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第197回 今年のマーメイドSから学ぶこと

2008/6/30(月)

筆者の担当だったマーメイドS。多くの人にとって理解し難いほどの大波乱だったが、当コーナーで推奨馬4頭を挙げてソリッドプラチナムしか馬券に絡まなかったことは素直に反省したい。ところでなぜあのような結果になったのか?トーホウシャインを勝利に導いた高野容輔騎手は勝因に「馬場と斤量」を挙げ、そして敗戦した騎手の中にも「馬場と斤量」を敗因に挙げていた騎手がいた。このことから「ハンデ戦において馬場が悪い場合、軽量馬の好走率はアップする(逆に斤量が重い馬の好走率はダウンする)」という仮説が成り立つのではないだろうか。よって以下ではその仮説が本当に成り立つのか見ていきたい。

まずその仮説を立証するためにはどうすればいいか。それはハンデ戦の斤量別成績を調べ、その後馬場が良い場合と悪い場合で比較することだろう。馬場の良し悪しに明確な基準はないが、良・稍重・重・不良の中間を取り、「馬場が良い=良、稍重」「馬場が悪い=重、不良」としよう。また芝・ダート別、距離別にも分類して見ていきたい。距離についてはスプリント(1000〜1300m)、マイル(1400〜1800m)、中距離(1900〜2100m)、長距離(2200m〜)の4つのカテゴリーに分類した(※JRAの距離区分では長距離をさらに2つのカテゴリーに分類できるが、2200m以上のハンデ戦が少ないため1つのカテゴリーにまとめた)。データ分析にはJRA-VAN Data Lab. Target frontier JVを利用し、集計対象はハンデ戦が行われる1000万円以上のクラス、集計期間は1998年1月5日〜2008年6月22日の約10年間を基にした。

■表1 芝1000〜1300mのハンデ戦における斤量別成績

馬場
斤量
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
良・稍重
〜49kg 3- 1- 3- 28/ 35
8.6%
11.4%
20.0%
199%
129%
49.5〜51kg 14- 17- 20- 583/ 634
2.2%
4.9%
8.0%
36%
49%
51.5〜53kg 78- 79- 90-1097/1344
5.8%
11.7%
18.4%
106%
94%
53.5〜55kg 106- 113- 106-1025/1350
7.9%
16.2%
24.1%
72%
84%
55.5〜57kg 61- 59- 46- 445/ 611
10.0%
19.6%
27.2%
62%
66%
57.5〜59kg 19- 14- 15- 73/ 121
15.7%
27.3%
39.7%
78%
93%
59.5kg〜 0- 0- 0- 1/ 1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
重・不良
〜49kg 0- 0- 0- 6/ 6
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
49.5〜51kg 0- 3- 3- 32/ 38
0.0%
7.9%
15.8%
0%
163%
51.5〜53kg 7- 3- 6- 72/ 88
8.0%
11.4%
18.2%
106%
143%
53.5〜55kg 7- 9- 8- 65/ 89
7.9%
18.0%
27.0%
64%
104%
55.5〜57kg 4- 3- 2- 39/ 48
8.3%
14.6%
18.8%
44%
53%
57.5〜59kg 1- 1- 0- 7/ 9
11.1%
22.2%
22.2%
48%
34%
59.5kg〜 0- 0- 0- 0/ 0
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

前置きがやや長くなったが、ここから本題に入ろう。表1は芝1000〜1300mのハンデ戦における斤量別成績。「ハンデ戦は斤量が重くなればなるほど好走率はアップする」という一つの定説がある。表1の良・稍重の斤量区分を見ると49キロ以下を除けば、確かに斤量が重くなればなるほど勝率、連対率、複勝率はアップしていることがわかる。しかし重・不良になると一概にもそう言えない。55.559キロの間では良稍重の時に比べ、重・不良の時では全ての数字がダウンしている。

表1全体で好数字をマークしているのは良・稍重の49キロ以下。出走例は35頭しかいないが、単・複回収率は100%を超え、複勝率20%は悪くない数字だ。

■表2 芝1400〜1800mのハンデ戦における斤量別成績

馬場
斤量
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
良・稍重
〜49kg 4- 1- 1- 44/ 50
8.0%
10.0%
12.0%
207%
76%
49.5〜51kg 15- 20- 20- 709/ 764
2.0%
4.6%
7.2%
59%
56%
51.5〜53kg 97- 106- 130-1832/2165
4.5%
9.4%
15.4%
81%
76%
53.5〜55kg 201- 197- 214-2097/2709
7.4%
14.7%
22.6%
90%
83%
55.5〜57kg 149- 156- 124- 986/1415
10.5%
21.6%
30.3%
73%
78%
57.5〜59kg 46- 33- 21- 107/ 207
22.2%
38.2%
48.3%
108%
95%
59.5kg〜 0- 0- 0- 0/ 0
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
重・不良
〜49kg 0- 0- 0- 2/ 2
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
49.5〜51kg 2- 3- 2- 51/ 58
3.4%
8.6%
12.1%
193%
172%
51.5〜53kg 5- 5- 11-124/145
3.4%
6.9%
14.5%
24%
60%
53.5〜55kg 18- 10- 12-143/183
9.8%
15.3%
21.9%
95%
70%
55.5〜57kg 9- 14- 9- 88/120
7.5%
19.2%
26.7%
48%
99%
57.5〜59kg 1- 3- 1- 5/ 10
10.0%
40.0%
50.0%
23%
98%
59.5kg〜 0- 0- 0- 0/ 0
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

表2は芝1400〜1800mのハンデ戦における斤量別成績。まず良・稍重の57.5〜59キロの成績が優秀なのがわかる。勝率22.2%、連対率38.2%、複勝率48.3%で、単・複回収率は100%前後をマークしている。しかし重・不良になると連対率、複勝率、複回収率には大きな変化が見られないものの、勝率は良・稍重のほぼ半分で複回収率は23%にまで落ち込んでいる。同様のことが55.5〜57キロの間でも起きており、重・不良の55.559キロの勝利は厳しいことがうかがえる。
対照的に重・不良になって数字が全体的にアップしているのは49.551キロ。表2全体で唯一単・複回収率が100%を超えているゾーンだ。

■表3 芝1900〜2100mのハンデ戦における斤量別成績

馬場
斤量
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
良・稍重
〜49kg 1- 3- 0- 32/ 36
2.8%
11.1%
11.1%
54%
51%
49.5〜51kg 7- 13- 18- 310/ 348
2.0%
5.7%
10.9%
31%
67%
51.5〜53kg 50- 57- 64- 882/1053
4.7%
10.2%
16.2%
116%
90%
53.5〜55kg 117- 118- 112-1058/1405
8.3%
16.7%
24.7%
86%
86%
55.5〜57kg 89- 79- 75- 548/ 791
11.3%
21.2%
30.7%
74%
74%
57.5〜59kg 24- 18- 20- 102/ 164
14.6%
25.6%
37.8%
70%
74%
59.5kg〜 0- 0- 0- 2/ 2
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
重・不良
〜49kg 1- 0- 0- 8/ 9
11.1%
11.1%
11.1%
1292%
317%
49.5〜51kg 2- 0- 1- 15/ 18
11.1%
11.1%
16.7%
372%
120%
51.5〜53kg 4- 5- 5- 51/ 65
6.2%
13.8%
21.5%
156%
112%
53.5〜55kg 4- 7- 5- 52/ 68
5.9%
16.2%
23.5%
31%
49%
55.5〜57kg 3- 2- 4- 25/ 34
8.8%
14.7%
26.5%
74%
64%
57.5〜59kg 1- 1- 0- 2/ 4
25.0%
50.0%
50.0%
90%
167%
59.5kg〜 0- 0- 0- 0/ 0
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

重馬場の中、軽量53キロで07年中山金杯を逃げ切ったシャドウゲイト重馬場の中、最軽量48キロで08年マーメイドSを制したトーホウシャイン

続いて表3を見てほしい。表3は芝1900〜2100mのハンデ戦における斤量別成績。注目して欲しいのは49キロ以下から53キロ稍重と重・不良で比較すると、重・不良の成績が格段に良いことがわかる。重・不良の49キロ以下から53キロの単・複回収率は全て100%を超えている。

対照的に重・不良の53.557キロの間では、良・稍重に比べ、ほとんどの数字がダウンしている

■表4 芝2200以上のハンデ戦における斤量別成績

馬場
斤量
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
良・稍重
〜49kg 0- 0- 4- 25/ 29
0.0%
0.0%
13.8%
0%
58%
49.5〜51kg 3- 15- 17- 316/ 351
0.9%
5.1%
10.0%
48%
82%
51.5〜53kg 58- 47- 54- 805/ 964
6.0%
10.9%
16.5%
99%
66%
53.5〜55kg 109- 130- 117-1016/1372
7.9%
17.4%
25.9%
65%
76%
55.5〜57kg 94- 78- 82- 497/ 751
12.5%
22.9%
33.8%
82%
72%
57.5〜59kg 28- 23- 18- 73/ 142
19.7%
35.9%
48.6%
96%
90%
59.5kg〜 1- 0- 0- 0/ 1
100.0%
100.0%
100.0%
210%
120%
重・不良
〜49kg 0- 0- 0- 2/ 2
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
49.5〜51kg 0- 0- 0- 19/ 19
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
51.5〜53kg 4- 1- 3- 47/ 55
7.3%
9.1%
14.5%
193%
83%
53.5〜55kg 4- 7- 11- 60/ 82
4.9%
13.4%
26.8%
45%
110%
55.5〜57kg 7- 7- 2- 31/ 47
14.9%
29.8%
34.0%
68%
73%
57.5〜59kg 1- 1- 0- 5/ 7
14.3%
28.6%
28.6%
40%
45%
59.5kg〜 0- 0- 0- 0/ 0
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

表4は芝2200m以上のハンデ戦における斤量別成績。良・稍重では57.5キロ以上の成績が良い。59.5キロ以上の馬は1頭しかいないが、57.5〜59キロでは出走数が142頭いて連対率35.9%、複勝率48.6%は優秀な数字。単・複回収率は共にあと一歩100%に届かなかったが、十分推奨したいゾーンだ。しかしこの57.559キロも重・不良になると減点。57.5〜59キロの重・不良の数字は軒並み良・稍重の数字を下回っている。

■表5 ダート1000〜1300mにおけるハンデ戦の斤量別成績

馬場
斤量
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
良・稍重
〜49kg 0- 0- 1- 10/ 11
0.0%
0.0%
9.1%
0%
388%
49.5〜51kg 2- 2- 2- 168/ 174
1.1%
2.3%
3.4%
9%
26%
51.5〜53kg 14- 21- 23- 388/ 446
3.1%
7.8%
13.0%
40%
74%
53.5〜55kg 35- 37- 47- 403/ 522
6.7%
13.8%
22.8%
89%
102%
55.5〜57kg 38- 27- 16- 177/ 258
14.7%
25.2%
31.4%
82%
71%
57.5〜59kg 7- 9- 8- 29/ 53
13.2%
30.2%
45.3%
46%
72%
59.5kg〜 0- 0- 0- 0/ 0
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
重・不良
〜49kg 0- 0- 0- 1/ 1
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
49.5〜51kg 1- 0- 0- 28/ 29
3.4%
3.4%
3.4%
203%
36%
51.5〜53kg 4- 3- 4- 97/108
3.7%
6.5%
10.2%
58%
77%
53.5〜55kg 10- 12- 9- 75/106
9.4%
20.8%
29.2%
165%
121%
55.5〜57kg 3- 4- 7- 29/ 43
7.0%
16.3%
32.6%
35%
60%
57.5〜59kg 2- 1- 0- 14/ 17
11.8%
17.6%
17.6%
24%
27%
59.5kg〜 0- 0- 0- 0/ 0
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

ここからはダート戦にターゲットを当てていこう。まずはダート1000〜1300mにおけるハンデ戦の斤量別成績を見てほしい(表5参照)。良・稍重では57.559キロの連対率と複勝率が好数字だろう。連対率30.2%、複勝率45.3%をマークしている。重・不良では53.555キロの成績が優秀。良・稍重に比べ、全ての数字がアップしており、単・複回収率は100%を超えている。逆に重・不良で推奨し難いのは55.559キロ。良・稍重に比べ、ほとんどの数字がダウンしている。

■表6 ダート1400〜1800mにおけるハンデ戦の斤量別成績

馬場
斤量
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
良・稍重
〜49kg 2- 0- 1- 39/ 42
4.8%
4.8%
7.1%
67%
19%
49.5〜51kg 9- 10- 23- 540/ 582
1.5%
3.3%
7.2%
41%
67%
51.5〜53kg 49- 55- 85-1354/1543
3.2%
6.7%
12.2%
75%
75%
53.5〜55kg 134- 157- 159-1686/2136
6.3%
13.6%
21.1%
76%
80%
55.5〜57kg 141- 133- 89- 775/1138
12.4%
24.1%
31.9%
81%
79%
57.5〜59kg 58- 36- 35- 121/ 250
23.2%
37.6%
51.6%
117%
97%
59.5kg〜 0- 0- 0- 3/ 3
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
重・不良
〜49kg 0- 0- 0- 4/ 4
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
49.5〜51kg 1- 1- 0- 86/ 88
1.1%
2.3%
2.3%
62%
13%
51.5〜53kg 6- 12- 21-195/234
2.6%
7.7%
16.7%
58%
104%
53.5〜55kg 21- 22- 20-258/321
6.5%
13.4%
19.6%
61%
70%
55.5〜57kg 22- 17- 13-102/154
14.3%
25.3%
33.8%
90%
74%
57.5〜59kg 9- 5- 4- 24/ 42
21.4%
33.3%
42.9%
73%
74%
59.5kg〜 0- 0- 0- 0/ 0
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

表6はダート1400〜1800mにおけるハンデ戦の斤量別成績。良・稍重で好数字をマークしているのは57.559キロ。複勝率は50%を超え、単・複回収率も100%前後をマーク。しかし57.559キロも重・不良になると、大きくは落ち込んではいないが、良・稍重の成績と比較すると物足りない

■表7 ダート1900〜2100mにおけるハンデ戦の斤量別成績

馬場
斤量
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
良・稍重
〜49kg 0- 0- 0- 5/ 5
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
49.5〜51kg 1- 2- 0- 31/ 34
2.9%
8.8%
8.8%
242%
70%
51.5〜53kg 3- 4- 3-101/111
2.7%
6.3%
9.0%
50%
68%
53.5〜55kg 14- 15- 18-191/238
5.9%
12.2%
19.7%
102%
85%
55.5〜57kg 18- 16- 17- 96/147
12.2%
23.1%
34.7%
75%
83%
57.5〜59kg 3- 2- 1- 9/ 15
20.0%
33.3%
40.0%
100%
64%
59.5kg〜 0- 0- 0- 0/ 0
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
重・不良
〜49kg 0- 0- 0- 0/ 0
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
49.5〜51kg 0- 0- 0- 5/ 5
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
51.5〜53kg 2- 1- 0-13/16
12.5%
18.8%
18.8%
118%
68%
53.5〜55kg 1- 2- 4-30/37
2.7%
8.1%
18.9%
10%
94%
55.5〜57kg 1- 2- 1-12/16
6.3%
18.8%
25.0%
50%
71%
57.5〜59kg 1- 0- 0- 1/ 2
50.0%
50.0%
50.0%
185%
90%
59.5kg〜 0- 0- 0- 0/ 0
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

表7はダート1900〜2100mにおけるハンデ戦の斤量別成績。良・稍重では57.559キロが優秀。複回収率は物足りないが、その他の数字は好数字をマークしている。

重・不良ではサンプルが少ないため、なんとも言えないところ。一応、51キロ以下の好走馬はまだ出ていない。

■表8 ダート2200m以上のハンデ戦の斤量別成績

馬場
斤量
着別度数
勝率
連対率
複勝率
単回収率
複回収率
良・稍重
〜49kg 0- 0- 0- 2/ 2
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
49.5〜51kg 0- 0- 2- 11/ 13
0.0%
0.0%
15.4%
0%
45%
51.5〜53kg 1- 1- 1- 27/ 30
3.3%
6.7%
10.0%
58%
35%
53.5〜55kg 2- 4- 5- 25/ 36
5.6%
16.7%
30.6%
86%
123%
55.5〜57kg 5- 1- 0- 12/ 18
27.8%
33.3%
33.3%
87%
51%
57.5〜59kg 0- 2- 0- 2/ 4
0.0%
50.0%
50.0%
0%
207%
59.5〜 0- 0- 0- 0/ 0
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
重・不良
〜49kg 0- 0- 0- 0/ 0
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
49.5〜51kg 0- 0- 0- 4/ 4
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
51.5〜53kg 0- 1- 1- 0/ 2
0.0%
50.0%
100.0%
0%
525%
53.5〜55kg 1- 0- 1-10/12
8.3%
8.3%
16.7%
17%
48%
55.5〜57kg 1- 1- 0- 3/ 5
20.0%
40.0%
40.0%
214%
100%
57.5〜59kg 0- 0- 0- 0/ 0
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%
59.5〜 0- 0- 0- 0/ 0
0.0%
0.0%
0.0%
0%
0%

最後に表8を見てほしい。表8はダート2200m以上のハンデ戦の斤量別成績。ダート2200m以上のハンデ戦はほとんど行われていないため、なんとも言い難い。出走例がソコソコある中では良・稍重の55.557キロの勝率27.8%と連対率33.3%が優秀

全体的に良・稍重では斤量が重くなればなるほど勝率、連対率、複勝率は伸びている。しかし重・不良になるとその傾向は薄れ、斤量が重いアドバンテージは無くなる。そして軽量馬は良・稍重より重・不良の成績の方が良いことがわかった。つまり「ハンデ戦において馬場が悪い場合(重・不良、軽量馬の好走率はアップする(斤量が重い馬の好走率はダウンする)」の仮説は成り立つと言えるだろう。そして「ハンデ戦において斤量が重くなればなるほど好走率がアップする」という定説は「馬場が良ければ(良・稍重なら)」というカッコつきで理解する必要が出てきた
マーメイドSに話を戻せば、芝1900〜2100mのハンデ戦で馬場が重・不良の条件は軽量馬の好走が特に目立つ条件だった。49キロ以下では過去10年トーホウシャインの好走だけだが、49.5〜53キロで好走馬が多く、単・複回収率が100%を超えていることに気づいていれば、トーホウシャインを拾えたかもしれない。
今週末に行われる函館SSを始め、夏は比較的ハンデ重賞の多い季節。馬場が良くても悪くても今回のデータは活用できるし、ハンデ戦で取捨に悩んだ際にはぜひとも参考にして頂きたい。

ライタープロフィール

フランキー森山(ふらんきー もりやま)

1984年1月、神奈川県生まれ。重賞レースにおいては、毎年同じようなステップで出走してくる馬が多いことから、データ競馬の有効性に着目。データde出〜たでは主に過去の好走馬の実績を重視し、予想を展開している。馬券を買うのはもちろん、競馬場へ行くことも好きなタイプ。好きなレースは平安S。05年に中央競馬の全場踏破達成。その後は、地方、海外の競馬場へもたびたび訪れている。

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