.10.5)
前走脚質
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収
複回収
平均人気
逃げ
123- 102- 93- 716/1034
11.9%
21.8%
30.8%
81%
71%
5.6
先行
353- 326- 275-2320/3274
10.8%
20.7%
29.1%
81%
78%
6.2
中団
236- 274- 298-3673/4481
5.3%
11.4%
18.0%
67%
75%
8.5
後方
76- 91- 117-2899/3183
2.4%
5.2%
8.9%
50%
64%
11.1
マクリ
1- 1- 1- 8/ 11
9.1%
18.2%
27.3%
90%
70%
7.3

とはいえレースは「生き物」。フタを開けてみれば、予想とは違った展開になってしまうことも多々ある。表7は前走脚質別の成績を調べたもので、やはり「逃げ」「先行」の連対率が高いものの、「そのレースにおける脚質」である表3に比べれば今ひとつ。単複の回収率も100%を割ってしまっている。
当然のことながら、「逃げ馬(先行馬)」ではなく「そのレースで逃げる馬(先行する馬)」をいかにして見つけ出すかがポイント。過去のレースにおけるラップタイム、あるいはレース映像(JRAレーシングビュアーの会員登録を行えば、Target frontier JVJRA-VAN NEXTの成績画面などから再生可能)などに加え、ここでもう一度注目したいのが「枠順」のデータだ。


■表8 中山ダート1200m、脚質別馬番占有率(出走16頭、98.12.5〜08.10.5)
馬番
逃げ
先行
中団
後方
占有率
占有率
占有率
占有率
1番
95
10.5%
175
5.4%
333
6.1%
303
6.2%
2番
57
6.3%
173
5.4%
359
6.6%
316
6.5%
3番
61
6.7%
137
4.2%
371
6.8%
336
6.9%
4番
56
6.2%
174
5.4%
329
6.0%
342
7.0%
5番
65
7.2%
182
5.6%
322
5.9%
337
6.9%
6番
63
7.0%
177
5.5%
343
6.3%
322
6.6%
7番
47
5.2%
157
4.9%
333
6.1%
367
7.5%
8番
49
5.4%
184
5.7%
346
6.3%
324
6.7%
9番
49
5.4%
168
5.2%
346
6.3%
341
7.0%
10番
53
5.8%
194
6.0%
343
6.3%
312
6.4%
11番
53
5.8%
199
6.2%
333
6.1%
320
6.6%
12番
41
4.5%
242
7.5%
320
5.9%
300
6.2%
13番
58
6.4%
240
7.4%
339
6.2%
268
5.5%
14番
48
5.3%
252
7.8%
362
6.6%
241
5.0%
15番
48
5.3%
263
8.2%
354
6.5%
237
4.9%
16番
63
7.0%
308
9.6%
337
6.2%
198
4.1%

中山ダート1200mで「枠順」といえば「外」と思いがちだが、実際に「逃げた馬の数」が多いのは内枠で、外よりも内の方がハナを奪いやすいのだ。同じような先行力を持つ馬が先手を主張し合えば、ハナを奪うのは枠なりに内枠。これは「外枠有利」の中山ダート1200mでも同様で、外枠は「先行」グループに落ち着く馬が多い


■表9 中山ダート1200m、馬番別脚質占有率(前走「逃げ」「先行」馬、出走16頭、98.12.5〜08.10.5)
馬番
前走逃げ
前走先行
合計
逃げ
先行
その他
合計
逃げ
先行
その他
占有率
占有率
占有率
占有率
占有率
占有率
1番
72
26
36.1%
17
23.6%
29
40.3%
200
33
16.5%
65
32.5%
102
51.0%
2番
61
18
29.5%
23
37.7%
20
32.8%
206
20
9.7%
57
27.7%
129
62.6%
3番
54
14
25.9%
19
35.2%
21
38.9%
196
24
12.2%
52
26.5%
120
61.2%
4番
71
19
26.8%
22
31.0%
30
42.3%
185
18
9.7%
64
34.6%
103
55.7%
5番
61
15
24.6%
23
37.7%
23
37.7%
209
25
12.0%
77
36.8%
107
51.2%
6番
66
16
24.2%
23
34.8%
27
40.9%
224
33
14.7%
64
28.6%
127
56.7%
7番
54
13
24.1%
19
35.2%
22
40.7%
202
18
8.9%
57
28.2%
127
62.9%
8番
63
16
25.4%
27
42.9%
20
31.7%
194
19
9.8%
74
38.1%
101
52.1%
9番
63
15
23.8%
19
30.2%
29
46.0%
202
20
9.9%
72
35.6%
110
54.5%
10番
67
14
20.9%
20
29.9%
33
49.3%
205
19
9.3%
90
43.9%
96
46.8%
11番
63
9
14.3%
28
44.4%
26
41.3%
201
29
14.4%
77
38.3%
95
47.3%
12番
68
10
14.7%
30
44.1%
28
41.2%
205
20
9.8%
80
39.0%
105
51.2%
13番
63
18
28.6%
22
34.9%
23
36.5%
240
26
10.8%
103
42.9%
111
46.3%
14番
68
14
20.6%
29
42.6%
25
36.8%
189
17
9.0%
88
46.6%
84
44.4%
15番
61
12
19.7%
33
54.1%
16
26.2%
203
17
8.4%
79
38.9%
107
52.7%
16番
77
15
19.5%
42
54.5%
20
26.0%
211
21
10.0%
103
48.8%
87
41.2%
※その他には競走中止を含む

前走脚質との関係を調べると、この傾向はさらにはっきりする。前走で逃げていた馬が内枠を引くと、再び先手を奪える確率(逃げ→逃げ)は3〜4頭に1頭(20%台中盤から30%台)。おおむね5頭に1頭からそれ以下に留まる外枠との違いは明白だ。その一方で「逃げ→先行」や「先行→先行」のパターンは外枠に目立ち、結果として表8のように外枠の「先行」が多くなっている。

このように「外枠有利」かつ「逃げ、先行馬有利」の中山ダート1200mではあるが、「外枠の方が逃げやすい」という誤解は禁物。外枠でもハナを奪うだけのスピード差があるか、あるいは2〜3番手からでも力を出せるか、といった個々の馬やメンバー構成の見極めが重要になる。抜群のスピードで先手を奪える馬や、好位で我慢のきく馬なら有力な軸候補(表6)。逆に「逃げが絶対条件」の馬を「中山ダート1200mの外枠なら行けるだろう」などと考えて買うと、内枠各馬の出方によっては痛い目に遭うこともありそうだ

ライタープロフィール

浅田知広(あさだ ともひろ)

1970年12月、埼玉県生まれ。立命館大学文学部中退後、夕刊紙レース部のアルバイト、競馬データベース会社を経て、現在はフリー。パソコンが広く普及する以前から、パソコン通信でデータ手入力方式の競馬予想ソフトを公開するなど、競馬のみならずPCやネットワークにも精通。その知識を活かし、Webや雑誌で競馬ライターとして活躍するかたわら、ネットワークの専門誌にも連載を持つ。

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