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第140回 菊花賞への道!神戸新聞杯を占う!

2007/9/20(木)

今週は阪神で菊花賞への重要トライアルの神戸新聞杯が行われる。今年から距離が2400mに伸びたためデータ的に占うのは難しそうだが、昨年までの神戸新聞杯のデータに旧京都新聞杯等のデータまで加味して占ってみようと思う。

今週は中山でオールカマーが、阪神で神戸新聞杯が行われる。オールカマーは天皇賞秋の、神戸新聞杯は菊花賞のそれぞれ重要なステップレースであるのだが、神戸新聞杯は今年から2400mへと距離変更されたため、過去データをもとに分析する当欄としてはオールカマーに関しての原稿を書きたいところだ。しかし、原稿を書くにあたって過去2年の当欄を振り返ったところ、過去2年ともオールカマーの予想を行っていたではないか。さすがに3年連続で同じレースを予想されても困るであろうということで、今週は思い切って?神戸新聞杯について占ってみようと思う。

神戸新聞杯は現在では菊花賞の最重要ステップレースではあるが、1999年以前は現在はダービーのステップとなっている京都新聞杯が最重要ステップとして10月上旬に行われていた。京都新聞杯が秋に行われていた時代は、ダンスインザダークや、マチカネフクキタルあたりが当レースと本番の菊花賞をともに連勝するなど、とても関連性が深いレースであった。だが、2000年に京都新聞杯が日程移動して神戸新聞杯が関西唯一のステップとなってからは、ここ2年は連続して本番での好走馬を輩出しているものの、シンボリクリスエスのように天皇賞のステップとして出走する馬がいたり、春のG1好走馬が勝てなかったり、逆にここで勝った馬があまり菊花賞で勝てなかったなど、京都新聞杯時代と比較して菊花賞との関連性が変化してきた感じがしていた。そこへ2400mへの距離変更があったわけで、どうなっていくのだろうかと思うところではあるが、個人的には距離延長よって今までより菊花賞に結びつくようになるのでは?という気がしている。

今週は、その神戸新聞杯について占っていくわけだが、上記のような理由から
・それでも実施時期は一緒だから2000年以降の神戸新聞杯の結果から占う。
・距離が長くなるので(距離が近い)1999年以前の京都新聞杯の結果から占う。
という観点に加え、
・阪神2400mってどんなコースか?
という観点からも少し見ていこうと思う。

なお、データの調査・集計にあたってはいつもの通りJRA-VAN Data Lab.Target frontier JVを利用した。

 

■表1 2000-2006年の神戸新聞杯の3着以内馬
馬名
性齢
騎手名
斤量
人気
東西
前走
距離
人気
着順
2006
1
ドリームパスポート
牡3
高田潤
56
3
西
ダービー
2400
7
3
2
メイショウサムソン
牡3
石橋守
56
1
西
ダービー
2400
1
1
3
ソングオブウインド
牡3
武幸四郎
56
6
西
ラジオNIKEI賞
1800
2
2
2005
1
ディープインパクト
牡3
武豊
56
1
西
ダービー
2400
1
1
2
シックスセンス
牡3
上村洋行
56
5
西
ダービー
2400
7
3
3
ローゼンクロイツ
牡3
安藤勝己
56
6
西
ダービー
2400
4
8
2004
1
キングカメハメハ
牡3
安藤勝己
56
1
西
ダービー
2400
1
1
2
ケイアイガード
牡3
松永幹夫
56
3
西
ラジオたんぱ賞
1800
1
1
3
ハーツクライ
牡3
武豊
56
2
西
ダービー
2400
5
2
2003
1
ゼンノロブロイ
牡3
デザーモ
56
3
ダービー
2400
3
2
2
サクラプレジデント
牡3
武豊
56
1
札幌記念
2000
2
1
3
ネオユニヴァース
牡3
福永祐一
56
2
西
宝塚記念
2200
2
4
2002
1
シンボリクリスエス
牡3
岡部幸雄
56
1
ダービー
2400
3
2
2
ノーリーズン
牡3
武豊
56
2
西
ダービー
2400
2
8
3
ナムラサンクス
牡3
橋本美純
56
11
西
博多S
1800
2
5
2001
1
エアエミネム
牡3
松永幹夫
56
1
西
札幌記念
2000
2
1
2
サンライズペガサス
牡3
池添謙一
56
7
西
玄海特別
2000
2
2
3
クロフネ
牡3
蛯名正義
56
2
西
ダービー
2400
2
5
2000
1
フサイチソニック
牡3
四位洋文
56
3
西
HTB賞
2000
1
1
2
アグネスフライト
牡3
河内洋
56
2
西
ダービー
2400
3
1
3
エアシャカール
牡3
武豊
56
1
西
キングジョージ
2400
-
5

まずは2000年以降の神戸新聞杯から見ていくこととする。表1ではいつも通り、成績を振り返っているが、多くの方が知っているであろう春のG1好走馬が多いというのが第一印象。秋の大きなところを獲りに行くためのレースなのだからそうなるのは当然の成り行きであろうし、全体的に平穏な傾向にあるようだ。ただ、常に平穏というわけでは無いだろうということで、表2では各馬の春のG1の成績、その他の実績を調べてみた。

 

■表2 2000-2006年の神戸新聞杯の3着以内馬(2)
馬名
皐月賞
ダービー
最長出走距離
その他実績
2006
1
ドリームパスポート
2着
3着
芝2400m
きさらぎ賞1着
2
メイショウサムソン
1着
1着
芝2400m
スプリングS1着
3
ソングオブウインド
未出走
未出走
芝2000m
ラジオNIKKEI賞2着
2005
1
ディープインパクト
1着
1着
芝2400m
弥生賞1着
2
シックスセンス
2着
3着
芝2400m
3
ローゼンクロイツ
9着
8着
芝2400m
毎日杯1着
2004
1
キングカメハメハ
未出走
1着
芝2400m
NHKマイルC1着他
2
ケイアイガード
未出走
未出走
芝2000m
ラジオたんぱ賞1着
3
ハーツクライ
14着
2着
芝2400m
京都新聞杯1着
2003
1
ゼンノロブロイ
未出走
2着
芝2400m
青葉賞1着
2
サクラプレジデント
2着
7着
芝2400m
札幌記念1着
3
ネオユニヴァース
1着
1着
芝2400m
スプリングS1着他
2002
1
シンボリクリスエス
未出走
2着
芝2400m
青葉賞
2
ノーリーズン
1着
8着
芝2400m
3
ナムラサンクス
未出走
未出走
芝2400m
古馬1000万戦1着
2001
1
エアエミネム
未出走
未出走
芝2200m
札幌記念1着
2
サンライズペガサス
未出走
未出走
芝2400m
古馬1000万戦2着
3
クロフネ
未出走
5着
芝2400m
NHKマイルC1着他
2000
1
フサイチソニック
未出走
未出走
芝2000m
芝[3-0-0-0]
2
アグネスフライト
未出走
1着
芝2400m
京都新聞杯1着
3
エアシャカール
1着
2着
芝2400m

表2から一番わかりやすいのは、2001年を除いた全ての年で皐月賞かダービーの連対馬が必ず連対しているということであろう。春のG1実績馬を距離延長後も神戸新聞杯では中心に据えていくべきであろうというのは誰でも思うであろう。やはり最上位に位置づけるべきであろう。

次の候補は重賞勝ち馬。昨年の菊花賞馬ソングオブウインドにケイアイガード、エアエミネムあたりが該当するわけだが、このグループに関しては距離実績も見てみたほうがよいかもしれない。結果的にソングオブウインドは菊花賞を勝っているため距離適正云々を言えるわけではないのだが、少なくともこの時点ではエアエミネム以外の2頭は距離経験が2000mまでしかないため、重賞を勝っているからといって2400mになる今年以降のこのレースで安易に飛びつくようなことはしないほうがよいかもしれない。皐月賞、ダービー好走組の次位候補という位置づけは保つ必要がありそうだ。

後のグループとしては古馬との条件戦から臨戦してきた馬。ナムラサンクス、サンライズペガサス、フサイチソニックあたり。ここはちょっと微妙だが、重賞勝ち馬のグループ同様、距離適正まで見て決めた方がよいかもしれない。

 

■表3 1996-1999年の京都新聞杯の3着以内馬
馬名
性齢
騎手名
斤量
人気
東西
前走
距離
人気
着順
1999
1
アドマイヤベガ
牡3
武豊
57
2
西
ダービー
2400
2
1
2
ナリタトップロード
牡3
渡辺薫彦
57
1
西
ダービー
2400
1
2
3
メジロロンザン
牡3
幸英明
57
13
九十九里特別
2500
3
3
1998
1
スペシャルウィーク
牡3
武豊
57
1
西
ダービー
2400
1
1
2
キングヘイロー
牡3
福永祐一
57
2
西
神戸新聞杯
2000
1
3
3
タヤスメドウ
牡3
土肥幸広
57
16
西
布引特別
2500
9
2
1997
1
マチカネフクキタル
牡3
南井克巳
57
1
西
神戸新聞杯
2000
2
1
2
パルスビート
牡3
四位洋文
57
3
西
朝日チャレンジC
2000
1
3
3
メジロブライト
牡3
松永幹夫
57
2
西
ダービー
2400
1
3
1996
1
ダンスインザダーク
牡3
武豊
57
1
西
ダービー
2400
1
2
2
カシマドリーム
牡3
的場均
57
4
セントライト記念
2200
4
7
3
ロイヤルタッチ
牡3
岡部幸雄
57
2
西
函館記念
2000
1
6

ここからは1996年から1999年までの京都新聞杯を思い起こしてみようと思う(もはや連対馬のほとんどが種牡馬となってしまって時間がたった感じがとてもあるのだが)。こちらに関しても神戸新聞杯同様に春のG1好走馬が多く並んでいる。要するに距離は変わっても春のG1好走馬は秋も好走が見込めるということだろうか。

 

■表4 1996-1999年の京都新聞杯の3着以内馬(2)
馬名
皐月賞
ダービー
最長出走距離
その他実績
1999
1
アドマイヤベガ
6着
1着
芝2400m
ラジオたんぱ杯3歳S1着他
2
ナリタトップロード
3着
2着
芝2400m
弥生賞1着他
3
メジロロンザン
未出走
未出走
芝2500m
1998
1
スペシャルウィーク
3着
1着
芝2400m
弥生賞1着他
2
キングヘイロー
2着
14着
芝2400m
東スポ杯3歳S1着
3
タヤスメドウ
未出走
未出走
芝2500m
1997
1
マチカネフクキタル
未出走
7着
芝2400m
神戸新聞杯1着
2
パルスビート
未出走
未出走
芝2200m
古馬G3北九州記念2着
3
メジロブライト
4着
3着
芝2400m
共同通信杯1着他
1996
1
ダンスインザダーク
未出走
2着
芝2400m
弥生賞1着
2
カシマドリーム
未出走
未出走
芝2400m
重賞2着2回
3
ロイヤルタッチ
2着
4着
芝2400m
きさらぎ賞1着他

ということでこちらに関しても共通点を洗い出したいところだが、表2とほぼ似た感じなのでここでまとめてしまうと、春のG1組に関しては
(1)皐月賞、ダービーともに3着以内かつどちらかで連対している馬
(2)皐月賞は不出走だが、ダービーで連対した馬
(3)皐月賞連対後、ダービーで(適度に)敗退した馬
あたりが中心になってくるのかと思われる。(1)、(2)に関しては距離実績もあるので今年からの神戸新聞杯でも中心となっていくのであろうが、(3)の場合は距離が持つのかについて多少は気にした方が良いかもしれない。それ以外にも「皐月賞かダービーのどちらかだけ3着」、「皐月賞、ダービーともに4着以下」といったパターンの好走例もあることはあるが、このケースに関しては例が少ないことや、あって3着までなど、少々割り引いて考える必要があると思われる。

あと、表4で穴馬を考える際に、タヤスメドウやメジロロンザンのような、長距離の条件戦で古馬相手に好走してきた馬というのも検討すべきではないかと思う。表2でも取り上げたが、古馬相手の好走馬が2000m時代の神戸新聞杯でも好走していたが、距離が伸びるということを踏まえると、こちらの例のように長距離の条件戦で古馬相手に好走していた馬については多少は注意してみてもよいかもしれないと思っている。

 

■表5 阪神芝2400mの脚質別成績(対象は全てのレース)
項目
1着
2着
3着
4着以下
出走数
勝率
連対率
3着内率
逃げ
1
0
2
8
11
9.1%
9.1%
27.3%
先行
4
4
4
35
47
8.5%
17.0%
25.5%
差し
3
5
2
41
51
5.9%
15.7%
19.6%
追込
3
2
3
29
37
8.1%
13.5%
21.6%

そして、阪神芝2400mの情報をということで、表5に阪神芝2400mの脚質別成績、表6に阪神芝2400mの枠番別成績をそれぞれまとめてみた。コースとしては内回りの芝2000mと同じ場所からスタートし、外回りで回ってくるというコース形態。JRA-VANケータイサイトの「コース解説」によれば「決め手の優劣がそのまま勝敗に直結する」、「直線外からの差し・追い込みも十分に決まる」、「逃げ馬にとっては小細工がしにくく、純粋に能力が高い馬でないと最後まで残すのは厳しい」とのこと。力の無い逃げ馬、決め手に欠ける馬はやや割引と言ったところか。

 

■表6 阪神芝2400mの枠番別成績(対象は全てのレース)
1着
2着
3着
4着以下
勝率
連対率
3着内率
1枠
0
1
2
11
0.0%
7.1%
21.4%
2枠
4
1
1
8
28.6%
35.7%
42.9%
3枠
2
2
0
13
11.8%
23.5%
23.5%
4枠
1
1
3
14
5.3%
10.5%
26.3%
5枠
1
1
2
15
5.3%
10.5%
21.1%
6枠
1
2
0
18
4.8%
14.3%
14.3%
7枠
1
2
2
16
4.8%
14.3%
23.8%
8枠
1
1
1
19
4.5%
9.1%
13.6%

こちらは枠番別成績。そもそも阪神芝2400mはできて日が浅いコースで、数もそこまで多くないので参考程度にとどめておきたいが、2枠の好成績ぶりは目を引くところだ。外枠にいくにつれやや成績が悪い感じがする。

 

【結論】

ということで、結論なのだが、ここで好走しそうなパターンを以下のように設定してみた。

(1)皐月賞、ダービーともに3着以内かつどちらかで連対している馬
(2)皐月賞は不出走だが、ダービーで連対した馬
(3)皐月賞連対後、ダービーで(適度に)敗退した馬(ただし、距離適正も検討の必要あり)
(4)その他重賞勝ち馬(ただし、距離適正も検討の必要あり)
(5)古馬相手の条件戦好走馬(ただし、距離適正も検討の必要あり)

 

■表7 今年の神戸新聞杯の登録馬
馬名 前走成績 皐月賞 ダービー 出走最長距離 連対最長距離 重賞実績
アサクサキングス 宝塚記念15着 7着 2着 芝2400m 芝2400m きさらぎ賞1着
アドマイヤミリオン 不知火特別1着 不出走 不出走 芝1800m 芝1800m
ウインボールド 500万下1着 不出走 不出走 芝2400m 芝2000m
ヴィクトリー ダービー9着 1着 9着 芝2400m 芝2000m 皐月賞1着
エーシンダードマン ラジオNIKKEI賞8着 不出走 不出走 芝2400m 芝2400m
ギムレットロック 500万下1着 不出走 不出走 芝2600m 芝2600m
コスモグルミット 野分特別5着 不出走 不出走 芝2400m 芝2400m
ゴールドキリシマ 白百合S11着 不出走 不出走 芝2200m 芝2000m
タスカータソルテ ダービー11着 不出走 11着 芝2400m 芝2200m 京都新聞杯1着
テンエイヤシャマル 500万下4着 不出走 不出走 芝2400m 芝2000m
ディープスピリット 500万下1着 不出走 不出走 芝2000m 芝1800m
トーセンアーチャー ラジオNIKKEI賞5着 不出走 15着 芝1800m ダ1600m
トーセンマーチ ダービー15着 不出走 15着 芝2400m 芝2400m
ドリームジャーニー ダービー5着 8着 5着 芝2400m 芝2000m 朝日杯FS1着
フェザーケープ ラジオNIKKEI賞15着 不出走 不出走 芝2400m 芝2400m
ヒラボクロイヤル ダービー16着 不出走 16着 芝2400m 芝2400m 青葉賞1着
フサイチホウオー ダービー7着 3着 7着 芝2400m 芝2000m 共同通信杯1着他
ベイリングボーイ 500万下1着 不出走 不出走 芝2200m 芝2000m
ホクトスルタン 阿寒湖特別1着 不出走 不出走 芝2600m 芝2600m
マイネルキーロフ 白井特別1着 不出走 不出走 芝2200m 芝2000m
マイネルクルーガー 玄海特別7着 不出走 不出走 芝2200m 芝2000m
マルモコウテイ 500万下1着 不出走 不出走 芝2600m 芝2600m
マンハッタンスカイ みなみ北海道S7着 不出走 不出走 芝2600m 芝2600m
メトロシュタイン 500万下12着 不出走 不出走 芝2400m 芝2400m
ローズプレステージ 目黒記念11着 不出走 不出走 芝2500m 芝2200m
(注)登録馬は9月19日正午現在。

さて、特別登録馬を見ていこう。この中では春G1で人気を裏切ったフサイチホウオーが今度こそはということで人気の中心になるのだろうか。フサイチホウオーは皐月賞3着もダービーでは1人気を裏切って7着。京都新聞杯時代に皐月賞、ダービーともに4着以下のメジロブライトが3着に来ているが、この馬も過去のデータから判定するとやや怪しいパターンと言える。少なくとも上記(1)〜(3)のどれにも該当しないため、他の馬を見てから最終的に判断する。

フサイチホウオーとともに人気となりそうなのが皐月賞馬ヴィクトリー。皐月賞1着からダービー9着となっているが、これは過去の神戸新聞杯でサクラプレジデント(皐月賞2着からダービー7着)やノーリーズン(皐月賞1着からダービー8着)が盛り返して来た(3)に該当することからもあまり気にする必要は無いと思う。当時より距離が伸びているため、2000m超の距離実績がないのがやや不安だが、父ブライアンズタイム、母グレースアドマイヤから見て持つものと判断し、中心に推そうと思う。

このほかの春G1出走組ではアサクサキングス、タスカータソルテ、ドリームジャーニー、ヒラボクロイヤル。
アサクサキングスは本来ならば強いはずのダービー2着馬なはずだが、スローのダービーで逃げ残って2着ということで評価が難しい。タスカータソルテ、ヒラボクロイヤルにしても重賞勝ちという条件は満たすも、ダービーではやややや負けすぎの感があること、ドリームジャーニーに関してはG1馬であることに敬意を表しつつも、近走の成績に加え、1600m超の距離で連対実績がないことから判断すると、どうしても狙いが下がってしまう。

春のG1組に強力な軸馬がいないため、条件戦組を見てみるが、こちらもやや手薄。古馬相手に1000万条件の勝利経験のあるマンハッタンスカイやホクトスルタン、アドマイヤミリオンあたりに手が出そうだが、先行脚質がこのコースに合うかどうか不安であったり、一気の距離延長など、魅力より不安点の方が大きい感じがする。500万下組に関してもややパンチに欠ける印象だ。

とここまで見てきたが、最終結論としては元気の良い上がり馬も見られないので、春のG1組を上位とみなし、ヴィクトリーを中心にしフサイチホウオーや春のG1出走馬(ここでは2200m以上の重賞勝ち実績に敬意を表してタスカータソルテヒラボクロイヤルを3,4番手の推奨とする)を相手に考え、1,2着は割と平穏に、3着に関しては条件戦上がりまで含めて広めに見ようと思っている。しかし、不安項目もそれなりにあるので、波乱が起こることも頭の片隅に入れた馬券戦略に取り組みたいところだ。

 

2007/4/15 中山11R 皐月賞(Jpn1)
1着17番 ヴィクトリー
2007/2/4 東京11R 共同通信杯(Jpn3)
1着3番 フサイチホウオー
2007/4/15 中山11R
皐月賞(Jpn1)
1着 17番 ヴィクトリー
2007/2/4 東京11R
共同通信杯(Jpn3)
1着 3番 フサイチホウオー

ライタープロフィール

ヒノデクロス(ひのでくろす)

1976年6月、静岡県生まれ。大学卒業後、都内のシステム開発会社勤務。競馬歴は15年ほど、好きな馬はヒロデクロスとダンスインザダーク。「同じようなレースではおおよそ同じような結果になる」とのことで重賞を中心に過去データの観点から予想を行っている。趣味はサッカー、フットサル。日本代表と清水エスパルスおよび柴犬をこよなく愛す。

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